鵜養貴也は勇者にあらず   作:多聞町

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人神の章
第五十四話 怒りの矛先


鵜養貴也という少年がこれほどまでに取り乱し、怒りという激情に任せて行動したことは、彼の十五年というまだ短い人生の中でも初めてのことであった。それは、大赦から園子を取り戻すべく行動していた頃よりも、さらに激しい感情であったのだ。

もちろん、その怒りの矛先は、園子を(さら)った黒幕に違いない天の神と、それを阻止できなかった自らの無力の双方に向けられていた。

それでも、まず人として常識的な行動をとれたのは、ひとえに彼のそれまでの人生において乃木園子という幼馴染みや乃木若葉達という神々に振り回され続けた結果として形成された、彼の性格ゆえであろう。

 

 

 

 

アバター美森が園子を(さら)い、その姿を消した後、彼はひとしきり慟哭の叫びを上げ続けた。

だが、声も枯れようかという時に至ると、彼は気を失っていた美森を起こし、高熱にへたり込んでいた友奈を抱き上げて、二人をそれぞれの自宅へと送り届けたのだった。その際、美森には彼女が気を失っていた間の出来事をかいつまんで説明しておくと共に、拾っておいた彼女の変身用端末を返却しておいた。

さらには電話にて三好春信に、やはり簡潔ではあるが報告を入れていたのだった。

 

それらの事後処理が終わるや否や、彼はまだ手のひらの貫通創から(おびただ)しい血を流していながらも、それを無視するかのように再び変身し、四国を守る結界の壁の外へと向かった。

 

『絶対に、園子を取り戻すんだ……!』

 

懐に大事にしまい込んだ彼女の変身用端末を握りしめながら、そう固く決意した。

 

 

 

 

 

 

 

 

結界の壁の外を目指したのは、なにも闇雲に、という訳ではなかった。

彼女の変身用端末が彼の手元にあるということは、すなわち、端末アプリのレーダーによる捜索が不可能であることを示していた。

だから彼は、美森を奉火祭から救出した時のことを念頭に行動したのだ。

友奈の報告にあった、壁の外の空に浮かぶブラックホール状の球体。美森はそこに囚われていた。

ならば、園子も同様ではないかと考えたのだ。

 

「くそっ!! どこだっ!?」

 

だが、結界外のどこにもそのような球体は浮かんでいなかった。そればかりか、怪しい事物さえも見つからなかった。

彼は十数時間余りを園子の捜索に費やした。

その間、五体の大型バーテックスと無数の星屑に遭遇した。

星屑は、彼の進行の邪魔になるものだけを斬り飛ばしていった。

山羊座型(カプリコーン)魚座型(ピスケス)乙女座型(ヴァルゴ)の三体は高速走行とフェイントを織り交ぜて振り切った。戦闘そのものが目的ではなかったからだ。

水瓶座型(アクエリアス)射手座型(サジタリウス)の二体は遠距離攻撃があることを警戒したため戦闘を行い、これを屠った。貴也が勝利できたのは、御魂を持たない不完全体だったからだ。

 

 

 

 

一月四日の明け方。彼は体力の限界を感じて自宅へと帰還した。そして、変身を解くや否やベッドに倒れ込み、泥のように眠った。

深い眠りにつく彼の目元からは涙が流れ落ち、右手は自身の血にまみれた園子の変身用端末を握りしめていた。

 

 

 

 

 

 

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

 

 

 

 

 

 

「なんで!? どうしてよっ!? どうして、園子がさらわれなきゃいけないのよ!!」

 

同日、一月四日の昼前。園子と銀の自宅リビングに友奈を除く勇者たちが集まっていた。

友奈は元々、天の神のたたりにより体調を崩していた上に、襲撃による精神的ショックを受けたために高熱を発し寝込んでいた。そのため美森は、前日の報告に広さに余裕のある銀たちの自宅を選び、友奈以外の勇者部の面々を集めたのだった。

昨日のうちの報告にならなかったのは、美森もアバター美森の鳩尾への一撃と精神的ショックの双方で寝込んでしまったからだ。

 

美森からの報告を聞くと冒頭、夏凛が嘆きの叫びを轟かせた。

 

「理由は貴也さんも話してくれなかったわ。彼も知らなかったのかもしれないけど……」

 

「その鵜養は!? 連絡が付かないのよね……?」

 

「コール音は鳴るんだけど、出てくれないのよ。家の方へ掛けてみようか?」

 

「みんな、落ち着こう。貴也さんは園子さんを捜し回っているか、捜索に疲れて眠ってるんだと思う。それよりもお姉ちゃんと夏凛さんは大赦の方へ連絡を取った方がいいんじゃないかな……?」

 

「樹……。そうね、そうしてみるわ」

 

