XXXX.GRIDMAN   作:naogran

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Unite6「それぞれの接・触」

ある日のツツジ台高校。

 

アナウンス『ホームルーム中失礼致します・・・』

 

 

 

辰巳「ああねぇ、川下りの時の写真送って?」

 

オンダ「ああ、お前のクソダサ水着も撮ってあるわ。」

 

裕太(皆あの日、何があったのか覚えていない・・・)

 

隣に座ってるアカネを見る。

 

アカネ『君が変身してるんでしょ?』

 

あの時の言葉が頭から離れない。

 

裕太(あれってどう言う意味だ・・・?もしかしたら、新条さんも記憶がリセットされてないとか・・・?)

 

するとアカネが、こっちを見てる裕太に気付いた。

 

裕太(っ!)

 

すぐにそっぽ向いた。アカネが下校する。

 

裕太(気になる・・・内海にそうだんしたい所だけど、今日は法事で学校来ていないし、六花に聞くってのも・・・)

 

 

 

六花「今日なみこ部活あんの?」

 

なみこ「うん。部会と午後練。合宿近いんで。じゃあお先で〜す。」

 

はっす「彼奴茶道部なのに合宿あるんだ。」

 

六花「はっす〜、帰んないの?」

 

はっす「ワーク提出。こんなあるんですけど。」

 

物凄いページ量。

 

六花「えぇ・・・まだ出してなかったの?」

 

はっす「折角の午前授業なのに・・・終わるまで待っててくれるよね!?」

 

六花「う〜ん・・・お疲れ様で〜す!」

 

はっす「くそ〜!」

 

六花「じゃあね〜。」

 

はっす「うぃ〜・・・」

 

六花がこっちを見てる裕太を見る。裕太は”はっ”と反応したが、六花は小さく手を振って下校。

 

はっす「あ〜あ、絶対終わんね・・・だから自習進学もくそなんだよ・・・」

 

 

 

 

 

 

その頃アカネは。

 

アカネ「ん?うわぁ・・・」

 

家の前にアンチが立っていた。

 

アカネ「何か用?」

 

アンチ「俺はグリッドマンを殺す為に生まれた。だからグリッドマンが現れない限り、お前の命令を待っている。」

 

アカネ「いや、命令とか無いし・・・あ、そうだ。ちょっと待って?」

 

スマホを操作する。

 

アカネ「これ、響裕太君。この子探して殺して来て?」

 

裕太の画像をアンチに見せて命令する。しかし。

 

アンチ「断る。前にも言ったはずだ。俺の敵はグリッドマンだけだ。」

 

アカネ「いや、ちょっと聞いて?この子がグリッドマンなの!」

 

アンチ「っ!?」

 

アカネ「よ〜く見て?彼がグリッドマン。」

 

アンチ「何だと!?」

 

アカネ「分かった?ちょっとずるいけど、絶対殺して来てね?この子が死んだら、グリッドマンは二度と現れない。成功したら、またご飯連れてってあげる!」

 

アンチ「・・・分かった!」

 

張り切って裕太を探しに行く。

 

アカネ「あの子、本当に分かってんのかな・・・?」

 

グリッドマンの正体は、紛れも無く裕太である。

 

 

 

 

 

 

その頃大地達は、河川敷に居た。

 

我夢「少年?」

 

大地「はい。あの時六花ちゃんと一緒に見たんです。銀色の髪の少年を。」

 

エックス『その少年から、とてつも無い気配を感じた。』

 

藤宮「そう言えば、その少年と似た少女を見たぞ。」

 

大地「博也さんも?」

 

藤宮「ああ。あの巨大怪獣の近くまで来た時に見たんだ。まだ子供だった。」

 

我夢「もしかしたら、その子が怪獣と関係があるのか?」

 

エックス『兎に角、調べる余地がありそうだ。』

 

藤宮「そうだ、もう1つ調べた事があった。」

 

我夢「ん?」

 

 

 

 

 

 

