氷創の英雄 ~転生したけど、特典の組み合わせで不老不死になった!~ 作:星の空
聖杯戦争が終わって3ヶ月が経った。
これで俺、飛斗、代赤、雫、白音、香織は中学2年生となった。
因みに、
1年の間にあったことを教えよう。
・聖杯戦争のあとに、イリヤがバーサーカー・ヘラクレスとセラと一緒に此方に来た。
・俺は概念魔法で造った魂告令呪でクラスをバーサーカーからアーチャーに変えた。
・彗郎とヘラクレス(以後は
・裏稼業繋がりで八重樫家から教えられた藤村雷蔵さんに冬木市での出来事を説明して事後処理に協力してくれるとのこと。
・遠坂と衛宮士郎はロンドンの時計塔に行くそうだ。
・セイバー(以後はアリア)は今、ちっちゃくなったモードレッドこと代赤を人形の様に抱き締めている。正直、イリヤと一緒に此方に来た。
・アーチャーは行方を眩ませてしまい、
・ランサー(以後はセタンタ)はいつの間にやら異世界トータスに渡っており、冒険者ランク白だ。
・キャスターはバーサーカーとランサーの協力の元倒して、そのマスターは共に死んだとのこと。
・アサシンはマスターを美綴綾子に移して、秋穂原学園剣道部の顧問になっており、全国大会出場をさせる程育てているとか。
・迦楼那にノイントというエヒトルジュエの眷属が接触してきたとのこと。しかし、返り討ちにした。
そして、今は学校の屋上で昼食を皆でとっている。
因みに俺達以外に、なんの思惑も持たない転生者が2人居る。帰国子女の双子である。
と言って、フランス人の父と日本人の母の間に産まれたハーフだが、性格はFateのあの二人と変わらない。
特典はわかる通りあの二人の宝具や身体スペックである。
「それで、あなた方はエヒトルジュエを倒す為に〈ありふれた職業で世界最強〉の大半を占める世界である異世界トータスに渡るのですか?」
「あぁ、大体がそうだな。あとは、〈ゲート自衛隊彼の地にて〉や、〈ゼロ魔〉とかそういった異世界に関わるもんの対処をするのさ。」
「それ、私も1枚噛んでもいいかしら?」
「っ!?織咫!!貴方は父と母を悲しませるのですか!!あの方達はそういう事に弱い!!貴方1人で決めないでください!!」
「うっ……………でも、将来的にはこういった仕事じゃないと私達はやって行けないわよ?いつボロをこぼすか分からないし…」
「でも、じゃありません!」
奈瑠紅と織咫が双子喧嘩を始めた。
「…………とにかく、転生者には何かしらの説明をしておかないと、怪しまれた挙句邪魔されても困るんだよ。」
「…………………確かに、それだと困る。だから、協力か不干渉のどちらかでお願い。」
代赤と白音が割って入って言う。
「…………はぁ、分かりました。考える猶予を下さい。」
姜弩姉妹との会話を終え、昼休憩が終わり授業を終えて家に帰宅する。
そこで各々したい事をする。
代赤はアリアの元で剣の稽古。
雫は道場に顔を出しに。
白音は黒歌と共にヘラクレスと一緒にケイローンに仙術を含めた武術の鍛錬。
飛斗は萌愛の仕事の手伝い。
中学から学校生活を始めたアーシアはトータスにある空中庭園の教会に祈りを捧げに。
俺は地球で集めたオリハルコンを概念魔法を使って新たな武具を作り始める。完成品はいつか教えよう。
そして………………
✲✲✲
「とうとうこの時が来たか。」と俺
「9年って意外に長かったね?」と飛斗
「だが、これからって意味もあるぞ。」と代赤
「はぁ、緊張するわ。」と雫
「………これが片付いたら悪魔との決着を付ける。」と白音
「しかし、エヒトルジュエの居場所が見当たらなかったのががっかりするな。」と鷲三さん
「我らが
『おおっ!!!!!』と、門下生達
「彼等の戦いを直に見届けてゲームキャラの動きを造るぞ!!」
『おおっ!!!!!』と、プログラマー達
「我々も動きだしましょう。マスター、私達は一足先に向かっておきます。あわよくば討ちましょう。」と彗郎。
その他、何人かが言う。
そう。今日は騒動たる異世界召喚の1年前で俺達学生組の入学式だ。しかも、イリヤやアリアなど、1部の者は一緒に高校に通う事になっている。
入学式、会場で式が始まった時に生徒の中を確認したら、重要なメンバーはもちろん、他にも人がいる。
の他に、
と、転生者組がかなり居る。
そしてちゃっかり原作キャラが2人居ることについて…
あとは、
イリヤスフィール・フォン・アインツベルン、
俺達がいた。
因みに、栄光は霊体化して何時もイリヤのそばにいる。
教師陣には
が教師である。ってなんでそこにいるんだ迦楼那!?しかも、あの二人はロンドンに行ったのではなかったのか!?