[凍結]私は真の英雄への道を歩む   作:りどれー

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はじめまして。
最近余裕ができたのと、設定が浮かんだため書いてみました。
大まかなプロットしかできていないため、更新頻度は低いと思います。


一章「始まりはA組で」
第一歩  受験の日


「……はぁ、ロボットを(ヴィラン)と仮定して受験生に競争させるとはね。戦闘力や機動力等を見るには良いかもしれないが、英雄(ヒーロー)の本質はそこじゃないだろうに」

 

 倍率300倍を誇る雄英高校の入試会場に、その少女は居た。

 背中まで伸びる金髪に、赤い瞳、誰もが美人と称するであろう彼女は今、深い深いため息を吐き、実技試験の内容に不満を述べていた。

 

「……まぁ仕方ないか。それが規則(ルール)ならばそれに従うべきだし、自由度は高い。私は私のやり方をすれば良い」

 そう結論付けた少女は持参した飲み物を飲み、目を閉じ集中し始めた。

 

「はいスタート!」

 その合図と同時に紅い(・・)目を見開いた少女は、会場内へと一気に駆け出した。

 

 

 

 合否を決める会議では、いくつもの議論が飛び出していた。

「この少年、後半まで派手な個性で引き付けていたね。敵P(ヴィランポイント)だけで2位とはすごいじゃないか」

「タフネスの賜物だね。反対に、こちらのもじゃ毛君は救助P(レスキューポイント)のみで8位となった」

「あのデカブツを倒した時は、思わずYEAAHH! って叫んじまったぜ!」

「……ただ、1位の子はすさまじいとしか言えないね。この得点は歴代最高じゃないか?」

「敵P99、救助P55、合計154Pなんて2位の子の2倍じゃないか」

「スタートと同時に駆け出し、近い仮想敵から鎧袖一触で破壊。近くに居なくなってからは、ケガしそうな受験生を率先して救助し、何より最後は……」

「あのデカブツも瞬殺だもんなぁ。あまりに躊躇なく飛び出して一瞬で倒しちまったから、他の受験生がただただ唖然としてたもんなぁ」

「HAHAHA、なにはともあれ、彼女が主席であることに間違いはないのさ! 届け出ている個性でここまでのことができるのは驚きだけど、恐らくそれだけの目的意識をもって訓練してきたんだろうからね! 恐らく、君とは相性が良いんじゃないかな、相澤先生!」

「……確かに、こいつの動きはひたすら合理的です。個性と受験での動きから、ひたすら自分自身を苛め抜いてきたんでしょう。ですが、あくまで現段階での話です」

「それで十分さ! さて、では合格者も決まったことだし、これから新学期に向けて先生方はよろしく頼むよ!」

 

 こうして雄英高校ヒーロー科の合格者40人が決定した。圧倒的な実力で主席をとった彼女を待っているのは、苦難か、挫折か、それとも……。

 

 ヒーロー科主席 赤黒血尋(あかぐろちひろ) 個性「吸血鬼」




ぶっちゃけ名前が浮かんだので書き始めました。
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