裕太「ぐっ・・・!?がぁ・・・!!」
腹部を刺された裕太が倒れてしまった。
アカネ「私、刺しちゃった・・・」
ナイフをその場に落とした。
大地「裕太君!!」
六花「響君!!」
将「っ・・・!!」
マックス「しっかりしろ!!裕太!!」
ヒカル「裕太!!」
ボラー「なぁ!!おい!!」
裕太が倒れてしまったと同時にジャンクの画面が乱れ始めた。
大地「誰かタオルを!!」
ヒカル「あ、ああ!」
タオルを出して、裕太の腹部を抑える。
一輝「何故裕太君を!!」
アカネ「ごめん・・・・でもしょうがないじゃん・・・・本当私ずるいよね・・・・でもこうするしかないじゃん!!!!!」
彼女はジャンクを倒して壊してしまった。
大地「ジャンクが!!」
ジャンクを倒したアカネが、何処かへ去って行った。
六花「アカネ!!!」
六花ママ「何?今の音。・・・え?どうしたの?」
六花「ママ!!救急車!!」
六花ママ「はぁ?」
大地「早くして下さい!!」
六花ママ「う、うん!」
すぐに病院に電話する。しかし。
六花ママ「・・・あれ?通じないけど・・・」
サムライ・キャリバー「携帯もダメだ・・・」
六花「響君!!」
そこに、呆然とした将が崩れた。
将「おい、裕太・・・?なぁ、大丈夫だよな!?ねぇ裕太!!!」
そこに、我夢と藤宮が来た。
我夢「っ!?何だこれは!?」
大地「我夢さん!藤宮さん!」
藤宮「裕太!?何があったんだ!?」
大地「アカネちゃんが、裕太君をナイフで・・・!」
藤宮「何だと・・・!?」
そしてジャンクの画面が完全に消えてしまった。
大地「そっちもっと引いて。」
サムライ・キャリバー「うん。」
大地「挟まないように。」
ゆっくりと裕太を六花ママの車に乗せた。
マックス「閉めるぞ。」
ドアを閉めた。
六花ママ「じゃあ出しますよ!」
全員「お願いします。」
裕太を乗せた車がすぐに病院へ向かった。
物陰からアンチが見ていた。
井ノ上病院前。
将「何時もと違う朝だ・・・」
ボラー「今までは怪獣がやられたら次の朝にリセットされてたのにな・・・」
この世界の上空に空中都市がくっきりと見えている。
六花「どうなっちゃうんだろう・・・」
大地「裕太君とグリッドマンが居ない世界・・・」
エックス『だが、何れ怪獣が現れたら我々が戦うしかない。』
大地「そうだな・・・」
サムライ・キャリバー「し、処置が終わった。」
病室。
将「裕太・・・?」
マックス「幸い急所を外れていたので、命に別状は無いらしい。」
六花「そっか・・・」
大地「良かった・・・」
将「ああ、良かった・・・本当に良かった・・・」
六花ママ「響君のご両親にも連絡しようとしたんだけど、まだ電話が繋がらなくて・・・」
サムライ・キャリバー「で、電話だけではない。」
ヴィット「ネットもダメだね。」
マックス「どうやら、この街の通信手段が止まりつつあるようだ。」
将「この状況、風景みたいな怪獣が死んだからなのかな?」
マックス「怪獣で全てを維持していたのなら、街も人の記憶もリセットされない。」
大地「俺、アカネちゃんを探して来る。」
マックス「大地?」
大地「彼女の気持ちを知りたいんだ。行って来ます。」
ヒカル「だったら俺も行く。」
一輝「僕も一緒に。」
我夢「大地君、一緒に行こう。」
藤宮「俺達も。」
大地「皆さん・・・行きましょう!」
彼らはアカネを探しに向かった。
六花ママ「・・・座ったら?」
六花「私学校行って来る。」
ヴィット「ん?」
