臓物ぶちまけて死にかけの侍を勇者として召喚してしまった件について   作:トロ

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第四話『巨人を、斬る』

 一つ振るって骸を二つ。

 二つ振るって骸を四つ。

 三つ振るえば骸は散って。

 修羅と踊るこの戦場(いくさば)で、華と散らすは命ばかり。諸行無常と笑うことなく、悪鬼羅刹の外道の地にて、土の色さえ紅に染め上げよう。

 故に、斬る。

 最後の一人を葬った異世界の斬撃は、敵手の肋を抜け、その臓腑のみを斬り裂き散らす。

 

「斬られるだけなら、木偶でも良いわ」

 

 鮮血に濡れる空気を螺旋と描き、翻る鋼が血潮の雨を自在に操る男は、そう周囲の骸に吐き捨てた。

 

「な、んだ、こりゃ……」

 

「……」

 

 バッズと用心棒。二人が到着したとき、既に賊達は全員細切れに斬り捨てられていた。

 首を取られたものはまだいいほうだ。その殆どが腹を大きく裂かれ、溢れ出た臓物をぶちまけて、苦悶の表情を浮かべて死んでいる。

 まさに惨劇と呼ぶにふさわしい光景を生み出したのは、血の海に立つ不可思議な衣装、着物を着た異国どころか異世界の剣士、宗司。

 

「腰を振って力を失ったからそうなる。情欲に飲まれた侍などつまらぬものよ……なぁ、そこの大きなお方も、そう思わぬか?」

 

 宗司の瞳は、既に隣で恐慌するバッズではなく、その隣で不動の大木の如き威圧感を充実させる全身鎧を纏った用心棒に向けられていた。

 

「……」

 

 用心棒は答えず、代わりとばかりに腰の鞘から剣を抜き払うことで返答した。

 一転、バッズは宗司にも負けぬ威圧感を漲らせる用心棒の鬼気に気おされて、潰れた蛙のような悲鳴をあげながら腰を抜かした。

 

「良き、気迫よな。この異世界とやらに来てから一日も経たぬというのに、お主のような素晴らしき侍と交わることが出来るとは……悪運ばかりではなく、俺もどうやら運が良いらしい」

 

 既に刀を抜き払っている宗司は、見上げなければならないほどの巨躯の威圧感を受け流しながらその前に立った。

 柳に風とばかりに、遠くで見守っているメイルすらへたり込んでしまうほどの力を気にも留めず、黙して語らぬ用心棒の間合いの一歩手前で立ち止まる。

 

「……強化を使え」

 

 フルフェイス越しのためか、何処かぼやけた声を宗司は聞いた。

 

「生憎と、魔術とやらを知らぬ身……何、退屈はさせん。俺の術理、自慢はせぬが、武士(もののふ)には何かと人気の見世物故」

 

「私を侮るか」

 

 用心棒の声に不愉快そうな声色が混じる。

 確かにここの常識で考えれば、魔術を使わず戦おうという宗司の主張は侮っていると思われても無理はないだろう。

 だが、しかし。

 

「侮る、ね」

 

 常と同じく刀を腰構え。刃を寝かせて、蹴り足を後ろに一歩引かせて半身を僅か下げる。

 あえてこれより行う動きを悟らせる体勢。それを見せた理由は、この敵手の目を覚ますため。

 

「戯け、それはこちらの台詞だ」

 

 轟、と死肉の大地を宗司の足が食む。力強い踏み込みの後、一筋の稲光となった宗司が、用心棒の剣の間合いへと入り込んだ。

 強化魔術を使わない人間と使った人間。本来ならその性能差は単純に五人分の能力差があるとされている。

 それほどまでに強化魔術の恩恵は絶大だ。だが宗司の踏み込みは、恐るべきことに強化された兵士とほぼ五分の速度域にまで達していた。

 

「ッ!? だが!」

 

