世紀末(風味)ダイバーズ  ユックリ実況   作:エーブリス

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お待たせ、ごめんね?また遅れちゃって。



後、レイドボス戦とか詳しく覚えてないのでオリジナル展開とか原作とは大きく異なる展開だらけだよ。


たった一度与えられた…キカイのために。

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 【馬鹿野郎の聖地オーストラリアサーバー】

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「「「チェェェェーーーーーーーーンジ!アイアンボォォォォォォォォォォォオーーーーーーーーーーグッッッッ!!!!!!!」」」

 

正に出オチである。

そしてこの時点で何が出てくるか察した方は結構レベル高いロボット博士認定喰らいます。

 

元マスダイバーの3人組が、自身のガンプラに丸くなるようなポーズを取らせた後…そのガンプラがそれぞれ派手に変形していく。

 

「BANG!BANG!BANG!BANGッ!!

いざ!ビルドアーーーーーーップ!!!」

 

「ヘンゲンジザイ!テンマゲドウ!

我らがGBNのアヤトラ、マスター・エクハザールから直々に頼まれたんだァ!俺達がやめりぁ、誰がやるってんだぁあああああっヒャアアアアッハアアアアアアア!!!!」

 

「奇跡のチカラ!怒りのタマシイ!

今に見てろやクソバグ野郎!全滅ゥゥゥゥゥゥゥゥゥだアアアアアアア!!」

 

 

「「「「「「「イイイイイイイイイアッハアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアーーーーッ!!!!!」」」」」」」

 

 

3人衆の後ろに続くRIのトルーパーズも、各々が装備する大型カタパルトキャノンから3人目掛けて物資…否、ビルドパーツを射出する!

 

 

 

 

「行くぜ!RI特別強襲班ッ!!!」

 

 

   「「「俺達の魂よ!変われ!鋼鉄神になれ!!!」」」

 

――――――無数のパーツが、細胞の様に収縮され…やがて1体の巨人となった。

 

 

 

最早その姿に、説明は要らない。

 

 

 

 

「「「鋼鉄ッ!!魔ッ!!神ッ!!!

ステイーーーーーンッ!!ジィィィィィィィグッ!!」

 

…RI版、鋼鉄ジーグである。

ゲッターロボに引き続き、このフォースはまたやらかした。

 

それも前回のものとは(パーツ数的な意味で)比べ物にならない規模で…だ。

頼むからガンダムやってくれ。

 

 

 

 

さて、これにてRIオーストラリア本部隊の見せ所さんは終了。

出張組の錆鉄7人の方へと移ろう。

 

 

 

 

 

―――――――――――――――――――――

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 ◆   ◆   ◆

―――――――――――――――――――――

―――――――――――――――――――――

 

「ォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!」

 

マドロックアポカリプスがミノフスキードライブによる超常現象的速度と、堅牢の究極系のような前面装甲による体当たりでレイドボスの腰巾着モブを蹴散らしていく…が、数が多い上にレイドボス自体が無限再生を行っているため一行に数も減らず状況もよくならない。

 

ベースエリアには、チャンピオンや第七等…そしてもちろんRIの主力メンバー…それ以外にもビルドダイバーズ含む上位フォースが参加しているというのに、だ。

 

 

 

エクハザールは着地直後、偶々通り過ぎたガンダムヘッド擬きの下半身から伸びる触手を掴みそして引き千切った。

 

「ッ……!

ったく、埒が明かない…どころの話じゃない」

 

「どうした軍曹…ッ!

君が弱音とは…珍しいな…ッ!」

 

「ははっ!御冗談を…ッ!大佐!」

 

引き千切られたガンダムヘッドを振り回して他ヘッドを潰しつつ、200mm2連ライフルで遠距離から他のダイバーの援護を行う。

 

 

弾丸の1発1発が確実に標的を仕留め、外した弾丸は一つたりともない。

 

 

「相変わらずいい腕だ。

またウチで選抜射手(マークスマン)をやらないか?」

 

「考えときます…!」

 

更にビルを後ろ脚で蹴って、その勢いで弾丸のように跳び、前に突き出した巨腕でガンダムヘッドの顔面を潰し貫通したその掌をガパリと開いて、そこから極太のレーザーを放つ!

