大地『エックス、どうだ?』
怪獣を愛する心優しいXio隊員の大空大地。
エックス「こっちも異常無しだ。」
そして、大地がユナイトした巨人のウルトラマンX
大地『分かった。本部に戻ろう。』
すると、宇宙空間に謎のワームホールが出現した。
エックス「何だ!?」
大地『マズイ!エックス!離脱しろ!』
エックス「くっ!・・・」
大地・エックス「うわああああああああああ!!!!」
ワームホールの勢いが強まり、2人が吸い込まれてしまった。
場所が変わって真夏の東京。ここにあるツツジ台。高等学校の屋上に、1人の女子生徒が下を眺めていた。彼女の名前は「新条アカネ」。彼女は空を見上げた。すると、1つの光が見えた。その光は複数に散らばった。
そして同じ頃、大地はツツジ台にある草原の上に倒れていた。
大地「う・・・ん・・・?」
彼は目を覚まして、周囲を見る。
大地「ここは・・・地球、なのか?」
エックス『いや、ここは地球でも私達の住む地球とは別の地球だ。』
左手に握っているエクスデバイザーからエックスの声が聞こえた。
大地「別の地球?って事は、ガイさんの居た世界と同じなのか?」
エックス『いや、ガイ君もこの地球に居ない。どうやらここは、私達が初めて来た地球だ。』
大地「あのワームホールが原因なのかな?」
エックス『それしか考えられない。』
大地「兎に角、ここは何処なのか調査しよう。」
エックス『よし。』
夕方のとある家。眠っていた少年が目を覚ました。すると、Believeを歌声が聞こえた。そこには、黒髪の少女がパソコンで音楽を聴いていた。
少女「あ、起きた。」
彼女は「宝多六花」。
少年「おはよう・・・ございます・・・」
六花「30分くらい寝ちゃって起きなかったよ?具合悪いの?」
少年「いや、僕に痛い所とか・・・」
六花「急に倒れて寝ちゃうからさ、本当びっくりした。顔洗う?洗面所、あっちだから。」
洗面所。少年が顔を洗う。
少年「・・・あの子、誰だ?ってか、俺、誰だ・・・?」
彼は、六花と自分の名前が思い出せない。
少年「待ってこれ・・・何だこれ・・・?全然思い出せないんだけど・・・いやいや・・・」
するとその時。
???「裕太!」
何処からか声が聞こえた。
裕太「裕太・・・?」
???「裕太!」
裕太「俺の名前・・・?」
???「裕太!裕太!」
声に導かれ、ドアを開ける。そこは、六花の両親が経営しているリサイクルショップだった。裕太は、その中にある古いパソコンを見付けた。
裕太「パソコン・・・?」
その頃、大地とエックスは。
大地「ここはツツジ台と言う街、ここが東京だって事は確かだが。」
エックス『Xioの存在を住民達は知らないと言っていた。』
大地「やっぱり、俺達の居た地球とは異なる異世界だって事か。」
エックス『大地、宿泊先を決めた方が良いぞ。ここで野宿する訳には行かないからな。』
大地「それもそうだね。」
同じ頃、裕太は古いパソコンを見ている。すると古いパソコンが起動した。
裕太「うわっ!?」
画面に、1人の戦士が。
???「私はハイパーエージェント・グリッドマン!」
裕太「おおお・・・グ、グリッドマン?」
グリッドマン「思い出してくれ!君の使命を!」
裕太「俺の使命?」
そこに六花が来た。
六花「何してんの?」
裕太「いや、あれに呼ばれて・・・」
六花「誰?」
裕太「グリッドマン。」
しかし、パソコンには何も映っていない。
六花「何も映ってないじゃん。」
