超次元な世界   作:アニメ野郎

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新しい章に移行します!本格的に話しが進みます!長くなります!どうか皆さん、これからもよろしくお願い申し上げます!!

挿絵遅れてます…すいません


ゲイムギョウ界〜本当の始まり編〜
第33話 真の強さ 前編


「えーと…とりあえずみんな、久しぶり!!士倉 碧、ただいま復活いたしました!」

 

 

 

 

記憶喪失から半年、私士倉 碧はただいま復活いたしました!これはコンパのお胸…じゃなくて、皆様のおかげだと思っています!!

まぁ…記憶喪失だった記憶なんて、全く覚えてないんだけどね…

 

 

とりあえず、記憶喪失だったのは確かみたいだったから、こうやって高らかに宣言したんだけどね…

 

な、何故だろう…みんなが俺を見る視線が痛々しい感じなんだけど…

辺りを見回してみると、ネプテューヌ達が無言で俺を威圧していた。

 

 

 

「碧くん…記憶喪失が戻ったのってコンパのおっぱいが原因じゃないの?」

 

 

 

ネプテューヌのジト目になりながらの一言は、完全に図星で軽く俺の胸をえぐる!

な、なんでばれてんだよ…俺は一言もおっぱいなんて言ってないぞ!?

 

 

 

「あ、いや、まてまて…そんなわけないだろ?俺が記憶喪失から復活したのは、みんなのおかげで…」

 

 

 

すると、またジト目になっていたガストが俺に対して鏡を渡してきた。

俺はそれを恐る恐る見てみると…

 

な、なんだと…鼻血が溢れ出てる!?

まさか、コンパのおっぱいに埋れていたからなのか!?

 

 

 

「碧!言い逃れはできませんの!さっさと白状なさいですの!」

 

 

「そうだよ!こっちはすっごく心配してたのにさ!何が鼻血だよ!ヒーロー失格だよ!馬鹿!」

 

 

 

ガストと日本一がものすごく剣幕で俺につめより、睨んでくる。

お、おいおい…どうしたんだよ二人とも!?心配してる感じじゃないじゃないですか?!完全にやる気の目だよ!?

 

俺は二人の圧力に押されて、後ろに下がるように退散するが、その後ろからは更にすっごい剣幕で迫っていたケイブとマーベラスAQLがいた。

 

ちょっ!?ふたりまでそんな怖い顔で迫ってくるの!?

 

 

 

「碧くん…本当に心配したんだよ?記憶喪失になったからものすごく悲しい気持ちだったのに…」

 

 

「貴方は見事に私達の悲しい気持ちをぶっ飛ばしてくれたわね。悪い意味で…」

 

 

マーベラスは刀を取り出して、迫り、ケイブも拳銃を取り出して、俺に迫ってくる。

ふ、二人とも?なな、なんでそんな物騒なものを…?!

 

俺は、チラッとネプテューヌ達を見て助けを求めるが、完全に見守るスタイルだった。

ノワールとユニに至っては同んなじような目つきで俺を睨んでた。

なんでだよ!?みんななんでブチ切れモードなんだよ!?そんなにコンパのおっぱいがいけなかったのかよ!?

 

 

 

 

「「「「さぁ碧くん…貴方の罪を数えなさい!!」」」」

 

 

 

後ろからまるで鬼神が出て来てるような勢いで俺に迫る四人。

だ、誰か…た、助けてくれぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!

 

 

 

 

 

 

⚫︎⚫︎⚫︎

 

 

 

 

 

 

はい…あの地獄から、何時間か立ちました。僕、士倉 碧は見事みんなにフルボッコされて、いま、蓑虫みたいに宙にグルグル巻にされて吊るされていました。

 

 

 

「お、おーい…そろそろおろしてくださーい」

 

 

俺は悲痛な叫びを呼びかけるが…ガスト達は全く反応なし。完全にスルーされています

 

なんだよ!そんなに怒らすようなことをしたか!?

