「本当に、申し訳ありませんでした!!」
俺は顏が包帯だらけになりながら、土下座した。
多分、人生の中でかなり見事な土下座だと感じている。
因みに顏の包帯はコンパさんが巻いてくれた。明らかに巻きすぎな感じだけど…
「あ〜…私達も悪かったわよ。てっきりコンパを襲ってるかと思って…」
リボンをつけた、袖が長い服を着ている女の子がそういった。
「まぁ、ただでさえ私の胸を揉んだんだし、貴方も少しは気をつけた方がいいわよ?」
黒髪のツインテールの女の子が俺を警戒してるような表情で言う。
ああ、この子が俺の最初の人か。(意味深)
完全に警戒してるよ。まぁおっぱい触ってしまったから仕方ないっちゃ仕方ないけどね。
すると、紫髪の小さい女の子が前に出てくる。なんか、みんな美少女で驚くなぁ。
「まぁまぁ、ノワール!彼もワザとじゃなかったんだしさ!許してあげなよ。それにしても、一日にして、二人の女の子のおっぱいを触るラッキースケベをするとは!君はラブコメの主人公?もしかして、トラブルを発動しているの?!」
何やらハイテンションな少女は生き生きとした感じで、俺に話しかけてきた。ちょっとそのテンションに押されそうになるが、なぜだろう、この少女からは同志の匂いを感じる。
「ネプテューヌ。あんたが喋るとややこしいから、黙ってなさい!」
ツインテールの女の子がネプテューヌと呼んだ少女の前に出てくる。
「まぁとりあえず、自己紹介からね。確か貴方は士倉 碧って名前だったわね。私はノワール、よろしくね。」
ツインテールの女の子はノワールという名前らしい。ぶっちゃけ超可愛い
「私はアイエフ。さっき貴方と一緒にいた、コンパの幼馴染で、諜報員を仕事にしているわ。」
リボンをつけた子がアイエフか。諜報員ってなんかすごい職業だな。うん、この子も可愛らしい。
「で、わたしはプラネテューヌの女神ごと、ネプテューヌだよ!よろしくね碧!」
ネプテューヌか。すごい名前だな。って女神?女神みたいに美しいって事かな?どっちかって言うと可愛らしいと思うが。
「あ、私は名前はネプギアって言います。それでネプテューヌは私のお姉ちゃんです!」
あ、ずっと後ろにいた地味な感じの女の子だ。って妹!?明らかにネプテューヌより大きいだろ!?
とりあえず、俺も土下座を止めて立ち上がる。今はどうやらこの子達が今の俺の現状を知っているみたいだ。
「えっと、一応自己紹介。士倉 碧です。それで、皆さんに色々聞きたいんですが、いいですか?俺って今、どんな状況なんですか?」
それを聞くと、何故かみんな困ったように俺を見る。なんか、言いづらいみたいな、そんな空気である。
「あ、あの〜皆さん?一体どうしたんですか?」
そんな空気を察しながら、自分の状況が気になるので恐る恐るノワールさん達に尋ねる。
「そこからは、私が話しましょう。」
すると、大きな扉が空いて、二人の人物が入ってきた。
一人はさっき会った人物。コンパさん。もう一人は…あれ?なんだ?明らかに大きさが違うような人が…って言うか小さすぎだろおおお!?
え?!え!?いやいやいやいや!人形ぐらいのサイズしかないよ!?
と、俺がその少女?に驚いてフリーズしてると、その少女は浮かびながら、俺に近づく。
「私はプラネテューヌの教祖、イストワールと言います。」
「あ、はい…よろしくお願いします。」
混乱しつつ、俺は、イストワールと呼ばれる少女に頭を下げる。
おいいいい!!違うだろ!俺ええええええ!!明らかに突っ込みたい箇所があるだろう!?
と、一人で慌ててる俺に向かって少女、イストワールはこう言う。
「碧さん。貴方は多分、違う世界からきた人間です。ここは貴方が知っている世界ではないのです。」
「え?」
この瞬間、自分はザ・ワールドを発動したかのように固まった。
「ねぷぅ!碧はなんか、ラノベの主人公みたいな現状って事だね!」
緊迫した空気の中で、ネプテューヌだけが笑顔でそんな事を言っていたが、俺には届かなかったのである。
さぁ、主人公の運命はいかに!
因みにこの小説のテーマは「もしもネプテューヌの主人公が、男だったら一体どんな物語になるか」ですね。
ちなみに自分はラブコメやバトルが好きです。