裕太「いやいやいや!ん?」
六花「ん?」
裕太「俺にしか、見えてない・・・?ん?」
そう、グリッドマンは裕太にしか見えていない。
裕太「幻覚・・・?」
六花「響君、何か変。」
裕太「グリッドマンが、使命を思い出せって・・・」
六花「使命?・・・フルネーム?」
裕太「多分、違う・・・」
六花「はぁ?何の話?」
裕太「ここも何処?」
六花「うち!うちの店。」
裕太「誰の?」
六花「私の!」
裕太「だから、誰なのって聞いてるの。」
六花「だから・・・誰って、誰なの?」
裕太「君の。」
六花「はぁ・・・あのさぁ、巫山戯てるの?」
裕太「いやいやいや!真面目に!本当に・・・何も・・・何も、思い出せなくて・・・」
六花「巫山戯てるの?」
裕太「記憶が・・・」
六花「記憶喪失?」
裕太「そう!それ!」
六花「巫山戯てるの?」
???「ちょっと〜?君達五月蝿いんだけど。」
1人の女性が注意した。六花の母親だ。
その頃大地は、ツツジ台にあるホテルで宿泊する事にした。
大地「あのワームホールは、一体何なんだろう・・・エックスは何か知っている?」
エックス『あのタイプのワームホールは、私も初めて見た。』
大地「じゃあ、何だったんだろう・・・」
リサイクルショップ。六花ママが裕太にコーヒーを差し出した。
六花ママ「六花、一応病院へ連れてったら?」
六花「ええ!?私!?」
六花ママ「当たり前じゃん。同級生なんでしょ?」
六花「えぇ・・・?」
六花ママ「記憶喪失って、頭打ってるかも知れないってのに。」
六花「調子悪そうだね。」
裕太「いや・・・幻覚の幻聴がずっと響いてて・・・」
今でもグリッドマンの声を聞いていると言う。
その頃大地は、ホテルでシャワーを浴びていた。そして体を拭いて、隊員服に着替える。
大地「ふぅ・・・さっぱりした。」
エックス『大地、外から気配を感じる。』
大地「外?」
窓のカーテンを開けると。
大地「何だこれ?」
街全体に濃い霧が蔓延していた。
大地「霧が・・・」
同じ頃、裕太と六花は。
裕太「何か、霧っ濃くない?」
六花「そう?」
裕太「いや、濃いでしょ?ん?」
ある方向へ顔を向けた。
六花「何?」
裕太「上上!向こうにでっかい怪獣!!でっかい怪獣!!」
巨大な怪獣を目にし、六花に叫んだ。
六花「えぇ〜?何処?」
裕太「霧の向こう!!」
だがしかし。
六花「何も無いじゃん。」
裕太「いやいやいや、見えるでしょ・・・見えるでしょ!?」
何と、裕太にしか見えていない。
六花「はぁ・・・早くしないと病院閉まるよ?」
裕太「・・・・・」
その頃大地とエックスは、濃い霧の中を調査している。
大地「エックス、霧の原因は分かるか?」
エックス『原因は分からない。何処から蔓延しているのか不明だ。』
大地「絶対何かあるはずだ。もしかしたら、この世界にも怪獣が潜んでいたりするかも。」
同じ頃。
六花「ねぇ、記憶が無いって事はさ、今日の事全部覚えてないって事?」
裕太「うん・・・」
六花「そっか。でも、もし記憶喪失のフリだったら最悪だからね。」
裕太「え?何かあったの?」
井ノ上病院。裕太が診察を終えて戻って来た。
六花「どうだった?」
裕太「よく分かんなかったけど、直に元に戻るんじゃないかって。」
六花「何それ・・・?って言うか、保険証とか持ってたの?」
裕太「何それ・・・?」
六花「はぁ・・・もう帰って良いんじゃない?」
裕太「うん。色々ありがとう。」
六花「うん。」
