デレマス◇ラブストーリーズ《完結》   作:室賀小史郎

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赤西瑛梨華編

 

 アタシの最初の夢は漫才師

 

 いつか最高の相方と出会って

 

 アタシたちの漫才で

 

 お茶の間に笑いを届けることを夢見てた

 

 そんなアタシに別な夢を与えてくれた

 

 人生最高の相方と出会って

 

 アタシたちの夢は更に大きくなった

 

 ―――――――――

 

『はい、テレビの前の皆さんこんばんは! タモルの《笑ってくれよ!》のお時間がやって来ました! そして今夜のゲストは今大人気の笑いを取れるバラエティアイドルこと赤西瑛梨華ちゃんです! どうもはじめまして瑛梨華ちゃん!』

『こんばんは! みんなのお茶の間に瑛梨華が笑顔のご配達! YO・RO・SHI・KU☆』

 

 ドッ!

 

「あはは、見た見たプロデューサーちゃん! アタシの挨拶でスタジオまで来てくれた人たち、めちゃくちゃ笑ってるよ!」

 

 今、アタシは専属のプロデューサーちゃんが暮らすマンションの部屋に遊びにきてて、この前収録した番組を一緒に観てるところ。

 リポーターとかは結構やってきたけど、これが全国放送番組の初仕事だったから、記念に二人して見てるんだ♪

 

 え? なんでアタシがわざわざプロデューサーちゃんの家に来てるのかって?

 それはね―――

 

「スタッフさんやディレクターさんの話しじゃ、かなりいい出来になったらしいから期待しててってさ。んで、早速次のテレビでの仕事の話も来てるんだ。プロデューサーとしては嬉しいけど、彼氏としては瑛梨華が人気になって複雑だなぁ」

 

 ―――なんとなんと、プロデューサーちゃんとアタシは恋人同士なのよ! MA・JI・DE☆

 

 アイドルとプロデューサーが付き合っていいんかい!?――そもそもプロデューサーちゃん犯罪じゃない!?――ってツッコミがきそうだけど……そこはほら、年の差なんて関係ないってやつで♪

 

 だって仕方ないじゃん?

 このアタシにアイドルっていう仕事の素晴らしさをイチから叩き込んで、ここまで二人三脚で稽古……レッスンしてきたんだから。

 まあこれもアタシから溢れ出す魅力がプロデューサーちゃんを虜にしちゃったワケよ! MA・JI・DE☆

 

 ―――――――――

 ――――――

 ―――

 

 これはアタシが仕事で滑っちゃって、偉い人に怒られちゃった時の話なんだけどね……。

 プロデューサーちゃんのせいじゃないのに、プロデューサーちゃんの方がアタシよりも一生懸命に頭を下げて謝ってくれたの。

 こう言うとアレだけど、アタシはそれが嬉しくて……それと同時に今度はプロデューサーちゃんにこんな思いはさせたくないって思って、猛省してレッスンしたんだよ。

 

 酷い人の中には未成年のうちはお情けで使ってもらって、その先落ちぶれたらAV女優になるのがオチだって陰口を叩かれてた。

 まあ自慢じゃないけど、これでもおっぱいの大きさはちょっと自慢だしね。

 そもそもそんな気はさらさらないからアタシは気にしてなかったんだけど、プロデューサーちゃんってばその話を聞いて本気で怒って……悔しさで泣いてたの。

 それからなんだよね……アタシがプロデューサーちゃんのために本気でバラエティアイドルを目指したのは。

 

 プロデューサーちゃんのあんな姿、もう見たくない

 アタシはプロデューサーちゃんを笑顔にしたい

 プロデューサーちゃんの誠意に応えたい

 

 そうしてたら、いつの間にかアタシはプロデューサーちゃんにハートをばきゅーん♡ってされちゃってた。

 

 ―――

 ――――――

 ―――――――――

 

 プロデューサーちゃんの恋人になれて嬉しかったけど、もっと嬉しかったのはプロデューサーちゃんもアタシのことをアイドルとしてじゃなくて、普通の女の子として好きでいてくれたことなの!

