妖精の尻尾と第4真祖   作:真っ暗

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さっそくヒロインの意見をもらいました。参考にさせていただきます。


一話 落下からの出会い

「だーー落ちるーー!」

古城は現在空から落下していた。目の前には青い空が広がっていた右を見ても左を見ても同じようにに青い空があった。体を180度回転させるとそこには白い雲が見えた。

「なんでよりによって空なんだよ恨むぞ那月ちゃん」

独り言を言いながら大きな雲に突入した。

「なんだあれ、街か?」

雲を抜けてすぐに見つけたのが街だった。すぐ近くには海も見えるような街だった。しかし距離があるせいか人の姿はまだ見えなかった。ただそれを考えている余裕はなかった。なぜなら・・・

「こっからどうすればいいんだーー」

事態は変わらず落下を続けてる。加速を続けどうすることもならない状態で古城はひたすらにアイデアを出そうとはしていたが、古城の頭ではそこまででなかった。

「そうだ、眷獣だったらなんとかなるかもしれねえ」

古城の12体いる(正確には11体)眷獣のうち1体が重力操作の能力を持っておりそれを使えば落ちる速度をゆっくりにすることができるからだ。

「あっ、でも今使っても意味がねえじゃん」

今古城は人がやっと認識できるくらいの距離までに近づいてきたがただ、今使っても落ちるまでに時間かかるだけになるから古城はこの作戦は最後になったら使うことにした。

「ん?なんだ、あの人だかりみてーなやつ」

人の姿がはっきりし始めたころに古城は見つけた。1人の人に大勢の人が取り囲むようなまるで有名人を取り囲むファンのようにも見える状態だったからだ。

「俺このまま行くとあそこに落ちるんじゃなねーよな」

古城は気づいたからだ。その人だかりのさらには有名人的な位置にいる1人の人にぶつかってしまうと思ったからだ。だから古城は注意をするために叫んだ。

「あんたら、どいてくれ!」

しかし、聞こえてないのか何も変わらなかったしょうがないから古城は重力操作でゆっくり降りる作戦をやることにした。落下速度を遅めてゆっくりと降りていたがしかし古城にとって想定外なことが起きたからだ。

「あいつ、こっちにきいてないか?」

有名人的な人は突然足もとに紫の炎を出しそれに乗って浮かび上がったからだ。古城はそれに対処などできずに有名人的な人とぶつかんてしまった。それにより古城は重力操作をができなくなってしまいそして有名人的な人と一緒に地面に落ちてしまった。

「いっ・・・あれ?全然痛くねえ」

古城は不思議に思ったけどすぐに理由は分かったからだ。それはぶつかってきた人を下敷きにしてしまったからだ。古城はすぐに降りて謝罪をした。

「わりい、だいじょうぶか」

「いや、だいじょうぶだよ」

下敷きにした男は平気な顔をして謝罪を受け入れてくれた。しかし古城は突然後ろからの衝撃を受け倒れてしまった。

「ちょっとあんたなんてことをしてるのよ」

「そーよそーよ火竜(サラマンダー)様に何をしてるのよ」

大勢の女性たちは倒れた古城を踏みつけだした。古城はなすすべもなく女性の猛攻を受けていた。

「まあまあ君たち落ち着きなさい、彼だって悪気があったわけじゃないんだから」

そう言い止めてくれたのは下敷きになった男だった。

「わかりました火竜(サラマンダー)様」

女性たちは目にハートを浮かべて離れていった。古城は立ち上がり感謝をした。

「ありがとな、助けてくれて」

「いや、これくらい礼を言われることじゃない」

ああそうだ、と男は言いどこからか色紙とペンを取り出し何かを書き出した書き終わって男は古城にそれを突き出した。

「これを上げよう、君と僕が出会った記念だ」

そういい色紙を受け取った古城はそれを見た底にはサインが書いてあった。さらには(友情の証)と書いてあった。ただ古城は全然知らない人のサインなのでどんな顔をすればいいのかわからないから・・・

「いや・・・いりません」

古城はサインを返した。男は返されるとは思っていなかったのかショックを受けていた。

「あなた、失礼よ火竜(サラマンダー)様に向かって」

古城は今度は別の女性から思い切り殴られてしまったからだ。それが合図のようにいろんな女性から殴られたりけられたり踏みつけられたりといろんな暴行を受けた。

「まあいい、じゃあパーティーで会おう」

ショックから立ち直り男は足元に紫の炎に乗りそのまま遠くに行ってしまった。いなくなったら女性たちもすぐにいなくなってしまった。ボロボロにされた古城はただ倒れていた。

「あんた、大丈夫」

そう言い話しかけてくる人がいた。古城は顔を上げその人を見た。そこにいたのは古城と同い年くらいの女だった。

「あ、ああ大丈夫だ」

「さっきのあれはよかったよ」

「あれって?」

「あの男をに下敷きしたでしょ」

「ああ、あれか・・・別にあれは事故だし」

「ほらおきてお礼がしたいの」

古城は女の手を借り起き上った。

「ああ、そうだ」

そう言い女は別のほうに向かったそこにはさっきの古城と同じようにボロボロになった男がいた。男の近くには二足歩行をする青毛の猫もいた。そして女は男に近寄り同じようにお礼がしたいといった。

「じゃあ行こっか」

古城はとりあえずついていくことにした。

 

 

 

 

 

これが妖精との出会い

 

 




次回かその次に古城の活躍ができると思います。
FAIRY TAILは原作重視かアニメのオリジナルの話を入れるか考えています。また、意見を頂けると嬉しいです

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