 

 

「…おーい。ユニ、ノワール…助けてよ」

 

 

近くにいた、ノワールとユニに話しかけて、助けてもらうとするが…

 

 

「駄目…碧さんなんて、ずっとそんな風になってればいいんですよ!」

 

 

「そうね…変態には、もってこいの罰よ」

 

 

ユニはツーンとそっぽを向く。ノワールはジト目のまま碧を見つめていた。

ダメだ…こちらの方々も完全にお怒り状態だよ…本当に俺が何したってんだ…って言うか、前にも変態なことをしてよくみんなに怒られたが、前よりひどくなってないか?俺の扱い…

 

 

 

「なぁ…ネプテューヌ…俺はなんかしたのかな?」

 

 

「ねぷ?さぁねーなんかしたんじゃない?」

 

 

ネプテューヌはどーでもよさそうにこまった表情をしていた。彼女も、この変な空気の理由がわかってないのだろう…

 

 

で、こんな空気をぶち壊してくれたのは、真面目に定評のある二人。アイエフとイストワールさんだった。

 

 

「皆さん、お取り込み中に申し訳ありませんが…そろそろ本題に入ってもいいですか?」

 

 

「そうよ…碧に関しては後にして、みんな聞きなさい」

 

 

 

部屋に入ってくるなり、二人は真面目な空気を作ってくれる。ああ…少しは助かるかなぁ…

 

イストワールさんは俺に近づいて、縄を切ってくれた。

やった…やっと自由の身だ。

 

 

 

「ありがとう、イストワールさん」

 

 

 

「構いません。とりあえず、碧さんお帰りなさい。記憶喪失とは聞いていましたが、早く戻って良かったですね」

 

 

 

「いやぁ…ありがとうございます…なんとか復活したんですよ…記憶喪失だったことなんて覚えてないですけど」

 

 

イストワールさんはそうですかと言って、俺にたいして微笑む。

いやぁ殺伐とした状況の中でこんな笑顔は癒されりなぁ

 

俺の縄を解いたイストワールさんは、そのまま咳払いをしてみんなに向き直した。

多分、新しい話をしようとしているから、意識を切り替えたんだ。

 

 

 

「さて、皆さん…あなた方に話したい事は、最近のシェアについてです」

 

 

 

シェア…その一言を言ったら、四女神のみんなは重い表情になってしまった。

おいおい、どうしたんだよ…いつも明るいみんながめずらしい。何があったんだ?

 

俺は気になって、横にいたサイバーコネクトツーに近づいて、話を来てみることにした。

なぜか俺が近づいたら、顔が赤くなった。熱でもあんのか?

 

 

「なあ、サイバーコネクトツー…一体何があったんだ?シェアがどうかしたのか?」

 

 

「えっとね…実は碧くんが行方不明になっている間、各国のシェアが著しく低下しちゃったんだよ。」

 

 

 

サイバーコネクトツーの言葉に、俺は驚きが隠せなかった。シェアというのは、前にも聞いたことがあるがそれは女神に対しての信仰のエネルギーなのだ。

四女神の国には、シェアクリスタルと呼ばれるものが存在しており、そこから女神のみんなは国民たちの信仰を受け取り、自分のエネルギーにしているのだ。

その力で女神はより大きな力を手に入れて、国を発展していくってことなんだけど…

 

どうやらそのシェアが下がっているようなのだ…

俺は理由をイストワールさんに聞いてみた

 

 

 

「イストワールさん、なんでシェアがさがってるんですか?自分がいるときはそんなことなんてなかったのに…」

 

 

「…碧さんもご存じのはずです。最近の事件、それが立て続けに起きているせいで、国民の一部が女神に対して反感をもつようになったのです。そのせいで暴動など起きていて、今ゲイムギョウ界は深刻な状況になっているのです。」

 

 

最近の事件…?

俺は記憶を振り絞って、今までのことを思い出した。

初めて、クエストに行ったときと俺がプルルートのいる次元に行ったときに会った、凶暴化したモンスターの襲撃。

ラステンションに行った時に会った大勢のモンスターが押し寄せた事件。

ある遺跡を調査した結果、謎の実験をしてる連中を見つけたこと

それと、ゼウとディーンと呼ばれる襲撃者が現れたこと

 

そして、日本一とガストと一緒に行ったクエストで、謎の人物に襲われたこと。

俺はそこで記憶喪失になったんだ…

 

ここまでのことを考えると、こんなに事件があったんだな

 

なるほどな。まさか国民がそんな風になっているなんて思わなかったぞ…でも仕方ないことか。

あの連中もモンスターも一般人なんてお構いなしに襲ってやがった。

 

しかもこっちはその状況を打破できていない。そうなれば、国民は不安や悲しみであふれて、女神にたいして抗議をするだろう…

 

 

 

「ですので、これからシェア回復のための会議を行いたいと思うのです…どうかよろしくお願いします。」

 

 

イストワールさんは頭を、女神全員に下げた。ネプテューヌ達もそれにうなづいて部屋を後にした。

どうやら別室に移動するようだ。

他のみんなも、部屋を後にした。きっと話を聞くのか、いったん席を外したのかな?