 

 失敗のあとでコツコツと色んな仕事をプロデューサーちゃんと一緒に積み重ねて、今一緒に観てるテレビ番組の出演が決まってお祝いしてた時にお互いにポロッと口が滑っちゃって、今に至る。

 まあそれもアタシたちらしいし、すっごく幸せだから結果オーライ! 正にSA・I・KOー☆

 

「にゃははは〜、心配しなくても〜、アタシはプロデューサーちゃん一筋だよ?♡ MA・JI・DE♡」

 

 アタシのことを後ろから抱っこするように座るプロデューサーちゃんに、アタシはちゃんとプロデューサーちゃんへの愛を伝えた。

 するとプロデューサーちゃんったら、アタシより全然年上のくせに「瑛梨華〜!」なんて甘えた声してアタシの頭にほっぺをスリスリしてきた。KA・WA・I・I♡

 

「プロデューサーちゃん、くすぐったい〜♡」

「嫌じゃないだろ?」

「だってぇ、好きな人に甘えられるのは嬉しいも〜ん♡」

「瑛梨華〜、大好きだぞ瑛梨華〜!」

「アタシもプロデューサーちゃん大好き〜♡」

 

 もうアタシたちは番組なんてそっちのけ。

 アタシはもう我慢出来なくて、身体をプロデューサーちゃんの方に向けて思いっきり抱きついてた。

 そんなアタシをプロデューサーちゃんはギューッて強く抱きしめ返してくれて……アタシの心はプロデューサーちゃんへの好き好きゲージMAXになったの♡

 

「ねぇ、プロデューサーちゃん……♡」

「どうした、そんな甘い声を出して?」

「んもう、知ってるくせにぃ♡」

「え〜、分からないなぁ?」

「お目目はさっきからアタシの唇を見てるゾ?♡」

「ありゃ、バレバレだった?」

「トーゼン♡ ね、早くぅ……ん〜♡」

 

 アタシはまぶたを閉じてプロデューサーちゃんにキスのおねだりをすると、すぐにアタシの唇にプロデューサーちゃんの唇が優しく重なってきた。

 ドラマとかでキスシーンを見てて、アタシには縁遠いなぁなんて思ってた時期があったし、外人さんとかどんだけキスしてんのさって思ってた……けど、いざ好きな人とするキスを知っちゃうとなんとも言えない幸福感に包まれて、もっともっとしたくなっちゃうんだよね♡

 

「ぷはぁ……プロデューサーちゃん♡」

「…………瑛梨華」

 

 ただ見つめ合って、お互いのことを呼び合うだけなのに、すぐにまた唇が重なっちゃう。

 アイドルとプロデューサーの禁断の恋……そういう危険な恋だからこそ、余計に二人きりの今の時間はいっぱい愛し合わなきゃ損な気がしちゃうんだよね♡ MA・JI・DE♡

 

 そんでもって―――

 

 ピクンっ

 

 ―――プロデューサーちゃんってば、アタシとチュッチュしてるとすぐに別のとこが元気になっちゃうんだよね〜♡

 それだけアタシの魅力がプロデューサーちゃんを惑わしちゃってるのがイケないんだけど♡

 

「プロデューサーちゃん……アタシのダイジなとこに、ナニかカタイのがあってるよ?♡」

「え、瑛梨華が可愛いから……」

「んふふ、知ってるー♡」

 

 ちょっと腰を動かしてソレを刺激すると、プロデューサーちゃんは気持ち良さそうに身体を震わせる。

 そしてしてるアタシもちょっとキモチよかったり……♡

 