裕太「じゃあ、また。」
六花「また。」
裕太が帰ろうとするが、止まった。
六花「どしたの?」
裕太「・・・俺ん家分からない・・・」
六花「はぁ!?それも忘れてるの!?」
自分の家すらも覚えていないと言う。
六花「私も知らないしなぁ・・・あ、携帯貸して?」
裕太「あ、うん。」
携帯を六花に貸した。
六花「響君家知ってるの、内海君かなぁ?」
LINEでクラスメイトの「内海将」に裕太の住所を教えて貰った。
六花「あぁ〜はいはいはい。分かった。でも、割と遠いなぁ・・・」
裕太「そうなの?」
六花「・・・ってかもう7時じゃん!!あ〜・・・お腹空いた・・・」
夜。大地とエックスはホテルに戻った。
エックス『あの霧の原因は特定出来なかったな。』
大地「なぁエックス、俺ずっと気になっていたんだ。」
エックス『気になっていた事?』
大地「うん。実は巨大な怪獣を見てしまったんだ。」
エックス『巨大な怪獣!?何処でだ!?』
大地「霧の向こうに居たんだけど、周りの皆は慌ててる様子が無かったから・・・幻覚かなって思ってたんだ。」
エックス『ん〜・・・その怪獣に原因があるのかも知れない。』
大地「じゃあ、この後も調査する?」
エックス『ああ。』
コンビニでは。裕太と六花がドーナツを食べていた。
裕太「何で俺、女子の家で寝てたの?」
六花「女子じゃなくて、宝多六花。私の名前。響君、うちの前で倒れて寝ちゃってたんだよ?」
裕太「何それ・・・?どう言う関係?・・・友達?」
六花「悪いけど、響君と同じクラスになってこんなに喋った感じだよ?」
裕太「そうっすか・・・」
六花「ごちそうさま。」
ドーナツを食べ終えた。すると裕太が前を見ると。
裕太(うわぁ・・・何だあれ?)
見るからにやばそうな男を見て、心の中で呟いた。
六花「先行くよ?」
裕太「あ、何でも無いっす。」
男は裕太をずっと見ている。そんな男を、大地が遠くから見ていた。
大地「何か、危なさそうな人が居る・・・」
エックス『私の体にも、嫌な背筋を感じる・・・』
そして裕太と六花は、響家に到着した。
裕太「あ、ここだ。」
六花「じゃあ私これで。明日の朝、内海君ってのが迎えに来てくれるって。」
裕太「うん。色々ありがとう。」
六花「じゃあ。」
ドアを開けて自宅に帰った。
裕太「ただいま。・・・暗ぁ。」
電気を点けてリビングへ。写真立てを見る。自分と両親が写っている。
裕太『家の中を調べてみると、俺の両親は出張中。3ヶ月くらいは帰って来ないらしい。他人事みたいに現実味が無い。』
冷蔵庫から牛乳を出して、コーンフレークを食べる。
裕太『・・・グリッドマン・・・やっぱりあれ、幻覚かなぁ・・・』
翌朝のホテル。大地が起きた。
大地「ふぁ〜・・・・おはようエックス。」
エックス『おはよう大地。』
大地「さて、今日も調査する?」
エックス『いや、今日はゆっくりしたい気分だ。』
大地「分かった。何かあったらすぐに行こう。」
エックス『ああ。』
響家があるマンション1階。
裕太「君が、内海君?」
クラスメイトの内海将と対面。
将「記憶喪失は本当みたいだなぁ・・・」
裕太「すんません・・・」
学校へ登校。
将「まぁ良いか。4月に会ったばかりだし、もう1回友達になったって事で。」
裕太「ありがとう。っでさ。」
将「何?」
裕太「俺って、どんな人間なの?」
将「えぇ〜・・・何その面倒臭い質問・・・ってかどんなって言われてもなぁ・・・普通としか・・・あぁ、悪い奴ではない。」
