世紀末(風味)ダイバーズ  ユックリ実況   作:エーブリス

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マッドマックス怒りのデスロード地上波放送記念。
デスロードはね、エクハザールのアバターの元ネタであるイモータン・ジョー様が出てくるわけです。ギガホースっていうキャデラック×2の車体にトラックエンジンとモンスタートラックのクソデカタイヤを積んだ文字通りのモンスターマシンに乗ってね。

という訳で皆もマッドマックス怒りのデスロード、見よう。




そして今回の話は急遽作ったライダーシステム…じゃなくって話なので中途半端に終わります。ラストまで考えると今日中に作れなかった。
続きは後々の話で語られる形となるのでよろしくお願いいたします。


ブロークンバックギア

 

「全員配置につけェ!

モタモタしてると置いてくぞ!」

 

太鼓の腹を殴るような衝撃が鳴り響き、ギターのメタリックでエレクトリックな音響があちこちへと飛ぶ。

そしてモビルスーツ達が大型のキャタピラ風の兵員輸送モビルアーマーに1両につき2機ずつ乗り込んでゆき着々と準備が整う。

 

 

この日のエクハザールは割とご立腹であった。

というのも、何時ぞやこっそり配信を見てくれれば分かるのだがあの(誰にも知らせる気のなかった)配信をトビがTwitterやガンスタ等で大々的に宣伝してくれたお陰でエクハザールが当初想定していた「知る人ぞ知る配信」という目論見が思いっきり崩れたのである。

 

今はそんなバリッバリの獅子身中の虫をやらかしてくれたトビを追い詰めてお灸を据えるというのがこの騒ぎである。

 

 

 

――――――エクハザールの元に、伝令らしいEWACタイプの機体を操るダイバーが駆け寄ってきた。何故かアンテナ類は全てBSアンテナなのだが…。

 

「リーダー!我々の予定進路で特大クラスの砂嵐が巻き起こっているそうだ!

迂回するか?」

 

「砂嵐…いや、敢えて突破する。

但し砂嵐を避ける前提の機体やピーキーな機体、それと経験の浅い奴らは迂回させろ。それとショーセーさんのステッペンウルフ隊もだ。だがそれでも突破したいというバカ野郎共の意見は尊重しろ。いいな?」

 

「分かった!

…お前らよく聞けェ!!!リーダーからのお達しだぁ!我々の進路には馬鹿でかい砂嵐が発生しているぅ!だが!我々は屈しない!リーダー及びベテランや砂嵐に強い機体を持つものはアハトアハトの砲弾のように嵐の中を突き進むのだぁ!

しかぁし!ダメージを突破せず回避する作りのガンプラ、そして何かに偏ったピーキーな機体、そしてショーセー殿及びステッペンウルフ隊は迂回を推奨するとこのだ…が!!そんな機体でもリーダーの後に続きたいバカ野郎は構わず砂嵐に突っ込め!とのことだァ!以上!」

 

 

叫、狂、叫!

伝令の通達の後に大きな歓声が巻き起こる。

 

 

 

「さて、エクハザール。

何時出発予定だ?」

 

 

「今、だ」

 

 

 

トラルテクトリから赤い煙をモクモクと噴射する信号弾が放たれた!

その瞬間、ロッテンアイアンの全ガンプラがうなりを上げて全身を開始した!

 

無論、トラルテクトリも例外ではない。

今日はローラーダッシュをビックフットの更にデカくて太いタイヤに換装しての出撃だ!そのせいで普段のローラースペースがギッチギチになってしまい、ローラーではなく足首を駆動させるようになってしまったが、タイヤのパワーもタフネスも倍々だ。

 

 

「順番なんか気にすんな!一番速い奴が前を行け!」

 

彼の言葉通り、先ずRI最速のノヴェン太及びアルゴノッサがホバーモードで先行し、その後をバギーのようなモビルアーマーと細々としたフレームだけにしか見えないモビルスーツのセットが続いた。

 

既に砂嵐は目前、ソレは最早砂の嵐と言うよりは極小の弾丸による弾幕である。

 

 

「突っ込むぞ!!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてその砂嵐の先には、現在絶賛逃亡中のトビとその取り巻きが荒野の道なき道を進んでいた。

 

 

彼らのメンバーは4人。

先ずは主犯格のトビ、そして彼のアシ代わりに拉致られたスルド、同じく拉致られたシグルト、そして「面白そうだ」という理由で他所からついてきた【タスク252】というミリタリー系フォースのメンバー【ローチ】の4人だ。

 

 

「リーダーまさかアレでキレるとはな…」

 

「まあアンタだからな、トビ。

そんなんだからフォース随一の外道とか言われるんだよ」

 

「スルドー、ちょっと黙ろうか「おいバカやめろ!キャビンにビームガン突き立てるな!」冗談だよ。

…で、ローチさんは何で?」

 

