問題児たちが異世界から来るそうですよ?~二天龍を従えし者~   作:眠らずの夜想曲

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今回で、SAO編ラストです。


SAO編 第3話~なにこの骨だらけの奴~

―――75層。

 

 

さて今日はボス攻略らしいいんですが……なぜか俺もいや、俺達も来ています。なんでも、「それだけの実力があるならきてくれないか?いや、こい!!」ってことらしいです。

 

 

「さて、みんな準備はいいかな?」

「「「「「おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」」」」」

 

 

リーダーらしきおっさんがみんなに発破をかける、そして……

 

 

『ギィィィィィィ!!』

 

 

おっさんが扉を開けるとそこには……

 

 

―――キモイ骸骨ムカデがいた。

 

 

 

だがみんな気が付かない。

 

なぜか?

天井にいるからだ。

 

じゃあなぜ俺は分るか?

俺のスペックはリアルと同じ。という事は、邪気もわかる。

 

それだけだ。

 

 

「みんな!!天井だ!!散開しろ!!死にたいのか!!」

 

 

そう叫ぶとみんなギャーギャー叫びながら散開する。そんななか俺は、俺達はというと………

 

 

「なんかキモイな」

「そうだな刃、即刻駆除すべきだ」

「「「「「そうだよお兄ちゃん((お兄様))!!」」」」」

 

 

愛しのレティシアと妹達がこう言ってることだし……始めますか!!

 

 

「さぁさぁ今宵見せるのは殺戮と言う名のカーニバル!!みなさん!!とくとご覧あれ

!!」

 

 

俺は意気揚々と突っ込む。まだ一刀流だ。

 

 

「はいはい、はいはいはいぃぃぃぃぃぃぃぃ!!速攻で殺してやるから、迅速に死亡しろぉぉぉぉぉぉぉ!!」

 

 

俺は骸骨の鎌を弾きながら懐に入り、そのまま顎に一撃。そして離脱。

 

 

「あれやるぞぉぉぉぉぉぉぉぉ!!ヒャッハーーーーー!!」

「や、刃?だ、大丈夫か?」

「応よ!!最近戦闘らしい戦闘してないからなぁ!!楽しいったらありゃしない!!」

 

 

俺はレティシアの心配にそう答えた。そして、

 

 

「刃さんのぉぉぉぉぉぉ………パーフェクト三刀流講座ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

 

俺は三刀流に変えてふたたび突撃。そして、斬って斬って斬りまくり!!

しばらくたつと、骸骨の動きが鈍る。

だが俺は一撃ももらっていない。そして俺以外はみんな眺めている。っておいぃぃぃぃぃぃぃ!!なにしとんじゃーーー!!まぁいいけど。

 

 

「さぁって、そろそろ今宵のカーニバルはフィナーレかな?」

 

 

俺は奥義の構えをとる。

 

 

「行くぜ!!黒縄・大龍巻(こくじょう・おおたつまき)!!」

 

 

俺の奥義で竜巻が起こる。そして、竜巻に呑まれた骸骨は、

 

 

『パリィィィィィィン!!』

 

 

ポリゴンとなって消えて行った。

 

 

「「「「「オォォォォォォォォォォォォォォ!!」」」」」

 

 

みんなの歓声が響く。だが一人だけ違う者がいた。キリトだ。ずっとおっさんに目を向けている。

 

その時だった。

 

キリトが急いなんか千本みたいなやつをおっさんに投げたのだ。でもおっさんには紫色のエフェクトが邪魔してあたっていない。

 

 

「!?、やはりそうか………」

 

 

キリトは一瞬驚いていたがすぐに納得した。

 

 

「どういうことだ?」

 

 

俺はキリトに尋ねた。

 

 

「こいつが―――」

 

 

どうやらこのおっさんがお騒がせのお尋ね者らしい。

俺がそんなことを考えていると周りの奴らがどんどん倒れていく。

だが俺の家族は誰ひとり倒れない。

 