裕太「もしかしたらさ、グリッドマン・・・とか知ってる?」
将「何それ?流行ってんの?」
裕太「いや、そう言うんじゃなくて・・・実は、昨日さ・・・」
ホテル。
大地「エックス、あれが見える?」
エックス『・・・確かにあれは怪獣だな。だが、周りの人間達を見ても慌ててる様子も無い。』
大地「もしかしたら、俺達にしか見えてないのかな?」
エックス『ふむ、あの怪獣が暴れ出したら、すぐに。』
大地「ああ。」
高等学校・1年のクラス。六花がクラスメイトの「なみこ」に抱き付かれてる。隣にはクラスメイトの「はっす」が居る。
なみこ「おい、昨日見たぞ?」
六花「え?」
なみこ「昨日響君と歩いてたっしょ?」
はっす「男だぁ〜。」
六花「えぇ〜?何それ・・・」
裕太「あ、昨日はありがとう。」
するとなみこが六花をギューっと抱き締めた。
なみこ「此奴嘘付いたぞ〜!」
六花「痛い痛い!」
将「裕太の席、あっち。」
窓側の席。
その頃大地とエックスは、街中を歩いている。
大地「それにしても、この街は平和だね。」
エックス『だがあの怪獣、何時動くか分からない。』
大地「あの怪獣って、ムルナウの怪獣かな?」
エックス『いや、見るからにして宝石の気配を感じない。ムルナウじゃない誰かの怪獣かも知れない。』
大地「あの怪獣、もしかしたら共存出来るかも知れない。」
エックス『そうか?私から見たらそんな感じはしないが・・・』
高等学校。
六花「ねぇ。」
裕太「ん?」
六花「友達にさ、からかわれるからさ・・・」
裕太「あんまり話し掛けない方が良いって事?」
六花「そうは言ってないけど・・・距離感って言うか・・・」
裕太「ごめん、よく分かんない・・・」
六花「・・・じゃあいい。」
昼。大地がレストランで昼食を食べている。
大地「なぁエックス、ゼロのカードは使える?」
エックス『ああ。』
大地「じゃあ、何時でも帰れるね。」
高等学校。
将「外で食おうぜ?」
裕太「いや、ご飯無くて。」
将「ありゃ、飯忘れたの?」
裕太「いや、学校の事で一杯一杯で・・・」
アカネ「これあげる。」
隣の席のアカネが、裕太にスペシャルドッグを渡した。
裕太「え?」
アカネ「響君、武士は食わぬど高笑い〜って奴?」
裕太「えっと・・・」
アカネ「新条アカネ。何か記憶喪失って言うか、転校生みたいだね。」
裕太「いや、本当に何も思い出せなくて・・・」
アカネ「スペシャルドッグ。余ってるからあげる。」
裕太「あ、ありがとう。」
クラスメイトA「ああ!!やばい!!」
飛んで行ったボールがスペシャルドッグにジャストミートした。この状況で周囲が固まった。
裕太・将「ああぁ・・・・・」
門川「ごめん!!マジでごめん!!」
といこ「大丈夫?」
裕太「大丈夫!大丈夫!」
アカネ「門川外でやれよ〜・・・」
クラスメイトC「門川外でやれし〜・・・」
門川「マジ反省します!」
ペコリ。
門川「しました!」
といこ「でもスペシャルドッグが・・・」
裕太「いや、潰れただけだし、全然食えるから。」
別の場所。謎の人物がカッターナイフで何かを切っていた。
???「また怪獣かい?何か嫌な事があったんだねぇ〜。」
謎の男・アレクシス・ケリヴ。
アレクシス「どうしても許せない事が・・・」
そして裕太と将は、下校している。
将「大変だったなぁ〜今日。」
裕太「うん。でも新条さんは優しいね。」
将「優しい?優しいって言うか哀れみみたいなもんだろ?」
