それと募集企画の方もやっていますので良かったらご参加ください。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=257022&uid=192120
「――――え?
うわぁああああああああああああッ!?」
「クソ!ソニアが落ちやがった!
誰か救出にッ…」
「無理だクリード!もう敵が攻めてきて…ッ!?おい!
奈落の森林…それは最近追加された特殊なバトルステージだ。
このステージの特徴は何と重力が横に移行しており、バトルが始まりステージにスポーンした途端ダイバー達のガンプラは横滑りに落ちていくのだ。そして奈落の名が示す通り周囲の巨大樹に着地し損ねれば真っ逆さまに森の奥深くまで“落ちて”いき、運が良ければステージ“最下層”の通常の重力が働く草原エリアに着地…もしも運が悪ければ途中の巨大樹にその落下の勢いで激突、即ご退場となる。
そんなわけで運の無かった新米ダイバーのソニアとその愛機である飛行型に改造したガンタンクは森の中を奈落の底の平原か…それとも途中の樹木目掛けて落ちていく定めとなった――――が、その途中で何かがソニアのガンタンクを掴み持ち去って行った。
「?――――ッ!?」
恐る恐る目を開けた彼女は、自らを救った救世主の姿を見る。
通常のMSよりも一回りほど大きい体格にそれ以上に巨大な盾が如き顔面…そして長くて鋭い爪(に見立てたパイルアンカー)の生えた腕を持つガンプラ。そう、彼女らのフォースが今回のバトルの為に雇った改造バイアラン、【バイアラン
「あ、ありがとう……のわっ!?」
救出したソニアを
「ソニア!?無事か!?」
「え、ええ…
「そうか。
…噂通りだ、
「高いBCを払ったんだ、それ位してもらわねば…!
――――来るぞ!備えろ!!」
フォースリーダーの怒号が響いた次の瞬間には、ビームや実弾が掠める音がそこら中でビリビリと叫び始めた。
そんな嵐の中を
トドメにバックパックを爪で斬り裂いて破壊、こうして
『何!?
お、落ち、あああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ――――――――――――』
メゴォオッ、という鈍い音が森林の空気を謙虚に揺らす。
早めに相手を1機撃墜した…が、安心はできない、さっきからこの狭い森林の中を最高速度で細やかに駆け抜けている蝿のような可変MAがいるのだ。
「
こっちは3機を相手にッ…クソ!なんか今通り過ぎた!」
味方(クリード)の救難信号だ、すぐさま彼は近くの木に飛び移っては直ぐに目前の木を土台に更に奥の木へ…それを繰り返すうち、前方から何かとんでもない速度で迫っているのを確認した。
『こいつか!例の
例の可変MA…恐らく機種はギャプランかフライルーだ…!
猛スピードて突撃しつつ可変を解き、両手に剣を構えた人型形態へと変形したそれを
『クソ、猿めッ…!
逃がすかよ!!テメェのうなじをイェーガーしてやらぁ!』
フライルーもまた人型で巨木を蹴り、その加速を生かして飛行形態へと戻り手っ取り早く
「来たか、
多脚タイプの馬のようなガンタンクを駆けるクリードがGビットの本体であるガンダムXの改造機へと跳び込んでは両腕の機銃を乱射、その隙に
…そしてGビットだった鉄くずを吐き出した頃にはあのフライルーが再び接近してきた。
今度は早めに人型になり、低速飛行(十分に早い)で
しかし常に
左腕の爪で巨木の根元をゴリゴリと削りつつ急ブレーキをかけた
だが木端ではMSを落とせない…破片を装甲で弾きながらフライルーは飛行形態と人型形態をせわしない切り替え、より複雑な軌道で巧みに追い詰めつつ、周囲に展開していた敵の砲撃をバレルロールを用いて紙一重で回避し続ける。途中、フォースリーダーの機体の片腕をすれ違いざまに剣で切断した。
「ッ!?クソ!やられた…!」
「ケリー!」
「構うな、クリード!
腕ならば十分だ…戦況はこちらに傾いている!敵のエースも
「ああ!
行くぞ、ソニア!今度は落ちるなよ…!」
「はいッ…!」
自チームが進撃を開始したのを見届けた
『クソッ…!こんなにも早く劣勢に…っ!
――――各員!一度引け!間違っても落ちるなよ…!俺は
どうやらこのフライルーがリーダーだったようで、己のチームに指令を出す。
推力で、腕力で、空力で、脚力で…それぞれが持つパワーで奈落の森林を針で縫うように突き進む2機。
…しかし急遽、
『フッ、狙いが狂ったようだなッ…!!
――――終わりだ!!クルミ割りぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃーーーーーーーーッ!!!!!!』
エアブレーキを全力でかけたフライルーがとんでもない軌道とルート選びで一気に
――――しかしその直後、フライルーの真上から巨大な物体が迫る。
『何だ…うわっ!!?!?!?!!!?!?!?!?』
落ちてきたものの正体は…そこら中に生えていた巨木だ。
何故か根本付近が爆裂したようにささくれている。それを見たフライルーのパイロットは何が起きたのかを一瞬で理解した。
『野郎…!
さっきのは木を狙って…!俺がこのルートを通るのをあらかじめ読んでっ…!!』
そう、先ほどの的外れな射撃。実はこの巨木の根本を狙ったものだったのだ!
相手が通ると思われるルートの途中にこれほどの物体をタイミングよく落とせば、上手く行けば頭上にこれほどの質量を落とすことが出来る。
…惜しい事に寸での所でフライルーは巨木の落下を躱した、が、そのせいで軌道がよろめいた事で大きな隙を晒すこととなる。
そこへ
しまった…そう感じたフライルーは、これから起こる壮絶な光景を想像して叫んだ。
『うぉおおおおおああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああッ!!!』
――――――――――――――――ゴシャッ…!!と、余りに悲痛な音を響かせてフライルーは撃沈した。
直後、対戦終了の表示が各々の目の前に浮かび出る。
どうやら
「やったぞ…!お前達!」
「ああ。俺達の勝ちだ…ケリー、ソニア」「はいっ!…あ、
彼が自分を雇ったチームらの元へと合流した。
…ソニアのガンタンクが手を振るの見た
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あれから数日後の事だった。
かの有名なオーストラリアサーバーを駆ける
この存在に挑んだ
そろそろディープズレッドのキャラもコッチで扱おうかな?