 

さて、俺はどうしよう…でもシェアに関しては俺は何とも言えないからな…

 

と気づいたら部屋に残っていたのは、俺とコンパだけになっていた。

 

 

「?コンパはネプテューヌ達と一緒に行かないのか?それとも、俺に愛の告白?」

 

といつもの調子でコンパにからかいの言葉を告げる。高確率でコンパは俺のからかいに対しては顔を真っ赤にして照れるか、怒るかのどっちかである。うんうん、女の子をからかうと面白い。

ちなみにからかうと面白いのは、ユニとノワール、ガスト、5pb.、ネプギアとかだ。他にもいるが、それをあげるときりがないので黙っておく。

 

とコンパが照れると思ってた俺だが、予想外の反応だった。真面目な顔のまま、俺に近づいてきたのだ。

 

 

 

「いえ、後でいくです。それより碧さんに聞きたいことがあって…」

 

 

 

「うえ?俺に聞きたいこと?なんだ?」

 

 

俺はコンパに聞くと、彼女は俺の手を握って語りかけた。

 

 

 

「碧さん…本当は…怖かったんですか?この世界に来てから…本当は不安だったんですか?」

 

 

 

 

「--------!!」

 

 

 

 

 

なんだと…?

コンパ、今何ていいやがった?俺が…不安がっているって?

 

 

なんで…なんでそんなこと知ってるんだよーーーーー

 

 

 

「お、おいおい…何が不安がってるんって?そんなことないさぁ!俺はこちの世界に来てからウルトラハッピーなんだぜ!?」

 

 

 

「で、でも碧さん、記憶喪失の時、言ってました!こっちの世界に来て本当は怖かったって!本当はワールド・リンクって能力だって、怖かったって…」

 

 

 

……くっそ…記憶喪失の俺の馬鹿野郎…なんでそんなこと口走ってるんだよ…

 

絶対、そんなこと言いたくなかったのによ…

それになんでコンパはこんなやさしくしてくれてんだよ…どうしたんだってんだ…

 

 

 

「わ、わたし…力になりたいんです。碧さんの。だから…」

 

 

 

やめろ…やめてくれ!!!!

 

 

 

 

「お前には関係ないだろ!!!ほっといてくれよ!!!」

 

 

 

俺は思わず叫んでいた。

触れてほしくはない場所だった。そこに触れてしまったら、今の自分が崩れてしまいそうだった。

コンパは俺が大きな声に出してしまったので驚て腰を抜かしていた。

 

 

 

 

 

「……わり…俺出かけてくるわ」

 

 

 

「あ、碧…」

 

 

 

 

呼びとめるコンパを無視して、俺は部屋を出てそのまま外に向かって歩き出した。

くっそ…なんでだよ…やめてくれ…それだけは…言わないでくれよ…コンパ…

 

 

 

 

 

●●●

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふう…やっちまったな」

 

 

 

 

部屋を飛び出した俺は、ベンチに腰をかけてジュースを飲んでいた。

あーあ、なんでこんなことになってまったんだろう…しっかしコンパはなんであんな態度になったんだ?

俺の心のうちがばれるなんて思いもしなかったぜ…

 

 

 

「くっそ…考えないようにしていたのによ…」

 

 

 

そう、コンパが言う通り、俺は本当は怖かった。わけの分からない世界に来て、家族や友達と離れてしまったこと。

 

帰る方法が全くわからない状況で…右も左もわからないで、生活の為にモンスターと戦わなければならなかったのも本当は怖かった。

 

で、いきなり目覚めた力も怖かった。なんで暴走なんてするんだよ…あれは本気で怖かった。

 

だから俺は、その事は考えないようにしていた。

 

それ以外のこと、この世界に来て、俺を助けてくれたみんなに恩返しが出来るようになることだけを考えていた。

ワールドリンクの能力だって、アニメや漫画の能力みたいだと考えるようにして、他の事は考えないようにしていた。

 

それは怖かったから…考えれば考えるほど不安にしかならなかったから…

 

 

 

「はぁ…でも、コンパには謝らないとな…」

 

 

ジュースの缶を捨てて、俺は歩き出した。

とりあえず、何とかするか…

 

 

 

と歩き出した時だった。前から見たことのある三人が見えた。

あの可愛らしい三人は…

 

 

 

「おーい!ネプギア!ラムちゃん!ロムちゃん!」

 

 

前に居たのは、女神候補生のユニ以外の三人だった。まさか、ここにいたのか

俺を見つけたロムちゃんとラムちゃんはこっちに走り出した。

ネプギアは…あれ?顔そらされた?!ま、まさかまた何かやったのか!俺は!?

