元英雄が紡ぐ物語   作:因幡の黒兎。

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ふっ、ふふっ…やってしまったぜ…。まさかの七千文字越え! 俺は馬鹿かよ!? もうSS(ショートストーリー)って言えねぇよ! と言うか下手したら本編の一話より長ぇぞ!? ほんと馬鹿じゃねぇの!?

今回は基本アーニャ編、最後の最後が短いハーレム編って感じですよ! 今回も()()()やらかしましたが、反省も後悔も微塵足りともありませんッ✨!




SS アオイの可愛い子猫&最高のプレゼント

「ジングルベ~ル、ジングルベ~ル、すっずっがにゃる~♪ 今日は~、楽しい~、クリスマス~♪ にゃっ♪」

 

 

楽しそうに店前に置いたツリーを飾り付けする猫人(キャットピープル)の少女、アーニャ。

そんな中、アオイは少し言いにくそうに伝えた。

 

 

アオイ「アーニャ、クリスマスは明日。今はまだクリスマス・イブでも無くただの昼だ…」

 

アーニャ「にゃにゃっ!?」

 

 

ここで毎度恒例(今回限定)アオイお兄さんの解説コーナーだ!

 

皆さんはクリスマス・イブは何時の事か知ってますか?

 

―ゼンジツ~!

 

え、前日? う~ん、残念だけどほしいんだよなぁ~!

 

そもそも、クリスマス・イブの『イブ』は何を表すのか…これは『evening(イブニング)』要するに『夕暮れ、夕方、晩、夜』を指す言葉なんだぜ!

なのでクリスマス・イブとは『前日』丸々では無いのだ!

 

皆は知ってたか?

 

 

あ、ついでの捕捉情報もしておくぜ。

 

教会歴では日没を一日の境目とされて居るんだ。

24日の夕方から0時前も教会歴上では25日、クリスマス・イブとクリスマスが同じ時間で起きてるって事になるんだぜ! 面白いよな✨

 

おっと、長々と説明してごめんな? じゃ、続きをどうぞ♪

 

 

アーニャ「今日は24日にゃ! なのに何で違うって言うにゃ!?」

 

アオイ「えっ、まさかの上の説明無意味かよッ!」

 

 

アオイはアーニャに、上の説明をそのまま伝えた。

 

珍しくメタい発言しちまったぜ。ごめんなしゃいww

(代わりに作者が謝罪します。すみませんでした…)

 

 

アオイ「――って訳で、まだ昼だろ? だから今はまだ何でも無いんだよ」

 

 

何で前日にツリーを飾ってるかだって? 良くわからんけど、ミアの命令でしてね。

この命令の意味が一切わかりません、どうもアオイです。

 

 

アオイ「今日は雪、降るのかねぇ?」

 

アーニャ「寒いのはいやにゃぁ…」

 

アオイ「だよなぁ~。寒いと食器洗いが辛いし、ヤる時も脱ぐ際と終わった後がすんげぇ寒いしらしいし…」

 

アーニャ「外で何言ってるにゃ!?///」

 

アオイ「本当の事なんだろ?」

 

アーニャ「…でも、外で言うのは間違ってるにゃ」

 

アオイ「誰も聞いてないから大丈夫だって。今の時間帯、大抵の野郎共はダンジョンか家に居んだろ」

 

 

昼飯を食べ終わった頃の昼。客の波が引いた今は皆休憩のようにだらけて居る。

 

なぜ二人は休まずにツリーの飾りつけをしているかと言うと…

 

 

アーニャ「いにゃっ!?」

 

アオイ「うわぁ…殴られたとこの上に飾りが…」

 

アーニャ「何で落ちてきたにゃっ!?」

 

アオイ「そこら辺、アーニャが担当した所だぞ? 手伝ってやってるんだから早く終わらせようぜ」

 

 

アーニャが本日三枚、皿を割ったのだ。罰として命じられたのがツリーの飾りつけ。涙目で頑張っていたアーニャを見かねてアオイが手伝って居るのだ。

 

 

アオイ「…そう言えば、俺が拾われたのってクリスマスの次の日だったよな」

 

アーニャ「そう言えばそうにゃ。みゃーが見付けたんだから感謝する事にゃ!」

 

アオイ「ありがと、大好きだぜ♪」

 

アーニャ「…にゃあ…///」

 

 

って事は、もうすぐ一年経つのか。えっ、一年がすっごく短く感じるんだけど。これがジャネーの法則ってやつなのかねぇ?

