元英雄が紡ぐ物語   作:因幡の黒兎。

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『しょうがねぇ』を打とうとした時、『しょうががねぇ』になっており、変換した時に『生姜がねぇ』となっていて珈琲を吹きました。

自分でも笑いのツボがわかりません…。

岬サナ様、タクミスター様、高評価有り難う御座います。

あと、主人公が気持ち悪いって酷くないっすかねぇ? そう思うなら読まないでよ。マジでコメント書かれるこっちが不快になっから…


※ベートファンの皆様、先に謝っておきます。すみません。



元英雄(アオイ・アカツキ)

許可を聞いたが、返答は無かった。…だから肯定と受け取った。

 

 

ラム「おい、発情犬。」

 

ベート「あぁ? ッ…!」

 

 

呼ばれ、声のする方を見てベートは思わず声を漏らした。

 

 

ラム「お前、ウゼェよ。」

 

 

こんなにも殺気と怒気を放っている生き物を見た事が無かったからだ。

 

 

ラム「お前さぁ。レベル1で推定レベル2のモンスター、倒せたわけ? ねぇ?」

 

 

首を傾げながら聞くが、青ざめて何も言わない。

 

 

ラム「さっきから思ってたんだが…もしかして発情犬、テメェは自分が強者だとでも思ってるのかねぇ?」

 

ベート「あ? …お前…あの時の黒白兎野郎か!」

 

ラム「そうだけど。何か?」

 

ベート「ぷっ…もしかして意思返しにでも来たのかぁ?」

 

リヴェリア「……お前……!」

 

フィン「まさか…」

 

ベート「ならさっきの食い逃げ野郎はトマト野郎か? ギャハハッ! 恥ずかしくなって逃げちまったか!」

 

 

ふぅーん。そんな事を言っちゃうんだ。…そっか。

 

 

ガレス「ベート、やめるんじゃ…」

 

ベート「あ?」

 

リヴェリア「彼を…怒らせるな…。もし…もしも本人だったら……」

 

ベート「何言ってるんだ?」

 

 

団長、副団長が怯えている。初めて見た表情にベートは何か興味を掻き立てられた。

 

 

ベート「なら怒らせたらどうなるんだぁ~? あぁ?」

 

フィン「……やめるんだ…」

 

ベート「おい、兎野郎。トマト野郎に伝えな、『泣き虫野郎は田舎に帰れ』ってなぁ!」

 

フィン「やめろッ!」

 

皆『ッ!?』

 

フィン「頼むから…やめるんだ……。それ以上は…」

 

ティオネ「だっ、団長…?」

 

 

どんな境地でも怯えた表情を見せない【勇者(ブレイバー)】とまで呼ばれる人物が、何故こんな少年に怯えているのか。

 

誰もがそう思った。

 

 

フィン「それ以上()()()を怒らせ無いでくれ!!!」

 

レフィーヤ「アオイ…?」

 

 

視線を集めていたアオイと呼ばれた少年が、ついに動いた。

 

 

ベート「がぁッ!!!?」

 

 

吠えていた狼の顔面に自分の膝を食い込ませると言う形で。

 

 

ラム「アハッ♪」

 

 

そのままベートは蹴り飛ばされ、壁を壊す形で外に吹き飛ばされた。

 

 

皆『………』

 

 

ラム「ククッ…アハハッ!」

 

 

嬉々たる笑みを浮かべ、彼は声を上げて笑う。赤い瞳孔が大きく開いている。

 

 

シル「らっ、ラムさん! 少しは押さえてください!」

 

 

辺りに壁だった物が固形物として辺りにばら撒かれた。

 

シル達が必死に止めようとするが…

 

 

ラム「いやいや、無理だよ。…ククッ…♪」

 

 

ラムは聞く耳を持たない。

 

彼は左の深紅を輝かせ、壊れた壁から飛ばされた狼の方へと歩いていく。

 

 

ロキ「まさか本物のアオイなんか!?」

 

レフィーヤ「あ、あの…アオイとは…?」

 

リヴェリア「…オラリオに居るのなら、一度は聞いた事があるはずだ。【英雄(イロアス)】と言う二つ名を…」

 

