鵜養貴也は勇者にあらず   作:多聞町

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今後も本作をよろしくです。

では、本編をどうぞ。




第三十四話 祈り

杏を庇いながら、旋刃盤を楯として防御する球子。

だが、蠍座型(スコーピオン)バーテックスの執拗な尾針の直撃により、旋刃盤には大きく亀裂が走り、今にも割れそうだ。

 

貴也は輪入道の速度を最大にして、球子たちを助けに行こうとする。

だが、蠍座型の最後の一撃が振るわれようとしていた。

 

「クソッ!! とどけーーーっ!!!」

 

届かない、と思った。

間に合わない、と思った。

間に合え! と願った。

 

 

 

 

その時!

 

 

 

 

「アンちゃん!! タマちゃーーーんっ!!!」

 

友奈の濃厚な気配が、貴也の体に乗り移ったかと錯覚するほど重なった瞬間、体全体が前方に引っ張られるような急激な加速が生じた。

 

体全体で、蠍座型の尾を弾き飛ばしていた。

思考が加速する。

 

『尻尾を押さえろ!!』

 

輪入道の推進力を加え続け、体全体で押さえつける。

 

「杏!! 球子を連れて離脱しろっ!!!」

 

「はいっ!!」

 

「貴也っ!!」

 

「任せろ、球子っ!!」

 

友奈の濃厚な気配。ならば、この力は……

 

 

 

 

貴也は輪刀に三つの精霊、輪入道、雪女郎、七人御先すべての力を込めながら叫ぶ。

 

「来いっ!! 一目連っ!!!」

 

怒濤のラッシュが始まった。残像を残すほどの斬撃の嵐。

最初の数撃は蠍座型の尾のくびれ、球体の連結部分を狙う。瞬く間にそれは斬り飛ばされ、蠍座型は尾針という攻撃手段を失う。

 

杏が球子をおぶって安全圏に脱出したのを目の端で捉えると、貴也はジャンプして蠍座型の本体への攻撃へ切り替える。

片手では足りないと感じた貴也は、輪刀を二つ出現させ両手で斬りつけ続ける。バーテックスへ与える一撃の威力は大幅に減るが、それを手数が補う。

銀に鍛え上げられたからだろうか? バーテックス周囲の空中を舞うように跳びながら、輪刀で斬りつけ続けるその姿は、まるで銀の生き写しのようだ。それは、銀の攻撃が赤い閃光ならば、さながら青白い閃光とも呼ぶべきものだった。

 

だが、加速する思考はその攻撃の限界をも貴也に理解させる。

 

『銀たち、アップデート前の勇者では御魂(みたま)を破壊できなかったはずだ。僕のこの力は、それにすら届いていないはず。鎮花の儀すら存在しないんだ。このまま削り続けて撤退に追い込むしかない!』

 

しかし、貴也の予想は裏切られる。それも、良い方向に……

 

 

 

 

バキーン!

 

蠍座型の本体の一部がまるでアクリル板のように割れる。その中身は空洞だ。

 

「御魂が無いだとっ!?」

 

更に続けた攻撃が、やがて蠍座型の体を崩していく。

最後の一撃が勢い余り、貴也は樹海化している地面に激突した。

 

「やったのか……?」

 

砂のように崩れていくバーテックスを眺めながらも、貴也は警戒を緩めない。

完全に崩れ去って更に一分待った後、ようやく友奈たちの援護に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に残ったのは天秤座型(ライブラ)バーテックスだった。

いつの間にか千景が七人御先の力を振るい、遅れて合流した若葉も義経の力を振るっていた。

だが、二人の攻撃は球子や杏が蠍座型に、友奈が天秤座型に攻撃していた時と同様、全くダメージを与えられていない。逆に天秤座型の回転攻撃に弾き飛ばされる有り様だ。

 

天秤座型の回転攻撃は、蠍座型が屠られると更に激しさを増し、今や周囲に猛烈な竜巻並みの嵐を巻き起こしている。

 

友奈は、自身に下ろしていた一目連の力が既に解けていることに気付き、不安に駆られた。

 

『こんなの、どうやったら倒せるの? 貴也くん……』

 

 

 

 

「うぉぉおおおーーーっ!!」

 

貴也は、輪入道の空中走行で天秤座型の真上を取ると、そのまま嵐の中心へ高速で急降下攻撃を試みた。

天秤座型に届く寸前、輪入道の力を解放し、一目連を含む四つの精霊すべての力を攻撃に振り向ける。

狙うは揺動(てこ)に相当する水平下段の竿部分。青白い閃光となって一箇所を集中的に攻撃する。

 

バギン!!