 

最近忘れられがちですが、アオイはもう四十代後半(ただし身体と心を除く)です。

 

 

アオイ「日頃の恩返し、必要だよなぁ~」

 

アーニャ「さっきからぶつぶつ言って何してるにゃ?」

 

アオイ「…アーニャ、お前何が欲しい?」

 

アーニャ「急に何にゃ? …あ、鰹節が食べたいにゃ!」

 

アオイ「クリスマスプレゼントが鰹節って…本当に良いのか?」

 

アーニャ「それは嫌にゃ…」

 

 

…そう言えば、何十年前だったか忘れたけど【ゼウス・ファミリア】のクリスマスパーティーでサンタのコスプレさせられたっけ。懐かしいなぁ…。

 

 

アオイ「…あ、それよりはアーニャ。着替えは良いのか?」

 

アーニャ「着替え? 何の事にゃ?」

 

アオイ「今の休憩が終わったら、ミア除く全員がクリスマス衣装で接客するって話。聞いてたよな?」

 

アーニャ「…」

 

アオイ「…ここは俺に任せて、先に行け」

 

アーニャ「助かるにゃ♪」

 

 

うわっ、躊躇いも無く突っ走って行きやがったーぃッ!

 

 

アオイ「さて、ささっと終わらせますかね」

 

 

この時、アオイは忘れていた。アオイ自身もクリスマス限定の衣装で接客をすると言う事を。

 

 

アオイ「さて終わった~♪」

 

 

完璧に飾り付けを終らし、アオイは店に戻って行った。

 

…その時、そこから聞こえた実際の音声をどうぞ。

 

―豪華に飾り付けて戻って来たぜ♪

―ほぉ。それで、言い訳は何かあるかい?

―えっ、あ、何?

―アオイ。あんたに朝に説明したはずの衣装、まだ着てないじゃ無いか。ん?

―…あ、あれ? お、俺もでしたっけ…?

―聞いて無かったのかい?

―…皆が着るって事に気が向いちゃって、聞いてませんでした…。

―そうかいそうかい。要するに、お前さん(店員)(オーナー)の話を聞いていなかったって事かい?

―…はい。

―…歯ぁ、食い縛んな

 

『ガンッッ!!!』

 

 

…音声はここまでとなっております。それでは次のニューs(ブチッ

 

 

 

 

 

 

 

 

▽ ▽ ▽ ▽ ▽

 

 

 

 

 

 

 

 

アオイ「やっと…」

 

アーニャ「休憩にゃぁ…」

 

 

地を割る拳骨を脳天に咬まされたアオイはあの後、しっかりとクリスマス様の制服を着た状態で接客をさせられ…自主的にした。

 

勿論、容姿が良い+一人しか居ない男性店員であるアオイは通常の数倍以上客引きをさせられt…自主的にはしてません。

 

そして、くたくたなアオイはアーニャと共に休憩をしていた。

 

 

アオイ「アーニャも休憩?」

 

アーニャ「にゃぁ~…」

 

アオイ「なぁアーニャ」

 

アーニャ「にゃ?」

 

アオイ「今の内に皆へのプレゼントを買いに行こうって思ってるんだけど、一緒来る?」

 

アーニャ「暇だから行くにゃ」

 

 

お礼にアーニャの欲しい物、二つ買っちゃろ。

 

 

アオイ「このまま行くのかぁ~…」

 

アーニャ「寒いにゃぁ…」

 

 

着替えれば良いだろって? 実は、今日一日と明日はこの格好で居ろって言う罰を受けているんです。

脱ぎたいけど、『まぁ良いかなぁ~』って思い始めちゃってます、アオイです。

 

アオイは格好は赤いチェックのスーツに黒いベルトとブーツ。腰に小さな白い袋が着けられて居る。

アーニャは猫耳付きフードに緑のミニスカ…たわわな胸が強調されている…うん、この服はなんて言うんだろう?

