GE3やバトオペ2を遊んだり、平成ジェネレーションズを観にいったので、急いで書き上げました!!
え?その3つが原因で焦って書き上げたんだろうって?本当にすいません!!お詫びにタイガのファイナルベントを受けてくるので許してください!!
『FINAL VENT』
アラタの目の前にはライフルの様なもの両手に持ったリリスがいた。
服装もノースリーブの様なものに変わっており、片眼鏡をかけていた。
「さっきの...浅見リリスさん?」
「...先程振りですね。春日アラタ」
アラタは状況が読めず、リリスに問いかける。
「いやっ...それよりも何ですかその格好!?しかも銃って物騒過ぎません?」
「?見ての通り魔導師の戦闘スタイルですが...?」
リリスは不思議そうな顔をしながら言う。
「魔導師の...戦闘スタイル?」
魔導師?先生は特に服装もは変わってなかったけど...人によって違うのか? そうアラタが考えていると
「...お前も薄々気付いてはいるんだろ?」
聖、もとい改竄者は「やれやれ」と言いながら指を鳴らす。
すると、回りの景色が一瞬にして変わった。先程まで見ていた町と変わり、町全体が何らかの災害を受けたようにボロボロになっていた。
「これが、元々のお前の住んでた世界だ」
アラタは驚いた表情で
「な...なんだよ....これ...」
アラタが驚く中、リリスは状況とここまでの経緯を説明し始めた。
「3日程前です。この地域一帯で、大規模な重力振動が観測されました。原因はわかりません。我々は"崩壊現象"と呼んでいますが_______1つだけわかっていることは、この街1つが一夜にして飲みこまれたということ」
...ズキッと、アラタは頭痛を感じて、頭を抑える。その様子を見た改竄者は
「....思い出したか」と呟く。
そうだ。あの日、世界は唐突に終わり告げた。黒い太陽。人々は光の粒子になって、その黒い光にのまれていった。
そんな状況の中、聖が俺に小さな本の様なものを渡したんだ。
『アラタさんっ!!これを!!』
『聖!?』
『お願い!!アラタさんを助けてあげて、願いを叶えてあげて.....』
『だ、誰に言ってるの?何がどうなってるの聖』
俺の言葉を聞かずに、いろんなことをいい始めたんだ。
『アラタさんなら心配ないと思いますけど、朝はちゃんと起きるんですよ。ご飯も3食きちんと食べてくださいね』
まるで、最後の別れみたいに...。
『洗濯物は3日に一回は干さないと、シワになっちゃいます。掃除もマメにしないと不潔なっちゃいますよ。それと...それと...』
「これだけは、伝えないといけない」そんな顔で言ったんだ、
『私は、アラタさんがツキヒコさんのことで、何を抱えて苦しんでいるのかはわかりません。けど、これだけは、はっきり言えます。ツキヒコさんはアラタさんを恨んではいないと思います。』
...なんで、聖がそんなことを言えるんだ?ツキヒコが俺を恨んでないなんて。
『だって、あんなに仲が良かったじゃないですか。ツキヒコさんをもう一人の兄のように慕っていたのでわかります。ツキヒコさんはアラタさんを恨むような人じゃない。だから...幸せに生きてください。それと...』
聖は俺の顔に近づいて...一瞬、聖が何をしたのかわからなかった。何かされたのか理解したとき、
『私のこと_____忘れないでくださいね』
そう言って、涙を流しながら消えていったんだ。
『....なんだよこれ、何もない。これは罰なのか!?俺が、ツキヒコを殺して得た平和な世界で過ごしてた罰なのか!?』
そう叫びながら、俺は渡された本に問いかけたんだ。
『俺の願いを叶えるなら今すぐ、普通の日常を返してくれ!!俺はどうなってもかまわない!聖や町の人達を救ってくれるならそれでいい!だから、願いを叶えてくれ...!』
俺は、そう願ったんだ。ツキヒコを殺したことを自分だけが生き残ったことを贖罪するように。
「そうだ...。俺が願ったんだ...自分はどうなろうと構わないって...」
改竄者はアラタの言葉に肯定して、説明を加える。
「そうだ。私はお前の願いを叶えるよう言われたからな。ビッグな魔術を使ったわけよ。でも、その写真で足がつくとはな...お前どんだけシスコンだよ!まぁ、お前がもってりゃ、私の世界構築の影響は受けないよな」
「私も流石に驚きました...。私はこの崩壊現象を調査するため"学園"から派遣された魔導士。でも着いてみたら、あるはずのない場所に、あるはずのない町が出来上がっていたんですもの」
リリスの言葉に改竄者、もとい魔導書は鼻で笑う。
「はっ!!それくらい私にかかれば朝飯前だぜ...ってなったら良かったんだけどなぁ...」
魔導書は急に言いよどんだ。リリスも彼女が言おうとしていることを察したのか、説明を始める。
「...崩壊と同時に、謎の高密度な魔力が観測されたんです。その魔力は一定の範囲まで広がっていき...崩壊の魔力の一部を打ち消しました。それだけでなく、その魔力はこの街を外敵から守るように包みこんだ。そのことから、この町の人々全てが崩壊にのまれたわけではない。その魔力の源を確認するためにも派遣されたんです」
「その魔力が邪魔をしてきてこの町を作り出すのに手こずったんだが...。まぁ、どうにか上手くいったというわけだ」
「...危険な魔導書。もし、失敗すればさらに崩壊現象を拡げてしまうことになる」 とリリスはライフルの弾を補充しながら言う。
「それに世界をもう1つ創り上げてしまうなんて....。どう考えてもおかしい____そんなこと、並の魔導書では到底不可能です」と言いながらアラタに近づき、ライフルを向けると
「選択しなさい、春日アラタ。1つは今、この創られた世界を魔導書に解除させること。そうすればそのまま平和に生きられることを約束しましょう。ただし、魔導書はこちらで処分し、春日聖の記憶は全て消去させてもらいます。」
...何を言ってるんだこの人は?聖との記憶消す?そうすれば平和に生きられる?