ジャンクショップでは、以前にマックス達が買ったジャンクが戻されていた。

 

六花「ねぇママ。」

 

六花ママ「ん?」

 

六花「これってマックスさん達が買ったんよね?」

 

六花ママ「うん。でもまたうちで買い取って欲しいって頼まれたから。」

 

六花「何それ・・・?まぁあの人達お金無さそうだしね。」

 

六花ママ「ねぇ〜。海苔せんべい美味。」

 

 

 

 

 

 

その頃アンチは、車道の標識の上に立っていた。

 

アンチ「奴は・・・何処に居る・・・」

 

”グゥ〜”

 

急に空腹が鳴った。

 

 

 

 

 

 

一方六花は、リビングで音楽を聴いていた。

 

六花「う〜ん・・・・」

 

何か乗る気がしなかった。彼女をカバンを持って外出する事に。

 

 

 

 

コンビニ、音楽ショップなど回って行く。

 

 

 

 

そして雑貨屋では、ピンク色のパスケースを見付けた。

 

 

 

 

 

 

その頃裕太は、ジャンクショップまで来た。中を覗くと、六花の姿が無かった。

 

 

 

 

 

 

ジャンクショップ。

 

六花ママ「ん?あれ?居たんですか?」

 

何時の間にかヴィットが居た。

 

ヴィット「ああ、どうも。俺今日待機なんで。」

 

六花ママ「今日はって、何時もじゃん。」

 

 

 

 

 

 

その頃裕太は、人気の無い裏路地を歩いていた。

 

裕太(あ〜・・・やっぱ学校で素直に六花に相談すれば良かった・・・くそ・・・)

 

『ねぇ・・・』

 

突然誰かの声が聞こえた。後ろに振り向くと、謎の人影があった。

 

???「やっと会えた。」

 

裕太「誰・・・!?」

 

それは、まだ幼い少女だった。

 

裕太「(あれ?俺、この子知ってる気がする・・・)ねぇ、俺と会った事がある人?」

 

少女「うん、似てるでしょ?」

 

裕太「誰に?」

 

少女「忘れたの?」

 

裕太「ごめん・・・記憶喪失になっちゃって・・・君、名前は?」

 

少女「名前?私、怪獣だよ?」

 

裕太「怪獣?」

 

少女「げへへへへへへへ!」

 

不気味な笑い声を上げた。

 

裕太「いや、全然分かんないんだけど・・・」

 

少女「本当だよ?」

 

裕太「え?」

 

あの少女が巨大化していた。

 

裕太「うわあああああああ!?」

 

少女「私、怪獣の家系なんだ。」

 

裕太(・・・臭い。)

 

息が臭いようだ。

 

少女「ねぇ、デートしよう?奢るから。」

 

裕太「マジか・・・」

 

 

 

 

 

 

亀傘公園。そこに六花が訪れた。

 

六花「ん?ああ。」

 

ゴミ箱を漁ってるアンチを発見。

 

六花「あのぉ・・・久し振り。雨の日に1回会ってるよね?」

 

アンチ「俺に何の用だ?」

 

六花「え?あ、いや・・・」

 

”グゥ〜”

 

六花「お腹空いてる?」

 

 

 

 

その頃大地も、亀傘公園に来ていた。

 

大地「ん?六花ちゃん?」

 

エックス『どうした?大地。』

 

大地「六花ちゃんが居る。それにあの子も一緒だ。」

 

エックス『例の銀色の髪の少年か?』

 

大地「ああ。あの子一体何者なんだ?」

 

隠れて監視する。

 

 

 

 

そんな中、アンチは六花から貰ったスペシャルドッグをもぐもぐ食べてる。

 

六花「もしかして中学生?私六花。君の名前は?」

 

アンチ「アンチ。」

 

六花「アンチ?」

 

 

 

 

大地(アンチ?)