裕太「そんな線引きしなくても・・・」
将「いやするね!新条アカネはね、才色兼備、才貌両全の最強女子!クラス全員に好かれると言う奇跡みたいな女だよ!?」
裕太「内海も、その新条さんが好きなの・・・?」
将「いや、おおおお俺は別に・・・近付いただけで・・・全然そそそそう言う感じじゃないけど・・・それより!俺もグリッドマンって言う奴見たいんだけど!」
裕太「えっと・・・ん?」
将「ん?」
遠くに六花が。
六花「ん?」
その頃大地とエックスは、ホテルに戻った。
大地「あれから1日経ったけど、本当に何も起こらない。」
エックス『けど大地、あの怪獣が・・・』
大地「気にし過ぎだよエックス。暴れたらユナイトすれば良いんだから。」
エックス『それもそうだが・・・』
同じ頃・ジャックショップでは。
六花「ただいま〜。」
六花ママ「もう、表から入らないでよ〜・・・お客さんかと思うでしょ〜?」
六花「いや、その・・・お客様がね。」
お客様を連れて来た。裕太と将だ。
裕太「またお邪魔します。」
六花ママ「ああ、昨日の。んでどう?まだ記憶喪失?」
裕太「あぁ・・・でも大丈夫です。」
六花ママ「あそ。六花〜!お店お願い!私外回り行って来るから!」
六花「ええ!?まぁ誰も来ないか。」
六花ママ「ちょっと!?」
六花「あ、聞こえてた!」
六花ママ「あんたの夕飯、冷奴オンリーね。」
六花「えぇ!?」
裕太「仲良いんだね。六花ん家は。」
六花「・・・何が?別に普通だと思うけど・・・」
将「裕太、どれがグリッドマンなの?」
裕太「そっちのパソコン!」
古いパソコンを指差す。
将「へぇ〜、昔のパソコンってこんなデカイの?この寄せ集め感、正しくジャンクだな!」
するとグリッドマンが映し出された。
グリッドマン「私はハイパーエージェント・グリッドマン!」
裕太「それは、昨日聞いたっす・・・」
グリッドマン「急いでくれ。この世界に危機が迫っている!」
裕太「危機って何?」
将「誰と話してるの?」
裕太「え!?内海にも見えないの!?」
勿論、裕太にしかグリッドマンは見えてない。
将「見えない。」
裕太「そっか・・・え、何それ!?」
将「ヤバイな此奴。」
六花「ああ、ヤバイ。」
グリッドマン「危機はすぐそこに迫っている!」
別の場所。アレクシスが謎の生物を見て感動している。
アレクシス「おお!超動的で素晴らしい姿だね!では動かすぞ。インスタンス!アブリアクション!」
ホテルでは、エックスが何かを感じた。
エックス『うっ!?』
大地「エックス?どうしたんだ?」
エックス『分からない・・・だが危険を感じる・・・』
大地「危険?」
ジャンクショップでは、裕太の左腕に異変が。
裕太「っ!?」
将「どうした?」
裕太「分かんないけど・・・何かヤバイ感じが・・・」
将「うん、お前はずっとヤバイよ?」
裕太「そうじゃなくて・・・」
”ギャオオオオオオオオ!!”
裕太「怪獣が聞こえる・・・」
六花「もう1回病院へ行った方が良いんじゃない?」
”ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!”
突然地震が起きた。
六花「うわっ!?」
ホテルでも。
大地「何だ!?」
エックス『大地!外へ行こう!』
大地「分かった!」
エクスデバイザーを持って、外へ行く。
外では、地割れや火事などの被害が起こった。
六花ママ「何?火事?マジか・・・」
”ギャオオオオオオオオ!!!”