「プロデューサーちゃん……今夜ママには友達のところにお泊りするってちゃんと許可とってきたから、プロデューサーちゃんのお家に泊めて?♡」

「勿論……こんな可愛い彼女をこのまま帰したくないよ」

「明日はオフだから、いっぱいいっぱい出来るよ♡ プロデューサーちゃんもその気だよね?♡」

「そりゃあ、な……?」

「にへへ、じゃあテレビ消してベッド行こ♡ それとも最初はここでシちゃう感じ?♡」

「俺は好きなものを目の前にするとすぐ食べたい派なんだ」

「きゃ〜、プロデューサーちゃんってば、KE・DA・MO・NO♡」

「そんな俺が好きなんだろ?」

「うん、だぁいすき♡」

 

 こうしてアタシはプロデューサーちゃんに美味しく頂かれちゃいました♡

 プロデューサーちゃんって普段はめちゃくちゃ優しいのに、こういう時は結構強引なの……でもそのギャップがまたいいのよ!♡ MA・JI・DE!♡

 

 ―――――――――

 

「………………んっ」

 

 カーテンの隙間から差し込む日差しで目が覚めたアタシ。

 隣を見ると、プロデューサーちゃんは豪快にいびきを掻いてまだまだ起きなさそう。

 こういう目覚め方はもう何回かしちゃってるけど、やっぱり朝イチで好きな人の寝顔が見れるって嬉しい♡

 

「♡」

 

 ウリウリってプロデューサーちゃんのほっぺを突いてみても、プロデューサーちゃんは全然起きない。

 するとふと、アタシはプロデューサーちゃんの首筋に目が行った。

 そこには昨晩にアタシが付けたキスマークがくっきりと残ってる。

 アタシはアイドルだからプロデューサーちゃんからキスマークを残してもらえない……だから代わりにアタシがプロデューサーちゃんに付けてるんだ♡

 付けてる時のプロデューサーちゃんって女の子みたいに可愛い声をあげてプルプルしてるから、それが楽しくてつい長めにしちゃうんだよね♡

 

「さてさて、プロデューサーちゃんのために、彼女らしいことでもしてあげようかな♡」

 

 アタシは小声でつぶやくと、プロデューサーちゃんのワイシャツを借りて朝食作りにキッチンへ向かった。

 朝食って言ってもアタシは手の込んだものなんて作れないから、ベーコンエッグとトーストとサラダくらいなんだけどね。

 でもいつかはちゃんとプロデューサーちゃんにアタシの愛妻料理とか作ってあげたいから、東京で前に一緒に仕事したかな子ちゃんや菜帆ちゃんたちから少しずつメールでだけどレシピとかコツを聞いてるんだ♡

 

「ふふんふんふーん♡」

 

「ふぁ〜、おはよう、瑛梨華……」

 

「あ、プロデューサーちゃん、オッハー♡ 今朝ごはん作ってるからコーヒーでも飲んで待っててね♡」

 

「ありがとう……にしても、朝からそんなセクシーな格好をされると、先に瑛梨華を食べたくなるなぁ」

 

「あはは、プロデューサーちゃんは朝から元気だね♡ 勿論、アタシを先に食べてもいいよ?♡ 喜んでくれると思ってワイシャツしか羽織ってないし♡」

 

「ごくり……」

 

「シてくれないの?♡ 火も止めたし、ちゃんとお尻フリフリして待ってるんだけどなぁ♡」

 

「え、瑛梨華ー!」

 

「きゃ〜、プロデューサーちゃ〜ん♡」

 

 そんなこんなで朝からもアタシとプロデューサーちゃんはラブラブ全開で、ラブラブなオフを過ごしましたとさ。

 あ、勿論、アッチ系ばかりじゃなくてイチャイチャもたくさんしたよ♡

 MA・JI・DE♡―――

 

 赤西瑛梨華*完




赤西瑛梨華編終わりです!

やっぱり瑛梨華ちゃんが恋人だとグイグイ来ると思うんです。
しかもCuの中ではトップクラスのグラマラスボデーですから、据え膳食わぬはなんとやらです!
そしていつものように二次創作だからセーフってことで!

お粗末様でした☆
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