不死騎団の副団長   作:ハルホープ

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一手遅れの総力戦

 初戦を圧勝で終わらせた俺たちは、その勢いのまま一気にパプニカを侵略しようと試みた。しかし……俺たちの前には、パプニカ王家の紋章が入った旗を掲げた大軍が立ち塞がっていた。

 

 

「パプニカ王自らがご出陣か……思ったより早かったな、ヒュンケル」

「広がり続ける戦力差の問題を理解しているということだ。パプニカ王は無能ではないらしい」

 

 以前戦った軍団も、人間基準では決して弱くはなかった。おそらく、王は最初から捨て身の覚悟でぶつかるつもりだったが、踏ん切りがつかなかったか側近に止められるかしたのだろう。

 

 最初に送り出した軍団が壊滅した事で、王やその側近も上げきれなかった腰を上げる決心がついたということか。

 

 

 

「そう言えば、パプニカにいた大魔道士マトリフは、その強すぎる力を疎まれて追放されたらしいが……お前としては、仇の一人を殺す機会に恵まれなくて残念か?」

 

 大魔道士マトリフ……アバンパーティの一人であり、ハドラーを、ひいてはヒュンケルの父バルドスを殺した呪文使いだ。魔法使いと僧侶の両方の呪文を使いこなすらしいが、賢者という一般的な呼び名を使わずに大魔道士などという酔狂な呼び名を使っているとのこと。そして、それに名前負けしないほどの実力を具えていると専らの噂だ。

 ……世渡りはあまり上手くないようで、パプニカの側近たちにイジメぬかれて彼の国を去ったらしいが。

 

「……くだらん事を聞くな。敵が来るぞ、お前も抜刀しろ……アムド!」

 

 俺の軽口に耳を貸さずに、鎧の魔剣を装備するヒュンケル。その鎧、兜の部分がすっげぇダサいと思うんだけど……面と向かって言う勇気はない。

 

 俺も、腰に挿していた自らの剣……「諸刃の剣」を抜刀する。

 この諸刃の剣は、鬼岩城の武器庫で埃を被っていたのを俺がハドラーの許可を得て持ち出したものだ。

 というのもこの剣、攻撃力はかなり高いのだが、敵に与えたダメージの幾分かが自分に返ってくる、文字通りの諸刃の剣なのだ。ヒュンケルの魔剣と同じく、自己修復機能もある。

 そんな危ない代物を使おうとする者はおらず──フレイザードは興味を持っていたが、奴は剣士ではない──簡単に手に入れる事ができた。

 

 

「魔王軍め! 我らのパプニカをそう簡単にやれると……ぐば!?」

 

 なんか色々言って気合い入れてるっぽい兵士を正面から一刀両断する。その時、諸刃の剣の反動ダメージが俺を襲うが……不死である俺には関係ない。

 

 どんな攻撃を喰らおうと、全身をバラバラにでもされない限り戦い続ける不死者の特性を活かし、俺は諸刃の剣のデメリットを踏み倒している。

 

 

 

「ブラッディスクライド──!」

 

「「「ぐあぁああああ!!!」」」

 

 

 俺が地道に敵兵を一人ずつ斬りつけてるその横では、ヒュンケルが豪快な必殺技で5人も10人も一片に殺している。

 ……俺も何か必殺技でも考えようかなぁ。

 

 

「ガイコツ兵! 何体か俺について来い! さっさと王の首を狙うぞ!」

 

 俺は必殺技への未練をひとまず横に置き、近くにいるガイコツ兵に指示を出す。

 前線ではヒュンケルが縦横無尽に暴れ回り、敵兵に甚大な損害を与えている。それでも王自ら率いている事もあり、パプニカ軍は統制を保っているが……王を討ち取れば、その統制も消えてなくなるだろう。

 

 

「カロンスラッシュ! ……うーん、必殺技に自分の名前入れるってのもダサいかな」

 

