問題児たちが異世界から来るそうですよ?~二天龍を従えし者~ 作:眠らずの夜想曲
―――”アンダーウッド”東南の平野・最前線。
いたいた、ドライグとアルビオン。でもなんか飽き始めてる?
「う~っす。どうだ、楽しめたか?」
『『まぁな、しかし……弱すぎるぞ!!』』
「ははは……」
そりゃそうだろ、聖書の神より強いんだから巨人が相手になるわけねぇだろ。
ん?なんだあいつ?いかにもあやしいってか、アレ魔術書か?儀式やっちゃてる感じ?
「やぁ、元気?何してんの?」
「!?あ、あなた何者……?」
俺か……俺なぁ~、まだ創造神ではないし……
「あえて言うなら……万能なだけの人外だよ」ニタァ
「!?!?」
俺はニタァと顔に笑顔を貼り付け、答えた。
「まぁ、なんでもいいや。ねぇ、リンって子知ってる?」
「リ、リン!?あなたリンになにをしたの!?」
「なんだろね、まぁ仲間ってことはさァ、レティシアを利用したァクズ野郎の仲間ってことだろォ。じゃあさァ、死ぬか?」
「ヒッ!!」
俺は首を狩りに行った。が、”バロールの死眼”が一瞬、戦場を満たすほどの黒い光を放った。まさか、ペストの黒死病か!!クソまたやられた!!
「「「「「ウオオオオオオオオオオッォォォォォォォォォォ―――――!!!」」」」」」
ペストの黒死病から解放された巨人族が、暴れだした。
―――レティシアッ!?。
嫌な予感がする。すごくまずい。
早く巨人ヲセンメツシナケレバ。
レティシアヲタスケニイカナケレバ。
「ォォォォォォォォォォオオオオオオオオオオオオ!!!」
俺は気を爆散させた。俺を覆う金色のオーラは半径10mにわたり展開された。
「レティシアァァァァァァァァァァァァァ!!」
俺は気を溜め始めた。
「そこをどけぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!ファイナル―――――フラァーーーーーッシュ!!!」
ピーーーーーーガガガガガガガガガガガガガガガガ!!!
地面もろとも巨人をなぎ倒した。
何も残っていなかった。
刃は殲滅完了を確認した瞬間そらに飛び立った。
―――上空。城?
「油断した……!春日部嬢!下がりなさい!」
耀たちは戦っていた。
『ヌルイわッ!木っ端悪魔がァ!!!』
敵がジャックの業火を打ち払った。そしてジャックの頭を巨大な腕でつかみ階段に叩きつけた。
「ジャ、ジャックさんが………!」
「キリノ、駄目だ!逃げ『ドガァン!!』!?なに!?」
そこに俺が乱入した。
「レティシアァァァァァァァァァァ!!!」
「「「「「「!?!?」」」」」」
みんな驚いた。そりゃそうだ。
「ガロロ、久しいな」
「?…”ノーネーム”の……」
「神浄刃」
「そうか……お前があの」
なんだ?どうした?
「まぁいい、なんだあの黒いグリフォンは」
「グライア。かつての……」
「そうか」
耀もボロボロだな。まずい、か?
『お前は誰だ?』
「神浄刃。ただ万能だけの人外だよッ!!」スッ
『!?!?』
俺は神速で近づき手刀で首を落とし―――損ねた。
『クッ!!なんて速さだ!!それに…うれしいぞコウメイの娘よ。よもや回答御にたどり着くのが本当に貴様であったとは………!この星の廻りに感謝せねばならない!』
「お前の思いはどうでもいい。でも俺の敵だ。じゃあ死ね」
”万華鏡写輪眼”開眼!!