美森の追加報告に、八つ当たり気味の声音で貴也の安否を問う夏凛。風が鵜養家への連絡を提案するが、樹が場を取り仕切り次善案を提示する。

だが、樹の案に乗っかり大赦への連絡をとる風と夏凛であったが、昼食をとった後になっても大赦からの返信は無かった。

彼女たちの与り知らぬ事ではあったが、大赦も大混乱に陥っていたのだ。

 

 

 

 

そんな彼女たちの動静を一人、静かに見守る銀。

一見冷静に見える樹を含め、どこか頭に血が上っている部員たちを尻目に、昼食の用意、後片付けをしたのは彼女だ。

もちろん、彼女とて今回の事態に思うところがない訳ではない。

だが、勇者の資格を剥奪されていて具体的に動ける手段がない上、自分は頭脳派ではないとの自覚があるため、じたばたしても仕方がないとの諦観があった。

 

昼食の後片付けが終わった後、銀はソファーに身を沈めた。まぶたに手を当てて、ため息をつく。

 

「園子……。どうにかしてやりたいけど、あたしには無理だよ……」

 

小さく呟く。

友達のピンチに何も出来ない自分が情けなかった。

 

 

 

 

どこからやって来たのだろうか?

勇者部の面々は誰も気付いていなかった。

ルーフバルコニーから室内の彼女たちの様子を窺うように覗いている、背中に橙色の蛇を乗せた白猫がいたことを。

 

 

 

 

 

 

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

 

 

 

 

 

 

貴也は陽が沈んでから目を覚ました。

心配する家族には簡潔に園子が(さら)われたことのみを告げ、もう一度捜索に行こうとした。が、母と妹に無理矢理夕食に同席させられた。園子も心配するから、というその錦の御旗のような言葉を告げられては、彼も抵抗する気は失せた。

しかし、食事後はすぐに結界の壁の外へと向かった。

そして一通り、ブラックホール状の球体が見当たらないことだけを確認すると、時計の針が翌日の時刻を指し示すようになった頃、帰宅した。

彼には打つ手が無くなっていた。

 

「どうすればいい!? どうすればいいんだっ!!!」

 

ベッドに両拳を叩き付ける。

悔しさで頭がどうにかなりそうだった。

 

その時、ふと思いつく。三好春信を頼ろうと思った。

大赦の人間である彼のことは、これまであまり信用してこなかった。

だが、よく分からない人脈、不思議に高い技術力を持つ彼ならば、なにか打開策を思いついてくれるかもしれないと思ったのだ。

藁にも縋る思いで電話を掛ける。

 

『はい、もしもし、三好です。鵜養くんだね……?』

 

「そうです。鵜養貴也です。三好さん、力を貸してください。お願いします」

 

『今は、それどころじゃないんだ。園子様が(さら)われたことで、大赦内部も大混乱しているんだ。いよいよ天の神が攻勢を掛けてきたと、もっぱらの噂だ。いろいろな計画が急遽進められたり、廃棄されたりしている。収拾がつかないんだ』

 

「園子を助けたいんです! 力を貸してください。お願いします……」

 

貴也の、その切羽詰まった物言いに電話の向こう側は沈黙する。なにか、策を巡らせているのだろう。

貴也は春信がどの様な交換条件を要求してこようとも、それを全面的に飲むつもりだった。

三十秒ほどの沈黙の後、春信の声が聞こえてきた。

 

『分かった。バーターだよ。君の持っている情報を洗いざらい話してもらおう。そうでないと、対策の立てようがないからね。いいかい?』

 

「構いません。お願いします」

 

『分かった。明日……いや、もう今日か……。十四時にお宅へ伺う。それまでは、ちょっと無理だ』

 

「分かりました。お待ちしています」

 

電話が切れる。

腹を括った。

貴也は多重召喚状態で体を休めた。経験的にこの方が体の回復が早いからだ。もちろん精神汚染のリスクも分かった上でだが、それこそ、そう覚悟を決めて睡眠をとるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

今回、春信は一人でやって来た。元園子の部屋へと通す。

彼は目の下に酷い隈を作っており、傍目からも疲労困憊状態であることが分かった。

 

「大丈夫なんですか……? 目の下のクマも酷いし、寝てないんじゃ……?」

 

「君の報告を拡散した後は、働き詰めだったからね。まぁ、まだ二徹目だ。経験上、まだまだ大丈夫だよ」

 

そう言いながら、どっかりと応接セットのソファに腰を下ろす春信。メモ帳を取り出し、ボイスレコーダーを起動したスマホをテーブルの上に置きながら、貴也の目を直視する。

 

「さあ、話してもらおうか。君と園子様が隠してきた秘密を……」

 

 

 

 

