超次元な世界   作:アニメ野郎

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はい!みなさんお待たせしました!
リリィランク編!最後のアイエフとコンパです!
また次回から新しい章になります!コロコロ変わってすいません…

リリィランク編は全キャラやりたかったんですが、難しいので、次の章からら混ぜていく感じでやります!

リリィランク編では、絡みが少なかったのがこの小説の特徴だったので、それを補うためにやってました。
一応は、新展開の布石とフラグを立てる目的だったんですが…やっぱり難しいですw

これからも頑張りますが、至らない点などは許してください


第32話 コンパ&アイエフ

「碧が…記憶喪失!?そ、そんなぁ!とうとうわたしのネタをパクってきたよ!」

 

 

 

 

「ネプ子…あんた、ちょっと黙ってなさい」

 

 

 

ネプテューヌは大袈裟なリアクションをとりながら大声を上げる。

それをアイエフに注意された。

 

まぁそれも仕方ないとも言えるかもしれない。

前まで行方不明だった、士倉 碧が記憶喪失で見つかったのだから。

 

その碧は、キョトンとした表情でイスに座っていて、ネプテューヌとアイエフを含めた多くの人間に囲まれていた。

 

 

その中のマーベラスAQLが碧な話しかけた。

碧は、マーベラスに対しても、まるで始めてあったかのような、他人行儀の礼をした。

それを見たマーベラスは悲しそうな顔をした。

 

 

「あ、碧…いや…今は太郎くん?だっけ?ちょっと落ち着かないかもだけど、この場所が君の部屋だからね?」

 

 

「はい。ありがとうございます…えっと…マーベラスさんでしたね?」

 

 

マーベラスはそれにうなづく。

初対面のような感じに、更にマーベラスは顔を曇らせる。

 

それを見ていた、ケイブとユニ、日本一、ガストは複雑な表情をしていた

 

 

「えっと…で、これから記憶を無くした碧…太郎をどうするかかんがえましょう?」

 

 

何と無く、変な空気を感じたノワールが、話しを持ち出した。

 

 

 

「じゃあ、作戦タイム!」

 

 

 

ネプテューヌが高らかに叫ぶと、碧を残して残りのみんなで輪になってコソコソと話し始めた。

 

 

「はい!じゃあ、碧くんの記憶復活作戦なんだけど、なんかいい案ない?じゃないとそろそろ私の主人公としての立場がないよ!」

 

ネプテューヌの言葉にみんながスルーして、その中で鉄拳が手を挙げた。

 

 

「はい!じゃあ鉄拳ちゃん、意見をどうぞ」

 

 

「えっと…こうゆうのってやっぱりショック療法がいいと思います。わたしが殴れば…」

 

 

 

「それ却下。そんなんやったら碧くんが放送事故の状況になるから」

 

 

ネプテューヌが青ざめた顔でガタガタ震えながら、鉄拳の意見をやめさせた

 

まるで、鉄拳に殴られた事があるかのような反応である。

 

次はベールが手を挙げた。

 

 

「碧さんは確か、アニメや漫画が好きでしたよね?だったら、アニメや漫画を沢山見せた方が効果的なのでは?」

 

 

それには、サイバーコネクトツーが意見を言った。

 

 

「ベール様、それは試しましたが駄目でした」

 

 

ベールは、そうですかと答え、また考える仕草をした。

 

 

ネプテューヌは腕をくんで考える。かなり頭を振り絞るがどうやら考えがでないようだ。

 

 

「もー!頭を振り絞るのはわたしのキャラじゃないよ!絶対!なんでこんな時にネプギアはいないのさ!」

 

 

ネプギアはこの場にはいなかった。何故だかはわからないが

 

今現在、この場にいるのはネプテューヌを含めた四女神、ユニ、日本一、マーベラスAQL、サイバーコネクトツー、ガスト、ケイブ、コンパ、アイエフだ。

 

 

で、根を上げたネプテューヌにアイエフがやれやれと言った感じで言った。

 

 

「とりあえず、もう色々試すしかないわ。みんなでやるだけのことをやりましょ?」

 

 

「そうですぅ!碧さんがこのまま記憶が戻らないなはかわいそうです」

 

 

コンパもアイエフの言葉に続く。

 

 

 

「まぁそれもそうだよね!じゃあ、記憶復活作戦はとりあえずみんなで色々試してみるってことで!」

 