 

一列に爆炎が並び、その中心を一本の赤い線が駆け抜けていく。

 

 

 

「…所で、大佐?」

 

「何だ?」

 

「―――…一つ、謝らなくちゃならない事があるんです。

実は…」

 

「そのことなら心配ない。薄々だが、分かっていたさ」

 

「!」

 

「…ここにしか居場所のない者のためと言っておきながら、なりきれなかったよ。

きっと私は、君に―――――」

 

「…俺もダメでした、なれませんね…中々。

結局、カナちゃんやあいつ等に尻拭いをさせるハメになってしまった…」

 

 

二人は互いに銃口を向け合うように見える形で、互いの背後にいるヘッドを撃ち抜く。

 

 

「…クルトが言っていたよ、“滅んでもまた作り直せばいい、私達はビルダーだ”と」

 

「…やっぱあの人強ェわ、勝てねえ」

 

黄昏を見つめている様だった二人の眼に、一気に炎が宿る…!

 

 

「―――――大佐、世の中にはこんなカッコいいフレーズがありますぜ。

【全てを破壊し、全てを繋げ】って」

 

「…いいだろう、やってやる」

 

 

 

目標!変異したレイドボスの破壊!

二人…いや、ここにいるすべてのダイバーが声なき叫びをあげて、宿命を決めた!

 

誰かじゃない…自分が、自分の躊躇わない勇気が悪夢をぶち壊すと!

 

 

 

レイドボスは攻撃を受けた傍から回復を開始していく。

誰もが分が悪すぎる現状を理解していた。けれども…それでも、だ。

 

 

終わらない戦いを、恐れる者はいない。

この場の生きとし生ける者達の激しい攻撃は、その意思を正しく表していた。

 

揺るぎのない気高さがあるかぎり、希望は果てることはない。

 

 

 

―――――――そう、諦めなければ…!

 

 

 

「皆、射線を開けてくれ…!」

 

 

 

 

数発のミサイルが、一直線にレイドボスへと向かった。

何者の妨害もなくボスへと直撃したそれは、しかし大した威力を示さなかった。

 

…物理面の火力に限った話ならば、大したことは無かった。

 

だが、撃ちこまれた瞬間レイドボスに明らかな異変が現れる。

 

 

 

無限再生が、止まったのだ。

 

 

 

 

   ◆   ◆     ◆   ◆

 

   ◆   ◆     ◆   ◆

 

 

 

「攻撃が、通る…?」

 

「修正パッチを応用して作ったプログラムだ。一時的ではあるがヤツの再生を無効化することができる」

 

ゲームマスターが淡々と説明を行う。

希望が灯した炎を彼もまた、内側に秘めて。

 

 

上空のゲームマスターを見上げるリクとトビは、彼の行動の理由を聞いた。

“何故?”と。

 

 

「…私も、掛けてみたくなったのだ。

君たちの言う奇蹟に…命のチャンスに…」

 

その言葉の後、二人の前に幾つかのディスプレイが現れ映像を映し出した。

例のミサイルと同じものが各々のベースへと運ばれている様子だ。

 

 

「現在、各ベースへ同じミサイルを運搬中だ。

叩くなら今の内だ!君たちのサポートは引き続き行うッ!」

 

「…ありがとうございます!」

 

 

手にしたチャンスを決して逃がさんと、ビルドダイバーズやアヴァロン、アダムの林檎、虎武龍、第七機甲師団、そしてロッテンアイアン。その他多くのフォースにダイバーが更に攻撃の手を強める!

 

だがレイドボスもまた、自身の危機を察してか更なるビーム砲の雨を放つと共に、ヘッドだけでなく各地のミッションで見られる雑魚キャラ、中ボスなどを多数放出する!

バグ、モビルドール、ハシュマルetc…各々が作中にて無類の恐怖をバラまいた存在であり、そしてそれらはレイドボス同様に禍々しいアレンジを加えられているのが明らかである。

 

 

 

 

 

「多いッ!?