貴也は、春信にそれこそ全てを話した。

勇者にも似た力を得た経緯と指輪の真実。

銀を助けた時の戦い。

祀られた園子を救うべく奔走したこと。

乃木神社に呼び寄せられたこと。

神となった若葉たちに三百年前に送られたこと。そこで、当時の彼女たちと一緒に戦ったこと。

神らしき者達との接触。

若葉たちに真実を告げた時に、ひなたと杏から受けた疑問。

アバター友奈から得られた情報。

そして、今回のアバター美森の襲撃。

 

 

 

 

「隠されていた情報が、これほどの量とはね……。思いもしなかったよ。ボク達は……大赦は、半分ほどピースの欠けたジグソーパズルを組み立てようと必死になっていた訳か……」

 

あきれたような調子で話す春信。

既に陽はとっぷりと暮れ、深夜帯に差し掛かろうとしていた。

 

「僕にも教えて下さい。『御姿(みすかた)』って、なんですか? 散華した後、神樹様に作ってもらった代替機能のことのように思えるんですが……」

 

その情報を知らない貴也は春信に尋ねる。

 

「その認識で間違いないよ。それにしても驚いたよ。その天の神のアバターの言葉を信じるなら、西暦の勇者の方の友奈様は『天然の御姿』で、それもほぼ園子様の状態に匹敵していたとはね……」

 

感心したような声を上げる春信。だが、腕時計を確認すると居住まいを正した。

 

「そろそろ、ボクは大赦に戻るよ。確認しなければならない事項がたくさん出てきたからね」

 

「園子を救う方法は……?」

 

「それも考えてくる。だが、西暦時代の情報も確認しないといけない。二、三日必要だ」

 

「そんな……」

 

「いいかい? 敵は園子様を神婚に掛けると言っているが、天津神との繋がりを付けるとも言っていた。なら、即座に命を奪われることはないはずだ。暫くは時間の余裕があると見ていい。――――――さらにだ。君の情報には重要な点が二つある。一つは神がアバターという手段を用いてまで直接、君たちに接触してきていることだ。彼らの話していた内容は、特に注意深く吟味する必要がある」

 

指を一つずつ立てて、貴也の咀嚼具合を確認しながら、ゆっくりと話す春信。

 

「もう一つはひなた様と杏様の指摘だ。特に、黄道十二星座の考え方が中東起源で、我が国の神と(ゆかり)がないとの指摘は重要だ。その情報は今ではほぼ失われてしまっていて、誰も気にも留めていない」

 

春信は立ち上がると、貴也を見下ろした。そして人懐っこい笑顔を見せる。

 

「ボクが大赦の人間だから信用されていないことは分かっている。でも、これだけは信じて欲しい。ボクは君たちの味方だ。少なくとも君と同様、園子様を救いたいと思っているのは確かだ。君も園子様も、夏凛の大事な友達だからね」

 

貴也は、春信の瞳を見返しつつ思った。その言葉を信じてみようと……

 

 

 

 

 

 

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

 

 

 

 

 

 

一月六日。

この日、やっと風は貴也と連絡を取るのに成功した。

だが、それは事態の好転にはなんの役にも立たないものだった。

貴也も勇者部も、どちらも手詰まりの状態には変わりが無かったからだ。

 

 

 

 

そして、事態が動いたのは一月八日の昼下がりのことだった。

貴也の元に、昼前に春信から家に訪問する旨が告げられたからだった。

 

貴也の家に訪れたのは五名の人物。

上里咲夜、三好春信、楠芽吹、国土亜耶、そして貴也にとっては初対面の、腰まである黒髪ストレートロングの清楚でおっとりした印象のある少女。

少女は丁寧なお辞儀をしてきた。

 

「鵜養貴也様でございますね。初めまして。十六夜(いざよい)(れい)と申します。御前様直属の巫女をさせていただいております。あなた様とは同学年でございます。以後、お見知りおきを」

 

「ああ、初めまして。鵜養貴也です。こちらこそ、よろしく」

 

そのやり取りを微笑みながら見ていた咲夜が、声を掛けてくる

 

「挨拶はその辺でよかろう……? 早速、本題に入りたいのだ。案内(あない)してもらおうか」

 

その言葉に、先日の春信同様、元園子のものだった部屋へと案内する。

 

 

 

 

「まず、初めに申し伝えておくぞ。今回の策の全容を知るのは、ここにおる六名のみとする。これは、天の神を(たばか)るためだ。他言は無用ぞ。一部を伝えてもよい者は後で指名する。よいな?」

 

咲夜が(おごそ)かな調子で、そう全員に言い含める。

皆、頷いている。

貴也は逡巡したが、結局頷かずに咲夜を見返しただけだ。

 

「納得いかんようだの、坊主。まあ、よい。三好、結論部分を話してやれ」

 

貴也のその反応を予見していたのだろう。咲夜は春信に説明を促す。

 

