そして今回のタイトル…その手に詳しい方なら多分オチが読めたハズ。
~概要欄~
本日は3日前の生放送の総集編となります。
しかしウチのフォース、完全にスーパーロボットに傾向しちゃいないか?
かく言う僕もダイゼンガーとか作ってみたいと思ってます。
「ぐッ!?」
ダブルオースカイが、トマホークの一撃を受け止める。
体格通りの重い一撃を剣を通して全身に受ける。
しかしその体格とは裏腹に、ゲッターの身のこなしはとても素早い。
それでいて攻撃も正確だ…ビームはどれも高機動のダブルオースカイを掠める。
―――再びゲッターが姿を消した!
「またッ!
今度は…ッ!そこだァ!」
「ッ!」
「トランザムッ!インフィニティィィィィィィイッ!!」
その瞬間ダブルオースカイが、ゲッターのように赤く光る!
そして展開される光の翼!
発動されたトランザムの動きは、ゲッターのスペリオルレザーをひらりと避けた!
「…」
「おうおう、やるじゃねえかリク…砲撃長の不意打ちを防ぐたぁ、チャンプが見込んだだけある」
「けど…気を付けなボウズ。
今のでイプシロン、ちょっとムキに…あだッ?」
「!!!」
束の間の静止の末、ゲッターはトマホークを右・左の順番で投げ、自身も空高く飛ぶ。
対するダブルオースカイもトマホークの追尾を振り切り、ゲッターの待つ上空へと飛び立つ!
―――観るものが見上げる先には、神話の戦争を思わせる激しい衝撃の数々!
神と悪魔…いいや、サタンとデビルマンの最終決戦すら思わせる激戦が上空で繰り広げられているッ!
バスターソードとスペリオルスピアトマホークがの剣戟!
両者が互いの大物をぶん回し、力と力の大激突を繰り広げる…ッ!
「オオオオオオッ!!!」
「ッ!!」
バスターソードによる突き!
しかしスピアにいなされ逆に斧の一撃をもらう!
「ぐッ…まだァ!」
スカイブレイサーで防ぎ、ビーム刃を滑るように拳を突き出し突撃する!
そして真拳の一撃はゲッターの鳩尾へと吸い込まれる!
―――巨体が僅かに揺れる!
「ッ!!?
…ッッッ!!!」
負けじとゲッターがスピアの石突を振り下ろす!
「ガアアッ!!
ぅおおおおおおおオオオオオオオオオオッ!!」
真上から振り下ろされた一撃に一瞬墜落しそうになるが持ちこたえ、逆に背後へと回り悪魔の翼の間を、勢いの付いたままスカイレガースによる蹴りで叩く!
「ック!?
ッッッッッッァア”ッ!」
あまりの衝撃に、無口のイプシロンが声を漏らす。
その拍子にリアルで自身が咥えた猿ぐつわが破れ、遂に雄叫びが響き渡る!
反撃にと、スピアを捨ててレザーで攻撃した!
「読めt―――何!?がふッ!げふッ!ぐゥうわあああッ!」
ダブルオーはレザーの2連撃は躱した。
…だが、3段目の回し蹴りまでは読むことが出来ずマトモに喰らってしまう!
吹き飛ばされた方へ先回りしたゲッターは更に正拳突きで吹っ飛ばし、再度回り込んだ後はフィニッシュにアームハンマーを振り下ろした!
神々の国から、人の大地へと超急降下していくダブルオー!
ソレを追う形でスピアを構えながら突撃するゲッター!
しかし急にダブルオーは落下を止めて、再度空へと舞い上がる!
「うおおおおおッ!!」
「ッ!」
おそらくこれが空中における最後の突撃となるだろう…ソードとスピアがぶつかるこの一瞬が。
ダブルオーとゲッター、この空中戦を制すのは?
リクか?
イプシロンか?
「今だ!もらったッ――――」
「!!」
「それも…予測済みッ!」
「ッ!?」
「うおおおおおッ!」
―――――― 一閃ッ!