 

「おや?おかしいな、なぜ君たちは麻痺にならないのかい?」

 

 

あぁ、みんな麻痺にさせられたのか。なら俺は、いや俺達には

 

 

「だって俺達のステータスはリアルと同じ設定だ。リアルで毒や麻痺に耐性があるのに効くわけがないだろ?」

「!?、フフフフフ、そう言うことか。まさか本当にリアルと同じステータスで挑戦するプレイヤーがいるとは」

 

 

どうやらこの設定はすごく奥深くにあったらしく、誰も設定していないらしい。

 

 

「ふむ、まぁいいだろう。これから私はキリト君とログアウトをかけて決闘をする。そこで見ててくれないか?」

「いいよ」

 

 

俺は軽く答えた。

 

そして始まった。キリトはソードスキルを発動させずに戦う。これは正解だ。ソードスキルはおっさんが創ったものだ。おっさんに見切れないわけがない。

 

だがその時だった。キリトが焦ってソードスキルを使ってしまったのだ。これはゲームでの死=リアルでの死。ソードスキルが終わりを迎えかけた時だった。

 

 

「ダメーーーーー!!」

 

 

なんとアスナが麻痺を解いてキリトの前に出たのだ。無情にもおっさんの剣が振り下ろされる。

 

アスナは死―――

 

ぬわけがないだろう。

 

あいつには……あいつらにはこの世界のことを聞いた借りがある。それをここで返さずいつ返すのかッ!!

 

 

「ATフィールド展開!!」

 

 

俺はアスナの前にATフィールドを遠隔で展開した。

 

 

「「「!?!?」」」

 

 

これにはアスナとキリトだけではなく、おっさんも驚いていた。

 

 

「何をしたんだい?」

 

 

おっさんが俺に尋ねる。

 

 

「ATフィールド………心の壁をアスナの前に遠隔展開しただけだ」

「!?バカな!!そんなシステム「あるわけないってか?そりゃそうだろうな…なんせ自前だからな!!」………」

 

 

キリトとアスナはハッとしておっさんから離れる。そして、おっさんが聞いてくる。

 

 

「君は何者だい?」

 

 

もういいかな?俺は家族に目線を向ける。

いいよ。

そう帰ってくる。

 

 

「俺か?そうだな……おっさんがこの世界、SAOの神なら俺は」

 

 

―――ありとあらゆる世界を創造した、創造神ってとこかな?

 

 

俺はニヤリとしながら言った。

 

 

「創造神?か、神様?や、刃が神様?」

「え………え?」

「………………………」

 

 

キリトとアスナは信じられないような顔でこっちを見ている。おっさんは無言だ。

 

 

「ではなぜ神様の君はSAOからみんなをログアウトさせなかったんだい?」

 

 

そうおっさんに聞かれた。俺は

 

 

「させなかったんじゃない、させられなかったんだ」

 

 

こう答えた。

 

実際にそうだった。この世界の因果が強かった。もしログアウトさせたなら他の世界にもズレが生じてしまう可能性があったのだ。

 

 

「さて、そんなのはどうでもいいじゃないか。おっさん、今度は俺と殺ろうぜ」

「………いいだろう。キミが私に勝ったらログアウトをさせてあげよう」

 

 

最初は考えていたが、結果はOKだった。

 

 

「さて、キリト」

「?な、なんだよ」

「今回は本気ではなく全力を出そう」

「!?まさか、いままでのが100%じゃなかったのか!?」

「違う違う、今までのも紛れもなく100%だよ。本気とはその時に出せる力すべてのことだ。全力とは持っているすべての力を使う事だよ」

 

 

では始めようか。でもその前に、

 

 

「おっさん、ステージ変えるけどいいよな」

「?別にかまわないよ」

「オーフィス!!頼む!!」

「うん。我刃の頼み、聞く」

 

 