サーバー持つのか!?」

 

「分からねえな…一応イベントのためにサーバーを増強してるハズだが、これじゃなッ」

 

レンダの驚愕を含んだ疑問にノヴェン太が答える。

二人が自機の火力にモノ言わせて弾幕を張る後ろから更にイプシロンがヘッドをバスターライフルで吹き消す。

 

必殺の奔流を生き延びた残党はウニがトドメを刺した。

 

 

――――しかし肝心なレイドボスには届いていなかった。

幾億もの雑魚が盾になり(その内防御に特化した奴もいたのだろうか)奔流はレイドボスの直前でせき止められてしまったのだ。

 

「ゼファーガンダムみたいなのまで居るし…。

無人機てんこ盛りってヤツ」

 

「ヤな盛り合わせだ」

 

 

レイドボスへ攻撃がマトモに通るようになったが、戦況は返って混沌…そしてジリ貧であると言わざるを得ない。

 

 

希望が見えた途端に別の絶望でそれを覆い被す、レイドボスの残虐性にダイバーの苛立ちが段々と募っていく。

何処まであのボスは我らを嘲笑うのだろうか、何処まであのボスは我らを弄ぶのか。

ダイバー達へ影が迫っていく。

 

 

 

 

 

―――――――そして、それは突然だったが必然でもあった。

 

「!、リク!」

 

「…え?」

 

リクが…ダブルオースカイが被弾、空中で大きくよろけて滅茶苦茶な軌道を飛ぶ。

この時、ZEROシステムを使用していたトビは見える以上に状況が危機的である事をいち早く察知していた。

 

 

どうにか立て直そうと機体を動かす内、図らずも向かってしまった先はレイドボスの射線上…しかもただ射線上というだけではない、奴が放つ幾多のビームがより多く重なってしまう地点。

 

まだ1プレイヤーが撃墜されるのはいい、死にはしない。それはリクとて同じだ。

だが…だが、そこには…ダブルオースカイは“命”を抱えている。サラという命を…。

 

 

 

このままでは、このままでは命は散ってしまうだろう。

 

 

 

 

「「「リク!!!!」」」「「リク君!!!」」

「リク!逃げろォ!!」

 

 

間に合わない。

遠い、そして遅い…。

 

 

 

 

だからこそ今必要なのだ、護りし者が。

 

 

 

 

 

 

 

「ッ―――――――――――――!?」

 

リクの視界が暗転した。

…しかしそれは覆い被さる影、すなわち盾!

 

そして今度は極光に包まれる彼の視界!強烈なビームの束が放つ光は凄まじく全てを白く塗り替える!

 

 

 

 

光は一瞬だけだった。

全てが過ぎ去った時、リクは真実を目にする。

 

 

 

 

「ヤッベ…。

――――あ、無事だったか?リク。サラちゃん乗っけてんだから気を付けろよ?」

 

「…エクハザール、さん?」

 

咄嗟にエクハザールが目の前に飛び込んでいたのだ。

高出力と高防御が成せる技である。

 

 

「リーダー、ナイスガード」

 

「まあな…。

おら行け、リク………ッ」

 

エクハザールのガンプラに稲妻が走った。

次第に電力を増していくそれが、ガンプラの各所で連鎖爆破を起こしていく。

 

どうやら弱点部位への直撃を許してしまったらしい。

 

 

「そ、そんな!」

 

「なあに気にすんなって、死にやしねえ。

誰か死ぬよりマシさ、なんたって…」

 

 

 

 

命は機会(チャンス)だからな――――――――そう言って、彼はゆっくりと歩きだす。

破損個所から溢れ出る赤黒い瘴気を纏いながら、着々と何かの準備を始めていく。

 

「砲撃長…アレ、たのんます」

 

「――――…了解だ、リーダー」「喋った!?」

 

滅多に口を開かないイプシロンが口を開いた。

 

 

 

やがてエクハザールの瘴気は炎に変わり、火の玉となったエクハザールにイプシロンが近づく。

 

 

 

 

「リクよ、道は…我々が開く」

 

「は、はい…」

 

重々しいイプシロンの口調、赤黒い炎に燃える彼にノヴェン太が覆い被さる。

その龍の口は既に粒子の加速を始めている証拠が見て取れる。

 

 

「…いいか、チャンスはこれっきりだ。

次は――――望めないと思え」

 

「!…、はい!」

 

「包囲網に穴を開ける…その隙に、全員で…!」

 

 

最早、これ以上の言葉はいらない。

そしてイプシロンは…リヴェドは、その身を赤黒く染めながら拳を掲げ、天高く昇っていく。

 

 

 

 

「準備はいいか?リク!」

 

「はい!いつでも行けます!」

 

「よしきた!