 しかし、それはあくまで並みの兵士と五分ということ。幾ら速いとはいえ、所詮は凡俗と同格では、確かに一瞬は用心棒を驚かせるものの、容易く反応されてしまう。

 腐った傭兵団に雇われたとはいえ、その実力は折り紙つきだ。巨人の身体能力に、人間の魔術の力を重ね合わせたその力は、巨人族の一撃すら遥かに上回る。

 まるで巨大な樹木の壁が高速で叩きつけるかのように、閃光と化した宗司をすら遅いと断ずる神速の一刀は、違うことなく宗司もろとも地面を叩き壊した。

 

「ひ!?」

 

 遠くに居たメイルが悲鳴を上げるほどの轟音と振動が発生する。巨大な火薬を弾いたような一撃によって、死肉は吹き飛び、巨大な土埃すら発生した。

 巨人の一撃。

 技術を嘲笑う単純な力の直撃を受けて生き残れる道理は、ある。

 煙幕を突き破って用心棒の左側に回りこんだのは、埃で汚れている以外は無傷の宗司だ。

 

「ぬっ!?」

 

「力任せ。だが、分かっていれば安い一撃よ」

 

「貴様ぁ!」

 

 見た目通りの騎士としての誇りがあるのか。己の一撃を嘲笑った宗司を斬り捨てんと真一文字に鉄塊が振るわれる。

 しかし、用心棒がその動作に入ったときには、既に宗司はその剣内には存在しない。まるでこれから振るわれる斬撃がわかっているかのように、鉄塊の剣筋の半歩手前に身をおいた宗司。

 やはりと言うべきか、大振りの空振りを果たした直後、宗司はその隙を狙って一歩を踏み込んだ。

 

「カァ!」

 

 大きく開いたその懐へ、猿叫もかくやとばかりに気勢を発した宗司が飛び込む。神速には至らずとも、隙を晒した今ならば充分に間合いを詰めることは可能だ。

 そして、間を詰めれば敵手が鋼鉄を武装しようと関係ない。ギラリ揺らぐ瞳は嬉々として、妖艶振りまくその愛刀をまずはその無骨な鎧を纏わぬ関節へ。

 

「はぁ!」

 

 だが宗司の目論見は直前で二人の間に立ちふさがった巨大なタワーシールドによって防がれる。

 その威容はまさに壁。鋼鉄を重ね合わせ、魔術的に強化されたそのタワーシールドは、見た目以上の頑丈さと取り扱いの良さがある。

 

「盾だ!」

 

「否、我が刀よ!」

 

 宗司は己の前に立ちふさがる障害へと刃を解き放った。

 斜め下からの、掬い上げ。宗司が特に得意とする一振りは、まるで一切の抵抗もせずに下段から上段までを斬り抜いた。

 同時、凛と響く刃鳴りの音色が場を満たす。

 斬り捨て御免と歌うことなく、語るに及ばず斬り落とす。

 

「がぁ!?」

 

 斬撃に僅か遅れ、タワーシールドの下半分が切り裂かれる。

 さらに、たまたまその取っ手を握っていた用心棒の左手の薬指と小指が、装着していた手甲ごと切断され、その断面から勢いよく熱血が迸った。

 

「侮るなと言うただろうが」

 

「貴様……!」

 

 激痛に悶えた時間があれば、宗司ならばトドメの一撃を放てたはずだ。しかし宗司はそうすることなく、刀を肩に担いで得意げに喉を鳴らし、用心棒が立ち直るのを待った。

 

「そら、これで終わりか?」

 

「まだだ……!」

 

 用心棒は切り裂かれた左手に渾身の力を込めた。すると筋肉の収縮によって出血が収まる。巨人族の膂力があってこそ行える荒業を見せれば、最早使えなくなった盾を捨てて、左手を広げ宗司に向けた。

 

「ん?」

 

「『燃え上がれ紅蓮の鏃』!」

 