ボラー「こんな状況でも学生は学校へ行くんだな。」
六花「ちょっと様子を見に行くだけです。」
彼女は学校へ向かった。
ツツジ台高校では、避難所となっていた。
六花(やっぱりアカネを探すしかない・・・でも大地さん達が探してるけど、後で私も探さなきゃ・・・理由があったって、こんな事は許さないから。)
なみこ・はっす「おーーーい!!六花ーーーー!!」
廊下の窓からなみことはっすが六花を呼んだ。
廊下。
なみこ「良かった〜!もう会えないのかと思った〜!」
六花「勝手に殺すな。ねぇ、私達が知らないだけでさ、今までも人がいっぱい死んだり、したんだよね?」
はっす「ん?今までって?」
六花「ああいや、事故とか災害とかでさ。」
はっす「当たり前じゃん。いやぁでもまさか怪獣が出て来るなんて考えられんわ〜。」
なみこ「何か宿泊防災を思い出すね〜。」
六花「やっぱ信じられないよね・・・」
なみこ「でもさ、昨日あのおっきい人達が協力して、怪獣やっつけてくれたじゃん?」
はっす「な〜。」
2人のスマホに、フルパワーグリッドマン、グリッドナイト、ウルトラマンエクシードXの写真が。
なみこ「って言うかさ、何で昨日怪獣出て来るって分かったの?」
はっす「確かに。」
六花「え?あ、あぁ・・・」
なみこ・はっす「ん〜?」
街中では、大地達がアカネ達を探していた。
大地「エックス、アカネちゃんの居場所は?」
エックス『この街に反応は無い。恐らく、街の外に居るだろう。』
ヒカル「じゃあ早く見付け出さねえと!」
???「お前達!」
大地「ん?アスカさん!」
そこにアスカと、2人の男性が居た。
街の外では、アカネが呆然と座っていた。その後ろからアレクシスが来た。
アレクシス「アカネ君、次の怪獣の相談なんだが・・・」
アカネ「次なんてないよ。もう怪獣はいらないんだよ。」
アレクシス「何故だい?」
アカネ「だって響君は・・・グリッドマンはもう私が倒しちゃったから。」
アレクシス「ん〜、でも困った事にアンチ君が次のグリッドマンになってしまったようでね。それにあのウルトラマンと言うお客さんがまだ残っているんだがね、やはりまた怪獣が必要なんだ〜。君の怪獣が。」
アカネ「私はもう怪獣を作れない・・・」
アレクシス「ん〜、そうかい・・・」
彼は去って行った。
アレクシス「仕方ない。有り物で済ませるか。」
そして彼がインスタンス・アヴリアクションを発動した。
街中にデバダダン、ナナシ、ゴングリー、バジャックが現れた。
ツツジ台高校。
はっす「また怪獣が出て来た!」
なみこ「めっちゃ居んじゃん!」
六花「ごめん、ちょっと行って来る!」
その場から去った。
なみこ「彼奴、絶対何か隠してるよね?」
はっす「何でも悪い方に捕われんなよ。言えない事を、言わないって事を六花なりに考えてんだよ。」
なみこ「よくそんな風に考えられんね。」
はっす「まぁ友達だし。」
なみこ「友達?・・・そっ。」
街中に大地達が怪獣達を見ていた。
大地「あの怪獣達、以前に倒したはずじゃ・・・!?」
一輝「グリッドマンが居ない間、僕達がやらなきゃ!」
ヒカル「俺も行くぜ!」
我夢「藤宮、君はアカネちゃんを探してくれ。」
藤宮「分かった。油断するなよ。」
アカネを探しに行った藤宮。
大地「アスカさん達も、アカネちゃんを探して下さい。ここは俺達が食い止めます!」
アスカ「ああ。気を付けろよ。行きましょう。」
2人の男性と共に、アカネを探しに行ったアスカ。
大地「エックス、ユナイトだ!!」