ティオナ「【英雄】ってあの!?」

 

レフィーヤ「…今は無い最強の一角、【ゼウス・ファミリア】副団長の…?」

 

リヴェリア「あぁ…。だが、アオイは死んだはずだ…」

 

 

だが、確かにアオイだ。何年もその背を見ていたからわかる。

 

17歳()()()頃のアオイだ。

 

 

フィン「確かにアオイ…でも、どうして…」

 

ミア「確かにアオイは死んださ」

 

フィン「ミア…?」

 

ミア「…『陸の王者』の命を枯らす呪詛(カース)でね。でも、呪いで死んだのはお前達、ロキやフレイヤ・ファミリアが()()()()()なのさ」

 

ガレス「なんじゃと…?」

 

リヴェリア「それはどう言う…」

 

ミア「…この先は勝手に話して良いような軽い話じゃない。いつか本人から聞きな。…また、話す事が出来たならね」

 

 

 

 

 

 

 

 

▽ ▽ ▽ ▽ ▽

 

 

 

 

 

 

 

 

ベート「ァ゛……グッ…!」

 

 

大通りに飛ばされたベートは、身体中を走る痛みで起き上がる事が出来ない。

 

 

ラム「おいおい、発情犬。これくらいで伸びてんじゃねぇだろうなぁ?」

 

ベート「な゛…」

 

 

ニタァと笑うラム…いや、アオイ。

 

 

アオイ「…今宵は綺麗な赤月(ブラッドムーン)だ…。まるで、俺の瞳の様だな…ククッ!」

 

 

深紅の輝きを見せるアオイは自身の身長ほどある大きな黒い鎌を担いで、踞って倒れ苦しむベートを見て笑っている。

 

 

アオイ「発情犬、今からお前の傷を癒す。だから俺差し向かいで喧嘩(殺し合い)しようぜ」

 

 

腰のポーチから虹色に輝く液体を血だらけ傷だらけの狼に掛けた。

 

すると一傷は跡形もなく癒え、ベートの身体を蝕んでいた痛みは一瞬で無くなった。

 

 

ベート「クソがッ!」

 

アオイ「はぁ…、お前って汚い事しか話せないのか? と言うよりも構えろよ。手加減してやるからさぁ」

 

ベート「上等だゴラァ! ぶっ殺してやるッ!」

 

 

そう言ってベートは渾身の一撃として、アオイの顔面に拳を放った。

 

ギャラリーが沸く。ぽっとでの(見た目だけ)子供よりも人気のあるロキ・ファミリアの団員を応援するのは普通だろう。

 

だが……

 

 

ベート「ガァァアァッ!!?」

 

 

ダメージを受けたのはベートの方だった。確かにアオイの顔面に拳を当てた。

 

なのに、なぜベートの拳が潰れているのだろうか?

 

 

アオイ「強者なら、まずは相手を良く見ないと駄目だぜ。あと、相手の強さも知らない内は絶対に勝てる確証が無い限り先制攻撃はアウトだ」

 

 

レベル5の冒険者の本気を受けても、顔色一つ変えずにいるアオイ(化け物)に恐怖の視線が集まる。

 

 

アオイ「そもそも、俺とお前じゃ話にならねぇんだよ。」

 

 

潰れた手を鷲掴みにし、引っ張る。それに釣られてベートの身体はアオイの方へと引き寄せられ…

 

 

アオイ「はい、どーん♪」

 

 

今度は腹部に膝を食い込ませられ、ベートは大量の血を口から吐いた。

 

 

アオイ「痛かったか? でもさ、ベルくんはそれ以上に辛い思いをしたんだぜ?」

 

ベート「ゴッ…!」

 

 

喉から溢れて来る大量の血のせいで話す事が出来なくなり、アオイを睨む事しか出来ない。

 

 

アオイ「無様で滑稽、しかも愚かだなぁ。君のスキル、【月下狼哮(ウールヴヘジン)】だっけか…月があれば強くなるんじゃねぇの? 全然なって無いじゃんか。…期待外れにも程があるぜ」