何とこのツツジ台に怪獣グールギラスが出現した。人々はパニックになって逃げ惑う。その中に大地が人混みを掻い潜りながらグールギラスへ向かう。
大地「何だあの怪獣は!?初めて見る!!」
エックス『私も、あの怪獣は初めて見る!』
大地「兎に角行こう!」
エックス『ああ!』
グールギラスは、車やバスを蹴り飛ばしながら進行する。そして口から光弾を、上に向けて放射した。
将「何か居る・・・見て来る!!」
怪獣の方へ向かう将。
裕太「内海!!!」
グールギラスが放射した光弾は降下して、民家に直撃して爆発した。
将「何だあれ・・・?本当に怪獣じゃん!!」
六花「あれが、響君が言っていた怪獣・・・?」
裕太「分かんないけど・・・」
将「って言うか、ここからじゃ何も見えない!大通りに出ないと!」
裕太「いや、危ないって!!」
すると怪獣が再び光弾を放射した。
将「熱っ!!」
光弾が遠くの街に直撃して爆発した。グールギラスは光弾を連射した。その内の1つはバレーボールのようにバウンドし、裕太達が通う学校と、学校の屋上に居る問川に直撃した。
六花「学校の方だ・・・」
???「君達!!早く逃げて!!」
そこに駆け付けたのは、大地だ。
裕太「あ、あなたは?」
大地「いいから!!早く逃げて!!」
3人を避難させて、怪獣の方へ走る。。
将「何だ?あの人?」
裕太「危ないですよ!!」
大地「エックス!ユナイトだ!」
エックス『よし!行くぞ!大地!』
エクスデバイザーを展開して、Xモードにした。するとエックスのスパークドールズが出現し、大地が掴んで、エクスデバイザーにリードした。
エクスデバイザー『ウルトラマンエックスと、ユナイトします。』
大地「エックスーーーーー!!!!!」
エックス「イーサー!」
エクスデバイザー『エックス、ユナイテッド。』
グールギラスの前に、1つの光が舞い降りた。光から、ウルトラマンエックスが現れた。
六花「巨人!?」
将「あれが、グリッドマンなのか?」
裕太「違う、グリッドマンはあんな感じじゃない・・・」
エックス「ヘヤッ!!」
グールギラスに立ち向かうエックス。グールギラスを押して進行を止める。
エックス「デヤッ!!」
アッパーで顎を殴る。
エックス「ヘヤッ!!」
右足で腹部を蹴る。
大地「この怪獣、一体何処から!?」
エックス『分からない!だが、今は倒すのを優先だ!』
大地「分かってる!!」
エックス「イーサー!」
Xスラッシュでグールギラスにダメージを与える。
グールギラス「ギャオオオオオオオオ!!!」
エックス「ぐあっ!!」
尻尾攻撃でエックスが飛ばされた。
エックスと怪獣の戦いを見ていた裕太が。
グリッドマン「裕太!裕太!」
裕太「グリッドマンが呼んでいる・・・」
彼は、グリッドマンの元へ走る。
六花「響君!!」
将「裕太!!」
ジャンクショップに着いた裕太が、パソコンの前に立つ。
裕太「グリッドマン!俺を呼んだよな!?」
グリッドマン「そうだ!私と君は、覚醒しなければならない!」
裕太「覚醒?それって・・・」
グリッドマン「説明は後だ!」
裕太「え!?一番大事な話うわあああああ!!!」
パソコンの中へ吸い込まれた。
将「裕太!!」
六花「え!?何あれ!?」
将「裕太が、ジャンクに食われちまった・・・!?」
六花「昔のパソコンって、怖ぁ・・・」
エックス「デヤッ!!」
怪獣の尻尾を掴んで、スイングして遠くへ投げた。
エックス「ヘヤッ!!」
高速で飛翔し、右手にエネルギーを集めた。
エックス「セイヤッ!!」
Xクロスチョップで怪獣に叩き込む。
そして裕太は、グリッドマンと一心同体中。
外では、将と六花がパソコンを見ている。
将「俺も何か見えた・・・」
六花「私も見えちゃった・・・」