 

「ちょいまち、ネプ子。碧の世話はどうすんのよ。記憶ないんじゃまずいでしょ?」

 

 

 

ネプテューヌはアイエフに言われて、うーんとかんがえて

 

 

 

「じゃあ、言い出しっぺのあいちゃん!と医者さんがいたら安心だからコンパもって事でよろしく!」

 

 

と、完全に丸投げな答えに、アイエフは頭を抱えることになった。

 

 

 

 

 

⚫︎⚫︎⚫︎

 

 

 

 

結局、碧はアイエフとコンパが面倒を見ることになった。

マーベラスや、ケイブ、日本一とガストが少し、渋っていたが、やっぱり医療関係の者も居た方が安心だし、碧はプラネテューヌに滞在していた期間が長かったので、記憶を取り戻すならプラネテューヌだ。だから、プラネテューヌにいる2人の方がやりやすいと考えたからだ。

 

アイエフは、マーベラス達が渋った事に少し驚きながらもその事を説明させて、みんなを納得させたのだった。

 

 

 

「しっかし、あんたが記憶喪失になるなんて思わなかったわ…」

 

 

「あ、えっと…ごめんなさい」

 

 

アイエフの言葉に碧が頭を下げる。別に謝らなくていいわよとアイエフは答える。

 

 

「で、碧さん…太郎さんは本当に何も覚えてないのですか?」

 

 

コンパの言葉に碧は頭を横にふる。

 

 

「あ、あの…コンパさん、アイエフさん…僕ってどんな奴だったんですか?」

 

 

 

その言葉に、コンパが困ったようにオロオロして、アイエフにアイコンタクトを送り、助けてサインを出した。

 

アイエフはしかたないような感じで、ため息を吐いた。

 

 

「あれね…一言で言えば変態ね…救いようがないぐらいに」

 

 

 

「な、なんですって…」

 

 

碧はアイエフの言葉に、青ざめた。

どうやらかなりショックだったようだ。

 

アイエフはお構いなしにさらに続けた。

 

 

「平気で女の子にセクハラ発言してくるわ、触ってくるわ、そして困った女の子の顔を見て喜んだりして…最低だったわね…」

 

 

「さ、最低…」

 

 

 

碧は、それを聴いて、バタンと倒れてしまった。

 

 

「まだあるわよ…他には」

 

 

さらに続けるアイエフに、コンパが止めに入った。

 

 

「あ、あいちゃん!ストップ!碧さんのライフはもうゼロですぅ!」

 

 

碧はまるで魂が抜けたかのように真っ白だった。

 

 

「止めないでよコンパ。こうすれば何か思い出すかもよ?それに否定する個所ないじゃない」

 

 

 

「う…それは…」

 

 

コンパは困ったようにアタフタと慌てる。

どうやら、アイエフが言った言葉に反論できないようだった。

 

コンパにそう思わせるぐらい、碧は変態だったのだ。

 

 

 

「ああ…僕は死んだ方がよいのでは…」

 

起き上がった碧は絶望がゴールかのような表情でうなだれていた

 

よっぽど自分が変態なのが嫌だったようだ。

 

 

 

「落ち着きなさい…確かに変態だったけど、一つだけ誇れる所はあったわ」

 

 

 

「…それは?」

 

 

 

「仲間を全力で守ろうとしようとするとことか…」

 

 

 

アイエフはほめるのが恥ずかしいのか、少し顔を赤くする。

 

 

 

「そうですぅ!碧さんはどんな時も明るくて、元気で、全く怯まないでみんなを守ろうとするすごい人なんです!」

 

 

 

コンパも、勢いを戻して、アイエフの言葉に続く。

どうやら、2人共、本気でそう思っているの、目に嘘は感じなかった。

 

 

碧はそんな2人を見て、考える仕草をした。

 

 

「…えっと…コンパさん、アイエフさん、ありがとうございます」

 

 

 

そう言って、碧は2人にお礼を言ったのだった

 

 

 

 

 

 

 

⚫︎⚫︎⚫︎

 

 

 

 

 

 

 

「よいしょ…よいしょ…」

 

 

 

 

碧を預かって、その夜、コンパはご飯などをのせたトレイを持って、廊下を歩いていた。

 

どうやら、碧に対してのようだ。

 

バランスが取れたような、食べ物でコンパが作ったようだ。

 

 

 