エックス『よぉし、行くぞ!!』
エクスデバイザーをXモードに展開させ、エックスのスパークドールズを握ってエクスデバイザーにリードする。
エクスデバイザー『ウルトラマンXと、ユナイトします。』
ヒカルはギンガスパークを変身モードに展開させ、出現したウルトラマンギンガのスパークドールズを掴んでリードする。
ギンガスパーク『ウルトライブ!ウルトラマンギンガ!』
大地「エックスーーーーーー!!!」
ヒカル「ギンガーーーーーー!!!」
一輝「ネクサスーーーーーー!!!」
我夢「ガイアーーーーーーー!!!」
エックス「イーサー!」
エクスデバイザー『エックス、ユナイテッド。』
そして怪獣達の前に、4人のウルトラマンが降臨した。
ネクサス「シュッ!!」
アームドネクサスを光らせ、アンファンスからジュネッスへ二段変身した。
エックス「行くぞ!」
ギンガ「ショオラッ!!」
ネクサス「シュッ!!」
ガイア「ディアッ!!」
4人のウルトラマンが、怪獣達に向かって走る。
病室では。
六花「何?どうしたの?」
将「この人達だけじゃ、戦えないんだって。」
六花「え?」
マックス「我々の力はグリッドマンがあってのものだ。裕太が目覚めない限り、グリッドマンは・・・」
ヴィット「今外では、大地達が戦ってくれてる。」
将・六花「・・・・」
するとそこに。
アンチ「何も出来ないから、何もしないつもりか?」
六花「アンチ君!?」
将「え、知り合い?」
マックス「何の用だ?」
将「え!?知り合い!?誰なんっすか?」
ボラー「此奴は人間のフリをした怪獣だよ。」
将・六花「えっ!?」
ボラー「何時も絡んで来る彼奴だよ。」
スマホから怪獣になったアンチの画像を見せる。
将「マジで!?」
六花「怪獣・・・!?」
アンチ「俺はもう、怪獣ではない。」
ボラー「ああそうですか。だがな、お前がグリッドマンだなんて認めねえからな。」
六花ママ「・・・・・」
将「本当に、お前があのパクリ怪獣なのか?」
アンチ「誰だお前は?」
将「一般人だよ。お前達が何時も足で踏み潰してる一般市民の代表だよ。」
アンチ「知らん。足元を気にしてたら戦えない。」
将「っ・・・!!くっ!!」
激怒してアンチの胸元を掴んだ。
将「会って話せる怪獣が居て丁度良いぜ!!まさか謝罪しに来た訳じゃないよな?」
アンチ「謝罪とは何だ?」
将「・・・!!教えてやろうか?」
右手で殴ろうとしたが。
六花「待ってよ!ここは病院なんだよ?怪我人増やす場所じゃないでしょ?」
説得で将が殴るのを止めた。
将「怪獣が現れれば、多くの人が犠牲になる・・・でも、俺は・・・怪獣とグリッドマンとウルトラマンの戦いを楽しんでいたのかも知れない・・・俺だって最低だ・・・」
自分の腰を殴った。
将「お前が怪獣だったって事実は変わらない。お前のせいで何人もの人が死んだんだ。でも今は、ウルトラマンとお前しかこの事態に対処出来ない・・・」
アンチ「だから俺はこの場所に来た。」
新世紀中学生「っ!?」
アンチ「借りは返す。それが礼儀と教わった。」
六花ママ「律儀ね〜。」
サムライ・キャリバー「ブハッハッハッハッハ!!」
ボラー「うわっ!びっくりした!」
ヴィット「キャリバーが笑ったの初めて見た・・・」
ボラー「気持ち悪・・・」
六花ママ「可愛いじゃない。」
マックス「グリッドナイト、君に協力を要請する。」
アンチ「グリッドナイト?」
マックス「君の新しい姿の、新しい名前だ。」