 

 

 

 

六花「ん?」

 

袋に入ってるもう1個のスペシャルドッグをアンチが何度も見ている。六花はもう1個のスペシャルドッグをアンチにあげた。

 

六花「はい。」

 

貰ったスペシャルドッグをもぐもぐ食べる。

 

六花(・・・うっ!臭い・・・)

 

髪の匂いは臭かった。

 

六花「ねぇ、ちゃんとお風呂入ってる?」

 

アンチ「お風呂?」

 

六花「うん、お風呂。」

 

アンチ「何だ?それは。」

 

六花「マジか・・・」

 

 

 

 

大地(風呂を知らない?)

 

エックス(あの少年、かなり怪しい。ん?大地、何処かへ行くぞ。)

 

大地(う〜ん・・・怪しまれるかも知れないけど、尾行しよう。)

 

 

 

 

 

 

そんな2人を尾行する人物がもう1人居た。サムライ・キャリバーだ。

 

六花「こっちこっち。」

 

アンチと一緒に帰宅した。

 

 

 

 

サムライ・キャリバー「う〜ん・・・」

 

大地「キャリバーさん。」

 

サムライ・キャリバー「だ、大地か。」

 

大地「もしかして、キャリバーさんもあの子を?」

 

サムライ・キャリバー「そ、そうだ。」

 

エックス『彼処は確か、六花の家だったな。』

 

 

 

 

六花「良い?ママに見付かると絶対面倒臭い事になるから、静かにね?」

 

アンチ「うん。」

 

家に入ろうとしたが。

 

六花「うわああああ!?」

 

絶妙なタイミングで六花ママが出て来た。

 

六花ママ「六花?」

 

六花「た・・・ただいま・・・」

 

六花ママ「早かったね。」

 

六花「外さ、暑くて。ママ出掛ける?」

 

六花ママ「うん。お兄ちゃんの予備校、忘れ物しちゃったんだって。」

 

六花「じゃあお店は?」

 

六花ママ「ああ大丈夫。イケメン君に頼んだから。」

 

 

 

 

店番をヴィットに任せている。

 

お客「すみません、キーボードって他にもあります?」

 

ヴィット「あ〜・・・そこに無かったら無いっすね〜。」

 

 

 

 

六花「それなら安心だね。」

 

六花ママ「じゃあ行って来ま〜す。」

 

六花「行ってらっしゃ〜い。」

 

何とかバレずに済んだ。

 

六花「危なかった・・・よし大丈夫。行こ行こ?」

 

 

 

 

 

 

一方将は、本やで立ち読みしていた。

 

アカネ「内海君じゃん。」

 

将「ん?し、新条さん!?」

 

アカネ「どうしたの?その格好。」

 

将「き、今日、親戚の法事で・・・」

 

 

 

 

そんな中、あの2人が居た。我夢とボラーだ。2人は立ち読みしながら監視している。

 

我夢「将君と接触したのか。」

 

ボラー「ふぅ〜ん、意外な展開だ〜。」

 

我夢「何か怪しいな。」

 

 

 

 

 

 

その頃六花は、風呂でアンチの髪を洗ってる。

 

六花「アンチ君、ちゃんと学校行ってる?」

 

アンチ「学校?」

 

六花「あ、何か、複雑な事情ある感じ・・・」

 

アンチ「・・・・・」

 

六花「何時も何してるの?」

 

アンチ「・・・・・」

 

六花「まぁ良いか。」

 

アンチ「人間を・・・」

 

六花「ん?」

 

アンチ「人間を探している。」

 

六花「人探しなんだ?」

 

アンチ「でも、そいつが何処に居るのか分からない。ひび・・・」

 

六花「流すよ〜。」

 

言ってる最中に六花がシャワーで髪を洗い流す。

 

六花「はい終わり。」

 

 

 

 

 

 

同じ頃裕太は。

 

少女「はい。」

 

裕太「あ、ありがとう。」

 

少女「はい、食べて食べて。」

 

裕太「いや、悪いよ・・・」

 

謎の少女にジュースとスペシャルドッグを奢って貰った。

 

