その手の描写を不快に思う方はご注意ください。
俺達がアンコと共に暗部の忍者に護衛されながら死の森の塔に辿り着くと、そこには大蛇丸出現の知らせを受けたのか三代目火影が待っており、俺達の無事を確認すると安堵の表情を浮かべた。
「ほ、火影様。申し訳ありませんでした」
「謝らなくとも良い。それより今はお主の呪印を抑えるのが先じゃ」
大蛇丸を仕留められなかった事を謝罪するアンコを責める事なく、三代目は印を結んでアンコの呪印に手を触れて封邪法印を施し始めた。
原作で同じ封印を施すのにカカシが大掛かりな封印の術式を組んでいた事と比較すると、改めて三代目の技量に関心すると共に、今の俺ではまだ技術的に無理では有るが今後の為にと写輪眼で三代目の一挙一動を観察する。
「これで取り敢えずは大丈夫じゃ。さて、次はお前の問題じゃのサスケ」
アンコの処置を終えた三代目は俺達に大蛇丸とは何者かを語り始め、アンコが大蛇丸本人から聞いた話を元に俺にどれだけの危険が迫っているのか語り始めた。
「火影様、こんな状況では中忍試験どころではありません。即刻試験を中止するべきでは?」
「儂もそう思っておったんじゃが……実は既に二次試験を突破した組がおっての」
予想通りというべきか砂隠れの我愛羅達は俺達より早く塔に辿り着き、更には無傷で試験突破の最短記録を更新しており、他にも政治的な折り合いで今この場で試験を中止にする事は難しいとの事だ。
「それに大蛇丸も試験を途中で辞めるなと言ってたのであろう?奴の性格上試験を中止にすると何をしでかすか想像するのも恐ろしい」
「で、ではせめてうちはサスケは棄権させて暗部の監視下におくべきです」
試験の中止が難しいと分かると、アンコは妥協策として俺に試験を棄権させて暗部の監視下に隔離すべきと三代目に進言する。
俺は別に中忍に成る事に拘ってはいないのでそれでも構わないのだが、そうすると試験が終った後も暗部に監視されながら生活する事になるかもしれない。
もしそうなった場合は一族復興に大幅な支障が出てしまうので、大蛇丸のリスクを取るべきか自由を取るべきか究極の選択にしばし悩んでしまう。
「それも含めて結論は5日後の二次試験終了時に決定する。取り敢えずそれまではサスケは他の試験突破者とは隔離するしかあるまい。それで良いなサスケ」
「どうせ拒否権なんて無いなら素直に従うさ。それはそれとして、俺達は二次試験は突破したってことで良いんだよな?」
巻物は二つ手にしたものの、暗部の護衛付きで塔に辿り着いたので試験の合否がどうなるのか確認を取ると、今回は例外中の例外事案として特別に合格とみなされる事になった。
「なら、5日後に俺が棄権って事になってもサクラとヒナタは次の試験に進めるんだな」
「そういう事じゃな。ではサクラとヒナタを別室に連れて行ってくれるか」
俺の身を心配するサクラ達だったが、自分達ではどうする事も出来ないと理解している為、素直に三代目の指示に従い暗部の忍者に連れられて部屋を出て行き、俺は三代目に連れられて5日間の隔離生活を送る事となった。
他の受験者が死の森でのサバイバルを続けている中、俺は塔の地下に設けられている個室の内の一部屋で横になっていた。
風呂トイレ付きではあるが6畳程度の窓の無い部屋の中は思ってた以上に狭苦しく、更にこの部屋には万が一に備えて俺の護衛として二人の忍者が一緒なのだから余計に狭く感じてしまう。
「やれやれ、これじゃあ隔離っていうよりは軟禁状態だよな」
「贅沢言うんじゃないの。死の森でサバイバルしてる受験者に比べたらココは天国よ」
護衛役の一人に任命されたアンコは部屋に用意されている非常食を食べながら、もう一人の護衛である暗部の忍者に声を掛けた。
「ねえ夕顔、アナタもこっちに来て座ったら?ついでにその面も外しちゃいなさいよ」
「仕事中なのでお構いなく。それと暗部の私を名前で呼ぶのは止めて下さい」
比較的くつろぎながら護衛をするアンコとは対照的に、暗部の面を被ったまま部屋の隅で立って居るのは卯月夕顔という名の暗部のくノ一だ。
「本当にクソ真面目ね。この部屋は結界で外部と遮断されてるし、大蛇丸に居場所を特定されないようにカメラの監視もされてないんだから少しは羽を伸ばしたら?」
「相手があの伝説の三忍の大蛇丸なら少しの油断が命取りになります。それに、そう言ってるアンコさんも内心気を張り詰めてる風に見えますが?」
夕顔に内心を見透かされたのか、アンコはそれを誤魔化すように俺に話を振り始めた。
「そう言えば、アンタには借りが出来ちゃったのよね。後に伸ばすと利子が付きそうだから、今の内に返せる範囲で返させてくれないかしら」
「露骨に話を逸らすんだな。まあ返してくれるなら今すぐにでも……」
アンコへの借りは当然復興の協力を頼む事だが、今この場には夕顔も居るのでそれは難しそうだ。
(いや、待てよ。折角だから夕顔にも協力して貰えば良いのか)
夕顔の恋人である月光ハヤテには悪いが、後に死別する事になるのであれば特に支障は無いと都合の良い結論をだすと、俺は懐からキン・ツチから拝借した鈴付き千本を取り出す。
「じゃあ借りを返して貰うぞ。取り敢えずこの部屋で出来る事として俺の修業に付き合ってくれ」