アンチ「そうか。」
彼は病室から出る。
六花「ねぇ!アカネは今何処に?」
何も言わないままアンチが病室から出た。
街中を走るアンチ。今もウルトラマン達が怪獣達と戦っている。
その頃エックス達は。
エックス「イーサー!!」
バジャックと交戦中。
ギンガ「ショオラッ!!」
デバダダンと交戦中。
ネクサス「ハァッ!!」
ゴングリーと交戦中。
ガイア「ダァッ!!」
ナナシと交戦中。
すると、アンチがグリッドナイトに変身して怪獣に立ち向かう。
エックス「グリッドナイト!?」
ギンガ「っ!?」
グリッドナイトが高速宙返りして、ガイアと交戦してるナナシを両足で掴んで投げた。
ガイア「君は!」
グリッドナイト「行くぞ!」
ガイア「ああ!」
グリッドナイト「グリッドナイトサーキュラー!!」
ガイア「ディアアアアア!!!」
グリッドナイトサーキュラー、フォトンエッジの順に受けたナナシが爆発した。
今度はゴングリーが触手を飛ばした。
グリッドナイト「フッ!!」
触手を掴んで、ネクサスに向かって投げた。
ネクサス「シュッ!!」
地面からネクサスハリケーンを出現させ、飛んで来るゴングリーを巻き込ませて下半身を地面に埋めた。そしてアームドネクサスを光らせ、ジュネッスからジュネッスブルーへ三段変身した。
ネクサス「ハァァァァ・・・・ディア!!」
オーバーアローレイ・シュトロームで、ゴングリーを分子分解させた。
今度はバジャックが口からビームを放射。
グリッドナイト「うおおおおおおお!!!」
パンチでバジャックを殴り飛ばした。
大地・エックス「ザナディウム光線!!」
ザナディウム光線を受けたバジャックが爆発し、スパークドールズになった。それをグリッドナイトが踏ん付けて壊した。
病院。
ボラー「彼奴美味しいなぁ。」
ヴィット「相手の数が多過ぎでしょ。それにウルトラマン達と良い連携を取ってるし。」
ボラー「おい、こんな時お前ならどう考えてるんですか?」
将「・・・・・」
ボラー「んだよ。」
六花「・・・・・・」
街の外では、アカネが怪獣達と戦ってるウルトラマン達とグリッドナイトを見ていた。
アカネ「何で戦ってるの・・・?」
???「それは、この街を守りたいからだ。」
アカネ「?」
後ろに、藤宮とアスカと2人の男性が居た。
アカネ「おじさん達、誰?」
藤宮「藤宮博也だ。」
アスカ「俺はアスカ・シン。」
矢的「私は矢的猛。」
ハヤタ「ハヤタだ。」
アスカ「俺達は、グリッドマンと一緒に戦って来たウルトラマンだ。」
アカネ「ウルトラマン・・・?あの巨人の事・・・?」
病院では。
マックス「しかし、何故裕太は目覚めないのか?」
六花ママ「出血性ショック?でも昏睡状態に至る事はありえないって先生が言ってたけど・・・」
ボラー「ありえないって、現に裕太は・・・ん?」
六花ママ「ん?どうしたの?」
モニターを見て閃いた。
サムライ・キャリバー「そう言う事か。」
六花ママ「え?」
サムライ・キャリバー「一緒に来て下さい。」
六花ママ「良いけど・・・」
病室では。
六花「ん?ねぇ、あれ・・・」
外を走ってる新世紀中学生と六花ママが見えた。
六花「行っちゃった・・・」
街中を新世紀中学生達が六花ママを連れて走ってる。ウルトラマン達とグリッドナイトが残りの怪獣達と交戦中。
ヴィット「今までジャンクは、裕太君が居る時でしか起動していない。」
ボラー「ジャンクと裕太の精神が繋がっているとしたら、壊れたジャンクを直せば裕太が目覚める!」