貴重な戦力二人も使うんだ!しっかり…決めて来い!!!!!」

 

迷いはない。

 

 

 

 

 

 

「行くぜ!今世紀最大のドラゴンライダーキックだ!!!」

 

 

―――――――極光、極光、極光!

イプシロンが翼を広げた瞬間、極光が物凄い勢いで彼を吹っ飛ばした!

 

極限まで加速されたビームによって弾丸のように飛ぶイプシロンと、壁となった幾千もの無人機とヘッドが衝突する!

 

 

だがその壁はまるで発泡スチロール!突き出したリヴェドの脚が何もかも貫き、余波で全てを粉砕していく!!

 

 

「今だ…!

うぉおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!

 

 

そのトンネルを閉じぬうちに一気に突っ走るリク!

やがて彼のダブルオースカイは第一次有志連合の時に見せた、あの光の翼を発現させていく!

 

 

 

 

 

「リク!私を使え!」

 

その後ろからウェイブライダー形態で接近するチャンピオン・クジョウ!

陸は彼を掴むと、やがて光の翼がガンダムAGEIIマグナムを包み、巨大な槍と化す!!

 

ダブルオースカイが更に加速!先を行っていたイプシロンに追いつく!

 

 

「私の様な尖兵まで……わかった、共に決めるぞ…!!」

 

槍はイプシロンまでも吸収し、槍は更に巨大化する!

その姿は神話に伝えられた、かのロンギヌス…否!それすら生温い貫通力を秘めることなく放出して全てを穿っていく!!

 

 

 

 

 

 

 

 

「―――――――――――――――――――――――――――!!!!!」

 

 

出会えた夢、翼で空翔けるひとたち

あの花畑で惹かれ合うように出会ったあの日から、刻んだ“とき”が何よりも私にとって…闇を照らす光だった。

 

現世は幻ではなくなった、皆がいる世界に私もいる事が出来る。

 

 

 

ありがとう。あなた達がいたおかげで、わたしはもう一つの世界を生きる事が出来た。

そしてこれからも。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  ◆    ◆       ◆    ◆

 

 

  ◆    ◆       ◆    ◆

 

 

 

 

「…よかった」

 

僕がその後聞いたのは、サラのリアルへの移動が成功したという報告だった。

生命のチャンスを無事掴めたのだ。

 

言い方が大分悪くなってしまうけれど、僕達の苦労は無駄にはならなかったようだ。

 

 

…あれから結構日時が経った。

 

昔、初心者狩りに遭って即刻止めた友達が、あの件を機に復帰すると聞いた。

なんでも、“何だかんだで目立ってた”僕を見つけたから…らしい。僕に負けてるのが嫌なんだってさ。

というか、あの事件以来GBNの人口が爆発的に増えた。

これからもっと技術競争が加速するって…リーダーは言ってた。

 

後、楽しくなる…って。

 

 

後は…ELダイバーの事、かな?

サラだけじゃあない、もっと多くのELダイバーが見つかる事が予測される。らしい。

 

そうなると…どうなるんだ?

まあいいや、んな事…受け売りだけど、一緒に楽しめるなら何だっていいと思う。

 

 

 

 

次の動画の編集も大分終わった、後次の次の次でお披露目となる新型の仕上げも経った今終わった所だ。

 

もうすぐリーダーが来る、愛車のハイエースに乗って。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ん?ちょっとまて、リク達って中高生だよな?

なのにハイエースって…いや、送り迎えするわけじゃないし…。

 

 

 

 

「おーい!」

 

 

 

 

 




需要が一応あるみたい何でオフ会編書きますね。
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