魔王の娘の異世界召喚記   作:ダルエスサラーム

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金曜に上げたかった。
今回短いでごさる。にんにん。
毎週上げたいなぁとは思ってるんですよ。頑張るます。
でも原作あるくせに原作で書かれてない部分なんでつらたんです…原作でこのあたり書かれたら書き直すか消す可能性大ですね。


神皇国デラミス

深い眠りの底にあった意識が浮上していく。

朦朧とした意識を頭を振って払い目を開くと、そこは見知らぬ教会のような場所であった。それもとびきり大きくて豪華な装飾がされたものだった。

 

周りを見渡すと、教会の中には司祭のような服を着た少女と、それに付き従うように立っている騎士がいた。また足元を見れば、教室から召喚されたときに輝いていた魔法陣と同じようなものが、役目を果たしたと言わんばかりに淡い燐光を放っていた。

 

ミュウが一気に意識を覚醒させ他の四人を見ると、ちょうど四人も目を覚ましたところだった。

 

「いつつ…皆いるか?」

 

刀哉の問かけにそれぞれ軽く答える。と言っても、二度も意識を失ったあとであるので、少し頭がぼぅっとしている者もいるようだが。

 

ミュウたちが起きたことに気がついたのか、司祭の中でも位の高さを思わせる風貌の銀髪の少女と、その隣に立つこちらも数多の戦いを乗り越えてきたかのような雰囲気を醸し出す騎士が近づいてきた。

 

「よくぞいらっしゃいました。異世界の勇者様方。ここは神皇国デラミス。転生神メルフィーナ様を崇拝するリンネ教団の聖地であるこの国のデラミス大聖堂の中でございます。」

 

そう言ってきたのは先程言った高位の司祭のような少女だ。

 

「えっと…あなた方は?」

 

刀哉が聖剣を片手に立ち上がって尋ねた。

他の四人も立ち上がって話す体勢になった。

 

「申し遅れました。私はデラミスで転生神メルフィーナ様の巫女を務めさせていただいております、コレット・デミラミウスでございます。気軽にコレットとお呼びください。」

 

「私はデラミスの神聖騎士団団長のクリフ・ストロガフです。あなた方の教育係につかせていただきます。どうぞお見知りおきを。」

 

先に挨拶したほうが銀髪の少女の方で、後者は横についていた騎士だ。騎士の方はなんだか美味しそうな名前をしている。

 

「神崎刀哉です。」

「志賀刹那です。」

「水丘奈々です。」

「黒宮雅。」

「南雲ミュウなの。」

 

それぞれも軽く自己紹介をする。

 

「さて、直ぐにでもこれからのお話をさせていただきたいのですが……その前に、まずは私達に勇者様方をもてなさせてください。」

 

こちらへ。と言って刀哉達を先導して大聖堂をでる。

 

外に出た刀哉たちの目に入ってきた光景は、眩しい日差しの元に広がる、白を貴重とした、否、白一色の街並みであった。まるでまだ誰にも踏み込まれていない新雪のように真っ白な建物達が並ぶその風景は、強い統一感と美しさを兼ね備えていた。

後ろを振り向くと、今しがた自分たちが出てきた聖堂は街の建物とは違い銀色に輝いており、その大きさも他の建物と比べて段違いに大きく、この国の象徴であろうことは容易に想像できた。

 

「この白い街並みは、デラミスの昔からの風習でして、建物や道の類に魔法を強化する力を持つ素材を使っているのです。特にこのあたりはデラミスの中心ですから、その効力も強力なものです。」

 

クリフは歩きながらそんなことも教えてくれた。

 

「じゃあ大聖堂が銀色なのはなんでなんですか?目立つからとか?」

 

「いえ、もっと大切な理由です。大聖堂の銀鉱石はその力を収束する特質を持ちます。ですから中心地に向かうにつれ、その効力も高まる仕組みになっている訳です。巫女が勇者様を召喚する際に重要な訳ですね。」

 

なるほど〜と各々うなずくなりしていた。

 

 

少し歩くと、先程までいた大聖堂を囲うように建てられていた宮殿の入り口前についた。

 

『うわぁ〜!』

 

先程から見えていた宮殿だが、目の前にするとその大きさに5人は感嘆の声を上げた。西洋風のその建物は他の建物と同じく白を貴重として、存在感を放ちながらも囲っている大聖堂を引き立てるように作られていた。

 

