神様の気まぐれで転生させられます。(仮)   作:CHIEN

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16話

 征兎side

 

 本日この時間の授業は、グランド? での実習だ。

 

 俺と和海以外の面々はISスーツを着て、並んでいる。

 

「・・・なぁ、なんで征兎と和海はISスーツじゃなくてジャージなんだ?」

 

「ん? あぁ・・・俺たちの専用機はISスーツとか関係ないからな。最悪、制服でも大丈夫だ」

 

「え・・・そうなのか?」

 

「まぁな。いちおう実習だからジャージに着替えたけど」

 

 そう俺と和海が言うと、一夏はうなだれた。

 

 まぁ、着替えるの面倒だから、制服の上着脱いでジャージの上を着ただけなんだよね。

 

「マジかよ・・・。俺はこんなん着てるっていうのに・・・」

 

 まぁ確かに・・・ISスーツって、ちょっとあれだもんね。

 

 

 ・・・ふと、周りの女子たちを見てしまう。

 うん・・・あれだ・・・じっと見てると変態扱い間違いなしだな。

 

 

「ふんっ!!」

 

「ぐほぁ!?」

 

 

 そんなことを考えていたら、いきなり万丈に殴られた・・・。

 

 

「--っておい、いきなり何すんだ!? 万丈!!」

 

「ふーんだ。いやらしい目でみんなを見てるからでしょ」

 

 なぜわかった!?

 いやいや、間違ってもそんなこと言えん。

 主に俺の尊厳のために・・・。

 

「そ、そそ、そんなことない・・・だろうよ」

 

「・・・征兎・・・」

 

 違うんだ・・・和海・・・。

 

「そう・・・違うんだ! ・・・俺はただ--」

 

 

 --パァーン!!

 

 

「さっさと並べ」

 

「・・・はい」

 

 チクショウ・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「では、これよりISの飛行操縦を専用機持ちに実践してもらう。織斑、オルコット、前に出てISを展開。その後、試しに飛行してみろ」

 

 さて、気を取り直して本日の実習。

 

 一夏とセシリアがISで飛行するところを実演してくれるみたいだ。

 いちおう、俺と和海も専用機持ってるんだけど・・・。

 

「先生、桐生くんと猿渡くんも専用機を持っているんじゃ・・・?」

 

 と、俺と同じことを思ったのか一人のクラスメイトが質問してくれた。

 みんなもそう思っているのか、同様の表情をしている。

 

「桐生たちの専用機は、従来のISとは違うものとなってしまっている。故に、まずは織斑たちに飛行を実演してもらい、その後、桐生たちには専用機を展開してもらおうと思っている」

 

 確かに・・・俺たちの専用機は今までのISとは形状から全然違うもんな~。

 

 千冬さんの説明に納得したのか、みんなも、質問した女子もお礼を述べた。

 

「では、二人はISを展開しろ」

 

「「はい」」

 

 そう返事し、ISを展開した。

 

 --のはセシリアだけだった・・・。

 

 一夏はまだ展開できてない。

 

「遅いぞ。熟練した操縦者ならば1秒もかからないぞ」

 

「んなこと言われても・・・」

 

 まぁ確かに、セシリアは結構な速さだったからな。

 こればっかりは、がんばれとしか言いようがないな。

 

 

 そして、なんとか一夏が専用機を展開した後は--

 

「よし、では飛べ!」

 

 その千冬さんの合図で二人は一気に飛翔。

 

 だが--

 

「何をしている! スペック上では白式はブルーティアーズより上のはずだぞ!」

 

 一夏がまた千冬さんに怒られていた。

 

 アイツ・・・試合のときは普通に操縦してなかった?

 

 

 ある程度上昇したところで、二人は何か話しているようだった。

 こっからじゃさすがに何を話しているかはわからんが・・・。

 

 少し上を見ていると声が聞こえたからそっちを見ると、箒が山田先生からインカムを奪って何か言ってる。

 山田先生は涙目だ。

 

 つーか、何やってんだよ・・・。

 

 直後、出席簿の一撃で箒は沈んだ。

 

「織斑、オルコット、急降下と完全停止をやってみろ。目標は地表から10㎝とする」

 

 そして、セシリアが上空から急降下し、地面スレスレでストップした。

 しかも、10㎝丁度。さすが代表候補生だ。

 

 

 感心していたところで、地面に何かが墜ちてきた。

 

 そう・・・墜ちてきたのだ・・・。

 

 まぁ、何かなんてわかりきってるんだが・・・。

 

 その原因は見事なクレーターを作り、千冬さんや箒にボロカスに言われていた。

 

 

 ・・・ドンマイ、一夏。

 

 

 

 

 

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