世紀末(風味)ダイバーズ  ユックリ実況   作:エーブリス

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募集ネタをこんな時間たってからやるとか…自分最低過ぎるよ…。






続!募集兵器紹介の巻き!(㎰遅くなって申し訳ありません)

「はいどーもー!いつもあなたの股間にダインスレイブ♥こと、RIのトビで~す!」

 

「…隣のっヴぁカの股間を蹴り上げてやりたい。

いつもあなたの配信に怪文書スパチャことエクハザールでーす」

 

「リーダー今日元気ないっすね(笑)」

 

「ッ…!

てめー何こんな時間に呼び出しておいて!?あ”!?」

 

 ※現在午前6時半

 

「何って、そもそもリーダーが弟と間違えて電話するからでしょ!

ゆっくり起きてポテチでも食ってからお昼過ぎにログインしようと思ったら…急にリーダーから電話きたんで何事!?と思いましたよ!」

 

「あーあーそれについては申し訳ありませんでした…だからって『そういえば以前募集した兵器の紹介が半分終わってないまま四半期くらい経とうとしてるんで今からログインしてください』はねぇだろ…」

 

「はいはいはいはいそんな事言ってないで、というかもう尺巻いてかないと色々面倒(主に編集)なのでさっさとお願いしますね」

 

「ッッッ…!

あーもーいいや、お前やっちまったなぁ~………[コンプラ発言の連発]」

 

「あ”ッ!?やりやがったリーダー!

ちょっとまって!ちょっと待てって!」

 

「[コンプラ続投]」

 

「増えちゃう!編集量増えちゃうからぁ!」

 

「いやバッサリ切ればええやろ。

[コンプラ]」

 

「ダメなのぉ!どうしてもネタとして入れたくなっちゃって(編集量が)増えちゃうからダメなのぉ!!らめぇ!」

 

 

 ――――――――――――――――――――――――

ここから先はトビもコンプラしてたのでバッサリカットしました。

 ――――――――――――――――――――――――

 

ここらで適当な近況紹介。

 

 ・トビ

リアル女装が思いのほかハマり過ぎてそろそろ戻れなくなることが怖くなってくる

 

 ・エクハザール

哀しみの勢いだけに任せて怪文書スパチャ送ったのを若干後悔している

 

 ・エーブリス

クソ適当なリプを量産しててドン引きされてないか心配

 

 

 

 

   【その1、カンツウツボさんより『MA搭載用簡易マスドライバーユニット』】

 

  説明文

艦艇の残骸等から引っ張り出した電磁式カタパルトや

レールガン、リニアカノン等をごちゃ混ぜにして無理やり造成した移動マスドライバー装置。

艦艇用の艤装を流用しているため一部のMAしか装備

できないほどの大きさだがMS一機程度の質量なら余裕で射出できる。

基本的には敵陣地への質量攻撃に利用するが、味方機を

射出して強襲に用いることも。

なお出力が足りないため大気圏突破には使えない模様。

 

「初っ端からトバしたの来ましたね」

 

「もうこれアレやん、アレやれ言うとる様なモンだろ」

 

「アレって何ですかアレって…」「何って、北斗の拳の…」「あーハイハイ、人間砲弾」

 

 

「じゃあ俺もう昼飯の時間だから、後ヨロシク」

 

「いやいやいやいやいやいやいや、何もそこまでガレッキーする必要も無いでしょう」

 

「ありますー、僕んちでは食事の時間は厳守するのが掟なんですー」

 

「いいから、早く紹介~紹介~」

 

 

    ~準備中~

 

 

 

テスト用のMAにマスドライバーユニットを搭載し終えた2人。

…そのMAはまるでガラクタで出来た大蜘蛛のような…非常にグロテスクな外見をしていたが…。

 

「思ったよりデカかったが…まあ積載量もEN量もまだ余裕が「待って待って待って」何だようるへーな」

 

「うるへーって…。

いやそうじゃなくって、あれ何?あの…えっと、蜘蛛?」

 

流石に未知との遭遇を果たして突っ込まずにはいられない様子のトビ。

エクハザールは何事もないように淡々と説明する。

 

「何って…トラルの上半身」

 

「いやいやいや、あんな蜘蛛みたいなのじゃなかったハズですよ?トラルって」

 

「あー、言って無かったっけ?