エックス『大地、何かが来るぞ!』
大地「怪獣か!?」
1つの緑色の光が出現し、現れたのは・・・
巨大化したグリッドマンだった。
大地「何だあれ?ウルトラマン?」
エックス『いや、あのようなウルトラマンは見た事無い!』
ジャンクショップ。
六花「嘘!また巨人!?」
将「裕太が言っていたグリッドマンか!でもここからじゃよく見えない!」
裕太『止めなきゃ!この怪獣を!』
将「ジャンクから裕太の声がする!?」
グリッドマン「タァッ!!」
ダッシュしてグールギラスに挑む。
グールギラス「ギャオオオオオオオオ!!!」
進行するグールギラスの顔を掴み、肘でグールギラスの首を殴り、膝蹴りでグールギラスの首を蹴る。
グールギラス「ギャオオオオオオオオ!!!」
しかしグールギラスが、首を振ってグリッドマンに攻撃した。
グリッドマン「ぐあっ!!」
攻撃を受けたグリッドマンが、後ろに倒れた。グールギラスが再び光弾を放射した。光弾がグリッドマンに直撃しようとしたその時。
エックス「デヤッ!!」
前に出たエックスが、Xバリアドームで光弾を全て防いだ。
グリッドマン「っ!?」
エックス「大丈夫か?」
グリッドマン「ありがとう。」
エックスがグリッドマンを起こす。
グリッドマン「私はハイパーエージェントのグリッドマン。君は?」
エックス「私はウルトラマンX。一緒に戦おう!」
グリッドマン「よし!」
エックスとグリッドマンがグールギラスと戦う。
その光景を、将と六花がジャンクで見ている。
将「裕太は今、グリッドマンとなってあの巨人と一緒に戦っている!怪獣からこの街を守る為に!」
しかし、グールギラスがエックスとグリッドマンを押し通す。
エックス「ぐあああ!!」
グリッドマン「ぐあっ!!」
すると、ジャンクが火花を散らした。
六花「きゃああ!!ジャンクが!!」
将「昔のパソコンって凄えな・・・もしかして、ジャンクとグリッドマンが連動しているのか!?」
六花「何!?響君がヤバイって事!?」
裕太『くそ!体が重い!!』
将「ああ、あの怪獣の弱点さえ分かればな・・・ん?」
怪獣を見ると、皮膚が剥がれていってる。
将「首だ・・・首が綻んでて鈍いんだ!彼処を狙えば!」
六花「じゃあ彼処を狙えば!」
将「でもどうやって・・・!?」
裕太『学校が燃えてる!学校が!』
六花「嘘っ!?」
将「こっちの声は聞こえてないし・・・」
六花「何か連絡出来ないかな・・・?」
将「このパソコンで?」
キーボードを見た六花が、ジャンクの前に座る。
六花「私、やってみるよ。内海君の言葉を、私が響君に伝える。」
将「うん!」
エックス「グリッドマン、大丈夫か?」
グリッドマン「くそ・・・ダメージが大きい・・・!」
六花がジャンクのキーボードを打ち込む。
将「速え・・・」
するとグリッドマンが。
グリッドマン「聞こえる・・・!」
裕太『聞こえる・・・六花と内海の!』
グリッドマン「言葉が!!」
再び立ち上がったグリッドマンが構える。
大地「グリッドマン!?」
エックス『大地!私達も行こう!』
大地「ああ!」
エックスも立ち上がる。
グリッドマン「エックス、奴の首を狙うんだ!」
エックス「首、分かった!!」
グリッドマン「行くぞ!!」
2人がグールギラスに向かって走りだす。グールギラスが光弾を放射したが。
グリッドマン「ハァッ!!」
右手で光弾を殴り壊した。
グリッドマン「ハァッ!」
グールギラスの首を掴んだ。
グリッドマン「今だ!!」
エックス「デイヤッ!!」
カカト落としで、グールギラスの首を壊した。グリッドマンがグールギラスの首を投げた。
エックス「イーサー!」
Xスラッシュでグールギラスの首を破壊した。そしてダブルキックでグールギラスの胴体にダメージを与えた。
