今回のヒロインはサイバーコネクトツーちゃんです!
さぁどうなるか、刮目してください!
⚠︎
すみませんが、少し話の内容を変え、特別キャラクターは出さない感じで変更しました!
申し訳ありません。
ちなみに超女神信仰ノワールのキャラクターだったんですが、またしっかりとした形で出したいと思います!
すいません!
「ふぅ…やっとついたか」
アタシはサイバーコネクトツー。
今アタシは、ある村に来て居た。その場所はプラネテューヌの端っこにある。
クエストの対象物がこの村の近くにあるので、この村を拠点に進めるつもりなんだ。
にしても、空気が良い場所だなぁ
ちょっとした気分転換にはいいかもしれないね
「さて、とりあえず宿を取らないといけないな」
アタシは、荷物を抱えて宿に向かって歩き出した。
⚫︎⚫︎⚫︎
「いらっしゃいませー♫ようこそ!我が宿へ!」
宿に入ると、可愛らしい元気な女の子が出迎えてくれた。
いいね、これぐらいの元気のある出迎えは、こっちまで元気になるよ!
「あの、宿を取りたいんだけど、いいかな?」
「はい!お客様は1名ですか?」
「はい。1人です。」
「わっかりましたー♫じゃあ、この103号のお部屋を使ってくださーい!」
アタシは、部屋の鍵を受けとる。
よし、とりあえず今日はこの宿でゆっくりするかな。
クエストは採取のだから、ゆっくりでも大丈夫だし…
「じゃあ、お客様ー!案内します!あ、案内は彼がしますね?」
女の子は、そう言って誰かを手で指差す。
まぁまぁ大きい宿だから、流石に1人って事はないだろうしね
さて!部屋がどんな感じか楽しみだな!
って…
「こんにちは。宿を案内しますねお客様」
アタシの前に現れたのは、宿の制服を着て、営業スマイルをしている士倉 碧くんだった。
ええええええええええええ!?
あ、碧くん?!
「ちょ、ちょっと!?あ、碧くん!?どうして?!行方不明になってたんじゃ!?」
「え?ど、どうしました?お客様…?」
「ど、どうもなにも…アタシだよ?!サイバーコネクトツーだよ!?」
アタシは、彼の肩をもってゆさぶる
だが、彼はまるで意味がわからないような表情でアタシを見てた
ま、まさか碧くん…
「あ、碧くん…君は半年前のルウィーのクエストで行方不明になってるんだよ?…覚えてないの?」
「あ、あの…すいません…覚えてないです…僕、記憶がないんです」
そ、そんな…記憶喪失!?
あ、碧くんが!?
アタシが唖然としていると、さっきの女の子が来てどうかしたのか?と慌てていた
私は驚きのあまりかたまった。
なんせ、半年前に行方不明になったまま見つからなかった友人が、こんな場所で見つかったからだ
しかも、記憶喪失で…
⚫︎⚫︎⚫︎
「えっと…じゃあ、彼はボロボロになった状態でこの近くにあった海で発見されたと?」
アタシは今、宿の女の子から話しを聞いていた。
なんで、碧くんが記憶喪失でこの場所にいるかを
彼女の話しだと、碧くん…名前は忘れちゃてるらしいから、今の名前は彼女がつけてくれて、太郎って名前になってるらしい…
で、彼女が釣りに海の方に出かけた時に、ボロボロになっていた碧……太郎くんを見つけたらしい。
今にも死にそうだったらしく、彼女は急いで村人を呼んだりして、碧…太郎くんを介抱したんだらしい。
あお…太郎くんは傷の方は二週間かそこらで治ったらしく、意識もその時に取り戻したようだ。
みんなはびっくりしたけど、記憶を無くしている彼をほっとけないってなったらしく宿の店員として雇う事にしたのだった。
流れとしてはこんな感じらしい…
「は、はい!とりあえず太郎はそれから半年間、この宿でしっかりと働いています…」
彼女がはっきりと言う…どうやら、それは本当らしい。彼女が彼を見る感じは尊敬してる目だ
「えっと…すいません、サイバーコネクトツーさん…貴方が友達の事も忘れてしまって…」
「あ、いやいや!あ…太郎くんが悪いわけじゃ…」
な、なんだろ…なんか、碧くんじゃない別人と喋ってる感じ…
見た目は碧くんなのに…
「太郎…どうする?サイバーコネクトツーさんに連れて行ってもらうの?」
「えっと…記憶は戻したいと思いますが…京子達に世話になってるから…ちょっとかんがえさせてよ。今の僕が居るのはモルー達のおかげでもあるから」
「太郎…」
京子と呼ばれた宿の女の子はうっとりとした表情で太郎くんを見ていた
太郎くんもそんな京子を見て、優しい微笑みを浮かべていた。
な、なんだろう…この空気
⚫︎⚫︎⚫︎
「ああ…これからどうしよ…」
アタシは荷物を置いた後、どうしようか考えていた。
とりあえず、他のみんなに連絡して、碧くん…太郎くんを連れて行かないといけないだけど…
「太郎!本当に行っちゃうの!?」
「ごめんねリリス…君と一緒に森に冒険出かけた日々は楽しかったよ」
「なんじゃ?考え直さないのか?」
「ヤミ…俺は知りたいんだ…自分がどんな人間だったのかを…」
「太郎…もう私達にはあわないの?」
「ごめんねヒカリ…でも安心して…また会いに来るよ…」
…太郎くんは沢山の女の子に囲まれていた。
え?こ、この状況は本当になんだろ…
太郎くんを見ている女性達はなんだろ…みんな目がハートになってる気がする…
彼ってこんなにもてたの?
