妖精の尻尾と第4真祖   作:真っ暗

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今、フェアリーテイルのアニメや漫画で頑張って書いています。ほとんどノリに近く改めてみると恥ずかしくなってくるけどそれを見せちゃいます


二話 店から船そして港

古城達は近くのレストランに入り、食事をすることになった。主に男と青毛の猫が食べて古城は水だけにして話を聞くことにした。

「あはは・・・ナツにハッピーそして古城ね」

「あんた、いい人なんだな」

「わかったからゆっくり食べなっって」

勢いよく食べるナツ、生の魚を頬張る猫ハッピー、ナツの食べる勢いで飛んできた汁にかかりながら落ち着かせているルーシィーを見て古城は話を切り出した。

「で、さっきのありがとうってどうゆう意味なのか教えてくれよ」

「さっきの火竜(サラマンダー)って男魅了(チャーム)っていう魔法を使っていたのよ」

魅了(チャーム)か・・・」

古城は自分の眷獣の1体を考えていた。その眷獣も魅了の能力を持っているから同じようなものだと考えていた。考えている古城を置いてルーシィーは話を続けた。

「この魔法は人の心を術者に引き付ける魔法なの」

何年も前に発売が禁止になったのよねと言いルーシィーは火竜がそれで女の子を引き付けたことをやらしい奴と罵っていた。

「アンタたちが飛び込んできたおかげで魅了が解けたってこと」

「じゃあ俺は?」

「アンタはあいつを下敷きにしたじゃないそれでよ」

「あ、ああそういうことか」

納得したのはいいけれど事故のようなものに感謝されどんな顔をすればいいか悩んでいた。

「こー見えて魔導士なんだあたし」

「魔導士?」

まだギルドに入っていないんだけどねと言ってギルドの説明を始めた。古城は馴染みのない単語が出てきてわからなくなっていた。ナツやハッピーもルーシィーの話すテンションに圧倒されていた。

「そういえばあんたたち誰かを探してたみたいだけど・・・」

「あい、イグニール」

「火竜がこの街に来るって聞いて来てみたけど別人だったな」

「火竜って見た目じゃなかったんだね」

「見た目が火竜ってどうなんだよそれ」

古城とルーシィーは人扱いしていない呼び方に呆れていた。しかしナツは人間じゃねえよと言い。

「イグニールは本物の(ドラゴン)だ」

「そんなの街中にいるはずがないでしょー!!」

ルーシィーの当然のことを言いたらナツとハッピーは気づいた顔をした。今気づいたのかと驚きルーシィーは気持ちを落ち着かせてから古城に話を振った。

「で、古城は何でこの街に来たのよ」

「俺も少し探している本があってな」

「本!!」

「なんだよ急に!?」

本と聞いたルーシィーは目を輝かせて古城に詰め寄った。

「どんな本どんな本あたしも探すの手伝ってあげる」

「いや、いいよ普通の本を探しているわけじゃないんだ」

「なあんだ」

そろそろ以降とルーシィーはお金を置き店から出て行こうしたら・・・

「ごちそう様でした!!!」

「でした!!!」

店の中でいきなりナツとハッピーは土下座をしだした。ルーシィーだけじゃなくほかの客も驚いていた。古城もそんな2人につられ一緒に土下座をしようとしていた。

「あたしも助けてもらったし・・・これでおあいこでしょ?ね?」

「そうだ!!これやるよ」

「いらんわ!!」

ナツももらっていた火竜のサインを上げたがすぐに断られルーシィーは店から出てった。店は少しの間静かになってしまったが・・・

「んじゃ飯の続きをすっか」

「あい」

「まだ食うのかよ!」

ナツとハッピーはまた勢いよく食べだし古城はツッコミを入れずにはいられなかった。

 

 