「やったッ!」
「――――――――残念だったな」
「へ?」
―――――瞬間、ゲッターの拳が再びダブルオーを天空から打ち落とした。
呟くような、小さくて掠れた声。
今の声は、聞いた事がない。
エクハザールでも、ノヴェン太でもない。
…あの声の主、まさか。
いやそんなハズが無い、喋る事なんてなかったのに。
イプシロンが、喋った。
「「…え”!?」」
一番驚いていたのは他でもない、ゲッターチームの二人だったのだが。
◆ ◆ ◆
地上に一つの砂柱。
ソレが上がった後にヒーロー着地を決めるゲッター。
悪魔の翼を畳み、地面に落ちたトマホークを拾う。
砂柱から一つの影が出てきた。
ダブルオー、まだ沈黙していなかった。
「…スゲエな」
「コッチも複雑な機構の割に硬いけど…向こうも大概だな」
「…」
「お前もう喋らないの?イプシロン」
「というか砲撃長喋れたんだ」
「…」
「ん?どうした砲撃ちょ――――ッ!?」
「く、まだぁ…!」
「わりイなリク、お熱い所だが此処までだ」
「え!?それって…」
「右…あいや、左を見な」
「左?
――――あれは!?」
たった1機、何か向かってきている。
ソレは、足の生えた円盤の様…ビグザム?いいや違う!
「デストロイガンダム!?」
「多分どっかのボスだ。
…バグの影響か、色々おかしくなってやがる!」
「正しく、ナニカサレタ男ならぬナニカサレタMSってか?」
「おいやめろよ。
…とうとう戦闘禁止エリアギリギリまで来るようになったか!」
「…」
観客席から、一通の連絡が入る。
『まずいな…』
『リク君、そしてエクハザール下がってくれ、後は我々が…』
「その心配はないぜ、チャンプに大佐ァ!」
『何?』
「リクはアンタらが見込んだんでしょ、やれるはずだ。
ソレに――――俺達ゲッターチームが居る」
『だが慣れてない機体では…』
「―――――ゲッターは無敵だ」
「「また喋った!?」」
『オイオイ、天変地異でも起きるのかよ』
ロンメルの後ろで、タイガーウルフが呟く。
「…ああ、天変地異は約束するぜ」
「気象から戦術まで何でも予測士の俺がいるんだ間違いない。
…やれるよな?リク」
「はい!」
「じゃあ…ッ!!!!
オゥプゥゥゥゥーーンッ!ゲット!!!」
【BGM/STORM】
ゲッターが再び3機に分かれる!
変形用の独特な形態のままでも戦闘は出来るのだ!
「あの野郎、よく見りゃ足にクロー付けてやがる…!
デカブツだからって迂闊に近づくのはヤバい、様子を見るぞ!」
「おう!」「ッ!」
「はい!」
4機がデストロイガンダムを取り囲む形でバラバラになり、それぞれ一定の距離を置く。
―――するとデストロイガンダムは、のっそのっそとした歩みを止めて、突然機敏に暴れ出したのだ!
原作から考えるととても想像できない光景である!
「何!?デストロイが!」
「ッ!!?やっぱりか!?」
「何だよ、あれじゃシンに守ってもらう必要ねえじゃん!」
「寧ろキラぶっ潰せるわ!」
「ッ!」
繰り出されるデストロイの足技とビームを、4機は機動力で躱す!
元々スピードの求められる戦い方をするRIと、原機譲りの高機動を持ったダブルオースカイ!
どれも自ら距離を選べるという利点がある!
「よっしゃ!まずはスピードで圧倒する!」
「オウケイ!」「ッ!!」
「チェェェェンジッ!スペリオォォォルⅠ!」
バイアランカスタムが先頭となり、再びゲッターの形になる!
スピードに優れたスペリオルⅠはスペリオルドリルでデストロイを貫く!
大破こそしなかったものの、ダメージは与えられた!
「40m級のゲッターでもデカくなるな、MS形態は。
―――もういっちょ!」
来た道を折り返すようにまたドリルで突撃する!
デストロイは足技でそれをギリギリいなすが、それでもビーム刃であるためダメージは入る。
「成程、そいえばここのデストロイは一番簡単なボスだったな」
「ああそういやそうだ。
―――んで、まだまだぁ!」
三度、いや、何度でも縫い針のように突撃を繰り返す!
何時しか足技では追い付かなくなり、遂にデストロイはバランスを崩した!