次期主力機体で蜘蛛脚を使いたいからそのテストの為に一度トラルをバラしてるのよ」

 

「そうだったんですね…通りで最近キバしか使わないな――――――――って、何?キモイキモイこの蜘蛛めっちゃカサカサ動くやん」

 

「蜘蛛脚モーションなんてクソ遅いのしかないから自分でプログラムしたねん…というのは嘘で代替タキウォーンにやらせた。ウチのハエトリグモとアシダカ軍曹と…ついでにタキウォーンのペットのタランチュラに協力して貰いました」

 

「めっちゃ凝りますやん…って、だから動かさないでやめてやめて近づけないでッ!?

 

どうやらトビは蜘蛛が苦手な様子…って、まあ蜘蛛が得意な人なんて少数派だもんね。

 

 

 

すったもんだがあったが、ともかく専用MAがユニットの照準を定め始める。

 

「…これそういえばマスドライバーですよね?何か発射するんです?」

 

「あ、あぁ…なーんも考えて無かったなぁ。

ぶっちゃけアラクニ・ロブスター号の調整で手間取ってたし…」

 

「名前えっぐい…」

 

「霧は出さないけどな」

 

因みにアラクニ・ロブスターとは映画【ミスト】に登場する怪物の一体である。

 

 

「でもロブスター要素無くないですか?」

 

「んー、じゃあ…やっぱりシェロブ号に改名するか」

 

「なんでまた…いやシェロブも蜘蛛ですけど」

 

「いや…もう一つテスト用のMA用意したんだけどさ…」

 

「はいはい」

 

「そっちの名前がね…?ムマキル号なのよ」

 

ムマキル、シェロブ、どちらも指輪物語に登場する巨大な怪物である。

 

 

「成程。

…で?そのムマキルを飛ばすんですか?」

 

「いや…ムマキルは後で使うから…壊れると困るし」

 

「…あれ?この展開まさか」

 

 

 

「トビ、お前の…何だっけ?ガンダム…マーチ、ベア?乗せろ」

 

「うぅぅ…新作なのにぃ…それとマーチヘア、クマじゃなくてウサギですぅ…」

 

渋々最新作のガンプラをマスダイバーに搭載するトビに、何か怪しげな箱状の物体を掴んだシェロブ号のサブアームが近づく。

サブアームがガンダムマーチヘアに箱状の物体を設置した瞬間にトビはそれに気付く。

 

 

「え…え?何付けました!?

ちょ!ちょっとリーダー!?」

 

「まあ、前回のプラズマ誤射のお返しと…動画映えの為だと思ってくれや」

 

「ま、まさかこれって!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そ。前回紹介した【レイ・サベージ】さんの【今日からお前は特攻兵】だけど?」

 

「うっそ!?

やりがやったなぁこのアホたれリーダ「はい発射ぁ」チクショぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお………

 

 

どんどん遠ざかっていくマーチヘアを眺めながらエクハザールはスイッチに手を掛ける

 

 

 

「…このマスドライバーって、このためのモノだろ」

 

 

――――――――――――遠く離れた土地で、とんでもない爆発が起きたようだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   [総評]

 

「いやぁ、面白い兵器だねぇこれ」

 

「何がッ…!」

 

「これもう採用しちゃってもいいよね!

主にトビに特攻させたりトビに特攻させたりトビに特攻させたりできるから…」

 

「特攻させる気しかないじゃないですかー!

だめです!もーーーーーーこの兵器二度と使わないようにしましょうッ!」

 

「やだ」「やだじゃなーいー!!」

 

 

以下、似たようなやり取りが続いたのでカット。

 

 

「まあ真面目な事言うと本家人間砲弾みたいに奇襲にも使えるだろうし、案外実用的やね」

 

「ウチはサイズもエネルギーも全部賄えるような面子ばっかりですし…」「俺はともかくとして…ノヴェン太とか、ダイヘッジとかな…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ、そうだ…。

――――ああ、エクゼキューショナー?悪いけどさ、ノヴェン太呼んできてくれる?というか捕まえてきて………うん、うん、分かった。頼むよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   【その2、屋根裏部屋の深海さんより『スパイラルシャフトハンマー』】

 

  説明文

戦場に遺棄されたMSやMAのギアシャフトやドリル、回転ノコギリ等回転するものをありったけ組み合わせてモーターを組み込みハンマー状にしたもの。

ハンマー自体が巨大でMA程の大きさながら、重量だけでなく機体に食いついたらそのまま巻き込んで磨り潰せるミンチハンマー。かするだけでも装甲がぐちゃぐちゃに抉れる。

全方位がてんでバラバラに回るため、回転がうぞうぞして気持ち悪いという意見が有るとか。

 

「…ナニコレ?