夜になり、古城、ナツ、ハッピーの3人は街を歩いていた。

「ぷはぁー!食った食った!!」

「あい」

「よく食うなお前ら」

「そういや火竜が船上パーティーやるってあの船かなあ」

「ウプ・・気持ちワリ・・」

「ちょ・・どうしたんだよ急に」

「想像だけで酔うのやめようよ」

「想像だけで酔ったんかよ」

古城はナツの背中を擦りながら船を見た。そしたら近くで同じように船を見ていた女たちが。

「あの船よ火竜様の船~私もパーティーに行きたかったなぁ」

「火竜?」

「知らないの?この街に来ているすごい魔導士なのよ。あの有名な妖精の尻尾(フェアリーテイル)の魔導士なんだって」

「へえ・・あいつそんなに有名なんだな」

何も知らなかった古城は少しだけ感心していた。

「ワリイ古城、少し用ができた」

「は・・・用って?」

突然のことで古城はナツを止めようとしたけど・・・

「ハッピー」

「あい」

ハッピーを背中から翼が生えナツをつかみ船のほうへ飛んで行ってしまった。ナツ達はいなくなり古城は猫から翼が生えたことや急にナツの行動についてなどいろいろなことを考えていた。ただそれよりも古城は胸騒ぎがしてこれ以上のことは考えられなかった。

「とりあえず俺も行くか」

古城も海のほうに向かうことにした。

 

 

 

ルーシィーは後悔していた。

店から出てった後火竜と出会いパーティーに誘われたからだ最初は断っていたけどルーシィーの入りたかった妖精の尻尾の魔導士と知りさらにマスターに入れるように頼んでくれるといったからルーシィーはその話に乗りパーティーに行くことを決めてしまったからだ。しかし、火竜はルーシィーを商品にするために誘っていたことにルーシィーは怒りで震えていた。さらに、ルーシィーの星霊魔法で必要な鍵を取られ海に投げ捨てられてしまった。

 

これが妖精の尻尾の魔導士か

 

「ちょっと熱いけどガマンしてね」

そう言い火竜は烙印を押すための焼き印を持ってきた。しかし烙印を押される直前に天井が壊れそこからナツが落ちてきた。しかし・・・

「だめだやっぱ無理」

「えー!!?かっこわる!!」

かっこ良く登場したのはいいがすぐに船に酔ってしまい周りも驚いていた。壊れた天井の穴からハッピーがルーシィーを連れて逃げた。

「ちょ・・・ナツはどーすんの!!?」

「2人は無理」

逃げ出すハッピーたちを止めようと仲間たちに銃で撃ち落とすように命令した。しかし、一つも当らなかった悔しがっている中ナツが酔っているのを耐えながら聞いた。

「妖精の・・・尻尾・・・お前が・・」

そのとき、ナツの目の奥が燃えるように見えた。

 

 

ハッピーたちは、船から逃げ出したのはいいが海の上でハッピーの翼が消えてしまい海に落ちてしまった。ルーシィーは海に捨てられた鍵を探しその中の一つを手に取った。

「開け、宝瓶宮(ほうへいきゅう)の扉!!アクエリアス」

海から呼び出したのは水瓶を持つ人魚だった。

「アクエリアス!船を岸まで押し戻して」

「ちっ」

「今「ちっ」っていったかしら!!」

「うるさい小娘だ」

「一つ言っておく、今度鍵を落としたら殺す」

アクエリアスの言葉でルーシィーはおびえながら謝った。そして、アクエリアスが大波を起こしルーシィーとハッピーも一緒に船を港に流した。

「普通あたしまで流す!!」

「ついでに船も流してしまった」

「あたしを狙ったのかー!!」

「しばらく彼氏と旅行に行くから呼ぶなよ彼氏とな」

「2回言うな」

アクエリアスは消えルーシィーは勝手なアクエリアスに怒っていた。そして、野次馬が集まりだした。

「軍の人たちが来たら、女の子たちも助かるよね」

「ねえルーシィーなんかなんかあの人たち違うほうを見ていない?」

「でもこの船以外何もないはずだけど」

ルーシィーとハッピーは野次馬の見ていた方向を見た、そこには船と同じか超えるくらいの大きな岩の杭がいくつもありそれが船を止めていた。

「ちょ・・何よアレー!!」

「おいらも知らないよー!!」

「!ねえあそこにいるのって・・・」

「古城?」

ルーシィー達は岩の杭の近くにいる人物に目を向けた。10mを超える身体にそれを超える戦斧を持つミノタウロスを操る男

 

 

暁古城が立っていた

 

 




次回古城の活躍を大々的に書けるようにに頑張ります

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