 適当に考えた名前を叫びながら剣を逆手に持って敵兵に斬りつけてみたが、イマイチなのでボツ。

 俺は色々試行錯誤しながら必殺技を考えて敵陣の奥深くへと斬りこんでいた。

 

 ……気がつけば、連れていたガイコツ兵たちは全員いなくなっていた。乱戦に巻き込まれているうちにはぐれたらしい。どうやら俺は指揮官というものに向いていなさそうだ。ついつい突っ走ってしまう。

 

「まぁ、いっか……っと!」

 

 眼前に迫ったパプニカ兵を十字に切り裂く。うーん、必殺技というには地味だな。いいのが思いつかないし、しばらくはただ地道に剣を振るだけに留めとくか。

 

 

「そこまでだ! 魔王軍よ! それ以上の狼藉は許さん!」

 

「うん?」

 

 邪魔して来る兵士たちを斬り殺しながら突き進んでいると、何やらその辺の雑魚兵士とは一味違いそうな三人組が現れた。男一人に女二人で、全員賢者風の格好をしている。

 

「情報は聞いていたけれど、本当に人間そっくりね……」

「油断しちゃダメよエイミ!」

 

「……誰だアンタら? 雑兵じゃなさそうだが」

 

「私はパプニカ三賢人が一人、アポロ!」

「同じく、マリン!」

「同じく、エイミ!」

 

 現れたのは、噂に聞く三賢人だったようだ。何というか、パプニカ三賢者と聞いてイメージしていたのは、白髪と白髭をボーボーに生やした爺さんのような存在だったが……目の前にいる三人は揃いも揃って若造ばかりだ。

 ……まぁ、年齢的にはフレイザードと同じく生後一歳の俺が二十歳くらいの彼らに若造と言うのも変な話か。

 

 

「噂の三賢者か……王を守らなくていいのか? あんたらみたいなのは王の側を離れないと思ってたが」

 

「陛下の御命令よ。前線の兵士の助けになれというね」

 

 俺の質問に律儀に返すのは、マリンとかいう女。自分を守る戦力をわざわざ前線の一般兵たちの為に割くなんて、パプニカ王はお優しい王様のようだ。

 

「それに、陛下のお側には側近の方々が控えているわ」

 

 エイミとかいう女がそう言う。横に並んでいるマリンと顔のつくりがよく似ている。姉妹かもしれない。それはそうと、パプニカ王の側近は無能で有名だったと思うのだが……なぜこの女はそんなに誇らしげなんだ? 

 

「大魔導士マトリフを追放してくれたありがたーい方々か……俺にとっても彼らは頼れる存在だよ、おかげでパプニカ侵略が楽になった」

 

 思わず俺が皮肉を飛ばすと、三賢者は揃って顔を顰めた。

 

「お前たちも無能だよな、魔王の脅威が去ってからほんの数年で増長しきって、魔王討伐の立役者を追い出し……そして今、俺たちに滅ぼされるんだからな!」

 

「黙れ! 魔王軍如きが、我らのパプニカをどうにかできると思うな!」

 

「……それ、さっき殺した雑魚も似たようなこと言ってたけど、流行ってんの?」

 

 つい熱が入って挑発をしてしまったが、アポロという男はそれ以上に熱の入った言葉を吐く。そしてそれが開戦の合図となった。

 

 

「メラミ──!」

 

 アポロが炎系呪文を放つ。ただの牽制以上の意味を持たないその攻撃を俺は敢えて避けずに喰らってみせた。

 

「な!?」

 

「不死の俺にそんなチャチな魔法が効くか!」

 

 体に纏わりついた炎を振り払うように走り抜き、アポロに肉薄する。そのまま一刀両断しようと刀を振り上げたが、そこで妨害が入る。

 

「ヒャダルコ!」

「バギ!」

 

 エイミとマリンの魔法だ。俺はアポロを斬り伏せるのを中断して、代わりに回し蹴りでヒャダルコの方へ蹴り飛ばす。即席の盾だ。哀れアポロ、マリンの放ったヒャダルコの直撃を受けてしまう。ちなみにバギの方は甘んじて受け、風の勢いに逆らわずに後退して距離を取った。