 

ベート「グッ……」

 

 

スキルの内容を知っている理由は、店で耳に挟んだのだ。酒場は噂や情報が数十、数百と飛び交う。そこから情報を纏めればわかる事だ。

 

 

アオイ「お前、弱いな」

 

 

静寂に響き渡るアオイの声。レベル5の一級冒険者に対して、どう言う意味なのかと次の言葉を待つ。

 

 

ラム「知ってるか? 自分が強者だと思っている者は怠け者。弱者だと思っている者は冒険をする真の強者。お前は前者、()()()()怠け者さ」

 

ベート「ッ…!」

 

 

そう言われた瞬間、表情が歪んだ。

 

 

アオイ「はぁ…。弱いよ…弱すぎ」

 

 

スッとしゃがみ、起き上がれずに地面に身体を預けて居たベートの髪を持って顔を持ち上げる。

 

 

アオイ「…あらら、ズボンが血で汚れちゃった」

 

 

飛んだ血で靴とズボンに赤い斑点が出来た。

 

その後も一方的な蹂躙が続き、身体中に無数の腫れや痣だらけ、アオイは楽しそうにベートを甚振った。

 

 

ベート「ガッ…」

 

アオイ「俺さぁ、全然本気だしてねぇんだけど…。出す必要も無かったしね。」

 

 

残念そうにため息を吐いた。…だが、そんな表情は一転し…

 

 

アオイ「…でもさ。ちょーっとムカついてるから、ほんの少しだけ本気を見せてやるな? ククッ♪」

 

 

ベートを荒く投げ、アオイは狂喜に満ちた笑みを浮かべた。

 

 

アオイ「…せいっ……」

 

 

ズンッと何かの音がし、気付くとアオイは投げられたベートの奥で鎌を持って佇んでいた。

 

 

ドサッ…

 

 

宙を舞っていたベートが地面に落ちた。

 

 

アオイ「…死ねよ。俺と()()愚者が」

 

 

その声に合わせてベートに身体中に赤い線が走り、その線から血が吹き出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

▽ ▽ ▽ ▽ ▽

 

 

 

 

 

 

 

 

アイズside

 

 

アイズ「今の……何…?」

 

 

一瞬の出来事だった。一瞬であの人が移動して、一瞬でベートさんの身体が切り刻まれた。

 

 

アオイ「…はぁ…。つまらないなぁー。」

 

 

全てに飽きたようなそんな瞳に、目を奪われた。

 

 

アオイ「ベルくん…」

 

 

大きく開いていた瞳孔が戻り、二重の線を書いたような瞳から元の瞳に変わった。

 

 

アオイ「…こりゃ、ミアに怒られっかなぁ…」

 

 

ゆっくりと歩き、こちらに向かってくる。

 

周りにいたギャラリーは怖がって逃げるが、なんで逃げるかわからなかった。

 

 

アオイ「…えっと、何かな? ヴァレン某?」

 

アイズ「えっ…?」

 

アオイ「いや、袖掴んで来たから何か用があるのかなぁーって思ったんだけど」

 

 

自分の手を見ると、彼の服の袖を無意識に掴んでいた。

 

 

アオイ「俺、ベルくんを追いたいから早くして…」

 

アイズ「あっ…あの……」

 

アオイ「何?」

 

アイズ「…どうしたら…そこまで強くなれたの…?」

 

 

彼はその言葉に首を傾げた。

 

 

アオイ「強い? 俺が?」

 

アイズ「うん…」

 

アオイ「訂正させて貰うけど、俺は強くないよ」

 

アイズ「そんな事…ない…」

 

アオイ「弱いよ。俺は結局、守りたかったアディを守れなかったから」

 

 

そう言う彼は悲しそうに微笑んだ。

 

 

アオイ「用はそれだけ?」

 

アイズ「あ……あの…」

 

アオイ「?」

 

アイズ「名前…」

 

アオイ「名前?」

 

アイズ「私…アイズ・ヴァレンシュタイン。貴方は…?」

 

アオイ「…ラム。まぁ、本名はアオイだよ。アオイ・アカツキ、暁 葵(アカツキ アオイ)…まぁ、どっちでも良いけど」

 

 

微笑む彼に、胸が熱くなった。わからない。なんでこの人を見るとドキドキするんだろう…?