マックス「裕太とジャンクが繋がっていて、ジャンクがグリッドマンと繋がっているのなら!」
サムライ・キャリバー「グリッドマンと裕太は恐らく!」
グリッドナイト「たああああああ!!!」
グールギラスをデバダダンに投げた。
グリッドナイト「グリッド・・・ナイトストーム!!!!」
ギンガ「ギンガサンシャイン!!」
グリッドナイトストームとギンガサンシャインを受けたグールギラスとデバダダンが爆発した。
ジャンクショップでは、新世紀中学生がジャンクの修理を行っていた。
サムライ・キャリバー「・・・」
ヴィット「・・・」
ボラー「えっと・・・」
六花ママ「ん?」
ボラー「お!あったあった!」
マックス「オプショナル3Dグラフィックアニメーションボード。1677万7216色のフルカラーか。」
ボラー「ここがリサイクルショップで助かったぜ。ゴミの中にあったわ。」
ヴィット「ゴミ?大丈夫なの?」
サムライ・キャリバー「繋いでみれば分かる。」
六花ママ「君達忘れてるかも知れないけど、それお店のものだよ?」
サムライ・キャリバー「だから一緒に来てもらったんです。」
ヴィット「このお店のものだからこそ、大事にしたいんです。」
六花ママ「ん〜・・・そんなに欲しいのならあげても良いけど。1度買ってくれたし。」
マックス「では、時が来たら頂きます。今は恐らく、ここに必要なんです。」
その頃アスカ達は。
アスカ「君は何故、怪獣を作って市民達を危険に晒すんだ?」
アカネ「知る必要は無いよ・・・あなた達は部外者だから。」
藤宮「部外者?俺達ウルトラマンの事か?」
アカネ「そうだよ。だから出てって。」
ハヤタ「そうはいかない。」
藤宮「俺達は部外者であっても、例え君の世界でも怪獣が現れたら、街や人間達を守る為戦う。」
アカネ「プフッ、何それ?ここは私の世界だよ?私の世界だから好きにやらせても良いじゃん。」
矢的「例えそうだとしても、君がこの世界の創造主であっても、君はこの世界の人間だ。アスカから聞いたぞ。君はこの世界のムカつくの人間を殺す為に怪獣を作ってると。」
アカネ「それがどうしたの?」
矢的「そんな些細な事で人が死ぬのは、私は許せない。君に秘めてるマイナスエネルギーと酷似したものが君を支配している。今からでも正気に戻れば君は解放される。」
アカネ「だからどうしたって言うの?あなた達に私の何が分かるって言うの?何も知らない大人達が口出ししないで!!!」
藤宮「確かに俺達は君の気持ちを理解出来ていない。だが、君は昔の俺と似ている。」
アカネ「昔の?」
藤宮「俺は昔、地球を守る為に人類を排除すべきだと今の親友と対立した。だが、それは巨大な怪獣を生み出す為の策略だった。その間違いに気付いた俺は親友に力を託して消えた。でも後に親友と再会し、共に戦う事を誓った。」
矢的「君の中にも、誰かを守りたい気持ちがあるのかも知れない。例えそれがムカつく人でも。」
アカネ「・・・・・・」
ハヤタ「今じゃなくてもいい。ゆっくり自分を考えて自分の答えを見付けなさい。」
アスカ「ん?」
怪獣達と交戦してるグリッドナイトとウルトラマン達を見た。
アスカ「そろそろマズイかも知れないな。」
ハヤタ「行こう。」
彼らは怪獣達の方へ向かった。
アカネ「私の・・・答え・・・そんなもの・・・」
病院では。
六花「・・・・」
アカネ『夢でも良いじゃん。一緒に行こうよ。このまま。』
六花「私・・・行かなきゃ・・・響君をお願い!」
