呪腕先生は人理修復後、ハルケギニアに呼ばれたようです   作:海棠

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もともと最終再臨記念で書き始めた本作。

プロットらしいプロットもなくどうしようもない。







第1章:貴族養成学園トリステイン
第1節:呪腕先生、呼ばれる


彼の冒険は終わった。

 

人理は完全に修復され、自分が施設にいる理由もなくなった。別れは惜しかったが役目は終わった。

 

今思えば自身のマスターはあまりにもお人好しであまりにも皆に対して対等に付き合っていたと思う。それは無論、自分にも対等に向き合っていた。

 

こんな過去をすべて捨て去り、右腕に体を蝕まれ、浸食された自分にも、だ。

 

座の中で彼は短刀を的の狙った場所にすべて命中させながらふと思いに更けていると何か引っ張られる感覚がした。

 

「・・・む?」

どうやら誰かが自分を呼んでいるらしい。

呼ばれたとならば出向くのが我ら(サーヴァント)の常識。

今度のマスターはいったいどんな人なのだろうかと思いをはせながら彼は自分の座をあとにした。ついでに短刀は回収した。

 

 

 

 

 

 

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彼女ことルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールは唯一名門のヴァリエール家の三女である。

容姿端麗、頭脳明晰、成績優秀、しかも歩く姿は優雅であり、かわいらしい。はっきり言って非の打ちどころのない超がめっっちゃつく美少女である。

しかし彼女にはある欠点が存在していた。

短気なこと?それもある。だがそれは一つの個性でしか過ぎない。受け入れてしまえばかわいいものだ。

ワガママ?それもある。だがそれも一つの個性でしかない。彼女の要旨ならいくらわがまま言っても許されることだろう、たぶん。

え?じゃあ何が一番ダメだって?それは・・・

 

 

B O O O O O O O O M !!!!

 

 

「おい、ルイズゥ! まだ召喚できねぇのかよぉ!!」

「これで計24回目の爆発だぞぉ?!! いい加減にしろよなぁ!!」

 

すべての魔法が爆発してしまうことだろうか。

原因は誰も知らない。彼女自身もなぜ爆発してしまうのかわからない。だが爆発する。小さいころからなぜか爆発してばっかりだ。

そして今は使い魔召喚の儀式の最中だがいつも通り爆発している。

いつもなら踵を返してどかどかと帰るところだがそれは問屋が卸さないし、なにより彼女のプライドが許さなかった。

しかも今日のやっていることは授業でいつもやる小手先の魔法ではなく、今後の人生のパートナーであり、自分の属性を決める重要なきっかけにもなる使い魔の召喚。

よって彼女は必死になるのだ。何もかも爆発してしまう自分の魔法属性を知りたいがために。

 

「見ていなさい……ッ!あんた達の使い魔では到底及ばないくらい、神聖で美しく、そして強力な使い魔を召喚してみせるわ……!!」

地獄のような声と表情をしながらルイズはうなった。絶対に見返してやる。そんな強い意志が彼女の眼には心には秘められていた。

 

「宇宙の果てのどこかに存在する私のシモベよ……神聖で美しく、そして強力な使い魔よ!!私は心より求め、訴えるわ!我が導きに…答えなさいッ!!」

次の瞬間、類を見ないほど強烈な爆発が起こった。あまりにもめちゃくちゃであまりにも自己的なオリジナルの詠唱。しかしそれは心からの懇願だった。彼女には強い意志があった。何がなんでも成功させてやる、自分を笑ったやつらを見返してやるという強い意思があった。

だからこそなのだろう。英霊とは、強い意()に呼ばれるものなのだ。

 

「ゲホッ……ゴホッ……」

爆発によって舞い上がった粉塵が喉に張り付く。不快感で咳が出る。

あぁもうだめだ。自分は落ちこぼれだ。一生馬鹿にされ終わるんだ。彼女はすさまじい自己嫌悪に陥り始めていた。

 

「いやどう見ても失敗だろっ!」

「ありえねええだろっさすがにこれはっ!」

周りからの冷やかしや嘲笑、避難が聞こえてくる。彼女は唇をかんで涙を流すことを必死にこらえていた。

 

「これは……どうなんですかねぇ?」

教師であるコルベールも爆発の影響で爆心地が煙でよく見えず、召喚が成功している否か判断ができなかった。

しかし運命はとても気まぐれだ。時には牙をむくし、時には優しく抱擁する。

 