 

竿に相当する部位が折れ、天秤座型はバランスを崩してその回転を不安定にさせ、横倒しに倒れる。

貴也はそれに巻き込まれて吹っ飛ばされていった。

 

 

 

 

「回転が止まった! ここだ!! ――――――来いっ!! 酒呑童子!!!」

 

千載一遇の好機を見逃さず、友奈は日本三大悪妖怪の一つをその身に下ろす。

並の精霊では、この大型バーテックスにダメージが通らない。だから、友奈は覚悟を決めて攻撃力が非常に大きい精霊を憑依させたのだ。

友奈の勇者装束が変化し、手甲は彼女の体には不釣り合いなほどに巨大化する。

 

「うぉおおーーーっ!!」

 

鬼の力を振るう友奈。その両の手から繰り出されるパンチの威力は貴也の全力の斬撃を遙かに上回る。一撃ごとに天秤座型を破壊していく。

 

バキーン!

 

やはり天秤座型も蠍座型同様、その本体内部は空洞だった。僅か十数撃で天秤座型はほぼ崩しきられ、最後は砂のように崩れ去っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

「タマっち先輩……、大丈夫?」

 

球子を背負って安全圏まで脱出した杏が心配そうに尋ねる。球子の両足は足首付近がズタズタになっていた。

 

「大丈夫だよ、あんず。でも、ちょっと歩けそうにないや……、ハハッ……」

 

そう言う球子は激痛に顔をしかめ、その顔色は青ざめているのを通り越し白くさえなっていた。

 

 

 

 

「友奈!!」

 

「高嶋さんっ!!!」

 

若葉と千景は倒れ伏している友奈に駆け寄った。

あまりに強大な力を振るった反動だろう。友奈は最後の一撃を天秤座型に与えた直後、気を失って倒れていた。その両の拳からは夥しい血が流れていた。

 

 

 

 

天秤座型が倒れた時に巻き込まれ吹っ飛ばされた貴也は、樹海の中で仰向けに倒れていた。意識は失っていない。だが、体は動かなかった。やはり、大きな力を使った反動なのだろう。

 

「でも、良かった……。みんな、生きているんだ……」

 

そう呟いた時だった。

彼の左横に小柄な人影が立ったのが見えた。だが、何故か焦点が合わない。顔立ちも服装も分からない。非常に小柄な人影ということ以外の情報を全く掴めなかった。

 

「汝が世の理を壊しし者か……?」

 

その人影は、ゆったりとした語調で話し掛けてくる。

 

『何を言っているんだ?』

 

「ふむ。いとあやしき人の(ゆかり)を持ちたる……。また会ふこともあらむ。その時まで健やかなることなり」

 

話し終えるや否やその人影は現れた時と同様、いきなりその姿を消した。歩き去る素振りさえ見せずに。

 

『何だったんだ……?』

 

貴也は何も分からぬまま、樹海化が解けるまでその場から起き上がれなかった。

 

 

 

 

 

 

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

 

 

 

 

 

 

樹海化が解けると貴也たちは全員、大社の医療班によって回収され丸亀市内の総合病院に入院させられた。

全員その身に精霊を下ろしていただけでなく、肉体的、精神的ダメージの大きかった者が少なくなかったからである。

 

大きなケガのなかった若葉と千景は、翌日退院できた。

しかし、肉体的ダメージの大きかった杏と、精霊憑依の影響の大きかった友奈と貴也の入院は長引いた。

そして球子は足首付近を中心に下腿が粉砕骨折しており、戦線への復帰が絶望的となっていた。

 

当然のことながら、日曜日に予定していた花見は中止となり……

 

 

 

 

予定していたよりも四日遅れの木曜日。

その日、丸亀城内で貴也たちは花見をすることになった。

もちろん、入院の長引いている四人については様々な制約が付いた。それでも、命懸けで勝利を掴み取り、四国の安全と平和を守り抜いた勇者たちの祝勝会として、一時間のみということではあるが許可が出たのだ。

 

 

 

 

「皆さーん。こちらですよー」

 

ひなたの声が響く。彼女の側には、若葉と千景、そして見慣れない少女が一人。

レジャーシートが何枚も敷かれ、その上にはお弁当や水筒と見られるものが並んでいる。

 

「おーい! ひなた、若葉、千景、真鈴、待たせたなー!」

 

「タマっち先輩、あんまりはしゃぐと傷に障るよ」

 

「分かってらい! でも、あんず、見タマえ。このタマの勇姿を! 我は帰ってきた!」

 

杏の心配の声に、あえて巫山戯て返す球子。

その球子は、貴也の押す車椅子に座っていた。両足とも膝から下はギプスでガチガチに固められていた。腕も頭も包帯が巻かれている。それでも、明るく元気いっぱいな声を張り上げるのだ。

 

杏も包帯だらけだ。そして、左腕はアームホルダーで吊られている。でもその表情は満面の笑顔だ。僅かな時間とはいえ、皆で集まって遊べるこの時間を楽しみにしてきたのだ。もちろん、球子が側にいてくれるのが一番嬉しいのだが。