 向けられた掌を囲うように、虚空に炎で象られた鋭い矢のようなものが現れる。

 魔術。初めて見たその神秘の光景に見とれる暇もなく、用心棒は爪を炎の矢を纏った左腕を引くと、全身を弓に見立てて一直線に拳を振るった。

 総勢十にも及ぶ炎の弓矢が、左腕という銃口を越えて宗司目掛けて放たれる。その速度は弾丸にすら迫る勢い。見てから避けるでは間に合わぬ速さと、当たれば人体を貫き、傷口から燃え上がるという凶悪な魔術。

 当然、当たってやるほどお人よしではない。魔術の成す神秘を見たときに動き出した宗司は、今まで感じたことの無い奇怪な気の動き、つまりは魔力の流れを長年培ってきた第六感とでも言うべき感覚で捕捉。その射線を用心棒の視線の刺さる部分と、放たれる拳の先から鏃の方角を予測し、その間に体を捻りこむ。

 触れれば死。それを肌で感じるが、しかしそんなの、己の居た世界で相対した強敵達との激闘でも同じだった。

 直撃すれば死。

 その程度、いつものことだ。

 

「化け物か!?」

 

「お主ほどではないがな」

 

 人間を超える巨躯と、魔術と呼ばれる術を扱うほうが、よっぽど人間離れしている。いやしかし、それを相手に化け物とまで言わせるならば。

 

「ふんっ、俺もやはり一匹の修羅か」

 

 望む所だ。

 再びの間合い。今度こそその全てを奪い去ると決めた眼差しだったが、見上げた巨躯に流れる魔力の方向を察して、咄嗟に斬撃ではなく後退を選択した。

 遅れて、いつの間にか地面に刻み込んだ魔方陣から鉄の槍が幾つも飛び出す。

 強かな奴だ。

 一瞬見たところ、宗司から見れば奇妙な図形である魔方陣は左手の出血で描かれたものである。

 小細工、とは笑わない。石にかじりついても勝ちを拾いにいく心意気は嫌いではない。

 

「まだだ! 『五連弾・火球』!」

 

 下がった宗司を追撃するのは巨大な炎の塊が合わせて五つ。やはり見てからでは避けられぬ魔術の冴えだが、放つときには宗司の姿はそこにはない。

 そして、放つ間際の機先を取られているため、わかっていても魔術を放つのを止められない。誰も居ない空間を焦がすだけで終わる炎の弾丸。

 その間に円を描くようにして回り込んでくる宗司を見据え、用心棒はその甲冑の下におびただしい量の冷や汗を掻いていた。

 わからない。

 動きがわかっているのに、まるでわからない。

 幻術系の魔術でも使われたかのように、用心棒の強化された反射神経は袴で隠した宗司の不可思議な歩法に惑わされ、先ほどの賊達と同じく目測がわからなくなっていた。

 今、奴は自分の右側に回りこむように走っている。

 しかし、走っているのに動いていない。

 止まっているのだ。

 だが動いているのだ。

 蜃気楼を追うとはこのことか。減速と加速を連続して行うことで、一定の速度で動いているように見えて、その実不規則に動くという不可解。

 分かっていても、魔術を放ち続けるしかない。連続で放ち続ける炎の弾丸の豪雨。それでも平然と立ち回る宗司の何たるおぞましさか。

 異様。

 異質。

 魔術を使わず、魔術以上をこなす宗司こそ、化け物といわず何と言う。

 

「理無き者では、例え稲光であろうが当たるわけなし」

 

「何を!?」

 

「見え透いているのだ。阿呆」

 

 宗司の目にはこれから用心棒がどう動くかも、それこそ魔術を発動しようとしているんだなぁということも大体見当がついている。

 そして、既に同じ魔術ならば、体内を走る魔力を見切ることにより予測は可能だ。

 もしも用心棒が宗司に一矢報いたいと思ったのなら、流れを見切られてしまう火球の魔術ではなく、宗司が見たことのない魔術の流れで奇襲をかけるしかない。

 それでも、魔力の流れが読まれているため発動の予兆が悟られてしまう現状、当てるのは殆ど不可能なのだが。

 