「お前達は選択を間違った」
『な、なんだその眼は!?』
「死ね。”天照”!!」
『!?グアァァァァァ!?!?』
黒いグリフォンは黒炎に包まれた。
「対象を燃やし尽くすまで消えない…俺の執念の炎だ…」
「なんだこりゃ!?」
十六夜か……
「十六夜」
「刃、か。なら納得だな。」
『オォォォォォォォォォ!!!』
あいつ……気合で乗り切ったのか?大した根性だな……なんか姿は龍人みたいだ。
「もうめんどうだな……”須佐能乎”。そして”十拳剣”」
俺は”十拳剣”で黒いグリフォンだったものを封印した。
―――”アンダーウッド”大樹の麓。
『飛鳥嬢!!』
ドライグこと俺は、飛鳥嬢を翼で覆った。サラ嬢の方はアルビオンの奴が覆った。
「―――GYEEEEEEEEEEEEEEYAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaEEEEEEEEEEEEEEEYYAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa!!!」
なんだあいつは!?でもなぜかなつかしいような……
―――吸血鬼の古城。
「さて、十六夜いくぞ」
「おう」
そしてレティシア近づいた。
「レティシア、もしかして外の巨龍はお前自身なのか?」
十六夜!?マジなのか?
「……あぁ。その通りだ。そして勝利条件を満たせば巨龍も間もなく消える私も無力化されてゲームセットだ」
でもそれじゃあレティシアはどうなる?
「十六夜頼んだ。俺じゃあ殺しちまう。お前にしか頼めねぇ」
「あぁ、任せろ!!」
『ギフトゲーム名 ””SUN SYNCHRONOUS ORBIT in VAMPIR E KING”
勝者・参加者コミュニティ”ノーネーム”
敗者・主催者側コミュニティ” ”
*上記の結果をもちまして、今ゲームは終了となります。
尚、第三勝利条件の達成に伴って12分後・大天幕の解放を行います。
それまではロスタイムとさせていただきますので、何卒ご了承ください。
夜行種は死の恐れがありますので、七七五九一七五外門より退避してください。
参加者の皆様はお疲れ様でいした』
―――吸血鬼の古城。
「レティシアはこののままだと死ぬ。十六夜頼むぞ。俺だと力が加減できない」
「あぁ」
「大丈夫だレティシア、お前だけは……レティシアだけは絶対に守って見せる」
「刃」///
―――”アンダーウッド”大樹の麓。
「我らの勝利は決まった―――」
そう、はしゃいでいたが、しっかりとしていた。
そして巨龍が降りてきた。が、ドライグとアルビオンは冷静だった。
『まずいな』
『あぁ、確かにまずいぞ』
『奴がきやがった』
『あぁ、D×Dと呼ばれたやつが』
『『グレートレッドが』』
『ォォォォォォォォォォオオオオオオオオオオオオオオ!!』
「「「「「「!?!?」」」」」」
「赤い…いや、紅だ」
『飛鳥嬢見るがいい、あれがD×Dと呼ばれつ存在―――』
『真なる赤龍神帝(アポカリュプス・ドラゴン)グレートレッドだ!!』
『GYAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!」
グレ-トレッドが巨龍を止めている。みんなの想いが届いたのか!?
「見つけたぞ……十三番目の太陽―――!!!」
俺は巨龍の心臓からこぼれ落ちたレティシアを日光から庇うようにして抱きしめた。
―――”アンダーウッド”主賓室。
レティシアが目を覚ましたのは、あれから2日後のことだった。
「ん?起きたか…」
俺はレティシアを覗き込んだ。
「……私は、」
「大丈夫だ、体に異常はない」
「……もしかして、ずっと起きるのを待っていてくれたのか?」
「まぁ、な」
そりゃそうだろ。俺の女だぞ?心配して寝るなんてできるか!!
「刃さ~ん、どうですか?……ってレティシア様!!お目覚め―――」
「はぁ~、うるさいなぁ」
俺は黒ウサギを気絶させた。
「でもよかった…本当によかった…」
「刃…」///
俺はそっとレティシアを抱きしめた……
―――”アンダーウッド”収穫祭本部陣営。
「みなさん!!レティシア様が目を覚まされたのですよ!!」
「そうか、まぁ今は2人きりにしてやろうぜ」
「そうですね」
いつのまにか復活した黒ウサギ。
そして、物語は次のステージへと進んだ。
「僕が望むのは2つ。
1つ、”ノーネーム”の六桁への昇格。
2つ、”ノーネーム”が六桁で所有していた土地・施設の返却。
―――以上です」
「六桁に上がるには旗が必要ですが?」
「旗は新たに作ります。コミュニティを解散することなく。唯一7の手段―――連盟旗を作るんです」
今回はチョイ長いですね。どうしても5話1章にしたくて・・・