彼女はアカネを探しに行った。将は何もしないまま裕太の横に座った。
将「皆、やるべき事があるんだな・・・俺は裕太の横に居るだけか・・・」
そして裕太の意識の中では、鏡の前にグリッドマンが映っていた。
裕太「グリッドマン・・・?ここは何処?」
グリッドマン「ここは裕太、君の中だ。」
裕太「何で俺の中に・・・グリッドマンが居る?」
グリッドマン「何故私の中に裕太が居る?君が私だからだ。」
裕太「グリッドマンが俺・・・?何も思い出せないはずだ・・・俺は裕太じゃなくて、裕太に宿ったグリッドマン自身?でも、どうして裕太に宿ったんだ?」
グリッドマン「彼だけが新条アカネの世界で・・・」
ジャンクショップでは。
サムライ・キャリバー「よし、これで完成だ!」
ジャンクを起動すると、画面に『SSSS』が表示され、『SSSS』から『OK』になった。
病院では。
裕太「・・・・ん・・・・?」
目を覚ました裕太が、将を見る。
将「裕太!!」
街中では。
グリッドナイト「はぁ・・・はぁ・・・これで全部か・・・」
ギンガ「やっと終わった・・・」
しかし、ヂリバーとメカグールギラスが残っていた。
ギンガ「ギンガセイバー!!」
右腕からギンガセイバーを出現させ、ヂリバーが操る円盤の糸を切断した。
グリッドナイト「うおおおおおおお!!」
ジャンプしてヂリバーとメカグールギラスに立ち向かいが。
グリッドナイト「ぐあっ!!」
体当たりで落下してしまった。
エックス「グリッドナイト!!」
落下するグリッドナイトとエックスが受け止めた。
ネクサス「まだ居たのか。」
グリッドナイト「どけ、彼奴らは俺が倒す!」
エックス「無茶だ!そのダメージじゃやられるだけだ!」
グリッドナイトがヂリバーとメカグールギラスに立ち向かう。
エックス「グリッドナイト!くっ・・・!」
カラータイマーが高速で点滅し、消滅して変身前の姿に戻った。
大地「くそ・・・!」
エックス『大地、近くにアレクシス・ケリヴを感知した!』
大地「本当か!?何処に居るんだ!?」
エックス『案内する!行こう!』
病室。
裕太「内海、ごめん。俺記憶喪失じゃなかったんだ。元々俺に記憶なんて無かったんだと思う。」
将「え?どう言う事?」
裕太「俺が・・・裕太に宿ったグリッドマンなんだ。」
将「はぁ?じゃあ俺は、自分が裕太だと思ってるグリッドマンとずっと一緒に居たのか?」
裕太「うん。だから本来の裕太は今もまだ眠ったままなんだ。俺が出て行かない限り。でも俺は、まだここでやるべき事があるんだ!」
将「まだって、これ以上裕太に、裕太の体に何させるんだよ!裕太は、新条アカネに刺されたんだぞ!」
街中では、メカグールギラスが頭部のドリルでグリッドナイトの腹部を突き刺した。
グリッドナイト「ぐああああああああああ!!!!」
更に街の外では、アカネが何処かへ歩いていた。
病院。
裕太「そう、新条さんは俺を刺すしかなかった。それしか手段がないくらい、新条さんは自分の世界で自分を追い詰めてしまったんだ。だから俺は、俺にしか出来ない、俺のやるべき事があるんだ!」
行こうとしたが、将が止めた。
将「止めてくれグリッドマン!!裕太を殺す気かよ!!そのやるべき事なら、大地さん達ウルトラマンに任せれば良いじゃないか!!」
裕太「ごめん、内海。私は行かなければならない。」
将「お前何かキャラ違うぞ・・・!?」
裕太「そうかも知れない。私はハイパーエージェント・グリッドマンなのだから!」
将「っ・・・!!」