今回運命は彼女に味方したようだ。

 

一陣の強い風が吹いた。それは土煙を吹き飛ばし、爆心地の中心部が見えるようになるまで視界をクリアにさせた。

 

「あれ?何かいるぞ!」

誰かのそんな言葉が聞こえ、周りの少年少女達の目が一斉に爆心地の中心に向けられた。うそだ、まさかそんなばかなことが、という声もちらほら聞こえる。

彼らの目が向けられた先には、確かに何かがいた、まだうっすらと煙が煙っていることから、よく見ることができないが、確かに何かがいる。黒い何かがそこにはいた。彼らの目から見ても割と大きめのその黒い何かは地面にうずくまっているように見えた。

 

ルイズはそんな状況の中、わずかな希望に縋りつくように震える足で、ゆがむ視界で、だけどその足取りはしっかりとして、一歩づつ、確実にその黒い何かに近づいていた。

そしてその黒い何かの前まで来た瞬間、黒い何かはすくっと立ちあがた。

 

「ぴゃあっ?!」

彼女はびっくりしてしりもちをついた。そして見上げるとそこにはかなり大きい亜人が悠々と立っていた。

 

黒い布を頭からすっぽりと羽織り、顔には骸骨を模した仮面をつけており、その表情をうかがい知ることはできない。時節見える肌は異常に黒く、生気をあまり感じさせない。

そして彼女が何よりも気になるのは右腕だった。それは何か長いものを隠しているかのように黒い布で覆われていた。

しかし、そこを気にしていてもらちが明かない。彼女はよいしょっと立ち上がる。すると黒い何かはタイミングを見計らっていたのか仮面の下の口を開いた。

 

「サーヴァント・アサシン。陰より貴殿の呼び声を聞き届けた。

 

―――問おう。貴方が私を求めしマスターか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これはゼロと呼ばれ馬鹿にされてきた少女が暗殺教団の(おさ)とともに世界中を駆けめぐる物語である。




オマケ

「僕の聖生石が!」

いつもの用水路

「はぁい、ジョージィ。最近入れたFGO楽しんでる?」
「(首フリフリ」
「Oh…そりゃもったいない。じゃあせっかくだからこのサーヴァントを紹介しよう」つ【呪腕のハサン】
「星が少ないキャラはステータスが低いって聞いたぞ。騙されんぞ。」
「んん、まぁ、確かに彼も例外じゃなくステータスは少し低めだ。だけど育てれば強くなるし、再臨させれば便利なスキルも増えてくる。しかも最終再臨は見せないけどクッソかっこいいぞ。どうだい?」
「あぁ、そうかい。セイバー引いてくるわ「待てや!」
「じゃあ、これはどうかな?」〈タマシイナドアメザイクヨ・・・
「なにそれめっちゃかっこいい!」
「そうだ!ハサン先生は声もかっこいい!しかも今見せた宝具は超かっこいいし強力だ。ポンポン来るから宝具も強化しやすい!これはもう使うしかないだろう?」
「(不安そうな顔)」
「Ah…もしかしてまだ不安かい?」
「・・・」
「おほっ、図星って顔してら。じゃあ特別に教えるけど第3再臨まですると風よけの加護ってスキルが出てくる。それは敵の攻撃を3回よけることができるんだ。3ターンじゃないぞ?3回だぞ?←(ここ重要)つまり敵に狙われなければずっと回避状態のままってことだ」
「ところでさっき言ってた宝具って強いの?」
「あぁ強いぞ。エネミーに対して高確率で即死だ。サーヴァントに即死はめったに出ないが大ダメージだ。特にライダークラスにはめっちゃ刺さるぞ。
ハサン先生はいいぞぉ、ジョージィ。すごくいいんだ」
「(スッ・・・」
「だからお前も早くハサン先生を育てて」
ガシッ
「ハサン沼に溺れるんだよ!!」
「イヤァアアアアアアア」


「ジョージは尊死した。ハサン先生のあまりのカッコよさにザバーニヤされたからだ。皆様は幕間の物語をやりましたか?あれすごくかっこいいですよね。
最終再臨なんか言葉が出ないくらいかっこいいです。6章もやりましょう(懇願)」
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