六花「凄い・・・!」
将「行け!!グリッドマン!!」
エックス『行くぞ!大地!』
大地「ああ!!」
エックスが両腕を左へ振りかぶりながら左脚で踏ん張り、グリッドマンが両手をクロスしてエネルギーを集める。
グリッドマン「グリッド・・・ビーム!!」
大地・エックス「ザナディウム光線!!」
グリッドビームとザナディウム光線、2つの光線がグールギラスの胴体に命中し、大爆破させて倒した。そしてグールギラスが人形に戻ったが、アレクシス・ケリヴの力で消滅してしまった。
エックス「シュワ!」
空へ飛んで行くエックス。
将「おっしゃ!!勝った!!凄え!!」
するとジャンクから、裕太が飛び出した。
将「おお!!裕太!!良かった〜!!」
裕太「えっと・・・ただいま。」
将「凄えよ裕太!!怪獣と戦って勝っちゃうなんて!!」
裕太「いや、俺だけじゃなくて・・・」
グリッドマン「裕太!」
裕太「ん?」
グリッドマン「裕太、君の使命を果たすんだ!」
裕太「え?たった今やったんじゃ・・・?」
グリッドマン「全ては始まったばかりだ!」
裕太「・・・」
将「なぁ!俺達3人とグリッドマンとあの巨人で勝ったんだ!」
裕太「う、うん。」
将「あれだ。絶対名前あった方が良い!グリッドマン同盟とかそう言うの・・・」
六花「ねぇちょっと!」
将「ん?」
六花「ごめんだけど・・・ちょっと、今日はもう・・・」
将「え?」
六花「今頭の中ごちゃごちゃで・・・グリッドマンとか訳分かんないし・・・あの巨人も分かんないし・・・友達とか心配だし・・・ちょっと、ごめんだけど・・・」
将「・・・帰るか。」
裕太「うん。」
六花ママ「六花ーーー!!」
そこに、六花ママが帰って来た。
六花ママ「君達大丈夫だった?良かったぁ・・・六花ちゃんと電話出てよ。」
六花「え?」
六花ママ「え?じゃないでしょ?」
店の奥へ行った。
将「なぁ帰ろうぜ?」
裕太「うん。」
するとそこに、大地が来た。
将「あ、あんたはさっきの?」
大地「君達、大丈夫だった?」
将「なぁ、さっきの巨人はあんただよな?」
大地「見ていたの?」
エックス『どうやら、私達の正体を見抜いてしまったようだな。』
裕太「あの、あなたは一体?」
大地「俺は大空大地。そして。」
エックス『私は、ウルトラマンXだ。』
その後、ウルトラマンXとグリッドマンと怪獣はニュースで広まった。
別の場所。謎の人物が怒りを露わにした。
アレクシス「どうやら、お客様が現れたようだね。」
燃え盛る学校。そこに、裕太をじっと見ていた男が居た。果たして、この男の正体は一体?
翌朝。裕太と将が学校を見て唖然としていた。
将「えぇ〜・・・何で何で?どうなってんの?昨日、学校燃えてたよね・・・?」
そこに六花も来た。
六花「何してるの?」
裕太「いや、ほら・・・」
六花「ん?え?嘘・・・」
燃えていたはずの学校が、元通りになっていた。
六花「学校治ってんじゃん・・・」
裕太「流石に可笑しいでしょ・・・」
将・六花「うん・・・」
また新たな物語が起動する。
「END」
キャスト
大空大地:高橋健介
ウルトラマンエックス:中村悠一
エクスデバイザー:山村響
響裕太:広瀬裕也
グリッドマン:緑川光
内海将:斉藤壮馬
宝多六花:宮本侑芽
新条アカネ:上田麗奈
アレクシス・ケリヴ:稲田徹
なみこ:三森すずこ
はっす:鬼頭明里
六花ママ:新谷真弓
問川:湯浅かえで
といこ:飯田里穂
けなちゃん:宮崎綸
まるさん:関根良
大地「放課後、謎を探る為再びグリッドマンの元へ訪れる俺と裕太君達。使命を果たせと語り掛けるグリッドマンの言葉を聞き、俺達は昨夜の出来事で何が変わったのかを調べ始めた。」
次回・XXXX.GRIDMAN「戦士の修・復」