裕太はやるべき事を果たしに向かった。
将「結局・・・俺は何も出来ていない・・・」
そんな彼の体に何かが光った。
街中にあるビルの屋上。
アレクシス「よくやったよアンチ君。でも、そろそろ終わりにしよう。」
???「動くな!!」
アレクシス「ん?」
後ろに振り向くと、大地達が居た。
大地「アレクシス・ケリヴ、これ以上止めろ!」
アレクシス「もう良い所なのに。けど、すぐに終わりにしよう!」
インスタンス・アヴリアクションを発動し、最後の怪獣ゴーヤベックを出現させた。
大地「何!?」
ヒカル「まだ残っていたのか!!」
ゴーヤベックが火山弾を発射した。グリッドナイトのタイマーが点滅を始めた。
ジャンクショップに裕太が来た。
サムライ・キャリバー「来たか。」
マックス「裕太、君はもうグリッドマンなんだな?」
裕太「・・・・そうだ!!」
リストバンドを外して、プライマルアクセプターを出した。
裕太・グリッドマン「アクセス・フラッシュ!!!」
マックス「我々も行くぞ!!」
ヴィット「ああ・・・」
六花ママに見られてしまった。
ボラー「今の全部見てた感じっすか?」
六花ママ「気にしないで続けて続けて。」
マックス「では。」
サムライ・キャリバー「アクセスコード!グリッドマンキャリバー!」
マックス「アクセスコード!バトルトラクトマックス!」
ボラー「アクセスコード!バスターボラー!」
ヴィット「アクセスコード!スカイヴィッター!」
六花ママ「・・・ふふっ。行ってらっしゃい。」
ツツジ台高校。
なみこ「ねぇあれ!何か飛んでる!」
はっす「あら素敵。」
この2人の体の中で何かが光った。
街中。
大地「マックスさん達か!」
エックス『どうやら、裕太が目覚めたようだ。』
ヒカル「よし!じゃあもう1度行くぞ!」
アスカ「待ってくれ。今度は俺達が行く。」
大地「アスカさん!矢的さん!ハヤタさん!藤宮さん!」
アスカ「お前達は頑張ってくれた。だから今度は俺達が行く。藤宮。」
藤宮「ああ。」
アスカ「ダイナーーーーーー!!」
藤宮「アグルーーーーーーー!!」
リーフラッシャーとアグレイターが輝いて、ゴーヤベックの方へ飛んで行った。
大地「エックス、アレクシスは?」
エックス『街の外だ。』
大地「分かった。行こう!」
ゴーヤベック「ギャオオオオオオ!!!!」
前足でグリッドナイトを踏み潰そうとした瞬間。
ダイナ「デアッ!!」
アグル「トォアッ!!」
フルパワーグリッドマン「フッ!!」
ウルトラマンダイナとウルトラマンアグルとフルパワーグリッドマンが受け止めた。
アンチ「お前・・・!」
フルパワーグリッドマン「待たせてしまったな。グリッドナイト!」
ダイナ「助けに来たぜ!」
アグル「怪我は無いか?」
グリッドナイト「・・・遅かったな。グリッドマン!ウルトラマン!」
ダイナ・アグル・フルパワーグリッドマン「ウオオオオオオオ!!!」
力強く押して、ゴーヤベックを横転させた。グリッドナイトが立ち上がり、ダイナとアグルとフルパワーグリッドマンが着地した。
キャリバー『俺を使え。』
グリッドナイトがグリッドマンキャリバーを掴むと、刀身が金色から深紅に変わった。
グリッドナイト「グリッドナイトキャリバー!!」
メカグールギラス、ヂリバー、ゴーヤベックが進撃を開始した。
グリッドマン・バスターボラー「ツインバスターグリッドビーム!!!」
ツインバスターグリッドビームがゴーヤベックに命中。
グリッドナイト「ナイト・・・・」
