バカと未来への選択肢※処女作   作:kinonoki

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雄二、康太sideです

それではどうぞ!


バカと未来への選択肢~sidestory~

 

~雄二side~

 

「ありがとう雄二!」

そういってあのバカは走り去って行った

ったくどこまでも世話の焼ける...これは貸し一どころじゃねぇな

そんなことを考えながら帰る準備をしていると。

「...雄二」

「しょ、翔子!?」

「...そんなに驚かないで欲しい」

「気配を消して俺の後ろに現れるからだ!ったく、お前は暗殺者にでもなるつもりか…」

「そんな専業主婦もかっこいいかもしれない」

「真面目に考えるな!」

「専業主婦にはつっこまないの?」

「うっ...そ、そこもだ!」

「ふふ、そういうことにしといてあげる」

翔子は微笑む

くそっ、ガキの頃からこの笑顔にはどうも弱い

それはこいつのこの笑顔が可愛...もとい、幼なじみだからだろうか?

「早く帰ろう、雄二」

「そうだな」

鞄を持ち俺は学校を後にした

あのバカ...頭がショートしたりしねぇだろうな

 

 

「...ねぇ雄二」

 

帰り道に不意に翔子が話しかけてくる

 

「なんだ?」

「吉井、どうするかな」

「そうだなぁ、あいつは...バカだが人の心を思いやって、人のために一生懸命になれる野郎だ、なぁーに、大丈夫だ、それを分かった上で姫路と島田はあいつに気持ちを伝えようとしてるんだろ」

「...そう、ところで雄二」

「んー?」

「吉井のことやっぱりよく見てる」

「まぁあいつは天下一のバカだからな嫌でも目に...「そうじゃない」ならどういうこった」

「友達として、悪友として、親友として見てあげてるでしょ?」

「なにをバカなことを!」

「ふふっ、雄二ムキになりすぎ」

「お前が変なことを言い出すからだ!」

「仲がいいのはとてもいいこと」

「だーかーらなぁ!」

 

そんなことを話ながら歩いているといつの間にか翔子の家の前に着いていた

 

「それじゃあまた明日ね雄二」

「あぁ...あ、おい!さっきの話だがな!」

「...分かってる雄二の言いたいことは分かってるから」

「ったく、今日はもういい、んじゃな!」

 

翔子に背を向け帰ろうとすると

 

「雄二!」

「んぁ!?んっ!?」

 

翔子が不意にキスをしてきた

 

「いつもいつもありがとう、雄二のこと私、大好きだから!」

「あ!おいこら!」

 

言うだけ言うと翔子は走り去って行った

夕焼け越しに見る翔子はなぜかいつもよりとても綺麗でそして心なしかキラキラと輝いて見えた気がした...

 

 

~康太side~

 

ふむ、画像のファイル編集完了...

次はメモリーの...

 

「ムッツリーニ君?」

 

この声は工藤愛子か...無視で問題ないだろう...

 

「ムッツリーニ君!」

 

少ししつこい...

 

「ムッツリーニ君ってば!(ピラッ)」

「卑怯なっ!(プシャーーー)」

「無視なんてひどいじゃないか」

「…工藤愛子っ!俺はお前に屈指など…(ピラッ)なぜだ!(プシャーーー)」

「だって僕が何度読んでも反応しないのが悪いんだよっ!」

「...べつにいいだろ(プイッ)」

「だってここ、女子更衣室だよ?」

「...工藤愛子...許して...」

「ちょっと!なんでそんな打って変わったように!?」

 

ガヤガヤ...

 

「...むっ!?(ガチャ!ひょい!バタン)」

「ちょっと!?ムッツリーニ君!?」

「静かに...陸上部...」

 

『今日すごい疲れたねぇ...』

『はぁ、早く帰ってお風呂はいりたいなぁ』

『ほんとほんとー!』

『てかみかぁ、おっぱいちょっとおっきくなったぁ?』

『ちょ!さき、やぁっ!』

 

(ムッツリーニ君?)

(なんだ?)

(鼻血でてるけど?)

(くっう!...)

(なんで、そう、変態さんなのかなぁ?)

(け、蹴るな!狭いから...あたって...!)

(えっ!だ、だってこんなトコだと...)

 

く、くそっ、勢いとはいえ工藤愛子を一緒に入れたのは失敗だったっ!

...は、鼻血がっ!

 

『ねぇ、今このロッカー動かなかった?』

『えーっそんなわけないっしょー!』

『開けてみればいいじゃん』

 

...ま、まずい!

この状態で開けられるのはっ!

 

(む、ムッツリー二くぅん...)

 

 

く、そんなしおらしい顔は...反則!

仕方ない...今回は俺が守る...

 

《バァァァン!!!》

 

(む、ムッツリーニ君!?)

(...今回は貸しにしといてやる)

 

『あっ!あいつ確か!』

『Fクラスの三バカの一人!』

『西村先生!覗きですぅ!』

 

「土屋ぁぁぁ!」

「...っ!?(ガシッ)」

「貴様、ばかの上に覗きとは生徒指導室でたっぷりお灸を据えてやる!」

「ムッツリーニ君...」

 

そして地獄を生き延びた俺は次の日とんでもないことを耳にする

 

〈二年Fクラスの土屋と二年Aクラスの工藤って付き合ってるんだって!〉

 

...どうしてこうなった

 

 

『あれ?工藤さん?』

『なんで、あのバカと一緒に...?』

『あ、えっと、これには深いわけがっ!』

『大丈夫!あたしたち誰にも言わないから』

『ちょ、ちょっと待って!話を!』

『それじゃ邪魔してごめんね!』

 

 





姫路の告白を期待してた方すいません、全裸になって謝りますorz

一応sidestory入れとかないとタグとかの方がっ...w

次は次こそは姫路の告白を!

どうか見捨てないでください(´・ω・`)

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