少しでも楽しめるように書きたいと思います!
それでは本編どうぞ!!
いきなりだが、アホの定義とは何だろうか?俺も詳しくは知らない。でも俺もアホの部類に入るからその定義は知りたいと思っている。バカと何が違うのだろうか?言葉の響きだけで言ったらバカよりもアホの方がまだマシな気がするだろう。でも実際には地方によって言い方が違うだけらしい。話を戻すが、アホの定義は愚かである事だ。だがしかし、愚かである事がアホと言えるのであろうか?俺はそうは思わない。愚かな事でも一生懸命な奴をアホとは言えないからだ。自分でも愚かな事だと分かっていてもやらなきゃいけない時はあるはずだ。それをアホというのはおかしい。だから、アホの定義はイマイチ分からん。でも1つ言えるのは、俺は愚かでアホな人間だという事だ。
音ノ木坂学院に転校して2日目だ。
「…。」
窓から見える桜は次第に散っていくが誰かの記憶に留まることはあるのだろうか?それが桜にとって本望なのであろうか。そんな詩的な事を思っていると
「おい、神代。どこをみている。ボーッとしてないでここの問題を解いてみろ。」
今は1時間目の数学の授業中だ。ちなみに担当は我らが担任の山田先生だ。そんな山田先生から問題が当てられた。
「ふっ…。」
ナメられたものだな。俺はどうやら山田先生に誤認されているらしい。なら、答えてみせるか。
「俺に聞くのは間違ってますよ?だって俺が数学なんてわかるわけ無いじゃないですか。買い被りすぎですよ先生。」
どうだ。これが俺の答えだ。自身を持って言える俺の最大限の答えだぞ。ん?なんか先生がこっちに歩いてくるぞ?どうしたんだ?
スパァーン!!
「ッ…!!」
いってぇ!!急に歩いてきたと思ったら教科書丸めて思い切り叩きやがった!
「なにするn…「あ?何か文句あんのか?」いえ、何も。」
これは反抗したら殺されるパターンだな。俺は優秀だから分かる。
先生は用は済んだのか教卓に戻っていく。その途中に先生は言った。
「神代は後で職員室に来い。お前が喜ぶモノをくれてやるから。」
キーンコーンカーンコーン
なにナイスタイミングでチャイム鳴ってんだよ。これがご都合主義っていうやつか。
それにしても、面倒くさいな。絶対に課題だろ、これ。しかも掃除のおまけ付きだろうな。ん?何でわかるかって?こういうのは大体処置が決まってるものなんだよ。積み重ねればそのぐらい分かるようになるぞ?ま、いつまでも愚痴っててもしょうがないからさっさと職員室に行きますか。
「失礼しましたー。」
俺は職員室を後にする。案の定、罰は課題の山積みと放課後の掃除だった。嗚呼、面倒くさい。
教室に戻ると1時間目には居なかった高坂が居た。なにやら、いつもの3人組で話している。特に高坂がはしゃいでいる。俺はそう思いつつ、自分の席に着いた。
「ねぇ!神代くんもそう思うよね!?」
急に高坂が話しかけてきた。
「いや、なにがだ?話の内容知らんけど。」
話の内容知らないのにどうやって共感しろと?俺は超能力者じゃないから他人の考えなんて見た瞬間にわからねぇよ。
「スクールアイドルだよ!!廃校を止めるにはそれがいいと思わない!?」
ふむ、スクールアイドルか。知らんな。でも人気なら、止めるにはいいんじゃないか。
「それが最善の方法なら良いと思うぞ。」
詳しくは知らないから俺は当たり障りのない回答をする。これが1番だろ。
「ほらほら!神代くんもこう言ってるんだしいいよね!?海未ちゃん!」
高坂は俺に共感を得て自信を持ったのか、園田に向けて言う。
「いいえ!ダメなものはダメです!とにかくアイドルはなしです!それに、神代さんはテキトーに相槌をしないでください!」
バレてたか。どうやら、園田は反対派らしい。そりゃあ、急にアイドルやろうなんて言われたら反対するのが当然だろうな。でも、南は高坂に任せるっていう感じかな。対応と顔を見ればわかる。
キーンコーンカーンコーン
昼休みの時間になった。俺はいつものようにサ○ジェル○ンのパンを食べようと思ったが、俺はこの学校の校内をまだよく知らないから見て回って気に入った所で食べるか。俺はそう決めて立とうとした時
「神代くんどこいくの?お昼一緒に食べようよ!」
高坂が俺を昼飯に誘う。これは嬉しいな。これからはボッチで食べる必要がなくなるという事だからな。
「わりぃ。明日から頼むわ。今日はちょっと寄るところあるから。」
でも、俺はあくまで自分を貫く。初志貫徹は大切だからな。それに、校内の事を知りませんなんて言ったら、今度会った時にきっと絢瀬会長にガミガミ言われるだろうな。
「ふ〜ん。そっか!じゃあ明日から一緒に食べようね!」
高坂は眩しい笑顔で教室から出る俺を見送る。
さて、張り切って出てきたはいいけどどこに行けばいいんだろか?〜♪〜♪〜♪ん?この音はなんだ?あっちから聴こえてくるな。ちょっと行ってみるか。俺は少し好奇心で音のなる教室に向かった。
「愛してるバンザーイ♪ここで〜良かった〜♪」
俺は教室の近くに行くにつれて、ハッキリ聴こえる歌声にワクワクしていた。そして、目の前まで来て、音楽室であろう教室を覗き込む。
「愛してるバンザーイ♪始まったばかり〜♪」
そこには赤い髪をした、美しく、まだ幼さが残る顔をした可愛い女の子が居た。まつ毛が長いのが余計に美しさを引き出している。そんな、女の子を見ていると
ガタンッ
あっ!やべっ!つい夢中になってバランス崩しちまった!これは、流石にバレたか…?