キャリバー「キャリバー・・・・」
グリッドナイト・キャリバー「エーーンド!!!」
アグル「トォアッ!!!」
ナイトキャリバーエンドとアグルセイバーでヂリバーを十字に斬り裂いて爆発させた。
同じ頃アカネは、建物の屋上に座っていた。その後ろから六花が来た。
アカネ「何しに来たの?」
六花「探してたんだよ。アカネを。」
アカネ「響君の事でしょ?早く私を殺さないからこんな事になるんだよ。」
六花「何で、アカネはそんな事ばっか・・・」
アカネ「仕方ないじゃん・・・」
すると上空の空中都市が爆発し、爆煙の中からウルトラマンダイナとフルパワーグリッドマンが飛翔していた。
六花「響君!?アスカさん!?」
アカネ「響君、生きてたんだ・・・私、ちゃんと刺したのに・・・」
立ち上がったアカネが何処かへ行こうとした。六花が追おうとしたが。
アカネ「付いて来ないでよ。私の事、バカな神様だと思い込んでるんでしょ?」
六花「アカネ・・・」
アカネ「・・・・あっちの人達の所に変えれば良いじゃん!!!六花には関係無いじゃん!!!」
六花「・・・関係無くないよ!!!何なのその言い方!!!私は、アカネと違って神様じゃないけど、私はアカネを友達だと思ってる!」
アカネ「だからそれは、私が六花をそう設定しただけなんだって!!友達だって思い込んでるだけなんだよ!!!!」
六花「・・・私はアカネの友達。私はそれ以外に生まれて来た意味なんていらないよ!!」
笑顔で彼女に問う。
六花「アカネは私の事、どう思ってるの?」
アカネ「・・・・・」
ハヤタ『今じゃなくてもいい。ゆっくり自分を考えて自分の答えを見付けなさい。』
アカネ「私は・・・・・」
アレクシス「どうでも良い話の最中に、失礼するよ。」
この話にアレクシスが割って入った。
六花「宇宙人・・・・!!」
大地「アレクシス!!!」
六花「大地さん!!」
そこに大地がアレクシスを追って来て、ジオブラスターを構える。
大地「アカネちゃんに何をする気だ!?」
アレクシス「急いでくれアカネ君。やっぱり君が必要だ。」
アカネ「私はもう、怪獣は作れない・・・」
アレクシス「何か勘違いをしているようだね。君自身が怪獣になれば良いんだよ。」
六花「え・・・!?」
大地「止せ!!止めろ!!」
ジオブラスターを発砲したが、アレクシスが避けた。
大地「何!?」
アレクシス「インスタンス・アヴリアクション!!!」
インスタンス・アヴリアクションを発動して、アカネを怪獣に変えようとした。彼女の運命は?
「END」
キャスト
大空大地:高橋健介
ウルトラマンエックス:中村悠一
エクスデバイザー:山村響
礼堂ヒカル:根岸拓哉
ギンガスパーク:川原慶久
孤門一輝:川久保拓司
ウルトラマンネクサス:増谷康紀
高山我夢:吉岡毅志
藤宮博也:高野八誠
アスカ・シン:つるの剛士
矢的猛:長谷川初範
ハヤタ・シン:黒部進
響裕太:広瀬裕也
グリッドマン:緑川光
内海将:斉藤壮馬
宝多六花:宮本侑芽
新条アカネ:上田麗奈
サムライ・キャリバー:高橋良輔
マックス:小西克幸
ヴィット:松風雅也
ボラー:悠木碧
アレクシス・ケリヴ:稲田徹
アンチ:鈴村健一
なみこ:三森すずこ
はっす:鬼頭明里
六花ママ:新谷真弓
大地「1つになった裕太君とグリッドマンは真の姿へと覚醒する。そして全員の心を繋げ、俺達は最後の戦いに挑む。皆、一緒にユナイトだ!」
XXXX.GRIDMAN・最終回「夢のヒーローの覚醒」