少女「良いから良いから。ほら私、お金いっぱいあるから。」

 

ビニール袋に入ってる大量の汚れた小銭を見せる。

 

裕太「おぉ・・・」

 

少女「何でもご馳走してあげるね。」

 

裕太「・・・やっぱ悪いよ。」

 

少女「そんな事無いよ〜。」

 

 

 

 

向かい側の茂みの中から、藤宮とマックスが監視している。

 

マックス「藤宮、あの子が?」

 

藤宮「ああ、俺がこの世界に来た時に見付けた少女だ。けど正体は未だに分からない。」

 

 

 

 

 

 

ツツジ台駅。

 

少女「あっち。」

 

裕太「あ、うん。」

 

少女「電車乗ろ?」

 

裕太「電車?」

 

少女「この街、外から見る。」

 

裕太「良いけど・・・」

 

少女「何も無いから。」

 

裕太「ん?何も無いって、どう言う事?」

 

少女「あ、電車来た。」

 

電車に乗った。

 

 

 

 

 

 

電車内。

 

裕太「この間俺、初めて電車に乗ったんだ。・・・ああ、だから記憶喪失になってから初めてって意味。大きい川が流れててさ。」

 

少女「そんあの無いよ。」

 

裕太「は?」

 

少女「この街の外には、何も無いよ。」

 

裕太「どう言う事?」

 

外で濃霧が蔓延した。それと同時に裕太に眠気が襲った。

 

少女「眠くなったでしょ?街の外に出ると、皆眠くなる。」

 

外ではアンチのマフラーが風に乗り、更に山が崩れている。

 

 

 

 

しばらくして、裕太が音楽を聴いた起きた。

 

裕太「あれ?・・・今・・・」

 

少女「このガスのせいだよ。」

 

裕太「・・・音楽?」

 

少女「音楽にはね、目には見えないけど、音の精霊が隠れててね。」

 

裕太「音の精霊?」

 

少女「そして何時も、演奏してる人の心を見てるんだ。」

 

 

 

 

後ろの車両に、監視してる藤宮と眠ってるマックスが居た。

 

 

 

 

 

 

一方の新条家。

 

アレクシス『アカネ君、帰りが遅いな〜。心配だなぁ〜。今日は怪獣を作らなくて良いのかな?』

 

 

 

 

 

 

スタバでは。

 

将「分かる!それな!」

 

アカネ「でしょ〜?事情があると思うけどさ、怪獣が出ない回とか作っちゃ駄目だよね?」

 

将「くぅ〜!分かる見がやばい!」

 

アカネ「怪獣って、本当は主役じゃん?なのに、やられ役だと思われてるんだもんね。」

 

将「あ、うん・・・」

 

アカネ「響君ってさ、どう思う?」

 

将「・・・何?いきなり?何の話?」

 

アカネ「記憶喪失になってから、変わったよね?」

 

将「ああ、そりゃあまあ記憶が無いんだから変わったりはするでしょ?」

 

アカネ「う〜ん・・・そう言う事じゃなくて、何か隠してると思う!」

 

将「何かって?」

 

アカネ「だからそれを君に聞いてるの。」

 

 

 

 

 

 

電車内。

 

少女「何でこの街だけに怪獣が現れてると思う?」

 

裕太「え、何か知ってるの!?」

 

少女「今までこの街に現れた怪獣は、全部独りの人間から生まれたの。」

 

裕太「独りの人間から?」

 

 

 

 

藤宮(人間だと?)

 

 

 

 

少女「そう。独りぼっちの人間の心から。それが・・・新条アカネ。」

 

 

 

 

藤宮(新条アカネ?)