 

 

アオイ「質問、もう無いなら良いよね。」

 

 

手を振りほどき、アオイ…さん? は、オーナーのミアさんの所に歩いていった。

 

 

アイズ「…///」

 

 

アオイの背と、掴んでいた手を見てアイズの顔は熱帯び、胸が早く脈を打った。その理由を彼女が知るのはもう少し後の事…

 

 

アイズside,end

 

 

 

 

 

 

 

 

▽ ▽ ▽ ▽ ▽

 

 

 

 

 

 

 

 

アオイ「修理代は俺の口座から1億までだったら使って良いから」

 

ミア「前みたいに立て替えじゃ無いんだから、そんなに使う訳無いだろ?」

 

アオイ「そっか。」

 

 

煤だらけの制服を叩き、背伸びをした。

 

 

アオイ「ベルくんを追うから。明日までには帰ると思う」

 

ミア「…しっかり戻ってくるんだよ…」

 

アオイ「うん。」

 

リュー「アオイ、これを…」

 

 

リューが持って来てくれたのは折り畳まれた、何時も着けている赤いマフラー。

 

 

アオイ「あんがと」

 

 

首数回巻くが、それでも腰の辺りまではある長いマフラー。

 

シャルとお揃いで作って貰った、思い出のあるもの。

 

首元の斜め下の部分に二つ、銀色のブローチを着けた。そのブローチに刻まれているエンブレムは…

 

 

リュー「何時見ても、綺麗なブローチですね…」

 

アオイ「大切にしているからな。30年前からさ」

 

 

雷のような剣を持った英雄のエンブレムと、炎の槍を持った乙女のエンブレム。

 

 

ミア「ゼウス・ファミリアとヘラ・ファミリアのエンブレム…。もうアオイしか持ってないだろうね…」

 

アオイ「まぁ、俺以外は全員死んでるしな」

 

 

鎌をストラップに戻し、ポーチに押し入れる。

 

 

アオイ「じゃあ、行くかね」

 

ロキ「まちぃや!」

 

アオイ「……何?」

 

 

血相変えたロキ。

 

 

ロキ「…『真っ黒な箱(パンドラボックス)に入っていたのは』…?」

 

アオイ「………」

 

 

昔のアオイが良く言っていた言葉の半分。本当ならこうは答えなかったはずだ。

 

 

アオイ「『ドス黒く濁った絶望』だろ? …酒に呑まれて後先考えずに物事を言う癖は治せ…お前の悪い所だ……」

 

 

そのままアオイはロキやフィン達に見向きもせずに赤い月の浮かぶ方へ、ダンジョンへとマフラーを靡かせて走っていった。

 

 

そして、彼がすれ違う際にロキのズボンのポケットに虹色に輝く液体(エリクサー)を入れた事に彼等が気付くには、そう時間は掛からなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

▽ ▽ ▽ ▽ ▽

 

 

 

 

 

 

 

 

アオイ「ベルくん! 何処だッ!?」

 

 

魔石を拾わずに、薄暗いダンジョン内を走る。

 

 

アオイ「そうだマップで…」

 

 

以前ベルくんにピンを刺してからもう検索はしていない。だから…

 

 

アオイ「…六階層…」

 

 

自棄になったか…!

 

 

アオイ「待ってろよ…」

 

 

きっとベルくんは、自分を責めている。何もしなくても何かがあると思っていた自分自身を。

 

俺にはわからない感情。だって俺は、出会いを求めて強くなろうとした。

だから、慰め方なんて一切わからない。

 

 

だからなんだ? それだからと言って、追ってはいけないとでも言うのか?