「喜んでもらえたらいいです…」

 

 

 

コンパは嬉しそうに、トレイを運ぶ。

自分の作った物を食べてもらうと言うのは楽しみなんだと思う。

 

 

 

部屋の前に来たコンパは、とんとんと叩いた。

今は8時半ぐらい。この時間なら碧はまだ起きているはずだ。

 

ちなみにアイエフは今はいない。

用で出かけているため、コンパだけで面倒を見ていたのだった。

 

と言うわけなんだが、部屋から反応がなかった

 

 

 

「碧さーん?どうしたんですか?ねてるんですか?」

 

 

コンパは呼びかけるかま、反応がない。

コンパはさらに疑問に思ったが、とりあえず不安になり、扉を開けた。

 

 

「あ、碧さん、大丈夫…って、え!?」

 

 

 

扉を開けたコンパは驚愕した。

部屋の中は散乱していて、いたるところはボロボロに崩れていた。

 

碧は、そんな部屋の隅に布団を被ってガタガタと震えていた。

 

 

コンパは、トレイを落として碧に駆け寄った。

 

 

「碧さん!碧さん!どうしたんですか?!しっかりしてくださいです!」

 

 

 

「はぁ!はぁ!…こ、ここコンパさん…こ、怖いよ…助けて!助けてよ!」

 

 

 

碧はガタガタ震えながら、コンパにしがみつく。その目にはうっすら涙も見えていた。

 

コンパはこんな状態の碧はみたことがないため、混乱していた。

まるで、一気に碧に恐怖と言う感情が押し寄せてきたような感じだった。

 

碧は、一旦深呼吸をして、コンパに向き直した。

 

 

「ご、ごめん…取り乱して…」

 

 

「いいんですよ〜一体何があったか、教えてくれます?」

 

 

碧は、被っている毛布をギュと握りながら話し始めた。

 

 

「自分…あることを思い出したんです…誰かを守らないとって気持ち以外に、どうしようもない不安があったってことを…」

 

 

「不安ですか?」

 

 

「うん…違う場所に来て、不安な気持ち…自分が全く知らない場所でわけのわからない力に怯えていた自分がいたんだ。怖くて怖くてしょうがなかったみたいだ…どうしようもなくて、誰にも頼れなくて…でも、それを認めたら壊れてしまうような…そんな感情が何故か蘇ってくるんです」

 

 

 

コンパはそれを聴いて、愕然とした。

碧がそんなことを思っていたなんてわからなかったからである。

 

 

こっちの世界に来た時も、むしろよろこんでいたようだったし、仲間達とも仲良くしていた。

ワールドリンクと呼ばれる能力だって、まるでアニメや漫画に出てくる主人公みたいでかっこいいと叫んで喜んでいた。

クエストに行った時も

強力なモンスターに出会った時も…

 

本当は碧は怖かったんだ。

 

本当は…強がってただけだったんだ…

 

 

 

「碧さん…」

 

 

 

コンパは優しく、碧を抱きしめた。

彼女は悔しかった。気づいてあげれなかった。

仲間として、友達として…彼がこんな思いをしているなんて知らなかった

 

いつも明るくて、笑顔でみんなの中にいた彼がこんなに苦しんでいることに…

 

 

 

「碧さん…今はゆっくり休んでください…わたしがそばにいます…」

 

 

 

碧はコンパに優しくだかれ、そのまま眠りに落ちたのだった。

 

そして、その部屋の外の廊下で、アイエフが扉の前に立ち尽くしていた。

 

 

 

「バカ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

⚫︎⚫︎⚫︎

 

 

 

 

 

 

「んん…ああ、もう朝ですか…」

 

 

コンパは朝になり目を覚ました。

昨日は碧を落ち着かせてから、自分も眠りに落ちてしまったのだった。

 

しかも、一緒のベットで…

 

 

 

 

「ほにゃーー!?」

 

 

 

コンパは慌てて、ベットのから碧を突き飛ばす

大きな音が響いて、碧は頭から真っ逆さまに落ちてしまった。

 

 

 

「いってー!!な、なんなんだよ!!ってコンパじゃん!?」

 

 

 

「え?…あ、碧さん?」

 

 

 

 

 

 

 

士倉 碧が記憶を取り戻した瞬間だった。

 

 




記憶を取り戻した碧!


次回からは、新しい展開です!どうか、お楽しみに!
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