 

 

 

 

 

 

スタバでは。

 

アカネ「内海君、響君と仲良いんでしょ?」

 

将「うん・・・」

 

アカネ「なら、あの人の事よく知ってるよね?」

 

将「うん・・・」

 

アカネ「知ってるなら、教えて?」

 

 

 

 

 

 

電車内。

 

裕太「新条さんが・・・!?」

 

少女「新条アカネは怪獣を使って、街を壊して街を直す。何度もそれを繰り返して来た。私はずっと前から、ここを見て来た。」

 

裕太「何でそんな事を?」

 

少女「気に入らない部分を直す為だよ。あの子にとってこの街は、世界の全部。怪獣を作ってる内に、あの子の心が、この街自体が、怪獣みたいになっちゃった。」

 

裕太「今まで怪獣の犠牲になった人達って・・・」

 

少女「新条アカネが気に入らなかった人達。」

 

裕太「好き嫌いで人を・・・!?」

 

 

 

 

藤宮(それだけの為に犠牲を・・・)

 

 

 

 

少女「仕方無いよ。新条アカネはこの世界を作った。君達にとっての神様なんだから。」

 

裕太「神様・・・?」

 

少女「そう。」

 

裕太「いや待ってよ・・・その話が本当なら、神様にしては歪み過ぎでしょ?」

 

少女「そう、彼女は歪み過ぎてるんだ。だからきっとその心を利用された。外から来た、とても危険な人に。」

 

裕太「それって・・・宇宙人とか?」

 

少女「・・・面白いね。」

 

 

 

 

藤宮(・・・・)

 

 

 

 

 

 

スタバ。

 

アカネ「教えてよ〜。響君が何か隠してるなら。」

 

将「・・・・・」

 

アカネ「あれ?言えない?言えない事?」

 

将「・・・・・」

 

アカネ「ねぇお願い。」

 

息を飲んだ将が口を開いた。

 

将「確かに・・・確かに裕太は変わったのかも知れないけど、裕太である事は変わってないよ。俺と裕太の関係も。」

 

アカネ「・・・もう良いや。分かんない。響君、早く記憶が戻ると良いね。」

 

彼女は帰って行った。

 

将「ごめん・・・俺は新条さんを巻き込んだりは出来ない・・・」

 

 

 

 

後ろの席で、我夢とボラーが一部始終を聞いていた。

 

 

 

 

 

 

電車内。

 

裕太「君が怪獣なら、何で新条さんの味方をしないの?」

 

少女「私は新条アカネから生まれた訳じゃない。」

 

裕太「え?」

 

少女「私は、元からここに居た怪獣だよ。ツツジ台が生まれるずっと前から。」

 

 

 

 

 

 

同じ頃六花は。

 

六花「全部乾いてたでしょ?あ、この間校外学習へ行った時さ、駅の近くでアンチ君を見たんだけどさ。・・・ん?」

 

さっきまで立っていたアンチの姿が無い。

 

 

 

 

 

 

電車内。

 

裕太「新条さんがこのままだと、これからも怪獣は生まれ続けるの?」

 

少女「うん。今までずっとそうだったから。」

 

裕太「ありがとう。俺のやるべき事、また少し分かったような気がする。」

 

 

 

 

藤宮(裕太。)

 

眠っていたマックスが起きた。

 

 

 

 

電車が駅に到着。

 

少女「私に出来る事はこれぐらいだから。」

 

裕太「どうして俺に?」

 

少女「お礼と言うか、恩返しと言うか・・・私の先代がお世話になったんだよ?君に。」

 

裕太「ごめん、何も思い出せなくて・・・」

 

少女「ううん、会えて良かった。」

 

 

 

 

 

 

下校途中。

 

裕太(何で神様が普通の都立高に通ってんだろう?)