「そりゃ面白そうだからな。

今ウチのフォース全員出払ってるんだ」

 

「暇を持て余してたんだね…」

 

 

 

 

その時、砂嵐から轟音が鳴り響いた。

砂の摩擦やらなんやらで静電気が起きたか…それとも…。

 

そんな中でスルドがスクリューオーガーのキャタピラを持つ機体【グリフォンブルート】を変形させて人型に戻した後に口を開く。

 

「…おいトビ、もうノヴェン太なら突破しそうな頃だろう。

先遣隊も嵐を突っ切ったらおんなじくらいには追い付くだろうな」

 

「まあ…そうだね」

 

「考えてないとかは無しだぞ「何も考えてないけど?」速攻か、速攻」

 

「考えてないよ?そりゃ、急だったし…でもね、道中は考えてないけど…ゴールは考えてはいるんだ」

 

「ゴール…?「おい!何か来るぞ!」え!?」

 

意味深なトビの言葉に首を傾げているうちに、とうとう砂嵐から巨大な機影が現れる。

…砂嵐を最速で走ってきたノヴェン太だ。

 

 

 

「やっべ!ノヴェン太さんだ!」

 

「やっぱりか!

とりあえずゴールってのに案内しろトビ!乗れ!」

 

「ああ、2人もちゃんとついてきてくれ!」

 

「「分かった!」」

 

 

再び車両形態へと変貌したグリフォンブルートへとトビのガンダムゾルダが乗り込み、シグルトの【コホートグフ】及びローチの【ガンタンクR44・タスクフォースカスタム】もまた車両形態へと変貌して高速移動を開始した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「待てヤァあああああああトビぃいいいいいいいいいい!」

 

しかしアルゴノッサは4機の速度等、屁でもないように着々と距離を縮めている。

その後方には例のバギーとフレームだけみたいな奴らが続いてきた。あの形でよくもまあ砂嵐を突破できたものだ。

 

その後方からエクハザール以下その他のRIが飛び出してきた。

 

 

「クッソ…!ノヴェン太が邪魔で狙えねぇ!

アイツただでさえデカい癖に直ぐ前行くんだから…!」

 

「退くように指示を飛ばすか?」

 

「いやいい、どうせ奴らの行き先は分かってるんだ」

 

「え?

その情報何処から?」

 

「何処も何も…アイツがTwitterの変態鍵垢でこんなの募集してたし」

 

 

そう言ってエクハザールはBSアンテナEWACのダイバーにある画像を見せた。

彼の言う通り、トビの鍵垢のようだが、ヘッダーもアイコンもトビのアバターをモチーフにした若干いかがわしい画像となっている。

 

で、そのアカウントの最新のツイートが問題なのだ。

 

 

 

 

[オーストラリアサーバーのここでMS4機格納できる水陸機と援護に来た人にこれあげる]というツイートを、モザイクで隠された謎の画像と共にツイートしていたのだ。

…いくらモザイクしてても肌色面積が多いので何の画像なのか非常に分かりやすい。

 

 

 

 

「あー…彼のそういうファン多いからなぁ…」

 

「変態が変態を集めてやんの。

俺が戦闘中にエゴサしてねえと勘違いしてたのが運の尽きよ」

 

「ていうか何でそんなのフォローしてるんだリーダー」

 

「これね…元々フツーの裏垢だったけど…トビが「色々やれそうだから」とか言って…」

 

「BANされないのだな、これだけやっておいて」

 

「全くだ」

 

まあ、R-15程度で打ち止めされた画像(多分)なのでまだセーフなんだろう。

 

 

「さて、海に逃げられて例の海賊フォースに獲物を横取りされるのも癪だ。

その前に奴らの回収部隊を叩く…のはなんかトビに使われただけだから可哀そうだし、懐柔する」

 

「懐柔?どうやって」

 

「どうも何も、このモザイク画像と同じものを既にウチの情報班が見つけたのよ」

 

「今回ばかりはいい仕事したな、我々の情報班」

 

「全くだ。

更に言うとレンダがトビとふざけて撮影したもっとギリギリのヤツがあるし」

 

「えぇ…」

 

ガンプラを使ってまで露骨に引くEWACのダイバー。

本当に何でBANされないのか不思議である。

 

世紀末が世紀末してて草も生えないとはこのことである。

 

 

 

「さて、迂回組をこのまま…いや、ステッペンウルフ隊だけ行かせてくれ。

他の奴らはマグナギガのレーダーに引っかかりそうだ、俺たちと合流させるように」

 

「了解した。

今すぐ通信を送る」

 

「奴らに拾われないようにな?」「ああ」

 

 

 

 

 

 

 

 

果たしてトビの運命は如何に。

そして続きはまたいつか語られるだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




次の話は募集企画をやりますが、その際に今回の顛末を会話の中で書きますのでよろしくお願いいたします。

因みに今やってる募集企画に期限はありません、執筆中に投稿したら随時追加していきます。
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