課題は3つの鍵を見付ける事。だがこの5年間、誰もゲット出来てない。それも1つすら。スコアボードは空白。第1の試練は大分前にガンターが見付けてくれた。そのお陰で、その場所へ行けるゲートが出現した。パーシヴァルがそのゲートに入る。
ゲートの奥は、レースだった。ここが第1試練。だがハリデーが難しく作り過ぎて、5年間誰もゴール出来てない。だが諦めてないのはガンターだ。ガンターはエッグハンターの事を指す。パーシヴァルとタツヤとアイリスとショウとダイトウとエイチ。そしてシクサーズ。シクサーズと言うのは、イノベイテブ・オンライン・インダストリーズ、通称IOI社の職員達。世界第2位の企業でトップの座を狙っている。だから何としてもエッグ探しのコンテストに勝つ事が目的。
IOI社。
監督「ベルト、装着!姿勢正せ!」
シクサーズがベルト装着して姿勢を正す。そして車に座って、ドアを閉める。この会社は人を6で始まる番号で呼ぶ。
更に、ハリデーの研究チームもこのIOI社にある。パーシヴァルやタツヤと同じく、ハリデーがオアシスに導入したポップカルチャーを研究し、コンテストのヒントを探している。
そしてそんな彼らを束ねているボスが、IOIのCEOノーラン・ソレント。
オアシス・レース会場。
パーシヴァル「何だ、早かったな。」
エイチ「俺はヘアサロンなんか寄ったりしないからな。ようZ。」
親友のエイチと会った。そしてタツヤとアイリスも。
パーシヴァル「ようエイチ。タツヤにアイリスも。」
タツヤ「また会ったな。パーシヴァル。」
アイリス「ヤッホー。」
エイチ「場所取っておいたぜ。」
パーシヴァル「サンキュー相棒。」
マシンを出そうとするが、ガソリン切れ寸前状態。
タツヤ「どした?」
パーシヴァル「後ろに回るよ。」
エイチ「こけた車からコインを集める気か?」
タツヤ「やる事が俺達みたいだな。」
パーシヴァル「燃料切れ。」
エイチ「メリーに首ったけみたいなツンツンヘアにする金はあんのに?」
タツヤ「メリーに首ったけって、キャメロン・ディアスの出世作のコメディ映画じゃん。エイチ、俺達もパーシヴァルの所へ行くわ。」
アイリス「じゃあね。」
エイチ「何だ?2人もこけた車から金を奪うのか?」
後ろへ回るパーシヴァル。
タツヤ「ガソリン切れなんて、出場する前から確認しとけよ。」
パーシヴァル「そんな暇は無かったんだよ。」
タツヤ「まぁ良いや。」
パーシヴァルとタツヤはマシンを召喚した。召喚したマシンは、バック・トゥ・ザ・フューチャーシリーズでお馴染みのデロリアン。
そしてタツヤが召喚したマシンは、超人機メタルダーのサイドファントム。
タツヤ「相変わらずのデロリアンとは、痺れるね。」
パーシヴァル「そっちのサイドファントムもね。」
デロリアンに乗るパーシヴァル。
タツヤ「姉さん、乗って。」
アイリス「うん。」
バイクにはタツヤが乗り、一輪の車体にはアイリスが乗る。
するとパーシヴァルの横に、1台のバイクが着いた。
パーシヴァル「・・・・」
タツヤ「あれ、金田のバイク?」
アイリス「あのAKIRAの?」
すると橋が出現した。
パーシヴァル「目指せ鍵!」
タツヤ・アイリス・エイチ「目指せエッグ!」
自由の女神から花火が発射し、ゴールポールの上で満開したと同時に、マシン達が一斉にスタートした。
スタート直後、殆どのマシンが破壊された。デロリアンとサイドファントムは横並びに走る。すると、金田のバイクに乗ったアバターがウィリーしてスピードを上げた。シクサーズの車達が大破し、タツヤとアイリスがシクサーズの金を全て奪った。
一方エイチは、モンスタートラックのシフトレバーを操作して、ギロチンを出して、通せん坊するシクサーズの車を切り刻んで走る。
橋では、壁トラップが作動し、車達が次々と大破していく。パーシヴァル、タツヤ、アイリス、エイチ、そして謎のアバターがそれを掻い潜って走り続ける。
目の前に電車が脱線し、車達を大破させた。彼らはそれを避けて走り続ける。
パーシヴァル「エイチ!タツヤ!アイリス!これ見えてる!?」
エイチ「金田のバイクだろ?AKIRAに出てた奴。ライセンス付きのスペシャルスキンだな。」
タツヤ「特別仕様に改造してるのか。」
アイリス「格好良いね!」
パーシヴァル「違う!バイクじゃない!そっちじゃなくて、乗ってる子、アルテミスじゃないか?」
エイチ「あのアルテミス?」
タツヤ「アルテミスって、シクサー殺しの異名を持つ?」
アイリス「あのアルテミス?」
パーシヴァル「彼女の動きなら全部Twitchで見た!間違い無い、彼女だ。」
