問題児たちが異世界から来るそうですよ?~二天龍を従えし者~ 作:眠らずの夜想曲
―――”アンダーウッドの大樹”会議室・深緑の間。
狩猟祭が終わって間もなく、ジンは”六本傷”との同盟を締結させるための階段に臨んでいた。
まだ相手が来てないがジンの隣にはメイド服の白雪姫が気落ちしながら控えていた。
「な、何故この白雪が、使用人の服装で付き人をs『ピチュン!!』…!?なんだ!?誰だ?」
「や、刃さん!?どうしてここに!?」
「ようジン。暇だから来ちゃった」
「ま、まぁいいんですけど……」
「大丈夫、特には何もいないから」
―――コンコン、と深緑の間のドアにノックの音が響いた。
「白雪、ちゃんとしてっ」
ジンが一喝いれた。
そしてドアの向こうから現れたのは―――ジンと同年齢に見える、猫の獣人だった。
「……アンタがジン=ラッセル?」
「はい。貴方がポロロ=ガンダックですか?」
なんだこいつ?調子乗ってるってパターンの奴ですか?ガキじゃんこいつ。
「此方の二人は、コミュニティの従者と仲間。男性が神浄刃さん、女性が白雪姫です。」
「知ってる。創造の神と、蛇の水神だろ。水源施設には”六本傷”も一口噛ませてもらってるし」
「何だと?」
白雪が驚いた、のか?
ポロロが向かいの席にドカッと座った。
「”六本傷”は商業コミュニティだぜ?大規模な――――――」
長くなりそうなので割愛。
そんでぇ、なんかぁ、兄弟たくさんいるけどぉ、なんでぇ、俺がここにいるのかぁ?とか、自慢げに話してきた。
そして、本題を話始めた。”龍角を持つ鷲獅子”連盟が統合されるとか、どうとか。正直、きょーみなし。
そして、”ノーネーム”は対魔王の武力介入を確約するとか。いいねぇ……久しぶりに面白いねぇ。
でも、白雪が会えあてて何か言いだした。
「ま、まて小僧!おぬし今の話をきいていたか!?対真央言うの武力介入の”確約”だぞッ!?魔王が修羅神仏・有利不利を問わぬ契約だッ!名を借りるだけにしては暴利すぎる!」
「おっ?俺らの名と旗はそんなに安いのかい?」
煽ってくる。調子乗りやがって。
「ただ魔王との戦いは苛烈を極めます。僕らの同士は一騎当千の実力者で「おいおいジン?一騎当千程度じゃあねぇだろ?最強無敵だろ?」…刃さん…」
「だってそうだろ?俺なら一桁の魔王でも余裕だし…あ、そうだ。これ…ハイ」
「これは……ネックレス?なんですか?これ。けっこうな力を感じますけど…」
そりゃそうだろう。だって、
「そのネックレスには”歩く教会”と呼ばれる術式を無理やりねじ込んだ。守りの堅さは法王級だ。あと”Absolute Terror FIELD”通称”ATフィールド”、”絶対恐怖領域””心の壁”と呼ばれる。これは、”全ての生命が自らを形成するべく持っている自我境界、排他的精神領域”だ。普通だとこれは自らの肉体を形成し個体を維持する程度の強さしか持っていない。が、俺の力を込めたことによって防御壁として使えるようになった。ちなみに常時展開型だ。この”ATフィールド”を貫くために必要なエネルギー産出量は、最低1億8000万キロワットかな?俺のいた地球のエネルギーで破壊するとしたら。結論な?結論。”ATフィールド”で防ぎきれなかった攻撃を”歩く教会”で防ぐって感じかな。あぁ、でも日常生活には邪魔にならないから」
「「「「「………………」」」」」
あれ?みんなどうしたの?あ、説明が長かったのね。
「ごめんごめん。説明が長かった?」
「そうじゃありません!!なんですかこのネックレスは!?これ一つを奪い合うために箱庭中で戦争がおきますよ!!」
「えぇ?この程度で?」
「この程度ってなんですか!?この程度って!?」
「「「………」」」
相変わらず三人は固まっている。
「まぁいいや、ジンさっさと同盟組めよ」
「は、はい。あのではこちらの要求は人材を派遣して欲しいのですが」
まぁこのあとは原作通りだ。
さてそろそろまた違うところにいくかな。
バトルかきてぇ……