 

 

下の階層に行く為の階段を飛び降り、鎌を大きくする。

 

 

アオイ「邪魔だぁぁあッッッ!!!」

 

 

群がるキラーアントの大群を切り刻みながら走る。

 

 

アオイ「…ロキ達には悪い事したかな…」

 

 

でも、原因はアイツ等だったし問題無いか。

 

 

『リヴェリアちゃん、悲しそうだったよ?』

 

アオイ「………」

 

『フィンやガレスも、勿論ロキだって。』

 

アオイ「………」

 

『何より悲しいのは、自分でしょ?』

 

アオイ「…かもね。アイツ等、同期だし…」

 

 

もう六階層、ここから数百メートルでベルくんの居る場所。

 

 

アオイ「ベルくん…頑張ってくれよ…!」

 

 

ここの奥のルーム…!

 

ルームに入ると、ベルくんが戦っていた。『ウォーシャドウ』の群れと。

 

 

ベル「やってやる…ッ!」

 

アオイ「………」

 

 

只でさえボロボロなベルは、たった一本の護身用ナイフで無数の敵に抗い戦う。

 

これに水を差すような真似は馬鹿がする事だよな。

 

 

必死に、俺に気付かない程必死にベルくんは戦った。

 

俺はなんとなく『アルゴノゥト(英雄に憧れる少年の物語)』を思い出していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

▽ ▽ ▽ ▽ ▽

 

 

 

 

 

 

 

 

ベル「ぅ……」

 

アオイ「…頑張ったね、ベルくん」

 

ベル「…ラム…?」

 

アオイ「うん。ラムであって、アオイだよ」

 

 

ベルはアオイと言う名前に聞き覚えがあったのだが、疲れで思い出す事が出来なかった。

 

 

アオイ「おんぶするから、君は休んでて良いよ?」

 

ベル「…うん……」

 

 

小柄なベルくんを背に担ぎ、ゆっくりと何時もより暖かいような気がするダンジョンを歩く。

 

 

アオイ「ベルくんは軽いなぁ~、しっかりとご飯を食べてる?」

 

ベル「…ラムが…いっぱい料理を出してくれるから……いっぱい…食べてる…」

 

アオイ「それもそっか」

 

 

ギュッと肩の辺りを掴むベルくんの手の力が強くなった。

 

 

アオイ「…ベルくん?」

 

ベル「ラム……僕…」

 

 

なんとなく、この先はわかる。

 

 

ベル「僕…強くなりたい…。ラムや、ヴァレンシュタインさんに追い付けるくらいに…」

 

アオイ「! ククッ…」

 

 

ヴァレン某と、俺…か。予想の斜め上を行ったな。

 

アホ毛は少し嬉しそうに、ゆらゆらと柳のように風に吹かれて揺れていた。

 

 

アオイ「…なれるよ。前も言っただろ? ベルくんは強くなれるってさ」

 

ベル「……あり…がと…う…」

 

 

礼の言葉の後に、すぐ規則正しい寝息が耳元で聞こえた。

 

 

アオイ「俺なんかに追い付きたいだなんてな…」

 

 

君は、本当に面白い子だ。その小さな身体で、頑張るって決めたんだね。

 

 

アオイ「俺も、強くなりたいな…」

 

 

さっきのベルくんの戦いに当てられたかな? まぁ…それでも良いや。

 

 

アオイ「俺だって負けないよ、英雄に憧れた少年(アルゴノゥト)くん?」

 

 

ダンジョンを出ると、空はいつの間にか水色になっていた。

 

 

もうすぐ日の出、久しぶりに()()()()に行くかな…

 

 

 

アオイ「今度こそ、何も失わないように…」

 

 

 

アオイの浮かべた表情は、覚悟を決めた様な顔だった。

 

 

 

 

 

 

『―――ョ―――――ヲ―――カ―』

 

 

 

 

 

 

それでも、このノイズが頭から離れない。

 

 

 

 

 

 




うん、大半の人は気づいてたよね。と言うかタイトルで分かるよ…。

ラムは偽名で、本名はアオイ・アカツキ。元【英雄】ですね。

アオイのステータスはまだ公開しませんが、ベートを軽く倒してるんでレベル5以上です。

補足! アオイの眼は、右が金、左が紅。髪は中心から右が白黒、左が白となっております!

…自分自身が間違えていたらご報告下さいませ…。


それでは、また来週~(^ー^)ノ

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