深きサムシングの方々?」

 

「構造理解しようとするだけで啓蒙上がりそうだ…いっそ血の岩買えるくらい溜まればいいんだけど」

 

「地獄見てそうですね「実際地獄だよ地下遺跡」ああ、うん…。

それで…これは手持ち武器だからシェロブは使え無さそうですが…ムマキルを使いますか?」

 

「いや、ムマキルは…使うっちゃ使う。使わないっちゃ使わない…って感じよ。詳しく言えばムマキルのハルユニットを使う」

 

「え…何?

ハラドリムの戦士か何か…?有名な人いたっけ…?」

 

 

 

「いや?ユニコーンベースで作った指輪の幽鬼(ナズグル)だけど?」

 

「えぇ…ナズグルならフィルビーストでしょうに」

 

「いやぁ最初はフィルビーストだったんだよ?

でもね?でもね?形状変化及び関節を伴わない地上専用高速型MAってなると…どうしてもフィルビーストにはならないのよ(形状が)」

 

「ああ、うん…で、このアングマールの魔王みたいなのが…」

 

「そ。名前もストレートにナズグルユニコーンって」

 

「ストレートだぁ。

…所で性能の方は大丈夫ですかね?このデカブツ持てます?」

 

「ユニコーンがベースなんだ…行けるハズ」

 

エクハザールがナズグルユニコーンに乗り込み、スパイラルシャフトハンマーに手を掛ける。

そして力を入れるとハンマーはいとも簡単に持ち上がる。そのまま動作確認も兼ねてナズグルユニコーンがハンマーを軽く振り回す。

 

 

 

「…あー、取り回しが結構アレだね、中身の動力のせいかな?なんか遠心力か何かで妙な力掛かってて振り回すのにクセがある。あー…これ縦振りがキツイ。その分横振りがめっちゃ早い。ああこれ薙ぎ払い専門かな?あんまり細かい動きするのは向いてないね」

 

「破壊力特化…と。

それで的は…アレ?」

 

「そう、アレ」

 

アレ…そういって2人が指差す先には前回同様、地面に埋められて固定されたノヴェン太のガンプラが存在した。

例によって彼の音声はミュートされている。

 

「――――逃げられる前にとっちめるか」

 

「そうですね」

 

エクハザールは無慈悲にもスパイラルシャフトハンマーを腰だめに構え、ナズグルユニコーンのブースターを全力で吹かしてノヴェン太へと迫った。そして彼がその巨大なガンプラとすれ違う瞬間――――一気にハンマーを振りぬく。

 

哀れなノヴェン太はコックピットごとバラバラにされ、遅れて機体が爆発四散した。

 

 

   [総評]

 

「…やっべ、これマジ強い。

ほとんど機械で削ってくれたからそんな力要らん」

 

「そんなにですか?」

 

「マジマジ、豆腐殴ってるみたいだもん」

 

「うへぇ…。

なんかフレイルタイプにしたら危なそうで良さそうですよね」

 

「うんうん。遠心力で振りにクセがある以外は好きだわこれ。自分で改造して遠心力相殺して使いたいわコレ」

 

「めっさ気に入りますやん」

 

「こんなん気に入る他無いやろ。

――――――――――――――――さて、早いけど次の話行こうか」

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

   【その3、屋根裏部屋の深海さんより『ブーストパイルハンマー』】

 

  説明文

「デカさ×質量×速度=破壊力だ!」という脳筋思想の元、鉄骨や廃材を溶かし混ぜ合わせてバカでかい杭にし、その後ろにエンジンとスラスターユニットを組み合わせてハンマーにしたもの。

ハンマー部分だけでも並みの大型ロケットのサイズを超えるが、問題はこれがエンジンで加速して、遠心力を多大に乗せた状態で、回転しながら突っ込んでくる、ということである。

当然、ハンマーの行き先は持ち手本人の責任である。思いっきりぶんまわして遠投にレッツチャレンジ!

 

 

 

「おうおう、ハンマー好きだなこの人」

 

「今度は目に優しいのが来ましたね」

 

「機体に優しいかは怪しいけどな!」

 

「全くです。

――――これも…一応ナズグルユニコーンで大丈夫でしょうかね?」

 

「行けるやろ、余裕余裕。

――――ほら余裕だったろ?」

 

「いや持ち上げられるかどうかは問題じゃないんですよこのハンマーは」

 

トビの言う通りこのブーストパイルハンマーには名前の通りとんでもなく巨大なロケットが搭載されている。

いくらナズグルユニコーンの性能が高いと言えども――――トビは“もしも”に備えて近くに用意されてあった塹壕へと跳び込んだ。

 

そしてエクハザールは「よいしょ」と先ほどの様にハンマーを腰だめに構え、ナズグルユニコーンの指をブーストパイルハンマーの柄に併設されたスイッチへと添えた。

 