(【聖夜猫人】アーニャを思って頂ければ)

 

 

外に出ると、少し強目の風が吹いていた。

 

 

アオイ「うわぁ、寒そ」

 

アーニャ「寒過ぎるにゃ!」

 

アオイ「アーニャは大袈裟だなぁ~。俺なんて全然寒くないよ?」

 

アーニャ「アオイは寒さを感じないから良いにゃ! でもみゃーはただの猫なのにゃぁ!」

 

アオイ「ただの猫…ねぇ?」

 

 

ただの猫は、こんなに可愛く無いと思うんだけどなぁ。

 

 

アオイ「俺は体質だからな。アーニャ、大変だね♪」

 

アーニャ「辛いにゃ…寒過ぎるにゃ…」

 

アオイ「君の横には、歩く温かカイロが居るけどね?」

 

アーニャ「にゃ…///」

 

 

冗談半分で言ったのだが、アーニャは少し顔を赤らめて抱き締めてきた。

 

服の上からは解りにくい豊満な胸が押し付けられて…俺の胸板の辺りで形がふにょふにょ変わってやがる…! やべ、立ちそ。

 

 

アオイ「アーニャ、普通に手を繋ご? ほ、ほら、周りの視線が…さ?」

 

アーニャ「ふにゃぁ…/////」

 

 

月明かりの下で抱き合う(アオイは抱き締めて無い)二人は、きっと路地でも目を引いただろう。それほどに美しい物だった。

だが、ここは大きな道のど真ん中。迷惑になると言うのもあるのだが、アオイは少し恥ずかしかったのだ。

 

 

アオイ「…はぁ、次からは気を付けろよな」

 

アーニャ「わ、わかってるにゃ…///」

 

 

あんまりアーニャの可愛い所を有象無象に見られたく無いし、アーニャが冷えちまう。

 

 

アオイ「真夜中のデートを嗜もうぜ?」

 

 

手を引きながら、アオイは暗闇に飛び込んで行く。それを追うようにアーニャも真夜中の暗がりに溶け込んで行った。

 

 

後日、とある雑誌に『真夜中でデートをする際に言われたい言葉集!』にアオイの上の台詞が掲載され、『あんな格好いいサンタさんにプレゼントを貰いたい(デートに連れて行って欲しい)!』と言うコメントが書かれる事になる事をまだアオイは知らない…

 

もちろん、一緒に乗せられた写真に写るアオイに抱き付いているアーニャが顔から火が出る思いになった事も、言う必要は無いだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

▽ ▽ ▽ ▽ ▽

 

 

 

 

 

 

 

 

手を繋ぎながら、二人は草原の大木の下に腰を下ろして居た。

 

本当はもう仕事に戻らないと行けない時間。なのだが、まだデートの途中だった。

 

 

アオイ「ありゃりゃ。もう休憩終わってんじゃん…」

 

 

握った手に力を込められる。どうやら驚いて力が入ってしまったようだ。

 

 

アーニャ「にゃぁ!? なら早くもどr「あのさ」にゃ?」

 

アオイ「もう遅刻してるんだし、もう少しだったら良いんじゃ無いか?」

 

アーニャ「でもまた叩かれるにゃ…」

 

 

あはは、あの拳は天おも裂くような最強の一撃だもんね…。

 

 

アオイ「俺が庇うって。『俺が無理矢理デートに誘った』ってさ」

 

 

そう言うと、アーニャは不満そうに片頬を膨らまして…

 

 

アーニャ「…別に良いにゃ。」

 

 

…だよね~。やっぱり帰りたいか。

 

 

アーニャ「みゃーも罰受けるにゃ」

 

アオイ「…頭蓋骨、割れねぇと良いな」

 

アーニャ「その時はアオイを盾にするから問題無いにゃ♪」

 

 

ほんと、アーニャらしいや。やっぱり優しい。

 

 

アオイ「あっ…」

 

アーニャ「雪…にゃ?」

 

アオイ「今年は『ホワイトクリスマス』ってやつか?」

 

 

正確には、『ホワイトクリスマス・イブ』だけどな。雪に触っても、冷たさが解らないのがちょっぴり残念だ。

 

 

アーニャ「雪にゃ! アオイ、雪なのにゃ♪」

 

アオイ「そうだな。ってアーニャ、雪だぜ? 寒いのは大丈夫なのか?」

 

アーニャ「雪は別にゃ!」

 

アオイ「寒いのは駄目なのに、もっと冷たいであろう雪は良いのな」

 

アーニャ「だって雪は()()()の事を思い出すのにゃ。だから好きにゃ♪」

 