「!?だ、誰!?出てきなさい!」
ですよねー。まぁここで隠れててもしょうがないし入るか。
「はいはい、怪しい奴じゃないから安心してねー。」
俺はいつもの様に気怠そうに話しをしていく。
「あなた…確か神代 龍也とか言ったかしら?」
赤毛の女の子はどこで知ったのか、俺の名前を呟く。
「ん?あぁ、確かに俺が神代 龍也だけど?」
そうか、全校集会で挨拶したもんな。知ってて当然か。
「ここで何をしているの?」
いや、それはこっちが聞きたいんだけど。まぁ、聞くのは野暮ってもんだな。ここは正直に答えるか。
「校内を見回っていたら、何か綺麗な歌声と音色が聞こえてきたから、そのまま好奇心で見に来たってわけ。」
「ふ、ふ〜ん、そう。」
赤毛の子は嬉しいのか髪を指でくるくるしている。あ、この子素直じゃないな。うん、絶対そうだ。
「すごい上手いピアノだと思ったけど、大会にでも出てるの?」
俺は疑問に思ったことをそのまま聞いた。
「私ね、大学は医学部って決まってるの。だから、私の音楽はもう終わりなの。大会には出てはいたけどそれも昔のことよ。」
彼女は寂しそうな顔で言う。はぁ、また面倒事に首突っ込んでしまったか?でも、言いたい事は言わしてもらおう。それが俺だからな。
「ふ〜んそうなんだ。それにしては随分と名残惜しそうな顔するじゃないか。」
「ッ!?あなたに何がわかるの!?」
やっぱりな、この子は素直じゃないらしい。図星を突かれて声を荒げるのは素直じゃない奴の典型的なタイプだな。
「ん?何も知らないぞ?だって今知ったんだからな。」
「なら、口出ししないd…「でもな」」
俺は赤毛の子の言葉を遮った。
「やりたい事はやれる内にやらなきゃ後々後悔するぞ。それが決められた道の為に捨てなきゃならないとなってもな。確かに音楽をやめたら医学部の大学にも行けるし、親も安心するだろうな。けど、お前自身の幸せや楽しみはどこにあるんだ?親だって強制はしていないはずだぞ。だって子供の幸せが親にとってどんな事よりも幸せな事だからな。もっと、親と話し会って自分を見つめ直した方がいいんじゃないか?」
ふぅ、柄にでもない事をしたもんだな。でも、人っていうのはいつ死ぬかなんてわからないから、自分自身の為に生きて欲しいと思ったからこんな事言ったのかな?まったく、経験には学ばされるね。
「…。」
赤毛の子はポカーンとした顔で見ている。あれ?なにかおかしい事言ったか?
「ふふっ、あなた変な人ね。初対面の人にそこまで話すなんて。でも少しスッキリしたわ。ありがとう。」
おいおい、なんだその笑顔は。惚れるぞ、惚れていいんだな?告白するぞ?それで、フラれてみせるぞ?ってフラれんのかよ。
「どういたしまして、俺が変な人はデフォルトだから気にすんな。」
俺は赤くなった頬を誤魔化す為にふざける。
キーンコーンカーンコーン
ここで予鈴がなった。ん?予鈴?あと5分しかねぇじゃねぇか!!
「おっと、時間がやばいから俺はそろそろ戻るわ。じゃあな。」
そう軽く挨拶だけして去ろうとすると
「待って!」
「ん?どうした?」
「私は1年の西木野 真姫よ。よろしく。」
西木野か。てか1年だったのかよ…。
「おう、よろしくな西木野。それと、俺一応2年だからな?」
そう言って今度こそ音楽室を出る。その時後ろから「ヴェェ!?」っていう謎の声が聞こえたのは気のせいだろう。
どうでしたか?感想やアドバイス待ってます!
あまり話が進みませんね。タグ追加した方がいいですかね。
これで、6人かな?
訂正
次回は放課後からやりたいと思ってます!
では、さよなら〜。