「そんな事で良いならお安い御用よ。で、その鈴を使うって事は幻術系の修業なのかしら」
音忍との戦闘の際に目撃してる為か、少々警戒して俺に尋ねて来るアンコだったが、ふと部屋の中に今まで嗅いだ覚えのない匂いが漂っている事に気付いたようだ。
だが気付いた時にはもう遅く、アンコは目を虚ろにして意識を朦朧とさせていた。
「成程、密室なら効果は高そうだな。でも屋外だと匂いが拡散して効果は半減する可能性大っと」
「う、うちはサスケ君!!アナタ今何をしたの!!」
猫バアの店で購入した幻術効果の有る香りを発する匂い袋の確認をする俺に、夕顔は面のお陰で幻術に掛かるまで匂いを嗅がずに済んだのか背中に背負った刀に手を掛けて俺に迫ってきた。
「何って、借りを返すって言うから忍具の実験台になって貰っただけなんだが?」
「ば、バカな事を言わない……で?体が、いつの間に私が金縛りの術に」
嗅覚幻術は回避したが鈴による聴覚幻術には見事に嵌ってしまった夕顔の面を外して横たわせると、俺は写輪眼で見据えながら二人のくノ一の触覚の支配を行い始める。
「くっ、あぅ、やっ、やめなさいっ」
「うあっ!?こ、これは?何をしてるのよっ!!」
夕顔と共に俺に体を弄られてる内に意識を覚醒させたアンコだったが、体の自由を奪われている事に気付いて俺に今すぐ止めるように罵倒し始めた。
当然そのくらいで止めるなら最初からこんな真似はしないので、その答えはこうだと言う代わりにチャクラを集めた指先で二人の乳首を摘まんで捏ね繰り回す。
「「んあアアアアアアっ!!」」
アンコと夕顔。サイズの違いは明白だが俺から与えられた刺激の衝撃は同じだったようで、二人は同時に嬌声をあげて体を痙攣させると、互いに顔を見合わせて狼狽する。
「ほら、二人で見つめ合いたいならこうしてろ」
俺は仰向けに横たわるアンコに覆い被さるように夕顔をうつ伏せにさせると、触覚支配の仕上げとばかりに重なった二人の下半身の間に俺を捻じ込ませた。
「くうっ、ゆ、夕顔おおおおっ!!」
「あ、アンコさんっ!!アッ、アアっ、はああぁん!!」
上の夕顔、下のアンコ、そして二人の間を不規則に入れ替えながら、俺は人間の五感の最後の一つ味覚を支配する為の液体を二つの口へと流し込むのだった。
二次試験が開始され三日目の夜を迎えた頃、ゴールの塔では三代目火影と本戦予選の監督官を任命された中忍、月光ハヤテが試験突破を果たした受験者達の資料に目を通していた。
「ふむ、今日で4チームが試験を突破しておるのか。最終日には何チーム残るのか楽しみじゃな」
予想以上に二次試験を突破したチームの多さに、三代目は大蛇丸の事を一瞬忘れて優秀な受験者が多数存在する今回の試験を純粋に楽しんでしまう。
「ゴホッゴホッ……火影様、そろそろサスケ君の安否を確認する定時連絡の時間では?」
「おお、そうじゃったな。では通信機が使えるように結界を一時解くのじゃ」
三代目の指示を受け、試験官であるハヤテですら漏洩防止の為という理由で正確な場所を知らされていないサスケの部屋の結界が解放される。
「あーあーゴホッ、こちらは試験官の月光ハヤテです。お客様の様子を伺ってもよろしいですか?」
『ンッ、こちらは接客係。げ、現在VIPはとても上機嫌で、ンンゥ』
お客様と言うのは盗聴された場合を想定してサスケの事を隠す為の暗号なのだが、通信機から聞こえて来る護衛の暗部の声が途切れ途切れになる事にハヤテは違和感を感じてしまう。
「どうしました接客係?通信が乱れていますが通信機の故障ですか?」
『も、問題ないわ。VIPの機嫌を損ねたくないから仕事に戻っ、るわ』
声の主が同じく護衛のアンコに替わったが声の途切れは変わっておらず、ハヤテは再度確認を取ろうとするがそれを最後に通信は途切れてしまい、再度部屋に結界が覆われてしまって再度通信が不可能になってしまう。
「どうしたんじゃハヤテ?何か気になる点でもあったのか?」
「ゴホッ、いえ別に。ただ、妙な胸騒ぎがする様な……ゴホッゴホッ」
大蛇丸攪乱の為に塔内の複数箇所で張り巡らされている結界を煩わしく思いながら、ハヤテは通信機から聞こえて来た恋人の声をもう一度聞きたいと思うのであった。
「VIPは上機嫌か。それは自分も同じじゃないのか夕顔」
「アンッ、酷い子ね。私とハヤテの関係を聞いておいてあんな通信させるなんて」
そう言いながらも体を弄る俺の手を払いのける事もせず、暗部の面を部屋の隅に投げ捨てている夕顔は素顔を晒して俺に唇を近づけて合わせてくる。
「アむぅ、んぐぐっ、ぷはっ。フフフ、酷いと言ったらこっちもよ。この味を知っちゃったらもう大好物だった甘い物だけじゃ満足出来なくなっちゃたわ」
文句を言いつつも俺が与え続けた液体の味が気に入ってしまったアンコは俺の前に跪くと、妖艶な顔をして新しく好物になってしまった液体を早く飲ませて欲しいと頭を前後させる。
「アンコは少しがっつき過ぎるぞ。ほら、夕顔にも分けてやれよ」
二次試験終了まで残り二日。俺の処遇がどうなるかは分からないが、今この場で出来る事である一族復興作業をする為、この部屋で馴染みの光景となった重なり合うアンコと夕顔に俺の下半身を押し付けるのだった。
サバイバル中は復興作業してる状況では無かった為、このような流れとなりました