 

 

「碧さん…久しぶり…」

 

 

「元気だった!?わたし達も今きたんだ!」

 

ロムちゃんは相変わらずオドオドとしたようすで、ラムちゃんは元気ハツラツに話しかけてきた。相変わらず可愛らしいなぁ

 

 

「久しぶりだな…ネプギアと一緒に遊んでたのか?」

 

「うん…ネプギアちゃんにプラネテューヌを案内してもらってたの」

 

 

「えへへ!楽しかったんだよ!」

 

 

「そうか、良かったなぁ」

 

俺は二人の頭を優しく撫でる。二人はくすぐったそうに目を細める。あー癒されるなぁ

 

ネプギアは…やっぱり顔を背けてる

 

 

「ネプギア?大丈夫か?なんか、あったか?」

 

 

「え?…あ、いや…大丈夫ですよ。碧さん」

 

 

ネプギアは笑顔で俺に答える。うん?なんか笑顔がぎこちないぞ?なんて言うか、切なそうに見えるぞ

 

 

「ねぇねぇ!碧も一緒に遊ぼう!」

 

ラムちゃんは俺の袖をグイグイ引っ張る。

うん、確かに三人と遊んだら楽しそうだ。

気も晴れるだろうし…

 

 

 

「んじゃあ…行こうか。俺もみんなと遊ぶよ」

 

 

「わーい!久しぶりに碧と遊ぶ!」

 

「楽しみ…」

 

二人は嬉しそうに飛び跳ねる。

ネプギアはやっぱり難しい顔をしているが…

とりあえず、みんなで歩き出した。

行く場所はどこなんだろう…

 

 

 

 

⚫︎⚫︎⚫︎

 

 

 

 

 

 

 

俺たちが来たのはプラネテューヌにある、大きな広場だった。

そこには沢山ので店があり、人も多く盛り上がっていた。

ここなら確かに楽しもそうだ…

 

あいつらがいなければな…

 

 

 

 

俺たちの目の前には人だかりが出来ていた。

その人だかりは何かを聞いているようだった。その目の前には、女神反対と書かれた旗を持っている連中が、なんか演説を始めていた。

何を言っているのかと言うと…

 

 

 

 

「われわれは、最近の女神達の失態には目に余るものがある!!自分の街を守れていないし、その原因を取り除くこともできていない!!これでは彼我の生活は悪い方向へ行くだけだ!みなさんもそう感じているのでは!?」

 

 

ザワザワ…

 

それを聞いている民衆の反応は、それに同調し拍手をするものや、戸惑っているもの、不愉快な顔をして去っていくもの、ただ聞いているもので分かれていた。

ちなみのに俺たちはどっちかっていうと、不愉快なほうだった。まあそれは当り前だ。

なんせこっちには、その批判している女神の妹達がいるんだ。

それを聞いているネプギアはちょっと落ち込んだような表情をしていて、ロムちゃんは泣きそうな顔、ラムちゃんはむかむかとした表情で見ていた。

みんなも複雑だろうな…

 

ちなみに俺は…かなりイラッとしています。

 

俺にとって、女神が仕事しているかどうかは正直どうでもいい。っていうか仕事もしてない女神さんがいるからな…

 

でも、あいつらは俺にとっての恩人でもあり、友人でもあるのだ。

散々こっちの世界に来た時、俺は助けられた。食いぶちを与えてくれたり、居場所を与えてくれたり、不安でしょうがなかった俺をなんとか平常でいさせてくれたんだ…

もし、みんながいなかったら俺はどうなっていたのかと思う。

 

だからそんな優しいみんなのことなんか知らずに…

 

 

 

「だから!我々は断固、女神に抗議する!国民のピンチに一体何をしているのか!これではただの無能ではないか!?もしそうでなないなら、もっと我々を助けてほしい!」

 

 

 

そんなことをほざいている連中がムカついてしょうがない…

 

……よし

 

 

 

「3人とも、ここで待ってて…」

 

俺はネプギア達に買い物袋を渡して、ほほ笑みかける。

 

 

「え?あ、碧さん?」

 

 

「ど、どうしたの?」

 

 

「ちょ!?どこ行くのよー!」

 

3人は俺に呼びかけるが、俺は一切気にせず、民衆の中を進んでいく。

いきなり俺が通るから、なんだなんだとした目で俺を見てくる。それも気にしない。

 

で、そのまま演説をかましている連中がいるところまで一直線に駆け抜けた。

 

 

「でーあるからして…ってな、何だね君は!?」

 

と演説していた連中は、いきなり入ってきた俺にぶっくりして、少し身体が固まっていた。

まさかこんな堂々と入ってくるなんておもわなかったろう?