アオイ「…そう言う事か。なら、俺も雪が好きだ」

 

 

あの日…要するに俺がアーニャとシルに助けられた日の事だ。

 

 

アーニャ「あの時は驚いたにゃ。まさか雪に人が瀕死で埋もれてるだなんて、誰も思わないにゃ」

 

アオイ「そんな事が頻繁にあったら、今頃ここらは骨と死体だらけだっての」

 

 

雪が手の内にひらりひらりと落ちてきた。その途端にすぐに溶けて、一粒の水滴に変わってしまった。

儚げで、幻想的なその一瞬に何か切なくなっていた時、アーニャがポツリと言葉を溢した。

 

 

アーニャ「…よ~く考えたら、一目惚れだったにゃ」

 

アオイ「あの状態で一目惚れって…お兄さんはお前の趣味に不安を感じますよ」

 

アーニャ「…やっぱり治療が終わった時に変更にゃ」

 

アオイ「治療を終えてもボロボロだっただろ? 散々泣きじゃくった上に暴れてさ」

 

アーニャ「だから、守りたいって思ったにゃ」

 

アオイ「俺、あの時にはレベル6だったぜ?」

 

アーニャ「そう言う事じゃ無いにゃ! 今にも消えちゃいそうで…兎に角強い弱いの話じゃ無いにゃ!」

 

 

…なんだかアーニャ、必死だな。顔を真っ赤に染めて、目尻に少しの涙を浮かべて…まるで――

 

 

 

アーニャ「…やっぱり、アオイの事が好きにゃ」

 

 

 

――告白してくれた時見たいだ。

 

 

アオイ「…」

 

アーニャ「一生懸命で、何時も必死に手を伸ばす…そんなアオイの事が大好きにゃ…///」

 

アオイ「…そっか。…そっかぁ~♪」

 

アーニャ「何で笑うにゃ!?」

 

アオイ「クククッ! それくらい知ってるっての♪」

 

アーニャ「頑張ったのに笑うなんて酷いにゃ! アオイのバカッ!!!」

 

アオイ「おかしくて笑ってるんじゃねぇよ。…嬉しいんだっての」

 

 

真っ赤になって、ぷるぷると震えているアーニャの手を少し強く引き、胸の中に包み込む様に納める。

 

 

アオイ「俺も好きだ。今見たいに一生懸命な所とか、自然にでる癖、今の少し泣きそうなそんな表情も…全部好きだ」

 

アーニャ「…にゃ、にゃんだか熱いにゃ…/////」

 

アオイ「俺は炎で出来てるからな~♪ …って、一番言いたかった台詞が言えなかったじゃんか」

 

アーニャ「にゃぁ?」

 

 

たまにあるだろ? 特別なムードだと、変な気分になっちゃう事。

今は誰も居ないし、雪が月の明かりで煌々と輝いてるし、これくらいは良いと思うんだ。

 

 

アオイ「アーニャ、お前の一生は俺も物だから。絶対誰に触れさせない。奪わせない。…良いな?」

 

アーニャ「ぅにゃぁッ!?///」

 

 

首筋に手を添わせ、顔を近付ける。それこそ、後少しでも動かば唇が触れあいそうなくらいに。

 

 

アーニャ「……にゃ…?」

 

アオイ「ここから先は、お前が動け。俺に返事…聞かせろよ。な?」

 

 

寸止めでキスをしない。火傷してしまいそうな熱いアーニャの吐息が唇から頬までを優しく撫でる。

その吐息は、次第に頻度が上がり…

 

 

アーニャ「んっ…///」

 

 

ついには口の中まで吐息が入り込んできた。

 

 

アオイ「…っ…ん…」

 

アーニャ「ぁっ…んん……あぉい…しゅきにゃ……///」

 

アオイ「あぁ…俺も……ん、っ……」

 

 

いつの間にか舌を絡め、互いの唾液が混ざり合うような深いキスになっていた。

 

アオイは抱き締める手の片方を胸に運び、もう片方は…

 

くちゅくちゅ。誰も居ない草原にそんな音が響く。その音とは口から出ている物なのか、それともアオイが触れている花園からなのか…

 

 

アーニャ「あ…ッ!/////」

 

アオイ「ごめ、冷たかったか?」

 