―――I am the bone of my sword.(体は剣で出来ている)

 

―――Steel is my body,and fire is my blood.(血潮は鉄で、心は硝子)

 

―――I have created over a thousand blades.(幾たびの戦場を越えて不敗)

 

―――Unknown to Death.(ただの一度も敗走はなく)

 

―――Nor known to Life.(ただの一度も理解されない)

 

―――Have withstood pain to create many weapons.(彼の者は常に独り 剣の丘で勝利に酔う)

   

   

―――Yet,those hands will nevr hold anything.(故に、その生涯に意味はなく)

   

―――So as l pray,UNLIMITED BLADE WORKS.(その体は、きっと剣で出来ていた)

 

 

オーフィスの詠唱が終わった途端あたりの景色が一変した。

ボスの部屋だったものがから空は、赤くなり、歯車が浮いて回り地面には、大量の色々な形をした剣が刺さっている。

 

 

無限の剣製(アンリミデットブレードワークス)。これがオーフィスのチートだ。無限つながりなのかな?わからん。

 

 

「さぁおっさん舞台わ整った。後は俺の準備だな」

「準備?なにをするんだい?」

「まぁ、待っていろ」

 

 

俺は唄った。呪文だが唄うように唱えた。

 

「我、目覚めるは」

 

「破壊を掌りし破壊神なり」

 

「万物を破壊し、万物を消滅させる」

 

「我、破壊を掌りし神仏となりて」

 

「汝を破壊の極地へと導こう」

 

『Destruction God Wake Up!!!!!』

 

 

俺の今の姿は、漆黒のスーツセットに漆黒のシャツそして純白のネクタイだ。背中からは漆黒の翼が6対12枚出ている。

 

 

「教えてやろう!!創造と破壊は表裏一体!!ゆえに俺は破壊神でもある!!この絶望の世界を破壊するため……勝負だ!!」

「フフ、フフフフフフフ!!まったく、面白いね君は」

 

 

そうして俺はおっさんと闘った。

 

 

「デスト!!」

『はいよ』

「おらぁ!!」

 

 

俺はデストでおっさんを斬った。と言うよりもかすった。だがそれだけでいい。

 

 

『Destroy!』

 

 

そう鳴り響くと、おっさんの右腕がポリゴンになって消失した。

 

 

「!?、な、なんだいその剣は!!」

「破壊の刀剣(デストラクション・ブレイド)………破壊神の力そのものだ。これに斬られた対象は、『Destroy!』…ちょうどなったな。この音声が聞こえる、つまり10秒ごとに10%ずつ破壊される。無論HPや体もな。もう俺は何もしなくてもお前に勝てるのだよ」

「そうか……やはり君は神だったのか。偽物の神が本物に勝てる訳はないか……新う前にいい思い出ができた。ありがとう!!安心してくれたまえ、私が死ぬと同時に順次ログアウトされていく」

 

 

このままおっさんは消えて行った。そしてオーフィスが無限の剣製を解除した時だった。

 

突如空間が割れた。そこからは鎖が出ていた。その鎖は俺を縛り上げた。

 

 

「「「「「刃((お兄ちゃん))((お兄様))!!」」」」」

 

 

みんな駆け寄ってくる。だが俺は無情にも空間に吸い込まれてしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――???。

 

 

「うまくいったわね!!これならセイバークラスも狙えるわ」

 

 

俺は別の世界に来ていた。いや連れてこられたのか?でもこの感じは召喚された?

 

 

「問おう………お前が俺のマスターか?」

 

 

俺は無意識にこんなことを口走っていた。

 

 

 

 

 

   

   

   

  

 

 

 

 

 

 

 

 




終わりましたSAO編。
次の世界は………わかりますよね?ちなみにレティシアとシスターズは今回の世界ではでません。先に箱庭の世界に帰っています。理由は紅が次元の狭間から刃の元へ行こうとしてもいけなかったので箱庭に帰った。ということです。
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