BLESS A CHAIN   作:柴猫侍

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Ⅴ.SOUL IGNITION
*37 ”極”


 それはとある日の朽木家での出来事だった。

 

 ルキアに現世駐在任務が言い渡され、任務に就くまであと数日と迫った時の朝食の時間帯。

 姉である緋真、そして義兄である白哉と共にとる朝餉。食事中ということもあり、三人は黙々と朝餉を食べ進めていた。

 特にルキアは、朽木家で出される食事が好物だ。いずれ席官になれば、席次に応じた邸宅を貸し与えられることになっている護廷十三隊であるが、例え席官になったとしてもこの食事のために毎日家に戻ってくるだろうと決意するほどには。

 

 何より、大好きな姉が居る。

 未だに感情を察することが難しい義兄と居る時は少々の居心地の悪さを覚えるものの、その間に姉が居れば、目に見えて彼女の機嫌がよくなることもあって、家族三人一緒に居ることに明確な苦手意識がある訳でもない。

 

 故に、今日も無言ではありつつもそれなりに明るい気分になれた朝になる―――ハズであった。

 

「うっ……」

「? 姉様……?」

 

 突然、緋真が口元を手で覆い蹲った。

 その異変に一瞬呆けたルキアであったが、調子の悪そうな姉の様子に、次の瞬間には焦燥に駆られた表情で彼女の下に駆け付ける。

 

「大丈夫ですか、姉様!?」

「ええ、大丈夫です……」

「しかし……!」

 

 少しでも気分が良くなればと背中を擦るルキアに、緋真は『ありがとう』と微笑み返す。

 そこへ歩み寄る白哉。

 

「ルキア、退けよ」

「兄様、ですが……!」

「医者が通る」

「え?」

 

 『いつの間に?』と思う暇もなく、緋真の背後の襖が開いたかと思えば、白衣をひらめかせる医者と思しき者達が緋真の周りに集まる。

 

―――噂には聞いていた、兄様が姉様のために雇った常駐の医者たちなのだろうか?

 

 曰く、ルキアが朽木家に引き取られる前よりは体調がよくなったという緋真であるが、夫としては気が気ではないのかもしれない。

 不愛想で能面な白哉の身内に対する配慮が垣間見えた瞬間であるが、これには流石に茫然としてしまう。

 

「ルキア」

「は、はい」

「……朝餉を早々に済ませよ」

「……はい」

 

 お前の心配することではないとでも言うような素っ気ない物言いにシュンとするルキアであったが、自分が緋真の周りで右往左往するよりも、医術に造詣のある医者に任せた方が賢明だ。

 

 そう自分に言い聞かせ、緋真から離れるルキア。

 その際、自分の意図を汲んでか『ありがとう』と声をかけてくれる姉の心遣いが温かい。

 朝餉をとる場から医者に連れられていく緋真を見送ったルキアは、言われた通り朝餉を済ませ、今日の業務に向けて隊舎に向かう。

 

(しかし……)

 

 頭が回らない。

 

「う~ん」

 

 書類整理も手につかない。

 

「う~ん」

 

 話を聞いていても頭に入らない。

 

「う~ん……痛ぁ!!」

 

 一本。

 

「……隙だらけだったけどよ、何かあったのか?」

 

 鍛錬も身に入らず、隙だらけの頭部に木刀による一撃が炸裂した。

 たんこぶでも出来そうな痛みがジンジンと響いている頭を押さえるルキアは、涙目で焰真を見上げた。

 

「その……姉様の体調が悪いのだ」

「ひさ姉の?」

「うむ。朝餉をとっていれば、急に蹲ってしまっていてな……何か病でも患ってしまったのかもしれない」

「……今日のルキアの、心此処に在らずみたいな様子はそのせいか」

「……それほどまでに分かりやすかったか?」

「まあ、な」

 