アラタは状況についていけない。アラタのそんな様子を気にせずリリスは更に問いかける。
「そしてもう1つ____魔導書を渡さないのであればここで死んでもらう。何よりこの世界を創るように願ったのは他でもない、あなたなのだから」
「ははは...。なんだよ、それ。生きていたいなら、みんな忘れろってことじゃないか!!みんなも聖も_________聖!?」
アラタはハッと気付く。聖の生死については、今の所何も聞いていない。アラタはリリスに聞く。
「浅見さん!!聖は...聖は生きてるんですか!?」
「そっ...それは...」
アラタの言葉にリリスにいいよどむ。すると、魔導書から思わぬ言葉がでる
「生きてるぜ」
「!?」
アラタとリリスは魔導書の方に顔を向ける。
「私のこの姿はあの娘の投影だからな。時空の狭間...この世界のどこか、もしくは過去か未来か...。とにかくどこかで生きてるのは間違いないぜ」
「聖が生きてる...。そうか...」
アラタは顔を俯かせて考え込む。そして、1つの決断をする。
「決めました。魔導書は渡さない」
「えっ...!?あなた....!?」
リリスはアラタの言葉に驚く。
そして、アラタは思わぬ言葉を口にする。
「だけど、俺も死ぬつもりはありません。別の選択肢、第3の選択を要求します」
場所は変わり、アラタは門の前に立っていた。門を通り抜け扉をあけると、そこには緊張した面持ちのリリスがいた。
『魔導士になるですって!?本気ですかあなたは!?』
リリスの言葉にアラタは真剣な顔で
『本気です。こんな状況で冗談を言う訳がないでしょう』
アラタは魔導書をリリスに見せて問いかける。
『話を聞く限り、魔導士は魔導書をもってるんですよね?渡されたものとはいえ、俺は魔導書を持ってるわけですから、なれる可能性はあるということですよね?』
『い、いやっ。それは、そうかもしれませんがっ...。そんなこと聞いたことありません!!』
リリスはアラタの言葉を否定しきれない。
『ですが...。確かにないとは言い切れません。こんな世界を創り出してしまうくらいですから』
『なら、俺はなります!!たとえ、どんなに可能性が低くても』
生きていればいい。俺は...聖を救う!!
アラタは空を見上げなから、誓う。
すると、隣にいたリリスが
「まったく、こんなことは前代未聞です。こんなことがまかり通るなんて...」納得がいかないような顔でそう呟いていた。
無理に頼んだのが悪かったかなぁ...。とアラタはそう思いながら、申し訳ない顔で
「あのー、そんなに俺が学園に入るのが気に入らないなら」
アラタの言葉にリリスが慌てて訂正する。
「い、いえ!?そういうわけでは無くてですね!?ただ、先程も言った通り、前代未聞のことで少し驚いてるだけです」
「あー、そうだったんですか。えっと...とりあえずよろしくお願いします。浅見リリス先生」
こうして、アラタは魔導士を育成する機関。王立ビブリア学園に転校することになった。
しかし、アラタはまだ知らない。この選択が彼を更に苦しめる運命に繋がることを...
平成ジェネレーションズは言葉では表せないほどの内容でした!!仮面ライダーが好きな人は観に行くことをオススメします!!
それでは、良いお年を迎えてください!