 

 

「ぐぅうああ!!」

「アポロ! 大丈夫!?」

「こ、この程度……!」

「ごめんなさい、私のヒャダルコが……ヒャダルコ……?」

 

 蹴り飛ばされた上にマリンのヒャダルコが直撃したアポロに、エイミとマリンが俺を警戒しつつ気遣わしげな声をかける。その時、マリンは何かに気づいたような顔をした。

 

「2人とも! ヒャドよ! ヒャドで凍らせれば、相手が不死の軍隊でも動きを止められるわ!」

 

 マリンが少々興奮した様子で叫ぶ。確かに俺たちはヒャド自体では死ぬことはないが、カチンコチンに全身を凍らされてしまえば、いくら不死とは言え身動きが取れなくなってしまう。

 

 

「さっき咄嗟にヒャダルコを防いだだけで見破ったのか……中々賢いな、三賢者なんて呼ばれるだけはある」

 

「アポロのメラミとエイミのバギは避けなかったのに、私のヒャダルコだけは避けた……それがヒントになったのよ」

 

 なるほど、避ける必要もない攻撃をわざわざ避けないというのは一見合理的に思えるが、逆に言えば避ける必要のある攻撃を相手に教えかねないということか。まだまだ学ぶことは多い。

 

「さすがよ姉さん! 兵士たちは不死の軍隊相手に厭戦気分が漂っていたけれど、対処法さえ知れれば遣りようはいくらでもあるわ!」

 

「……言っておくが、効くには効くが効果は薄いぞ?」

 

 ヒャドは避ける必要はあったとは言え、それはあくまで『全く効かない攻撃に比べて』効果があるからに過ぎない。ヒャド一つで攻略できるほど不死騎団は甘くはない。

 

「十分よ、対抗手段があるのとないのとでは大違いだもの」

 

「まぁ、遅かれ早かれ対処法は知られてただろうがな、不死も無敵じゃない」

 

 殺せないなら凍らせて動きを封じる。決して独創的な発想ではない。ここでマリンが気づかなくても、そのうちパプニカの誰かが気づいただろう。とは言え、不死の穴を見つけられたことに違いはないし、してやられたままというのも面白くない。

 俺は諸刃の剣の切っ先をマリンとエイミに向けた。ヒュンケルは女は殺さない主義であり、部下にもそういった騎士道を求めるが……だからといって、武器を手にし、確固たる戦う意思を持つ女にまで一切攻撃するなと言うほど狭量な男ではない。まぁその結果女を殺してしまったら、あまりいい顔はしないが。

 

「なんか女賢者を見るとこう、胸が熱くなるからあんまり戦いたくないんだが……ここは戦場だしな」

 

 そう、俺は女賢者の服装にフェチズムを感じる性質である。まぁだからといって戦場で温情をかけたりはしない。剣を地面に水平に構え、姉妹に斬りかかろうとする。

 

「ならば……! 私が率先して相手になろう……! ベホイミ!」

 

 その時、自らに回復魔法ベホイミをかけたアポロが起き上がり、俺の前に立ち塞がる。中々ガッツのある男だ。

 

「そいつはありがたいね……お前を徹底的にぶちのめして、その間に残り2人に逃げてもらうのが一番収まりがいい」

 

「ふざけないで! 私たちが仲間を見捨てて逃げるとでも思うの!?」

 

 他意のない台詞だったが、それを受けて姉妹は馬鹿にされたと感じたようだ。声を荒らげてきた。

 

「別に侮ってるわけでも蔑んでるわけでもない、本心から2人に逃げて欲しいと思ってるんだよ」

 

 別に説明する義務も義理もないが、俺は敵と交わす会話が嫌いではないので、肩をすくめながら真意を話す。

 