 苦笑して応える焰真に、今日の自分が仕事に身が入っていないことを痛感し、悩ましげな表情で俯いた。

 死神たるもの、理を廻す仕事に従事するべく、私生活の悩みを持ち込んでくるなという、先人の叱咤を受けそうな体たらくだったようだ。

 

 しかし、家族が心配であることに嘘は吐けない。

 血の繋がった肉親であるならば尚更―――、

 

「……ようし、わかった」

「む? 何がだ」

「副隊長命令! ルキア。お前、もう今日帰れ!」

「……なんだとっ!?」

 

 突飛な命令に思わず声を上げてしまう。

 いや、彼女もすぐに焰真の意図や心遣いは読めたものの、どこか申し訳ない気分に陥る。

 

「私の至らぬ部分のために、他の者達に迷惑などはかけられまい!」

「心配するな。……仙太郎さん! 清音さん!」

「「押忍!!」」

「おぉう!!?」

 

 焰真が呼ぶや否や、どこからともなく瞬歩で現れた先輩隊士の姿に、ルキアは肩をすくめて驚いた。

 

 しかし、彼女が驚いている間にも話はトントン拍子に進んでいく。

 立場が上であるはずの焰真は、気遣いとは言え自分の突飛な提案で迷惑を被らせることになった二人へ頭を下げている。

 

「今聞いての通りです! 俺たちで仕事埋め合わせすることになりますけど、よろしくお願いします、すみません!」

「いいってことよ、任せとけェ! 朽木、今日は家族のために家に帰ってやれ! そうすりゃあきっと―――」

「だああ、いつまでもうっさいわね! ねえ、朽木さん。実のお姉ちゃんの具合が悪くて胸が張り裂けそうになるくらい心配になる気持ち、私も痛いくらいわかるよ! だから―――」

「こぉの、猿真似女! 俺の言葉遮ってしゃしゃり出るんじゃねえ! やんのか、コラ!」

「そっちこそ!」

 

「……は、ははっ」

 

 変わらぬ勢いの仙太郎と清音の喧嘩に、ルキアは乾いた笑みを浮かべた。

 だが、不思議と心地よい。

 そうだ、この助け合う温かい隊風こそが十三番隊だ。病弱な浮竹が隊長であることより育まれていった助け合いの精神は、彼が引退しても尚、新生十三番隊に引き継がれていっている。

 そう思うと、ルキアはじんと目頭が熱くなるのを感じた。

 

「っ……かたじけない!」

 

 深々と頭を下げ、足早に帰宅の準備を整えるべく修練場から走り去っていくルキア。

 そんな彼女の背中を見遣る三人の視線もまた、この春の陽気の如く温かいものであったということは、言うまでもないだろう。

 

 だがしかし、

 

「―――今まで散々我慢してたけどな、テメーって奴は!」

「私もあんたに言いたいこといっぱいあんのよ!」

「もうやめて下さい! 二人ともォ!!」

 

 まだ部下になった先輩隊士二名の手綱を握れない焰真なのであった。

 

 

 

 ***

 

 

 

 邸宅の廊下をスタスタと足音を立てぬ程度に疾走するルキアは、普段緋真が居る彼女の私室の扉を開く。

 

「姉様、ただいま帰りましたっ!」

「っ……ルキア? お仕事は……」

「そのっ、仕事は……副隊長命令で焰真が……」

「……成程。随分と心配をかけてしまったようですね」

 

 申し訳なさが半分、自分の身を案じてくれる者達の気遣いに対しての嬉しさが半分といった笑みを浮かべる緋真。

 朝の時よりずいぶん調子の良さそうな顔色だ。

 その様子にホッと胸をなでおろすルキア。しかし、どことなく忙しない姉の様子に気が付く、首をこてんと傾げる。

 

「……姉様?」

「はい?」

「私の杞憂であればよいのですが、姉様の様子が、まだ……」

「……わかりましたか?」

「っ! では……」

「本当であれば、白哉様も同じ場に居る時に伝えたかったのですが、致し方ありません」

 