まぁ、なんてゆうか、仕方ない気がする…
あの変態で、ちゃらんぽらんな碧くんとは思えないぐらいの爽やかさ…
しかも、優しくて、いつもよりカッコ良く見える…
人格まで変わってしまったみたいだよ…
「あ、あの…太郎くん?一応いいのかな?さっきは悩んでたみたいだけど…」
「は、はい!サイバーコネクトツーさん。僕を連れて行ってください…知りたいんです。自分がどんな人間だったのか…何をしていたのか…やっぱり気になるんです」
真剣な眼差しで私を見てくる太郎くん
ど、どうしよ…すっごい変態だったなんて言えないよ…
「じゃあ…アタシは部屋に戻ってるね?聞きたい事があったら聞いてね?」
「あ、はい!わかりました」
アタシは一旦部屋に戻る
はぁ…なんか、居づらい空気だったなぁ
アタシは荷物を広げる。その中には、暇つぶしに持ってきた漫画があった。
「…漫画戦士…ヴィザーマン…碧くんと始めて話した会話」
取り戻した漫画は、魔法戦士ヴィザーマン。碧くんと始めて会話したきっかけだったんだよね…
これから趣味があって、よく話すようになった…
一緒に漫画やアニメを見たりもした…
その度に変態発言やらしてきて困ったりもしたなぁ
これ、新刊なんだよなぁ…きっと碧くんなら
「…うわー!ヴィザーマンの新刊だ!サイバーコネクトツー!見せてよ!お礼にチューしてあげるから!……とか、いいそうだな」
アタシは、彼との会話を思い出して少し笑みがでる。
なんか、変な気持ちだな…
彼が見つかって嬉しいのに…
トントン
と、考えていると扉をノックする音が聞こえた。
誰だろ?
「はい!どなた…って碧…あ、太郎くん」
「えっと…夜分遅くにすいませんサイバーコネクトツーさん…ちょっとお話いいですか?」
「いいけど…下の彼女達はいいのかい?」
「はい、大丈夫ですよ…」
アタシと太郎くんは、部屋に入ってお互いに座った。
さて…この空気どうしようかな。何を話すんだろ
「サイバーコネクトツーさん、やっぱり変な感じですか?僕を見てから、なんだか浮かない顔をしてましたよ?」
「え?そんな顔してた?」
「はい…なんだか、暗い感じで…それで気になって」
…意外だな…そんな話題が出てくるなんて
「アタシ…そんな暗かったかな?」
「はい…」
「あはは…そっか。なんかね…太郎くんを見ていたら、そんな気分になったんだ…不思議だよね?」
「僕を…?」
「うん…アタシの知ってる碧くんと重ねると…なんかね。複雑な感じがするんだ…」
「記憶があった頃の僕…サイバーコネクトツーさんとはどんな関係だったんですか?」
「えっとね…良く遊び友達だったのかな?一緒に趣味の話をしながら、笑いあったりして、出かけたこともあったかな?この漫画とかを読んでたりもしたよ?」
「漫画…これですね?…魔法戦士…ヴィザーマン…」
「知らない?」
アタシが太郎くんに聞いてみると、彼は首を横にふった。
知らないか…
やっぱり覚えてないんだね…
魔法戦士ヴィザーマンを一緒に読んだことや、アニメや映画を見に行ったり、そんな時にセクハラまがいのことをして、アタシや他のみんなに吹っ飛ばされたことも…
まただ…そのことを考えると胸がチクチク痛む。
苦しいような、悲しいような…
なんでだろ…
でも、きっとこれって…多分そうなんだろうね
「サイバーコネクトツーさん…大丈夫ですか?」
太郎くんは、アタシの頭に優しくてを置いて、心配そうな面持ちで私を見ていた。
ちょ!近い!近いよ!
「だ、大丈夫だから!だから…」
「でも、サイバーコネクトツーさん…くるしそうだよ…」
碧くんはアタシの手をギュと握ってきた。
な、なんか…前とは違う感じで積極性があるなぁ
「ね、ねぇ…碧…太郎くんはどうして記憶を取り戻したいの?そんなに自分が気になるの?」
私は話をそらして、太郎くんに聞いてみる。
太郎くんは一旦考えると顔をあげた
「僕…ひとつだけ覚えてる感情があるんです…」
「感情?」
「はい…守りたい…何かを成し遂げたい気持ちです…この気持ちだけが、浮かんでいるんです」
何かを守りたい気持ちか…
あはは…碧くんらしいかな…例え変態でも、必死にみんなを守ろうとする…
碧くんにはそんなところがあった…
そこだけは記憶を失っても変わらないんだね
「そっか…わかったよ!太郎くん!私が、他のみんなも一緒に記憶を取り戻そう?」
「サイバーコネクトツーさん…ありがとうございます!」
碧くんはギュとアタシの手を握ってくる。
うう…な、なんかすっごいドキドキする…って!落ち着いて!アタシ!
こっちの碧くんもいいけど…
わかちゃったんだ。
アタシは、いつも通りの変態で、ちょっとめんどくさくて、おっちょこちょいでちゃらんぽらんな彼が…
好きなんだって…
まさかの記憶喪失!?
こっちの方がかっこいいとか…
自分の気持ちに気づいたサイバーコネクトツーちゃん!
さぁ次回からどんな展開になるか、お楽しみに!