 

「あ、あの…カウントダウンはちゃんとしてくださいy…「いいや限界だ!!押すね――――――ぎゃぁああああああああああああまわるうううううううう!?」うわああ!?言わんこっちゃない!?」

 

カウントダウンも無しにスイッチを押し、そして案の定ブースターの勢いに振り回されてその場でぐるぐると回り続けるナズグルユニコーン。その断末魔は絹を裂く音を質の悪いスピーカーで大音量で流したような狂気的なもの――――では無かったが、その勢いを物語るのには十分だった。

 

 

エクハザールは回り続ける中、どうにかコンソールに手を伸ばして『URAILI』と書かれたデストロイモードを発動させた。

…するとナズグルユニコーンに亀裂が入り、その亀裂から“闇”が勢いよく噴き出した。それと同時にユニコーンの基礎スペックも底上げされたようでブースターの勢いに踏みとどまっている彼の姿があった。

 

 

 

 

「す、すげぇ…耐えてる」

 

「う、うぉぉおお、おおお…」

 

亀裂という亀裂から闇を噴き出しつつ、ブースターの勢いに耐えて震えるその姿は圧巻の一言である。

そしてナズグルユニコーンがカメラで塹壕で蹲るトビを睨むとハンマーの杭を上向きに変えた。

 

 

「タ…タイ…」

 

「え?何?」

 

「タイ…タ…」

 

「え?タ?」

 

「タイ…タイ……タイ…」

 

「え!?痛い!?何が!

もしかして腰打っちゃった!?」

 

 

 

 

タイバァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!

 

ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ・・・・・・・………

 

謎の掛け声と共にエクハザールはトビのすぐ目の前にハンマーを振り下ろし、その余波で小柄なトビの身体を遥か遠くまで吹っ飛ばした。

 

 

   [総評]

 

「ごめん、なんかこの前の進〇の巨人思い出して…つい…」

 

「」

 

「…あれ?生きてる?」

 

「…死んでる」

 

「生き返れ」「うぐぉおおおッ!?た、タマァ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   【その4、終焉齎す王さんより『マスブレード』】

 

 説明文

全長1kmに及ぶ刃渡りを持つ、"ただのデッカイ鐵の塊"である。

尚、重量が10tを余裕で超えている為、超大型MAくらいにしか扱えないトンデモ欠陥品である。(振るえるとは言ってない)

 

 

「…は?ナニコレ?デリーの鉄塔?」

 

「いや違うでしょ…説明文にも名前にもブレードだって説明があるじゃないですか」

 

「嘘つけ、ブルジュ・ハリファの建材の一部削ってきましたって言った方がまだ信じられるぞ」

 

「いや剣です。

ブレードです。誰が何と言おうとブレードです」

 

「俺は信じないぞ…!」

 

「いや、別にリーダーが信じる信じないはどうでもいいので…さっさと持ち上げてくだしあ」

 

「ふ~ん。

[コンプラ]」

 

「あ、すみませんでした…どうぞおもち上げになってくださいまし」

 

「うむ…」

 

ユニコーンはかがんでマスブレードの柄に手を掛けた。

――――そしてその姿のまま、一歩も動かなくなった。

 

 

「…?

何してるんですか?早く持ち上げてください」

 

「…ん?ん?」

 

やがて彼はデストロイモードを発動する…が、やはり動かない。

 

 

 

 

 

 

 

――――――――――――――――結論を言うと、重すぎて持ち上がらないのだ。

 

 

「…無理」

 

「え?」

 

「無理、持ち上がらない」

 

「え、えぇ…マジかよ…」

 

ここに来て無敵のナズグルユニコーン敗退か…?

そう思われた時「もうそろそろ出すか」とエクハザールが呟き、柄から手を離した。

 

 

 

…ナズグルユニコーンがその真っ暗な顔を定置カメラへと向け、指を差してエクハザールは言った。

 

「――――カット」

 

…っと。

 

 

 

 

 

 

――――――――――――――――――――――――――――――――

    カット

――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

次の場面で現れたのは、何と、建造物…に見える、地上戦艦だった。

その機体中央には先ほどのナズグルユニコーンが接続され、そして象のような四足歩行姿をしていた。

 

 

――――モビルアーマー、通称『ムマキル』である。

 

 

「…コレならいけるやろ」

 

「割とムマキルぽかった…」

 

「おーい、そこ(マスブレード)乗ってると一緒に握りつぶすぞー」「おっとっと」

 