 意を決したかのような緋真の様子に、思わず固唾を飲むルキア。

 言い方が言い方であった為、並々ならぬ事情があると見て取れた。

夫と妹を同じ場に集め、伝えたいこととは一体……? もし病であるとするならば、それこそ不治の病とまではいかないものの、治療が非常に困難な難病を患っているのではなかろうか。そのような不安がルキアの胸に過った。

 

 しかし、ルキアは緋真の表情を見て違和感を覚える。

 これほどまでに不安を感じているルキアとは裏腹に、緋真の表情はとても柔らかく温かい。とてもではないが、暗い話題を口にしそうな雰囲気ではなかった。

 そして、僅かに頬を朱に染める緋真はこう紡ぐ。

 

「……今、私の体には二つの命が宿っています」

「……は?」

 

 婉曲な言い回し。

 よくよく考えれば理解できる内容であるが、如何せんそういった事柄に疎いルキアは、緋真が期待していたほどの反応を見せることはできなかった。

 だが、その呆ける様子にもまた微笑ましそうにする緋真は、自身の下腹部あたりに手を添える。

 

「白哉様との子がここに……」

「それ、は……」

 

 ようやく結論が見え始めたルキアは、元よりクリクリとした丸い瞳をこれでもかと開ける。

 困惑と興奮と。

 二つの感情が入り混じった先に、ルキアの表に出た感情は―――歓喜だった。

 

「姉様……もしや!」

「はい。赤子が……新しい家族です」

 

 そう言って笑う緋真は、自分で語っている間に感極まったのか、ほろりと一筋の涙が頬に伝う。

 だが、それはルキアも同じ。歓喜に震える体を動かし、手招く緋真の下に駆け寄った彼女は、姉の手に自分の手を重ねた。

 

 いずれ―――否、今現在育まれている命がそこにある。

 それがどれだけ尊いことか。それがどれだけ愛おしきことか。

 

 姉妹二人、かつては離れていた手を重ね合わせ、新たに生まれてくるだろう命の存在を確かめ、喜びのままに身を寄せ合うのだった。

 

 

 

 その日、帰宅後に妊娠の報告を受けた白哉は、ルキアが今まで見たことが無い程に目に見えて動揺したそうな。

 

 

 

 ***

 

 

 

 甥か、姪か。

 

 どちらにせよ、愛する姉の子どもなのだから男でも女でも可愛がることだろう。

 そう希望に満ちた期待ばかりをして尸魂界を出立し、数か月。

 

―――ルキアは今、牢の中に囚われていた。

 

 罪状は、霊力の無断貸与及び喪失。そして滞外超過だ。

 下された判決は殛刑―――つまり、処刑。

 一月もせずに、自分は死ぬこととなる。到底、姉の出産に立ち会うことなどできない。

 

 そうならざるを得ない事情があったとはいえ、余りにも無情な判決だ。

 無論、咎められるべき理由は自分にあるのだが、予想をはるかに超える重い刑罰にはもはや現実味を覚えることさえ難しい。

 

 緋真とも、尸魂界に帰ってからは一度も会ってない。会えない。

 

 帰還してから何度心の中で謝罪をしたことだろうか。

 血の繋がった肉親たる緋真へ。

 掟に反するにも拘わらず朽木家に迎え入れてくれた白哉へ。

 恋次を始めとする死神たちへ。

 

 そして、自分の身勝手でひどく傷つけてしまった少年―――黒崎一護へ。

 

 現世にて連行される際、最後まで自分を連れ戻そうと抵抗してくれたのが彼だ。

 しかし、力及ばず白哉に敗北。鎖結と魄睡を貫かれ、霊力を失ってしまう結果は目に見えている。

 それが元は自分の霊力だったとはいえ、彼の肉体、そして精神を結果的に傷つけてしまったことには変わりはない。

 

―――失わせてしまったのだ。

 

「……」

 

 椅子に座り、酷く長く短いような時間を過ごす。

 外より聞こえる人の話し声や往来による足音も耳に入ってこない。

 

 だが、何故だろうか。

 

 一歩、また一歩と足早に近づいてくる一人の霊圧だけは自然と感じ取ってしまっていた。

 

「ルキア」

「……焰真、か」

 

 椅子に座ったまま振り返れば、自隊の副隊長でもあり同期の友人でもある焰真が、牢の前に佇んでいる姿が目に入った。

 こちらを見つめるその瞳は、怒りに燃え上がっているようにも、悲しみに濡れているようにも見える。

 

 上官として罪を犯した部下を叱りに来たのだろうか?

