挿絵のほうはできてから、話にぶち込むのでお待ちをw
今回はどんな回になるのか!みなさんお楽しみに
「えっと、ユニちゃん…あのさぁ…」
士倉 碧は、オドオドしながらユニに話しかける。
かくれんぼをしていた時に、ユニに対して変態な事をしてしまった為、さっきから碧は無視されているのだった。
かと言って近づいたり、謝ろうとしようとしても…
「……来ないでください。」
と、拒否を喰らい、逃げられる。
碧はそれの繰り返しをずっとしていたのだった。
「はぁ…やっちまった。流石に今回ばかりは見事に嫌われた。いや、他の女の子にも言えるかもだけど…」
ユニに嫌われたと思った碧は、ガクッと肩を落として落ち込む。
そんな時、ネプギアが碧に近づいてきた。
「あ、あの…ユニちゃんは許してくれましたか?」
ネプギアは気まずそうに碧に聞くが、物凄い勢いで落ち込んでいる碧の姿を見て、失敗した事がわかったようだ。
「あ、碧さん!大丈夫ですよ!きっとユニちゃんは許してくれますよ!いくら、碧さんがエッチな人でも!」
グサッ
碧の心には、きっとそんな音が突き刺さっただろう。
ネプギアに悪気はない。だが、最後のセリフは要らなかったように感じる。
「ふふ…どうせ俺は変態でスケベな最低野郎だよ…」
「あわわ!ち、違いますよ!元気だしてください!」
ネプギアの励ましは続くが、今の碧に届くかどうかはいささか、謎である。
そんな時、ラムとロムが絵かき道具みたいなものを持ちながら、部屋に入ってきた。
ネプギアと碧に近づいてくる。あの、2人はまだかくれんぼで体力を使っても元気そうだった。
「碧!ネプギア!一緒にお絵描きしよー!」
ラムが元気そうに碧とネプギアに絵かき道具をわたしてくる。
「…?碧さん。元気ない?」
すると、ロムが碧の様子を察したのか、心配した顔で除きこんでくる。
碧も、流石にロム達を心配させたくなかったのか、ただなんでこうなったのか説明する訳にもいかないのか、2人に笑顔で話しかける。
「ううん!大丈夫だよ。ロムちゃん!お絵描きだね?ちょっと貸して、描いてあげる。」
すると、碧は2人からスケッチブックをかりて、絵を描き始めた。
ネプギアもラムもロムもその様子をジーと見ていた。
何かを描いている碧は、今までの様子と違って、集中した面持ちだった。
「ほい。出来たよ、みんな。」
描けた絵は、そのまま三人にわたす。
三人共その絵を見た後、驚いた。
そこには、女神候補生のみんなが漫画チックな雰囲気で描かれていたのだ。
「わあ!みんな描かれてる!?すっごーい!碧は絵をかけるんだ!」
ラムがはしゃいだ様子で喜んでいる。
「すごい…(ドキドキ)」
「碧さん!いいじゃないですか!」
ロムもネプギアも褒めてくれる。
その姿を見て、碧も元気が出たのかニッコリと笑う。
「いやー!あっちの世界で絵を描いてたからね。こうゆうのは得意なんだ!良かったら、その絵はあげるよ。」
「いいの!?やったー!」
ラムがはしゃぐ。嬉しそうに喜ぶ姿は、女神候補生と言ってもまだ子どもである。と碧は思った。
そんな中、ロムとネプギアは碧を袖を引っ張る。
碧はなんだと思いながら、ふたりに振り向く。
若干上目遣いでビックリする。
「あ、あの…私も描いてほしいなぁなんて」
「わ、わたしもお願い…」
碧は2人の頭を撫でて、再び絵を描き始めた。
絵があって良かったと碧はホッと胸を撫で下ろした。
ユニと仲直りする方法も、考えるかとかんじながらペンをうごかした。
トゴァアアアアン!!!