「すでにご覧になられていたと思いますが、これがデラミスの宮殿です。皆様には基本的にこちらを拠点としてもらいます。」

 

そう言ってから中へと先導していく。5人もそれについていった。

 

中に入って少し歩くと、コレットはある扉の前で立ち止まり、中へと全員を通した。

クリフだけは中へ入らず、扉の外で見張りを立てているようだ。

 

入った部屋はどうやら食堂のような部屋で、長机に椅子が並べられており、それなりに装飾もされているようだった。

全員がコレットに促されるままに席につくと、隣の部屋とつながっているであろう扉からメイドのような者たちが食事を配膳してきてくれた。

 

その食事も豪華で、よくある西洋の貴族の晩餐のようなものだった。

 

「勇者様方の召喚を記念して、ささやかながら食事をご用意させていただきました。どうぞお召し上がりください。マナーなどはお気になさらずにどうぞ。」

 

あまりの豪勢な料理にテーブルマナーなどを考えて萎縮していた4人(ミュウ除く)だったが、コレットの言葉とに促されて気にしないことにした。ミュウは親からテーブルマナーを習っていたので気にしていなかった。

 

『いただきます。』

 

声を揃えてそう言ってから、それぞれ食事に手を付け始めた。

―――――――――――――――

「そういえば、どうして私達が召喚されるとわかったのですか?コレットさんたちがあの聖堂で待っていたということは、今日召喚されるとわかっていたということですよね?」

 

食事に舌鼓を打って一段落したころ、刹那がふと疑問に思ったことを尋ねた。

 

「そうですね。その理由は主に2つありますが、その前に、敬語はやめてください。呼び方もコレットで構いません。皆さんもそうしてください。」

 

「で、でも」

 

「あなた方は勇者なのですから、たかが巫女などに敬語を使っていては示しがつかないでしょう?メルフィーナ様の御使いでもあるのですから、こちらから敬意を払って当然です。」

 

最後の一言が妙に迫真がかっていた。というか"たかが巫女"と言っても、巫女はこの国のナンバー2であったりする。

 

「そ、そうか、たしかにその通りだな。それで、なんで俺たちが来るとわかったんだ?」

 

 

「まず一つ目は魔王の発生の予兆が出始めていたことですね。」

 

 

「魔王の発生の予兆って何?」

 

雅がすかさず聞く。

 

「例えばダンジョンのモンスターが凶暴化していたり、ボスが強化されていたりですね。まだその兆候も弱く、あまり変わりはないのですが。ダンジョンなどの説明は追々行っていきますね。」

 

「わかったの。それで2つ目は?」

 

「こちらが主な理由となりますが、メルフィーナ様からの神託がありました。内容は魔王の再来と勇者の召喚についてで、日付などはその時にメルフィーナ様からお伺いしました。」

 

「なるほど。それでわかってたと。納得。」

 

どうやら全員が納得の行く答えを得られたようだ。

――――――――――――

「さて、それでは食事も取りましたし、少しだけこの世界のこと、今後のことについてお話しておきましょう。詳しいことは今後お教えしていきますので、今は大切なところだけお伝えします。」

 

そう切り出したコレット曰く、

・この世界は、西大陸と東大陸の2()()の大陸から形作られており、今いるデラミスは東大陸の大国である。

・東大陸は他に大国が3つある。

・魔王を倒すまで基本的に拠点はデラミスの宮殿を使って良い。

・今後の訓練は騎士たちと行ったり、ダンジョンへ行ったりする。

・この世界を学ぶため、座学も行う。

・魔王はどこにいるか、いつ生まれるか、誰か、全て不明。

とのことだった。

 

「そして今日はこのあと訓練所で皆様のステータスやメルフィーナ様から与えられた力の確認などを行います。なにか質問はございますか?」

 

「はい。」手を上げたのは奈々だ。

 

「魔王が見つかってないってとても大変では?」

 

至極真っ当な質問であった。

 

「そうですね。ですが、魔王はデラミスの総力を上げて捜索を行っております。また、メルフィーナ様からの神託によって居場所がわかることもありますので、心配には及びません。」

 

この回答に奈々も理解を得たようだ。

 

「それでは訓練所へ移動しましょうか。」

 

一同はコレットに連れられて訓練所へ向かった。




くぅ〜むりぽ。
ビシージを入れたので誰かやりましょう。

次回更新日未定

というわけで
『じゃあ、また今度とか!』

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