 

友奈は両拳を包帯で巻かれている。意外にそれ以外は健康体に見える。ただ、頭の中でぐるぐる回っているフレーズがあった。

 

『今日、どうやってご馳走を食べよう……? 誰か、食べさせてくれないかな?』

 

お箸もフォークも持てない手を抱え、そればかりが心配事だった。ちなみに、病院では看護士の皆さんに食べさせてもらっている。何故か、友奈のその当番は看護士の間で好評なのだそうだ。

 

そして、貴也は全くの健康体に見える。いや、健康体そのものだった。戦いで負った怪我も二晩でほぼ回復した。

 

『なんか、戦う度に回復力が増していっているような気がする……。どこの宇宙人だよ、まったく……』

 

もはや、自分が本当に人間なのか、微かに疑いが頭をよぎる貴也であった。

だが、複数の精霊の憑依、それも今回初めて憑依させた精霊もいるということで、今日まではほぼ面会謝絶状態で、カウンセリングの嵐に見舞われていたのだった。

 

 

 

 

丸亀城全体で言えば既に満開のピークは過ぎているものの、その大木はまだ見事な花を、広がる枝いっぱいに咲かせていた。

その大きな桜の木の下。若葉たちと病院組が合流する。

 

「高嶋さんと鵜養さんは、はじめましてですね。安芸真鈴といいます。よろしくお願いしますね」

 

「よろしくー、安芸ちゃん。タマちゃんとアンちゃんがいつもお世話になってまーす!」

 

「こちらこそ、よろしく。球子と杏が勇者に覚醒した後、暫く一緒に過ごしていたんだって?」

 

「うん、そうだよ。じゃあ、ここからはざっくばらんによろしくね。高嶋ちゃん! 鵜養くん!」

 

その、三つ編みにしたブラウンの髪とそばかすが印象的な少女は、巫女らしからぬ砕けた態度で接してきた。

おかげで貴也たち初対面組も構えることなく、すぐに彼女と馴染むことが出来たのだった。

 

 

 

 

「お願いしてた桜餅はー? それと、うぐいす餅っ!」

 

「ちゃんと皆さんの分も考えて、たくさん用意しましたよ。でも、まずはお弁当からですね」

 

食い意地の張った発言をかます友奈に、ひなたが穏やかに返す。

弁当などの食事の用意は、ほぼひなたが仕切ったようだ。どうも、若葉や千景は主戦力になり得なかったらしい。

真鈴は、大社本庁でのお勤めを終えてから来ていたので、準備を手伝うことは叶わなかったようだ。

 

「高嶋さんは、その手じゃ食べられないわね。私が食べさせてあげる……」

 

「わーい! ありがとー、ぐんちゃん! やっぱり、持つべきものは親友だねー」

 

「あんまり褒められても、大したことはできないわよ……」

 

大げさに喜ぶ友奈に、頬を染める千景。

怪我の酷い球子は、さすがに車椅子に座ったままの参加となった。

杏も簡易ベンチに座ったままだ。球子と目線を合わせたいのもあるらしい。

 

 

 

 

全員に飲み物と弁当が行き渡ったところで若葉が開会の挨拶をする。

 

「それじゃあ、満開のピークを過ぎてしまったのは残念だが、かねて約束していたお花見を兼ねた、球子の送別会を開催したいと思う。私が長々と挨拶するのもどうかと思うし、みんなも思い思いの話をしたいと思うので、すぐに乾杯したいと思う。じゃあ、みんな、用意はいいか? かんぱーい!」

 

「「「「「「「かんぱーい!」」」」」」」

 

そうなのだ。球子は明日、高知へ疎開することになっていたのだ。

両足を粉砕骨折している球子は、普通であれば日常生活に戻れるのが精々のところ、勇者の回復力のおかげもあり、きちんと療養、リハビリを頑張れば戦線復帰が可能であることが分かったのだ。

但し、リハビリを含めて完治には約四ヶ月が必要であると見込まれていた。

そして、その期間であっても勇者である球子は、樹海化の際には否応なく巻き込まれる形になるため、樹海化が起こっても戦闘に巻き込まれないよう、前線から遠く離れた高知にて療養することが決まっていたのだ。

 

皆、寂しさは隠せないが、逆にちゃんと療養すれば元気な球子が帰ってくることも分かっていたので、こうして約束していた花見にかこつけて、送別会を開くこととしたのだ。

そういったこともあり、大社の許可も得やすかったということなのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

暫く、美味しい弁当に舌鼓を打ち、桜の花の美しさを()で、とりとめのないおしゃべりに興じていると、ひなたが思いだしたように貴也に話しかけてきた。

 

「そういえば、貴也さん。今回の戦いで、友奈さんが下ろしていた精霊も使えるようになったと聞いたんですけど……」

 

