みなさんにもよろこんでもらえたら嬉しいです!
頭が痛い。さっきからガンガンする。
やっぱ、落ちた時に何処かぶつけたのか…?
いや、違う
この頭の痛みは物理的に怪我をした痛みとは何か違っていた。
そう、これは何か頭の中に流れ込んでいる。
自分の頭の中に色々なビジョンが出てくて、自分の容量を確実にオーバーしてる感じだ。
そんな、わけのわからない痛み
「はぁ…はぁ…くそ!な、なんなんだよこれ…」
おれはフラフラになりながら壁にもたれかかる。
気持ち悪い
吐き気がする
自分の中に沢山の自分がいるようだ。
そんなふうに謎の痛みに苦しんでる時…
ドガアアン!!と大きな音が聞こえた。
「な、なんだ!?…まさか!みんなが!」
おれは身体を引きづりながら、音のした方に向かって走り出した。
⚫⚫⚫
「はぁ…はぁ…ここは?」
俺は何処かに出た。まるで空洞みたいな場所で広い。辺りを見ると、遺跡みたいな感じにも見える。
そしてそのしたでは、アイエフ達と、謎のモンスターが対峙していた。
モンスターの見た目は禍々しい、さっきまで戦っていたチューリップが可愛く見えた。
「あ、アイエフさん達だ!良かったけど、あのモンスターは…?」
そうして、様子を見ているとモンスターに向かって、アイエフさんと日本一さんがモンスターに向かって走り出した
二人共、互いに挟み撃ちにするように駆け出した。
やっぱり2人は速い!一気に間合いを詰めている!
そして、日本一が声を出しながらモンスターに強烈な攻撃をかましていた
俺はグッ拳をにぎって喜ぶ。だが、モンスターはそのまま日本一さんを吹き飛ばした
「なぁ!?嘘だろ!」
俺が驚いているスキに、アイエフさんも吹き飛ばされていた。
「そ、そんな!あの2人が?!ど、どうしよう…このままじゃ!」
俺は焦った。あのモンスターは明らかに強い。もし、アイエフさん達でも、今の状況じゃ殺される!?
だが、焦った所で俺に何が出来る?
俺はアイエフさん達とは違う。ただの一般人で、戦う術なんてもってない。
もし、今俺に出来る事と言ったら…
彼女達を見殺しにするぐらいだ
嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ!そんな事出来ない!
だが、俺に何が出来る?
何もない…俺が…
そんな時、頭にビジョンが再び流れ込んでくる
(力が欲しいか…?)
ビジョンだけではない。何故か言葉も流れ込んでいる。
(力が欲しいか?)
(奴らを救いたいか?)
(ならば、願え。)
願う。俺は、まるで操られるように願った。
力が欲しい!みんなを助けたい!
(呼び寄せろ。世界を)
世界を…
(世界を…繋げ!!)
「うおおおおおおおおお!」
ドガアアァ!
激しい激突と共に、俺はモンスターに突撃した。その一撃は、明らかに人間の出せる力では無かったが、今の俺には関係無かった。
「士倉…?」
アイエフさんがおどろいたように、こっちを見る。
俺は自分の姿を見る。
なんだ?これ?さっきまでの姿と違う…まるで日本一が好きそうな特撮のヒーローみたいな姿。顔だけ多少出てるみたいだけど。
「な、なんだよこれ…仮面ライダーかよ…」
「士倉!後ろ!!」
アイエフさんが叫ぶと、吹っ飛ばしたモンスターが俺に向かって駆け出していた!
「こっの!!」
俺はそのモンスターに向かって回し蹴りを喰らわす。
モンスターは歯を何本折れ、向こう側に吹っ飛ばされた
「…すっげ…なんだこの力は…」
俺が驚いていると、アイエフさん達がこっちに駆け寄ってくる。
「ちょ!あ、あんた本当に士倉なの?!その姿何!?」
「ふぇ〜!士倉さん!ありがとうですぅ!」
「わぁ〜!かっこいい!ねぇねぇその姿何て名前!?もしかして、君ヒーローなの!?」
「これは驚きですの…ビックリしましたの」
みんなが俺を取り囲む。
ちょちょ!みんな落ち着いて欲しい!って日本一さん!身体をペタペタ触るの止めて!
息子がおっきくなっちゃうから!!
「み、みんな落ち着いて!!…実は俺にもよく分からなくて…」
「そうなの?…まぁ助かったわ。ありがとう」
アイエフさんは俺に向かって手を差し出す。
俺は照れながらも手を握る。
温かい…
一体何があったのか分からない。けど、俺は彼女達を守れたんだ。
「ギャアアアアアアア!!!」
「!?」
すると、先ほど吹き飛ばしたモンスターがこっちに飛んできた。
俺はアイエフさん達を突き飛ばして、モンスターとぶつかり合った!
「ぐわあああ!!」
俺はそのまま壁にめりこまされた。
「士倉!!」
アイエフさん達が、俺の方に駆け寄ろうとするが
「来るなぁ!!ここは俺がやる!みんなは逃げろ!!」
「な、何言ってるんですかぁ!?士倉さんも逃げないと!」
コンパさんが悲しそうに俺に言う。だが、今のみんなじゃこのモンスターに対抗出来ない
「俺は大丈夫!絶対にみんなを守るし、このままかっこつけて死ぬつもりはない!」
俺はモンスターの頭を掴んでそのまま離さない。
「士倉!そんなのヒーローのアタシがしなきゃいけないんだよ!逃げられないよ!」
日本一さんがいう。俺はみんなを安心させようとするが、モンスターは俺をさらに押し込む。身体がきしむ
あ、やばい!力が抜けてきた!クッソ!せっかくここまで追い込んだのに!!
そんなピンチな時
「クロスコンビネーション!!」
「ミラージュダンス!!」
目にも見えない斬撃がモンスターを切り裂く。
な、なんだ…
余りにも一瞬だった為、俺はかなり驚いた。
そして、目の前には空を飛ぶ美しい女性が2人いた。
すごく綺麗な女性だ。
意識が朦朧としてた俺は最後にその2人の姿を見つめながら意識を失った。
主人公の力は一体!?
最後に現れた美しい女性とは?