「うちの団長は騎士道精神旺盛でね、俺が女を斬るといい顔をしないんだ。それにさっきも言ったが俺自身、あまりあんたらを斬りたくない……が、戦場で向かって来られたら斬らざるを得ない」

 

「そういうことか……女に手をかけまいという心意気は、敵ながら認めよう」

 

 

 どうやら、アポロもうちの団長と同じ考えらしい。よく見れば、女の顔を傷つけたりしたらキレそうな顔をしている。

 

 

「だが! パプニカのため、ここを素通りさせるわけにはいかない! 名も知らぬ魔王軍の兵士よ! 今一度勝負だ!」

 

「……冥途の土産に教えてやる、俺の名はカロンだ!」

 

「アポロ! 援護するわ!」

「性別なんて関係ないわ、私たちはパプニカを守る!」

 

 戦闘が再開された。奴らは俺に効くと判明している唯一の魔法、ヒャド系を連発することにしたらしい。アポロは正面から、エイミとマリンはアポロの後方から冷気を放つ。

 それに対し俺は、アポロのヒャダルコを切り払い、マリンのヒャダルコを半身になって避け、エイミのヒャダルコはその身に受ける。流石に一発だけで凍りつくことはない。三連発をやり過ごした俺は、一番近くにいるアポロに肉薄し、その腹に剣を突き刺す。

 

「ぐわあああああああ!!」

 

「あ、アポロ──!」

 

 俺はアポロの腹から剣を引き抜くと、そのまま姉妹の方へ向かっていく。迎撃のヒャダルコが飛んで来るが、俺はそれを諸刃の剣で防ぎきる。刀身が少々凍るが、この剣は自己修復機能がある。放っておけば勝手に治るだろう。

 

「くっ……! エイミ!」

「え、姉さん!?」

 

 間近に迫った俺に対し、マリンは妹を後方に押しやり、自らが前面に出てきた。美しい姉妹愛ってやつか。

 

「はあぁあ!」

「が、ごぁっ!?」

 

 俺はマリンの腹に全力でパンチする。目を見開き、瞳孔を収縮させた後、どさりと倒れ伏すマリン。戦場での加減はこれが限界だ。

 

「終わりだ!」

 

 最後に残ったエイミに対し、殺さない程度に無力化しようとした瞬間……足元に倒れていたマリンが、俺の右足にしがみついてきた。

 

「なに!?」

「姉さん!?」

 

「エイミ……このままでは全滅よ! 殺さないとは言っても、おそらくはどこかに監禁される……! だからアポロを連れて逃げて!」

 

 苦痛に顔を歪めながらも、必死に叫ぶマリン。アポロは腹を剣で貫かれたが、すぐに治療すれば助かるだろう。確かにここで3人全滅するよりは、マリンだけが犠牲になって2人を逃がした方が合理的ではある。

 

「そんなのダメよ姉さん!」

「そう易々と逃がすわけがないだろ?」

 

 そもそも、腹パンされて力が出ない状態の女一人にしがみつかれた程度で、俺が動けなくなるわけがない。

 悠々とマリンを振り払おうとした瞬間……! 

 

「……!」

 

 嫌な予感がした俺は、右足に身体全体でしがみついているマリンに、思いっきり剣を突き刺す。

 

「ぐぅぁあああ゛あ゛あ゛!!!」

 

 凄まじい悲鳴をあげるマリンだが、しがみつく力を弱めない。そして……

 

 

「ぐ、あ、アストロン──!」

 

 俺の足にしがみついたマリンが、呪文を使う。

 

 マリンの身体は俺にしがみついたまま鋼鉄と化した。必然、俺はその場から動けなくなる。さらに悪いことに、咄嗟にマリンの背中に深々と剣を刺したが為に、諸刃の剣は鋼鉄の中に埋まってしまった。

 

「く、ぬかった!」

 

「ね、姉さん……!」

 

「エイミ! 今のうちにアポロを! 早く!」

 

 マリンの献身に一瞬呆然としたエイミだが、マリンの叱責を聞いて弾かれたように動き出し、倒れていたアポロに駆け寄ってベホマをかける。

 つーかアストロン中ってどうやって声出してるんだ? 