「今だァ!」
「くらえェ!!」
ダブルオースカイがビーム砲を放つ!
その一撃は丁度関節に当たり、一気に機体バランスが悪化した!
デストロイは素早くMS形態に変形し、ゲッターに手刀を繰り出す!
「喰らうかよ!
オゥプゥゥゥゥーーンッ!ゲット!!!」
3機に分裂したゲッター、手刀を空振りに終わらせるデストロイ。
「チェンジッ!スペリオォルⅡゥゥゥゥゥゥゥゥゥ----ッ!」
スペリオルⅡはパワーに最もすぐれた形態!
先程は醜態こそ曝したが、今度はそうはいかない!
デストロイはゲッターの太く長い腕の範囲内!
「喰らえィ!
大!雪!山!おろォしッ!!」
その腕に吹き飛ばされたデストロイは、体格差などどこ吹く風でブッ飛ばされた!
そしてもう一度!ダブルオースカイのバスターソードによる一撃!
デストロイは逆さまに落下し、身体の半分が砂漠に埋まった!
「リクッ!〆るぞ!
ボールは蹴れるな!?」
「ッ!はい!」
「よく言った!
オープンゲットォォォォオッ!」
そして再び姿を表す、荒野の悪魔。
スペリオルⅢ…それは、大魔神の力を秘めた存在!
「行くぜ砲撃長!」
「イプシロォォォォン!」
「ッ!!」
「ストナァァァァァアッ!!!!!サァァァァァァンッ!!シャインッ!!!!」
ゲッターは、世界最後の日でみせたあのモーションそのまま再現のストナーサンシャインを“ダブルオーに”投げる!!
「うおおおおおッ!!
ムゲンッ!!シャインッ!!!「「「「スパァァァァァァクッ!!!!」」」」
投げたストナーサンシャインを、更にレガースで蹴り返した!
それにより威力が何乗にも乗ったソレは、皮肉かなデストロイを破壊しに向かう!!
威力もさながら、弾速すら既存のビーム兵器などを超えている。
いくらデストロイが素早かろうが、その巨体―――ましてや、頭から地面に刺さった無様な姿では何もできない!
――――――――――――ただ一つの閃光が、コロニーの落ちた土地を包み込んだ。
全てが虚無に還りそうな風圧を、ゲッターチームとリクは見つめていた。
「…終わった、のか?」
「当たり前だろ。
あれで生き残ってたら、俺はキラの靴の裏舐めてもいい…個人的に嫌だけど」
「俺はエンブリヲの足の水虫舐めてもいい…心底嫌だけど」
(というかこいつら、いつまで他作品ロボの話してるんだ)
まあ、あの虚無の中でデストロイは生き残れるはずもなく、消滅を確認した。
勝利を確信したゲッターとダブルオーは、互いに熱い握手を交わす。
…無論、若干カメラ目線で。
これがヒーロー対決もののお約束なのだから。
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――――――――――――――――――――――――――――――
◆ ◆ ◆
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「…って事だったんだ」
「ほう、それはそれは…」
あれから数日後、エクハザールは同盟を組んだ【鉄仮面ズ】のネストにお邪魔していた。
『上位まで生き残っちゃったエンジョイ勢』仲間として、話の通じる所があるようだ。
「鉄っちゃんもさ、やってみたら?
仲間内で合体出来る様なMS」
「成程な…確かに、そう言った事をやれば結束も強くなるかもしれん。
―――ただでさえ嵐の中ではしゃいでいるワケだからな」
「そう言うとこは仮面被ってないよな、お宅ら」
「仮面はスキンだけで十分だ、心にまで仮面をしていては楽しめまい」
「だな」
この数日後、謎の複数人合体がGBN内で流行ったという。
どうでもいいけど、カオスガンダムとカラミティガンダムをミキシングして【ネオカオスカラミティガンダムダークネス】とかどう?
名前の長さもダイバーのセンスだって言えば、ちょっとしたキャラ構成になりそうじゃね?
…ゲッター線の次はカオスヘッダーかよ。
あ、良かったらこの【ネオカオスカラミティガンダムダークネス】、名前だけでも(小説に)使いたかったら勝手に使っちゃってください。