「にゃんこ先生、ぽっぽ焼き、買ってきたよ。
ここに置いてくね」
「すぴー(寝たふり)・・・むにゅむにゅ・・・・」
「起きたフリしたら、食べていいからね」
(にゃんだ・・・・バレとるのか)
「お酒欲しかったら、ここにあるから。
燗つけといたから。ぬるくなる前に、飲んだ方がいいと思うよ」
「ふぁ~・・・(眠い目をこすりながら)いや~良い眠りじゃった。
お、こんなところに酒があるな。いただくぞ。夏目」
「どうぞどうぞ。僕はまだ未成年だから、お酒は飲めないしね」
「まあ、あんまりかんけーないけど、おまえがそう言うなら
わしひとりで、いただいておこう。イカもうまそうだ」
「そろそろ、話の続き聞かせてくれない?」
「そうじゃな・・・・・
その瞳が青と金色の猫じゃが、わしをみると、つーんと
そのまま通り過ぎたんじゃ。
わしは、なんちゅー生意気なヤツだ!と、思い、後を追った。
すると、祠の後ろに子猫が5匹ほどおったんじゃ。さっきの猫の子だと
すぐにわかった。3匹は母猫と同じ、青と金色の目、のこりの2匹は
青と銀の目ん玉じゃった。
母猫がひとりで育てておったから、未亡人、いや未亡猫なんじゃと思ってな」
「猫って、夫婦で育てないでしょ?母猫が一人で育てるでしょ?」
「そういう細かいことはつっこまんでよろしい」
「とにかく、わしはその猫達の父親になってもよいと思うたんじゃ」
「相手の性格もわからないのに、いきなりその決意って、なぜに?」
「この突然変異と一緒にいれば、将来一攫千金とか
狙えるかと思って」
「うわぁ・・・にゃんこ先生、ひとでなし!」
「そりゃそうじゃ。吾輩は猫である。ひとではないのだ!」
「へりくつばっか・・・てか、そんな邪な考え
よくないでしょ!」
「いろんな妖退治に、特別な力があるとふんだんじゃ。
わしといれば、百人力じゃろ?」
「んまあ、そういうことなら・・・・それで、その猫って
結局、どんな力があったの?」
「わしは、すぐに脳直結テレパシーで話しかけたんじゃ。
わしはこーゆーもので%&’(#$%&’(以下省略)
そなたたちは、只者でないと見受けた。その力を貸してほしい。
わしがあるところに隠し持っている元祖友人帳を守り、よからぬ妖から
それを守るため、そなたの協力が必要じゃ、と。
レイコの作成以前に元帳があったんじゃ」
「なるほど。それで?」
「すると、母猫の金色の瞳が光って、わしの方を向き直って
テレパシーで答えてきた。
『もしかしてあなたが噂の【斑】様ですね。お待ちしておりました。
噂は兼ねがね、伺っておりました。私共がお力になれるのでしたら
喜んでお伴致します』
ぜひ、そうして欲しい。わしがそちらの大黒柱として、家族になりたい。
如何なものか」
「ニャンコ先生、なんかいきなりクールに攻めてんね?どこで
そんな技身につけたの?」
「ふん。生まれつきじゃ。てか、ごちゃごちゃうるさいな。
とにかく交渉は成立し、子猫の父親として、家族になることを
約束した。彼らのそれぞれの能力は・・・・
すぴーーーー」
「はあ?そこでまた寝る???今度はなに?
なにが欲しいの?ニャンコ先生!
あ・・・・酔いつぶれてる・・・・どんだけ
速攻で飲んだの!???もう・・・・
また次回に繰り越し、ってそのパターンでしょ!!!」
(スヤスヤ・・・)
お酒のおつまみって、ちょっと濃いめの味付けにしますが
お弁当のおかずにもちょうど良い具合です。
秋は、根菜モノがおいしいですね。
昨今、クッキング男子(児童)が増えているようです。