 

「ぐぅう、エイミ……? いったい、どうなって……」

 

「アポロ……! 姉さんが……!」

 

 アポロは俺にしがみついたまま鋼鉄と化したマリンを見て、全てを察したようだ。

 

「マリン……! 何ということだ……!」

 

 

「……行けよ」

「え?」

「マリンの奮戦に免じて、この場は見逃してやる……戦場の大勢も決したみたいだしな」

 

 俺は戦場を見回す。パプニカの兵士たちは、不死の軍隊を前に敗走し始めていた。

 

「ここにもすぐにガイコツ兵が押し寄せてくる……逃げるなら今だぜ」

 

「姉さんを見捨てて逃げるなんて……!」

「いや、エイミ……このまま全滅するよりは……!」

「そうよ! 私に構わず逃げて!」

 

 逃げるなんてとんでもないと言うエイミと、苦渋の決断を下そうとアポロ。アストロン状態のまま、逃げるように必死に諭すマリン。

 

「カロン! マリンを捕虜として丁重に扱うと誓うか!?」

「暑苦しい奴だな……誓うなんて大層なもんじゃないが、殺しはしないし必要以上に傷つけないとは思うぜ」

 

 雑な返しだが、アポロは一応の納得を見せたらしい。

 

「エイミ、逃げよう……今は逃げるしかない……!」

「ぐ……! いつか、いつか陛下やレオナ姫と共に反攻し、姉さんを助け出すわ!」

 

 泣く泣くマリンを諦め、その場を離脱するアポロとエイミ。それからしばらく後、ヒュンケルを先頭に不死騎団の面々がやって来た。

 

「よぉヒュンケル……悪いな、パプニカ三賢者を侮っていたみたいだ」

「な……!? 人間!?」

 

 この言葉と、アストロンしたマリンに剣を突き刺した格好のままの俺を見て、ヒュンケルは大方の事情を察したようだ。

 

「気にするな、こちらも王を取り逃している……パプニカ兵の忠義は本物のようだ」

「お前が取り逃がす? やっぱり、パプニカ王も無能じゃないみたいだな」

「どう、して……人間が、魔王、軍……に……」

 

 そうこうしているうちに、マリンのアストロンが切れた。鋼鉄の身体が元に戻り、俺の諸刃の剣に貫かれた背中の傷が痛々しい。受けたダメージが大きすぎたのか、そのまま彼女はガックリと気絶した。

 

 

「……とりあえず、この女の治療の用意をお願いしていいか? 放っておいても死にはしないだろうが、ヒュンケルも女のケガを放っておきたくはないだろ?」

 

「ほほほ……でしたら、地底魔城までそちらの女性を運び、しっかりとした治療を致しましょう」

 

 その時、チリンチリンと鈴の音を鳴らしながら突然現れたのはモルグ。執事のような格好をしたゾンビモンスターであり、戦闘力は高くはないが、見た目通り細々とした調整を得意としている。

 

「地底魔城?」

 

「そうだ、今回の侵攻でパプニカの防衛線は大幅に下がった……今ならば地底魔城をこちらの手中に納めることができる」

 

 地底魔城の位置を誰よりもよく把握しているヒュンケルがそう言う。何せ故郷だ、おそらくはパプニカを攻めだした時から、地底魔城へ行く事を決めていたのだろう。

 

「そうか、これからは地底魔城を前線基地にするわけか」

 

 こうして、俺たちは王御自ら率いた大軍を撃破し、三賢者の一人を捕虜にし……そして前線基地を手に入れた。




実際のドラクエだとゾンビ系にヒャドはあまり効きませんが、ダイ大はその辺結構オリジナル色強かったのでこれでいきます。
マリンは顔を燃やされる、スカートをズリ下ろされるとカワイソス枠なイメージがあったんで捕まってもらいました。
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