「確かにお主は強い。恵まれた体躯、魔術とやらを操る腕前。それに比べて俺といえば、お主と競えるものは何一つないだろう。速さも、膂力も、魔術にいたってはからっきしだ」

 

「だったら何故貴様は……!」

 

「無論、狂気」

 

 それがお主に足りぬのだと、宗司は嗤った。

 あらゆる全てが用心棒はおろか、これまで斬ってきた賊達にすら劣る宗司。

 しかし彼らとは決定的に違うのが一つ。

 (ことわり)だ。

 刀に身を捧げて得るに至った理。同格、あるいは己以上の強敵との死闘で培った技術。

 魔という術に頼らずとも。

 人は、狂気で修羅と成る。

 

「俺は死狂い、達したぞ」

 

 王道で頂に達するには、人の生はあまりに短い。

 その儚い生涯の十年を無為に過ごした己が刀を極めるには、まともでなんていられなかった。

 

「だからとて……!」

 

 いよいよ間合いに到達する間際。用心棒は魔術を諦め、もてる全ての魔力を強化の魔術に叩き込んだ。

 瞬間、あまりに膨大な魔力によってその巨躯が閃光を放つ。過負荷によって筋肉が悲鳴をあげるが、それすらも今の用心棒には些事であった。

 

「その意気、買った!」

 

 宗司は走るのを止めると、一足の間合いで用心棒と向かい合う。

 大上段に構えられた鉄の塊は、最早小さな家屋を遥かに凌駕する高さに切っ先が存在する。

 おそらく、初手の一撃を遥か凌ぐ一閃となるだろう。僅かな間だったが、用心棒は宗司が己の居る場所とは別次元の場所に立っていることだけは理解した。

 故に、それに対してあまりに稚拙な我が技量では騙せぬと悟り、ならば悟っても避けられぬ神速を、その願いを鉄塊に注ぐ。

 

 ──これだから、撃てば響く大器は堪らんのだ。

 

 生きてきたこれまでの全てを剣に託した用心棒の大上段を見て、宗司は内心でほくそ笑む。

 使えぬカスなら容易く葬る。しかし、己の糧となる敵手ならば、その全てを引き出した上で勝利を得るのが極上だ。

 そこでふと、老剣客との決闘を思い出して自嘲を一つ。

 

「いやはや、比べることこそ失礼か……」

 

 それよりも、今はこの相手との目くるめく死闘を楽しもう。

 静寂に染まったこのひと時。

 互いに自身の死を身近に感じる一瞬。恐怖と興奮が混じりあい、極限の意志が導火線に火を点ける。

 命を乗せた、全霊。

 用心棒が積み重ねた全てを感じる。生まれ、育み、手に取った鋼と共に駆け抜けた戦場(いくさば)の情景。

 一つの人生とは、それだけで強き鋼となる。

 魂という練磨された刃の冴えよ。

 この修羅場の中で、その煌きを魅せてみろ。

 

 そして遂に、どちらかの人生最後のひと時となるだろう静寂は終わりを告げる。

 

「行くぞ! 我が渾身、逃げるも受けるもやれるならば成してみよ!」

 

 勇ましくも吼え滾った用心棒が先手を果たす。 

 踏み込みの苛烈は極大の震災が起きたかの如く。踏み込みと共にひび割れる大地を見れば、その一歩がどれ程の力を込められたものなのか手に取るようにわかるだろう。

 

 ──分かっていようが、避けさせぬ!