「「「「⁉」」」」
だが、そんな楽しいひと時に、ラスティションに大きな爆発音が響く。
ネプギアもさっきまで遊んでいた女の子の顔じゃなく、女神のようなキリッとした顔つきになり、ラムとロムもただ事じゃない様子にネプギアに近づく。
「ね、ネプギアちゃん!」
ラムの声に、ネプギアは2人に言う。
「外できっと何かあったんだ!、2人共ついてきて!碧さんもお願いします!」
碧は、スッと立ち上がって、気合いをいれる。
ラスティションに何かあったとなればただ事じゃないはずである。
「ネプギア!行こう!」
碧達はそのまま、協会の外まで走った。
⚫⚫⚫⚫⚫⚫
「な!こ、これは…」
碧は外に出て、驚愕した。外では逃げ惑う人々と、建物などを破壊して回っているモンスターたちがウヨウヨといたのだ。
「そ、そんな!いつの間にこんな数のモンスターがラステイションに!?」
ネプギアはこの外の様子が信じられないようだった。
それはラムやロム、碧も同感だった。さっきまで平和で静かだった場所が一瞬で破壊されている光景は現実味がなかったのだ。
だからと言って、このまま茫然としているわけもなく、ネプギア、ラム、ロムはすぐに女神化をした。
「碧さん!逃げ遅れている人の避難誘導をお願いします!私たちは、モンスターを退治してきます」
「お願いね!碧!」
ネプギアとラムの言葉に碧はうなづいて、自分の持っている力で、変身してその場から駈け出した。
その姿を見た3人も、その場から飛び立って、モンスター退治に向かうのだった。
「おーい!みんな!こっちだ!速く逃げろ!」
碧は逃げ遅れている人を、まだモンスターが暴れていない場所までと誘導する。
その中で逃げ遅れている人。、たとえば怪我をしている人。小さい子供達。お年寄りの人には手を貸して、運んで行った。
協力してくれる人もいてくれて、その人たちの力も借りて、誘導した。
こっちのほうは問題ないかと思ったが、モンスターが逃げている人を追いかけて、こっちまで来ていた。
「やばいな!みんな!全力で走って!ここは俺が押さえますから!」
と言って、碧は壁になるようにモンスターに立ち向かう。今、この場で戦えるのは碧だけである。かれまで逃げ出すわけにはいかないのだ。
「さて!一気に…ん?あれは……」
碧はモンスターが来るのを待ち構えていたが、そのモンスターの他に誰かが走って逃げているのが見えた。
「……まじか。あれはユニちゃんじゃないか!?しかも、周りには子供が数人いる。まさか守りながら逃げているのか!?」
碧はまずいと感じたのか、一気に駈け出して、ユニのところに駆け寄る。
「く!こんの!パラライズショット!!」
ユニは子供たちを守りながら、戦っている。子供たちは恐怖で泣いている。
「ぅぁぁ!怖いよぉ!お姉ちゃん!!」
「みんな!大丈夫よ!アタシがついてるから!絶対に助けてあげる!!」
銃を乱射して、モンスターを撃ち落とすユニ。すごいが、ずっと一人で戦っていた為か、その分疲労も大きいはずだった。
「はあ!…はあ!…アタシは女神候補生のユニよ!絶対に全部守ってあげるんだから!!」
ユニは必死の思いで銃を撃つ。ただ、モンスターはさらに数を増やしてくる。守りながら戦うのには限界があった。
(く!こんなところで…)
ユニがそう思った瞬間。ユニ立ちの前に飛んでくるくる人影があった。
それは碧だ。
「うおらああああ!!ブレイクパンチ!!!」
思いっきり放ったこぶしはモンスターを吹き飛ばし、他のモンスターも巻き込んだ。
ユニはそれを見て、驚いた。
「あ……し、士倉さん?」
それはそうだ。さっきまで、変態で自分にセクハラまがいのことをしていた人物が、一撃でモンスターを吹き飛ばす攻撃したのだから
「大丈夫!?ユニちゃん!怪我はない!?」
碧はユニに言う。ユニは驚きながらも、うなづく。それを見た碧はほっとしたような顔になって、泣いている子供たちにも駆け寄る。
「ほら。みんな!たすけにきたから大丈夫だよ。」
頭をなでて、子供達を落ち着かす碧。子供達も少し安心したのか、泣きやんだ。
「じゃあ、ユニちゃん、急いで子供達を向こうまで避難させよう。っていうか本当に大丈夫?」
走りながら、碧が心配するように言う。なぜなら、ユニもあきらかに体力をつかっているのか顔に疲れが出ている。それにモンスターから子供達を守ってたのか、ところどころに傷も目立っていたのだ。
「あ、はい!大丈夫です!まだまだこれぐらいじゃへこたれません!」
ユニはそう返事する。ただ、碧にとって、それセリフは明らかに無理しているように聞こえた。
「それならいいけど…ずっとユニちゃん一人で戦ってたんだ。無理はせずに俺にも頼ってくれよ!」
ユニは、その言葉に少し難しそうな顔をした。
「わかってます…でも、アタシはラステイションの女神です!お姉ちゃんの変わりに私が頑張らないといけないんです!」
碧はそれ以上言えずに、一緒に走りだす。とりあえず、さっきまでの安全地域までは戻ってこれた。
「よし!ここから近くに避難所がある!そこまで一気に行くよ!」
碧の言葉に子供達はうなづく。もう少しだ…そう、思った時だった。
「グギャぁああああ!!」
横の道から、モンスターが迫ってきていた。ユニは急いで子供たちの前に立つ。
「みんな!ここは任せて全力で走って!!」
ユニの言葉に子供達は必死に走りだす。ユニはモンスターに立ち向かおうとするが、一瞬だった。
そのモンスターは目にもとまらぬ速さでユニの後ろにまわりこんだのだった。
(な!?うそ!?アタシの眼で追えないなんて…)
ユニが振り向くと同時にモンスターの爪がユニに襲いかかる。
ザジュ!!!
貫く音が、その場に不備く。ユニはやられたと思ったが、自分に痛みはなかった。
「え?…」
驚くユニ。
目の前には、お腹を貫かれている碧の姿があったのだ。
「し、士倉さあああああん!!!」
あ、碧いいいいいいい!!!
ユニを守って貫かれた碧!次回、主人公死す!?