「順を追って説明するよ。まず貴也くん、君に接触してきた神威の宿っていた案山子。『そほど』と自称していたそうだね。彼は状況証拠から言って、地祇たる地の神たちの中で知恵の神として知られる『クエビコ』という神だ。そして、そんな神が『知識の神』として持ち上げている存在。それは『スクナビコナ』という、天の神にも地の神にも属さない客人(まれびと)の神に他ならない。この神は、神樹様の中核を為す地の神の王の国造りを、主に知識面から助けた重要な神なんだ」

 

そこまで春信が説明したところで、咲夜が真仮名の神託を書き付けてある冊子を見せながら言葉を挟む。

 

「このような漢字だらけの、所謂(いわゆる)真仮名の神託を寄越すような真似をする神はスクナビコナ以外におるまいて。かの神は知識の量において他の追随を許さぬばかりでなく、悪童的な悪戯好きな神とも言われておるからの」

 

そこでニタリと笑う咲夜。ただし、どこか自嘲気味だ。

 

「詰まるところ、我らは西暦の御代(みよ)からこの神の策に助けてもろうとる訳だ。天の神と対峙するに必要な神事を最適解で行ってこれたのは、当時上里ひなた様が受けた、この真仮名の神託あればこそだからの」

 

そして、春信を見やる。春信は頷くと後を続けた。

 

「でも言ってしまえば、それさえも最重要の情報ではないんだ。最重要の情報とは、クエビコや神樹様のアバターが言っていた『天津神、火明(ほあかり)』という言葉だ。ボク達人類は三百年間、思い違いをしていたことになる。ボク達の真の敵は、天の神、太陽神であることに間違いはないが、それは女神『アマテラス』ではなく、男神『アメノホアカリ』だったということなんだ」

 

貴也も、芽吹も、亜耶も、怜も目を剥いた。衝撃の事実だった。

 

「我が国の神話には太陽神が二柱いらっしゃるのだ。だが、太陽神として主に活躍するのはアマテラスのみで、アメノホアカリはその名から太陽神であることが推察されるのみなのだ。これがどういう意味か分かるかの?」

 

「えっ!? 一方が偽物……?」

 

「偽物と言うよりは、アマテラスが新しい伝承で、古い伝承のアメノホアカリを上書きした……? でも、古く強固な伝承だから残滓が残ってしまった……そういうことでしょうか……?」

 

「確かに、銅鐸文化が駆逐されたように新しい神話が古い神話を駆逐したことがあったのかもしれませんね」

 

咲夜の問い掛けに、芽吹が反射的にあさっての方向の答えを返す。だが、それを受けて亜耶が落ち着いた答えを返すとともに、怜も亜耶の答えを補足する。

 

「当たらずといえども遠からずだの……。神託と照らし合わせた調査の結果、いつの世にか、時の権力の都合によって大規模な神事あるいは(まじな)いの儀式を行い、男神を女神として神話の中にまつろわせたのだろうということが分かったのだよ。その上で潰しきれなかった地方の伝承などをまとめて別の神に仕立て上げたのだろう。今回の真仮名の神託では、その神事を再現することで天の神をまつろわせるのだと書かれておるのだ」

 

「でも、そう書いてあるなら、国土さんの受けたその神託だけで十分な情報だったんじゃ……?」

 

貴也は、頭に浮かんだ疑問をそのままぶつけた。だが、咲夜はやはりニタリと笑う。

 

「神託には、『鎮魂(たましずめ)の儀』と『順花(はなまつろい)の儀』をせよとしか書かれておらん。『()()()()()()()()()()()()()()』という、神事を行う肝心要の主旨が分からなかったのよ。神事も主旨が分からずに行えば効力を示さんのでな。お主の証言が無ければ、神事を行おうとも人類は敗北しておったろうの……」

 

そう。人類がこの絶体絶命の状況から抜け出すには、男神である太陽神を女神としてまつろわせる神事を成功させる必要があったのだ。

だが、そこに貴也たちはどの様に関わっていくのだろうか?

そして、園子を救い出す方法とは……?

 

 




Q.天の神(太陽神)を男神と設定したのは何故?
A.天の神はクソ女神という風潮に一石投じたかった。反省も後悔もしていない。(真顔)

いよいよ最終章突入です。
これに合わせて、既存のあらすじを短縮編集して『勇者の章』分を追加しました。のわゆ編だけは上手く短縮できなかったのでそのままです。

本作の若葉たちのように、人が祀られて神になったものを『人神(ひとがみ)』と呼ぶそうです。
また、本作の落としどころとして、人と神との関わり合いの面から描写できたらなぁ、との希望を込めて章題としています。

なお、『勇者部の章』開始時にひっそりと紛れ込ませたタグが、やっと仕事をしました。
必須タグにしていないのは、一応、天照大御神の男神説は主流でないにせよ既存の説としてあるからです。

さて、次回も最終決戦前の下拵えとなる予定です。お楽しみに。

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