 

で、俺はそいつの持っている拡張機を奪い取る。

 

 

 

「あー!はいはい!みなさんちょっとすいませーん意義アリなんでちょっとわりこませていただきましたーーー!!」

 

 

 

「おい!お前何のつもりだ!返せ!」

 

 

拡張機を奪われた男は奪い返そうとするが、俺はそれを脚でひっかけ、転ばせて、再び民衆の前に向いた。

 

 

 

「あー!すいません!女神に対して不満を持っているものもいると思いますが少し、言わせてください……てめーらざけんじゃねーぞおおおおおおお!!!!!」

 

 

 

俺は一気に深呼吸して、今出せるありったけの声を出した。全員がビクと身体をこわばらせた。

俺は大きな声には自信があるんだ

 

 

 

「一体!女神の何を知ってるって言うんだ!!あいつらはな!みんなの…国のことを思ってるんだよ!誰よりも!苦労もしてるし!うまくいかない時もあるかもしんないけど、誰かを人々を救おうとしてんだよ!!俺だって救われた!!このなかにだっているだろう!!」

 

 

 

と叫んでいると、さっきの男が拡張機を奪い取り、スイッチをきった。

あ!くそ!いいところだったのに!

 

 

「お前!何なんだよ!いきなり邪魔して、何が女神に助けてもらっただ!?馬鹿にしてんのか!お前は何者だあ!?」

 

 

男はかなり興奮気味で俺に詰め寄る。

あたりは、いきなりの展開にざわついていた。中には、この男に同調するような「そうだ!そうだ!」よか「えらそーになにってんだ!」とか聞こえる。お前ら、まさかサクラか

 

で、俺はまた息を吸い込んで…

 

 

 

「俺は…みんなの友達だ!!!!」

 

 

 

言った。はちきれんばかりに、自分こえを張り上げた。きっと明日にはのどがつぶれているだろう…

男たちは唖然として、言葉を失った。

まあ、友達とかいえばかなり驚くだろうな。だって女神と友達って…俺は某リーゼント頭の学生ライダーかよ

 

 

 

「と、友達なら…なんとかしろよ!俺たちは女神が助けてくれなかったからな!家も!家族だって、友達だって失ったやつらがいるんだぞ!!!」

 

 

と男も言い返してくる。

なるほどな…そっちにはそっちの言い分があるってか…

 

 

 

「わかってるよ!あんたらは俺達がちゃんと助ける!!!だから女神のみんなを信じてくれ!!だから…もうこんなことやめてくれ…」

 

 

最後にその言葉を言い残し俺は男のそばを抜けて、そのまま民衆をきりわけてネプギア達の場所まで戻る。あーあ…色々やっちまったな。民衆も俺のほうを見てくるし、さっきの抗議してた連中も固まっちまってる。

 

 

「あ、碧さん…」

 

 

帰ってくると、びっくりした表情のネプギアが俺を出迎えてくれた。

まあそんな表情になるようね普通。何やってんだろうな俺…

 

 

 

「3人とも、帰ろうぜ…俺お腹すいたよ…」

 

というと、ロムちゃんとラムちゃんが、

 

 

「うん…碧さん」

 

 

「えっへへ!かえろー!」

 

 

うれしそうに2人は俺の手に抱きついてくる。

なんだか2人ともすっきりしたような顔である。きのせいかいつもよりべったりしてるように感じる

 

 

ネプギアも、今日は暗い表情だったが、少し笑顔になっていた。

 

 

「ふふ…碧さんってこっちでもやっぱり碧さんですね」

 

 

 

「ん?何言ってんだ?ネプギア?」

 

 

 

「なんでもないです…」

 

 

ネプギアは前を向いて、歩いて行った。

なんだ?なんかネプギアも最近変だな?なんかあったのか?

 

 

 

まあ、とりあえずなんとかなったかな…ちょっと思いつきで色々言ってしまったけど、後悔はしてない…俺はこれからこの世界で頑張っていくしかないんだ…この、ワールド・リンクの力も含めて…

 

 

と俺は決意をあらわにする…

 

だが、俺はこの時気付かないでいた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺の身体に異変が起きていたことなんて…

 

 

 

 

 




新たな決意をする碧

次回、どうなるのか!?
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