 それとも、友人として慰めに来てくれたのだろうか?

 

 どちらにせよ、こうして能動的に目にすることが叶わない相手が来てくれること自体が僥倖であった。

 

 また一つ、悔いが消えていく―――そのように錯覚する。

 

 『さて』と立ち上がり、なんと言葉を投げかけようかと思案するルキア。

 恋次には昔馴染み故のおどけるような話をし、最後は喧嘩別れのようにして彼が去っていく姿を見送ることになったが、焰真にはなんと語り掛けよう。

 

 恋次と同じくおどけるか、遺言でも残すか。

 

 そう思った瞬間、鉄が拉げる轟音が牢に響きわたった。

 

「―――っ!?」

 

 思いもよらぬ事態に体をびくりと跳ねさせたルキアが垣間見たのは、牢の檻である鉄柵を殴る焰真の姿だった。

 余程の勢いだったのだろう。差す光によって形作られる縞々模様の牢の影の一部が曲がっている。尚且つ、ピチャリピチャリと水とは違う水音が聞こえてきた。

 

 血だ。鉄を殴り、拳の皮膚が裂けて出血したのだろう。

 それほどまでに彼を突き動かした感情はなにか。

 底知れぬ恐怖さえ覚えそうであったルキアは、その真意を問いただすべく声を荒げる。

 

「え、焰真……貴様何を―――っ⁉︎」

「助ける」

 

 遮り、二言目には、

 

「待ってろ」

 

 それだけ言って、焰真の姿は掻き消えた。

 牢の番をしていた六番隊の隊士も、彼の突飛な行動に茫然自失と言わんばかりの様子で棒立ちになっている。

 

 ピチャリ、ピチャリ。

 

 今度は焰真の血とは違う水音が、牢の中に響きわたり始めた。

 それは顔を手で覆うも、滂沱のように溢れる涙を抑えきれずにいるルキアによるものだった。

 

「莫迦者……!」

 

 点々と床に染みを作る彼女は、そう言ったっきり、椅子に座ったままさめざめと涙を流し続けるのみだ。

 

―――言葉を交わす時間さえ惜しい。

 

 焰真が端的に自分を救う旨だけを伝え去っていったのは、自分を救うための手段を見つけることに、一分一秒を無駄にしないという意志の表れだったのだろう。

 だが、それだけ―――たったそれだけの言葉で救われたような気持ちになった。

 

 しかし、それだけ彼の優しさと決意の重さが胸を締め付けるなどとは、なんと世界は残酷なことか。

 

 ルキアはそう思わずには居られず、その日は一晩中涙を流した。

 

 

 

 ***

 

 

 

「お疲れ様でしたぁ!!!」

 

 ピッシャーン!

 

 と、勢い良く扉を閉める音を響かせ隊舎を後にするのは焰真だ。

 周囲の隊士が引くほどの勢いで今日の分の業務、そして明日の分の書類の整理も半分ほど終わらせた彼は、誰かが呼び止める暇もなく、瞬歩で帰路につく。

 

 副隊長ということで与えられた邸宅は立派なもので、庭には丸い石が敷き詰められている日本庭園の如き風景が広がっているが、塀を飛び越えて庭にやって来た彼の勢いで、敷かれている小石の二、三個が吹っ飛び、障子に穴を空けてしまった。

 だが、そんなことにも気を留めず、焰真は滑り込むように居間に入るや否や、瞑想がてら刃禅を組む。

 

 何かいい考えはないものか?