ムマキルから巨大な作業用アームが伸びて、その先端の分厚いペンチのようなマニピュレータがブレードの柄をガッシリと掴んだ。その作業風景はまるで工事現場の重機を思わせる…そしてマニピュレータの掴み所をしっかりと確認したエクハザールが、再びレバーを握る手に力を入れる。

 

 

「…パワー全開だ。

うぉおおおおおおおおおおッ…!」

 

グググ…と次第にアームへと供給される電力量が増え、パワーも大きくなる…が、ブレードは僅かばかりに動くだけで完全には持ち上がらない。

まるで大地に突き刺さった伝説の聖剣をクレーンで引き抜くかのような暴挙をこの巨剣は許しはしないようだ。

 

 

 

…ここで一度、エクハザールはブレードからアームを話した。

そして近くに放置してあった先ほどのブーストパイルハンマーをアームで持ち、超信地旋回で向きを変えて、とんでもない速度と加速力でブレードの先端へと向かった。

 

「…物理法則もあったもんじゃない」

 

――――――――――――――――しばらくすると、またムマキルがとんでもない速度で戻ってきた。

流石に急停止をして砂埃を巻き上げる真似はせず徐々に速度を落としてから停車した。

 

 

「何をしに行ったんいです?」

 

「特に何も…。ちょっとあのハンマーを剣先に溶接しに行っただけよ」

 

「本当に何をするつもりですか」

 

「まあ…正攻法で行っても持ち上がらないからね?

超信地旋回とブーストパイルハンマーの勢いを使って、遠心力で持ち上げる」

 

「え?それって…」「すごい回転するから、逃げとき?」「いや逃げろってもアレ10㎞ですよ?」

 

「どのみち持ち上がるかも怪しいんだ…ほれいくぞー」

 

「あわわわわ…」

 

とっさに再び塹壕…というより、その横にある先ほどの一撃によってできた大穴に飛び込んだトビ。

その一方でムマキルは再びアームを伸ばしブレードを掴む。そしてコックピットではエクハザールが遠隔操作でブーストパイルハンマーの準備を行っていた。

 

 

「さて、今度こそだ…!」

 

…スイッチを押した瞬間、遥か10キロ先でブースターに火が付く。

出し惜しみをせず一気に出力全開にし、そしてムマキル本体もミノフスキーキャタピラの出力をも上げて超信地旋回を開始する…!!

 

 

――――ほんの少し、ほんの少しづつマスブレードが動く…!

 

 

 

 

やがてブレードが回転する速度は上昇し…遠心力が得られるようになって少しづつ剣先が浮上。

十分な高さまで上がるとエクハザールはミノフスキーキャタピラの出力を更に…いや、もう最大出力で回し、その強力な加速力でいきなり回転速度を上げた!!

 

「やった!!やったぞ!!!持ち上げたッ!!」

 

「風圧!風圧!!!」

 

 

まるで地球を浮かすためにあるヘリコプターの様に回転するマスブレードは、最早止まるという事を概念単位で捨て去っているような勢いで加速し続ける…!!

 

 

 

 

 

 

 

 

――――――――――――――――だが、事態は突然訪れた。

 

風圧や駆動音による爆音に紛れて、バキリというとんでもなく不安になる破裂音が僅かに響く。

その原因は直ぐに分かった…アームが勢いに耐え切れず根元から破損したのだ…!

 

「あ」「あ」

 

よってマスブレードはアームごと飛翔…全く間にオーストラリアサーバーの遥か彼方へと消えていった。

 

 

 

 

 

「…やっべ」

 

幸い、この事故による被害は一切なかったそう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   [総評]

 

「やっぱりさ…やり過ぎッて、良くないね」

 

「そうですね」

 

「ほどほどだね。

ほどほどのサイズで…うん、でも、面白かったからいいか」

 

「はい」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はい!という訳で!

本日の動画はここまでとなりまーす!!」

 

「いやぁ、今回も変なのいっぱい来ましたね!」

 

「スケールだけだったら今回のは前回以上にヤバいのばっかりだったぞ」

 

「いいことですよ、動画のスケールにもつながりますし。

はい!というわけでね!皆さんまた次回お会いしましょう!――――ほら、リーダーが〆て」

 

「え?俺」「そう」

 

 

「お、おう――――はい、もしよければ高評価とチャンネル登録よろしくお願いします~」

 

「…何ですか、その指」

 

「某プロゲーマーチームのリーダーのリスペクト」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――――――――――――――――

――――――――――――――――

 ◆ ◆ ◆

――――――――――――――――

――――――――――――――――

 

 【project『Bauglir』】

 

 

 




どうでもいいけど私、三点リーダーの単体使用と過剰使用がとっても大好き。
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