「ああ。一目連のことか」

 

「おおー、そうそう。鵜養くんってさー、精霊を可視化出来るんだって? タマちゃんから聞いたよー。見せて、見せて」

 

すると、横合いから真鈴が興味深そうに、かつハイテンションで話しかけてくる。

そんな真鈴に球子が苦言を投げかける。

 

「おいおい、真鈴。精霊の憑依の危険性も話しただろ?」

 

「二、三分なら問題ないだろ? いいよ。――――――召喚」

 

「うわーっ、って。――――――うえ……。なんか気持ち悪い造形なんですけどー……?」

 

貴也の計らいに、真鈴は歓声を上げて精霊に近寄ったが、すぐに微妙な表情になる。やはり、真鈴にとっても見続けると不快になる気持ちの悪い見た目らしい。

すると、目ざとく友奈が一つの精霊を指差……すことは叶わず、包帯に巻かれた拳で指して、軽く驚きの声を上げた。

 

「あ、一つ増えてる!」

 

貴也の周りに十体の精霊がふよふよと浮いている。以前からいた三種類九体の精霊の他に、二頭身で一つ目のトカゲのようなものが増えていた。やはり、ゆるかわな見た目ではなく、キモかわ系の見た目だ。

 

「これが一目連でしょうか?」

 

「たぶん、そうだろうな……」

 

杏と若葉が顔を見合わせる。

すると、ひなたが別の指摘をしてきた。

 

「装束に入っているラインの色が増えてますね。以前は、青、橙、白、赤の四色でしたのに、桃色のラインが増えてますね」

 

「「「本当だ……!」」」

 

何人かの驚きの声が微妙に重なる。。

 

「まるで、若葉ちゃん達四人に、友奈さんが増えたみたいですね。若葉ちゃん達の勇者装束は、若葉ちゃんが青、球子さんがオレンジ、杏さんが白、千景さんが赤、友奈さんが桃色を基調にしていましたよね?」

 

「確かにそうだな。一目連が増えたことと言い、ひなたの指摘どおりだ……」

 

「ということは、正体不明の、今、貴也さんが憑依させている精霊は『義経』ということになるのでは……?」

 

ひなたが正体不明の最後の精霊の素性を暴くと、千景も頷いた。

 

「消去法なら、そうなるわね……」

 

「それだけじゃないんです。この狩衣に似た装束。狩衣は現在の神職の常の装いですが、元々、平安時代に公家が普段着や狩りの時に着ていた服装なんです。それが、平安末期以降は上皇の御所にも着ていける服装となっていったんです。時代的にも、源義経も着ていたことがほぼ確実な服装なんですよ」

 

「となると、義経であることはほぼ確定ね……」

 

「ええ……。でもそうすると、なんだか貴也さんは、若葉ちゃん達のような『土地神様に選ばれた勇者』ではなくて、まるで『若葉ちゃん達に選ばれた勇者』みたいですね」

 

「「まさかー」」

 

友奈と真鈴が軽い否定を示して笑う。だが、球子はひなたの推測を推した。

 

「でも、タマはそうだったら嬉しいな。――――――だってさ、貴也は、まるでタマ達のピンチを救うため、みたいなタイミングで現れて合流してくれたもんな。仲良くなるための時間も考えた上でさ」

 

「そうですね。――――――でも、真相はどうでもいいじゃないですか。タマっち先輩の言うとおり、貴也さんは、私たちの窮地を救うために、私たちの願いを受けて私たちの前に現れてくれた、私たちはそう思ってればいいんだと思います」

 

その杏の言葉が、若葉たちの結論になった。

貴也は面映ゆい思いをすることになったが、彼女たちがそう思ってくれるのなら、それでいいと思った。

 

 

 

 

結局、この楽しいお花見の時間は、大社の許可が出た時間を越えて一時間半に及んだ。

それほど楽しかった時間。

だから貴也たち八人は皆、同じように思い、同じように心の中で祈った。

 

『願わくば、またこのように皆の揃った楽しい日がやって来ますように……。そして、その日々がいつまでも続きますように……』

 

 

 




のわゆ編前半のクライマックスということで、なんだか盛りだくさんな話となってしまいました。

大型バーテックスの最期は、のわゆ原作小説では個体毎に異なるようですが、本作ではゆゆゆ1期の演出に合わせて、砂のように崩れ去る、で統一しようと思います。

中盤で一ヶ所セリフ二つ分ですが、古文風のセリフを入れています。古文の知識など消え去ってしまって久しいので、なんちゃって、ですが。

ようやく、物語全体の折り返し点に到達です。まだ三十話近く書かないと完結しないことに戦慄していたりしますが。

なお、球子の出番は当分カットになります。球子ファンの皆様には謹んでお詫び申し上げます。


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