 

 必死に頭を回し、気が付けば意識は精神世界へ。

 瞳を開ければ、つまらなそうにする煉華の顔が眼前に迫っている。

 

「煉華」

「……随分と熱心なのね。あの子を救うのに」

「当たり前だ。今は一秒も無駄にできないんだよ」

「じゃあ、どうしてここへ?」

 

 ルキアを救うためであれば、精神世界に来るよりも前に行くべきところがあるのではないか?

 そう訴える煉華に対し、焰真はさらりと応える。

 

「お前が必要なんだっ!」

「ッ……仕方ないわね、まったく」

 

 ちょっと笑みを隠せない煉華。チョロイ。

 所謂かまってちゃんの彼女は、こうした真正面から求めてくるスタンスには弱いのだ。つまり、肉食系男子に弱いということでもある。

 

 それは兎も角とし、焰真がここに来た理由は数点。

 精神世界は落ち着くため、考え事をするのに適していることがまず一点。

 二点目は、至って単純。

 

「判決を覆す判例を見つけたりなんなりするために動ける時間は限られてる」

「ええ、そうね」

「……もし覆んなかった時は、それこそ無理やりルキア連れて逃げるしかないだろ。流魂街然り、穿界門開けて現世に逃げる然り」

「駆け落ちみたいね」

「なんにしろ! 道理を無理でこじ開けるなら、力が必要だろ」

 

 『さり気に流してくれたわね』と小声で愚痴を漏らす煉華は一笑する。

 

「まだ極めるつもり?」

 

 煉華が指差すは、天を衝く一つの塔。

 以前とは比べ物にならないほど高くなった塔は―――星に届いている。

 

 煉りに煉り、星まで届いたその(ちから)は、

 

 

 

「ああ……―――救う(その)ために得た力だろ」

 

 

 

 限りなく極みに達している。

 




*オマケ あとがきでわかる死神代行篇・まとめ(原作との差異など)

一護「俺は幽霊が見える高校生黒崎一護。親父とお袋と妹二人と暮らしてたけど、なんか黒い着物着た変な奴が不法侵入してきたぜ!」

ルキア「死神見える男と話してたら虚が襲い掛かってきた! 私、割と強いのにこの虚も結構強い! 途中までイイ感じに戦ってたが、一護が飛び出したのを庇って怪我を負ってしまった! ええい、叔母になるのに死んでたまるか! 中途半端に死神の力を渡してペーペーの男に負けて死なれるのもゴメンだ! 私の霊力をくれるだけくれてやるから勝て!」

一護「勝ったー! その後も死神代行で井上とかチャドのインコとかコンとか観音寺とか色んなことあったぞ! でも、最近虚の数が増えてきてやがる!」

石田「その元凶となった虚が居るハズだ! 死神の仕事は静観しているつもりだったけれど、虚の数が増えて被害が増えるのも困るから、僕が勝手に原因を探してやる! べ、別に老衰で死んだ師匠(せんせい)の遺言のためじゃないんだからなッ!?」

一護「って言ってた石田と最終的に元凶の虚と、たくさんの虚に引かれてやってきた大虚も協力して撃退したぜ! でもルキアが家出して、その先で死神に負けてルキア連れてかれちまった! くそ、ルキアを助けに尸魂界にいくぜ!」

―――そして尸魂界篇へ。

*要点をまとめて解説Ver*

・真咲、存命
・フィッシュボーンDじゃなくてZくらいの強い個体襲撃。なので、ルキア全部霊力を一護にあげて迎撃させる
・石田の師匠、老衰で死亡。師匠、現在尸魂界でのほほんと老後生活。
・石田、別に死神恨んでいないけれども、虚が増えてきたから勝手に退治&調査を進めている内に一護と邂逅。
・撒き餌ではなく、虚(藍染様の作った改造虚)の仕業で虚の個体数増加。それに伴う大虚登場。そして一護と石田が協力してこれを撃退。(井上&チャド、この間に完現術発現)

という感じです。

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