アーニャ「だ、大丈夫にゃ…/// それより…半端は嫌にゃぁ…最後まで…///」

 

アオイ「わかってるって。…しっかり俺に捕まってろよ」

 

 

 

    この先は、ご想像にお任せします。

 

 

 

 

 

 

 

 

▽ ▽ ▽ ▽ ▽

 

 

 

 

 

 

 

 

アオイ「やっびゃぁだよ…」

 

 

アオイは真冬だと言うのに汗を滝のように流していた。

 

 

アオイ「ちくせう、可愛く寝やがって…」

 

アーニャ「すぅ…んっ…///」

 

 

いやぁ、気付いたらもう深夜零時。営業時間終了です♪ じゃねぇよ。

 

 

アオイ「…やっちまったぁ…ッ!」

 

 

つい盛り上がって、着衣青k『ピーー』とか…それも三時間だぜ? しかも真冬だぜ? 俺は盛りのついた犬かよ…あ、この場合は猫か。アーニャは猫だし、俺も猫になれるし。

 

 

アオイ「怖いなぁ…。一応ミアに酒を準備してるけど…これじゃ機嫌取りみたいで渡しにくいなぁ~」

 

 

最悪の場合、俺が責任を持って呑みます。ご安心を。…いったい俺は誰に良い訳をしてるんだろね?

 

 

アオイ「すぅーっ…はぁー…。ぅっし」

 

 

さて、覚悟を決めろ…アオイ・アカツキ。お前は元とは言え【英雄(イロアス)】と呼ばれた人間だろう?

 

さぁ! 潔く行くのが一番格好の良いおのこだろ!? これが爺ちゃんの教えだぁ!!!

 

 

アオイ「ただいま戻りましたッ!」

 

 

扉を開けると、先にはミアが立っていた。

 

…あはは、ミアって大きいなぁ~。昔は俺の方が身長高かったのにね~…。

 

 

ミア「随分遅かったじゃないか」

 

アオイ「て、てへぺろ…?」

 

ミア「…まぁ良いさね」

 

アオイ「…え、良いの?」

 

ミア「そもそも今日はあんた、夜はずっと休みにするつもりだったからね」

 

 

しーらなかったよー…。何も伝えられて無いよー。

 

 

ミア「それで、アーニャは寝ているのかい?」

 

アオイ「あ、うん。つ、疲れちゃったらしくてさ…」

 

ミア「…ま、どうでも良いさね。それより、アーニャを起こしな」

 

アオイ「アーニャ叩くなよ!? 俺が無理して連れ出してたんだからな!」

 

ミア「叩かないさ。それより、早く起こして渡しな」

 

 

さもなくば…! と、言わんばかりの鋭い視線に背筋が凍り付いたような感覚に陥る。

 

 

アオイ「Ma’am!」

 

 

速攻でアーニャを起こした。

 

頬っぺた柔らかいなぁ~。…胸の方が…こほん、こほん。

 

 

アーニャ「ぅにゃぁ…?」

 

アオイ「アーニャ、ミアが話があるって…」

 

アーニャ「みあかぁちゃん…にゃあ…?」

 

 

あ、寝惚けてらっしゃる。もんげー可愛ぇなぁ。

 

 

ミア「アーニャ、ちょっと来な」

 

 

そのままアーニャはミアに手を引かれ、二階に上がる階段へと消えて行った…

 

 

アオイ「アーニャ、頼むから生きていてくれよ…!」

 

 

そんな心配は一切要らない物なのだが、そう願わずには居られなかった。

 

 

―ニャアァアァァァァァァアァ!?!!

 

 

アオイ「ヒィッ!?」

 

 

今のってアーニャの悲鳴だよね!? ミア! お前いったい何ばしようとね!?

 

 

ミア「…ふぅ、良い仕事をしたねぇ」

 

アオイ「…」ガタガタガタガタガタ…!

 

 

戻ってきたミアを見て…なぜだか震えがと・ま・ら・な・いっ♪ …やっびゃぁ、気が狂って来たわ。

 

 

ミア「さて、後はあんたの仕事さ。今夜は頑張りな」

 

 

え、何の話? と言うかそのサムズアップは一体なんぞよ?