 

 絶対の自信が用心棒にはあった。或いはこの一撃の後、魔術の過負荷によって動くことも出来なくなるのはわかっていたけれど。

 だからこそ、この一撃は神であっても斬り落とす。

 恐るべきは戦闘者の執念。あるいは巨人と人間の混血ゆえの強みか。

 踏み込みから僅か零秒。つまり瞬く間もなく空気の壁を突き破った巨大な稲光と化した鉄塊が落ちる。

 その一撃の冴えだけを見るならば、貴族級魔族の一撃にすら匹敵するだろう恐るべき一閃。

 避けようが、風圧で潰れる。

 受けようが、諸共潰してみせる。

 であれば、生身の宗司に行えることは、只一つ。

 

「……ッ!」

 

 雷光が落ちる前に、宗司は己の中へ埋没していた。

 敵手の一撃は必殺。避けようにもこの間合いでは回避は不可能。

 ならばどうする。

 何をもって、魔術と言う超常的力と、巨人と人間の混血という人間を超えた規格外の力を併せ持つ脅威に抗うのか。

 何をもってもない。

 いつだって、宗司が頼るのは己の刃、只一つ。

 この刀に託した地獄だけが、宗司の信じた凛と冴える音色なら。

 驚異的な見切りが、時間を越えた反応速度を宗司に与えた。その目に映るのは今から放たれ巨人の決死の軌跡。脳天を割り股を引き裂き大地を砕く軌道を完璧に思い描いたところで、全身から力を抜いた。

 力を充実させた用心棒とは逆の所業。それは、必死の映像を思い描き、抵抗を諦めたというわけではない。

 脱力と呼ばれる技法がある。

 力をこめる瞬間まで力を抜き、然るべき後、一気に限界まで引き絞った力とのふり幅によって、爆発的な力を得る技法だ。

 これがあれば、たとえ総合的な力で勝る相手であっても、一瞬であれば打ち勝つことさえ可能となる。

 そして、宗司が今行った脱力は、達人ですら舌を巻くほどの力の抜き加減であった。

 この死地において、全身から力を抜くことのなんと至難なことか。では、達人ですら至難である一連を行ってみせた宗司は何だというのか。

 

 無論、この身、刀であれば。

 

 表情は抜け落ち、まるで握り締めた刀と同じような冷たさが露になる。

 生きるつもりは毛頭ない。

 望むのは一閃だ。至高と呼ばれるべき、あらゆる全てを斬って捨てる無双の域。

 そこに至るならば、命などは必要ない。

 

「故に──」

 

 そして、時は動き出す。

 音を置いた渾身が落ちてくる。宗司の目では追いきれぬ紫電如き振り下ろし。あらゆるものを叩き潰す破壊の暴風に対し、微動とせずに脳天に風圧がかかる直前まで力を抜いた宗司の顔が、薄らと笑みを貼り付けた。

 

 そして、鈴の音色は響き渡る。

 

 凛と歌うは誰の音色。

 暴力の極地を斬り伏せたのは、耳に涼しい鋼の歌声。

 

「斬る」

 

 閃光を超えた宗司の刀は、天高く振りぬかれている。

 遅れて、斬り捨てられた鉄塊が、くるくると虚しく空を漂って、その戦いを呆けた様子で見ていたバッズのところに運悪く突き刺さった。

 

「……無念」

 

 命を賭した刃を容易く斬り裂かれた用心棒は、その反動で破裂した筋肉から溢れ出る出血を鎧の隙間からあふれ出し、最後に血の塊をメットから吐き出すと力なく崩れ落ちた。

 地響きを立てて倒れた用心棒を見据え、抵抗がないと察した宗司は刀を鞘に収める。

 

「魔術、堪能した」

 

 満足げに笑う宗司の声に応える者は存在しない。

 死山血河に修羅一人。

 己の世界では味わえなかっただろう死闘に満足した宗司はとりあえず、辛うじて意識は保っているものの、また股間を濡らして涙目になっているメイルの下へと向かうのであった。

 

 

 

 

 




次回、修羅顔ダブルピース
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