 

歩道橋の上から。

 

アンチ「っ!!見付けたぞ!!響裕太!!いや、グリッドマン!!」

 

発見したアンチが、裕太に向かって飛び蹴りした。地面が凹んだ。

 

裕太「な、何!?」

 

アンチ「死ねえええ!!!」

 

後ろから殴ろうとしたその時。

 

アンチ「ぐあああああああああ!!!!!!」

 

駆け付けたマックスに殴られた。

 

裕太「マックスさん!!」

 

藤宮「裕太、怪我は無いか?」

 

裕太「藤宮さん!!」

 

藤宮「気を付けろ。彼奴は人間じゃない。」

 

起き上がったアンチが、ノコギリを持って襲う。

 

アンチ「邪魔をするなあああああああ!!!!」

 

しかしサムライ・キャリバーが駆け付け、ノコギリを防いだ。

 

アンチ「退け!!俺が倒すのは貴様らではない!!!グリッドマンだ!!!」

 

大地「そうはさせない!!」

 

ジオブラスターでアンチが持ってるノコギリを弾いた。

 

サムライ・キャリバー「よく見ろ!響裕太は人間だ!グリッドマンじゃない!」

 

アンチ「じゃあ、そいつがグリッドマンである事は知っている!殺させろ!!!」

 

裕太(この声、あの怪獣だ!!)

 

マックス「よく考えろ!!裕太を殺せば、グリッドマンを倒せなくなるぞ!!」

 

大地「裕太君を殺らせない!!」

 

ジオブラスターを連射してアンチを怯ませ、サムライ・キャリバーがアンチにキックした。

 

アンチ「ぐああああああああ!!!・・・・・・どう言う事だ!?」

 

マックス「ここにグリッドマンは居ない!」

 

アンチ「違う!そいつがグリッドマンだ!」

 

マックス「よく見ろ!どう見ても人間だ!」

 

アンチ「くっ・・・くぅっ・・・・今日は見逃してやる!!!」

 

撤退した。

 

サムライ・キャリバー「何だ?彼奴。」

 

マックス「大丈夫か?裕太。」

 

裕太「はい、ありがとうございます。彼奴、多分怪獣だ。怪獣が変身してるんだ。」

 

エックス『やはりそうか。』

 

サムライ・キャリバー「き、聞き覚えのある声だが、あれが怪獣?」

 

裕太「いや、変な事を言ってると思うけど、今日はそう思うんです。」

 

マックス「直接裕太を狙って来る奴は、念の為グリッドマンに報告しておこう。」

 

裕太「これから?」

 

サムライ・キャリバー「じ、時間が無い。店が閉まるぞ。」

 

 

 

 

 

 

ジャンクショップ。全員が集合した。

 

 

 

 

 

 

その頃アカネは。

 

アカネ「ん?アンチじゃん。」

 

家の前にアンチが立っていた。

 

アカネ「ちゃんと殺して来た?」

 

アンチ「グリッドマンは見付からなかった。」

 

アカネ「は?」

 

アンチ「グリッドマンは見付からなかった!」

 

イライラしたアカネが、アンチにスマホを投げた。

 

アカネ「やっぱ全然分かってないじゃん。」

 

 

 

 

この新条家の屋根の上に、アレクシスが立っていた。

 

アレクシス「ふ〜む、やはりアカネ君が心配だなぁ。」

 

「END」




         キャスト

      大空大地:高橋健介
ウルトラマンエックス:中村悠一

      高山我夢:吉岡毅志
      藤宮博也:高野八誠

       響裕太:広瀬裕也
       内海将:斉藤壮馬
      宝多六花:宮本侑芽
     新条アカネ:上田麗奈
サムライ・キャリバー:高橋良輔
      マックス:小西克幸
      ヴィット:松風雅也
       ボラー:悠木碧

 アレクシス・ケリヴ:稲田徹
       アンチ:鈴村健一
 少女(アノシラス):高橋花林
       なみこ:三森すずこ
       はっす:鬼頭明里
      六花ママ:新谷真弓
        早川:宮崎遊
       オンダ:福西勝也
        辰巳:土岐隼一

        お客:小尾昌也

大地「この街の真実を知った裕太君は、将君や六花ちゃんに話をするが2人共相手にされなかった。そこでアカネちゃんにも話し掛けようとするのだが・・・?そんな中、街では巨大なUFOが浮かんでいた。」

次回・XXXX.GRIDMAN「円盤の策・略」
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