 

 

ミア「明日は定休日さ。私は明後日まで帰ってこないから楽しみな!」

 

 

大きな背中と、マント…の様なケーフを靡かして、ミアは扉から去っていった。

 

…背中かで語るって、あぁ言う事なのかなぁ? ぼくぅ、子どもだからわかんにゃ~い。と言うか…これって西部劇じゃ無いよね?

 

 

アオイ「…二階に上がれって事なのか?」

 

 

悲鳴が止んだ後、二階から少しバタバタと暴れる音が聞こえていた。今では止んでいるが。

 

 

アオイ「行くか…」

 

 

ゆっくりと階段を上がる。軋んだ音が出た際には、毎回肩が跳ねていた。

 

 

漸く部屋の前。こんなにも階段を上るのが長いと思ったのは初めてだ。

 

 

アオイ「『Present for you』?」

 

 

扉に貼られたプレゼントカードには達筆な文字でそう書かれていた。

部屋の中に何かプレゼントがあるのだろうか?

 

 

アオイ「ちょーぜつてきに怖いぜ…」

 

 

もう涙目なアオイは、ドアノブに触れる事にすら怯えていた。

 

二、三回程ドアノブに何か仕掛けられて居ないか確認し、ゆっくりと扉を開くと…

 

 

シル「あ、来てくれましたね♪」

 

アオイ「ふぇ?」

 

 

我ながらアホ見てぇな声が出たと思う。だが、それは仕方のねぇ物なんだ。

 

だってよぉ?

 

 

シル「えへへ~、どうですか?///」

 

リュー「シル、やはりこの様な事は…その…///」

 

アーニャ「うぅ…見ないで欲しいのにゃ…///」

 

クロエ「以外と恥ずかしいニャ///」

 

ルノア「これ、普通の裸より恥ずかしいんじゃ無いの…?///」

 

 

皆が自分の身体にリボンを巻いて、待ってたんだぜ? しかもリボン以外何も身に付けて無い…所々大切な場所がチラ見えしてるんだぜ?

 

 

アオイ「ぶふっ!?」

 

 

急に口元を押さえ、四つん這いに倒れたアオイ。何故か顔の下に当たる部分には大量の血が滴れ落ちていた。

 

 

シル「アオイさんッ!?」

 

アオイ「やっびゃぁ…はなじが…!」

 

 

これは仕方無いよね? よねぇ!? この楽園を見て鼻血が出ない奴なんて居ないだろ? だろぉ!?

 

 

アオイ「プレゼントって…」

 

シル「もちろん私達ですよ♪」

 

アオイ「…マジで?」

 

シル「こんな時に嘘を言うと思いますか…?///」

 

 

思いません、むしろ嘘でも襲います。…レイプは嫌いだけど。

 

 

アオイ「…って、本当に良いのか? マジで俺、暴走所じゃすまねぇぞ?」

 

シル「ふふっ、良いんですよ? 私達を――

 

 

 

 

 

    ―――めちゃめちゃにして下さい♪/////」

 

 

 

その言葉に、俺の理性は一瞬で消し飛んだ。荒くリボンを破き、その甘い果実を五つ。激しく喰らい、貪り尽くした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次の日。誰も動けず、アオイが漸く動ける様になったのは午後の二時。他の皆は触るだけで『自主規制』してしまうほどに身体が敏感になってしまったのだが…明日までに治る事を祈る。

 

 

アオイ「これ、一人で片付けるのかよぉ~!」

 

 

飛び散った白濁液なり彼女達の潮なりでぐちゃぐちゃになったベット…どころか部屋を見て、アオイはモップを片手に涙目で大きな溜め息を吐くのだった…

 

 

 

 




読みにくかったですよねぇ~。自分も驚いてます。楽しくタイピングして居たら、気付くと七千文字。…馬鹿だなぁーww

皆々様、作者の妄想駄々漏れで申し訳御座いませんでしたぁああぁぁあぁッ!!!!!

ついでに、アオイが皆に渡したクリスマスプレゼントは…
シル:金色の小さな懐中時計
リュー:クリスマスローズと小鳥の髪飾り
アーニャ:鰹節+金のネックレス
クロエ:銀のピアス(クリップ状)
ルノア:クリスタルの兎ブローチ
…と言った感じです!

ついでに作者は少し早めのクリスマスプレゼントとして二日前に腕時計を貰いました。
皆さんは何か貰えましたか?


そ、それでは良いクリスマスを!

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