タツヤ「俺も見たぞ、アルテミスの動画!正にシクサーの天敵だ。」
橋のジャンプ台に乗って、華麗にジャンプする。街の道路に着地して走り続ける。
アイリス「タツヤ!トレーラーが!」
目の前にトレーラーが迫って来る。
タツヤ「姉さん!グレネードランチャーだ!」
アイリス「OKよ!」
モニターを操作して、MGS4のグレネードランチャーを出した。
アルテミスはバイクを傾けて、トレーラーの下を通り抜ける。
シクサーズ「うわああああ!!」
突進したシクサーズの車が大破した。
アイリス「危ないよ!!」
グレネードランチャーを発砲。トレーラーを破壊して抜ける。パーシヴァルがシクサーズの金を吸収し、それをガソリンとして補給した。
タツヤ「一気に行くぜ!」
角を曲がると、鉄球が。鉄球を潜り抜けて走る。アルテミスが途中の穴をジャンプ台で飛び越えた。シクサーズのメンバーが落ちて、金を撒き散らした。その金をパーシヴァルがガソリンとして補給した。
再び角を曲がると、ティラノサウルスが襲って来た。
アイリス「ティラノサウルス!?」
タツヤ「ジュラシックパークか!」
エイチのモンスタートラックが通り抜けるが、ティラノサウルスが天井を剥ぎ取ったが、エイチは構わず走る。パーシヴァルとタツヤとアイリスもティラノサウルスから離れる。
アイリス「タツヤ!パーシヴァル!前を見て!」
パーシヴァル「あっ!」
タツヤ「マジかよ・・・」
エンパイア・ステート・ビルディングの上にキングコングが居た。
タツヤ「キングコング・・・」
キングコングは飛び降りて、パーシヴァル、タツヤ、アイリスを襲う。
タツヤ「姉さん!!」
アイリス「分かってるよ!」
グレネードランチャーをキングコングに向けて発砲。しかしキングコングがそれを避けた。
アイリス「避けた!?」
タツヤ「やるねぇ彼奴。」
キングコングが3人を追う。追ってる最中に橋を壊された。
エイチ「くっ!!」
後ろに居たエイチが急ブレーキ。右前輪のタイヤがパンクしたが、何とか落ちずに済んだ。だが彼の前に停まった初代バットモービルが、モンスタートラックにぶつかって落ちた。
そしてアルテミスは、僅かなジャンプ台を発見し、壊された橋を飛び越えた。
一方パーシヴァルとタツヤとアイリスは、キングコングに追われている。
アイリス「もう来ないで!!あっち行って!!」
何度もグレネードランチャーを発砲し続けるが、当たらない。挙げ句の果て弾切れ。
アイリス「弾が切れちゃった!!」
タツヤ「しゃあない!このまま走るぞ!!」
エイチ「行け行け行け!!飛ばせ!!進め!!」
パーシヴァル「タツヤ!アイリス!ゴールが!」
遠くにゴールが見えた。
エイチ『行け行け!急げ!』
タツヤ「おっしゃ!!このまま行くぜ!!」
しかし、キングコングがゴールへ通ずる橋を壊した。
タツヤ「何!?」
デロリアンとサイドファントムに急ブレーキ。何とか落ちずに済んだ。
パーシヴァル「駄目か・・・」
アイリス「ああもう!もうちょっとだったのに!」
タツヤ「キングコングの野郎・・・」
すると、アルテミスが見えた。アルテミスは、ジャンプ台を見て一気にアクセルを全開にする。
パーシヴァル「彼女がヤバイ・・・!」
タツヤ「止めるぞ!」
3人がマシンから降りて、アルテミスを止める。
パーシヴァル「止まれ!!止まるんだ!!止まれ!!」
タツヤ「駄目だ!!行くな!!」
アイリス「止まって!!」
アルテミスが急ブレーキ。パーシヴァルが彼女を受け止める。金田のバイクは、キングコングが掴んで握り潰した。
タツヤ「金田のバイクが・・・あの野郎、これお見舞いしてやる。」
モニターからダッシュライザー(コバ隊員)を出して、キングコングの眉間に1発嚙ました。キングコングが怒り、何処かへ去って行った。
アイリス「パーシヴァル、大丈夫?」
パーシヴァル「うん、何とか・・・」
アイリス「あなたも大丈夫?」
ヘルメットを外したアルテミス。ヘルメットをパーシヴァルの上に落とした。
アルテミス「・・・バイク気に入ってたのに・・・」
タツヤ「これは酷いな・・・」
パーシヴァル「あ、ならエイチが、僕の友達が修理してくれるよ。」
タツヤ「彼奴は修理のエキスパートだ。」
レースを中断して、エイチの作業場へ。
作業場。
エイチ「俺の作業場だ。何も触るなよ。」
アルテミス「あ!アイアン・ジャイアント!何処にあったの?」
エイチ「あったんじゃない。作ったんだ。注文を受けてね。」
パーシヴァル「そうなんだ。タツヤの言う通り、エイチは改造のエキスパート。オアシス中の皆がコイン叩いて買っている。」
アイリス「本当凄いよね〜。ガンプラとか凄そう。」
パーシヴァル「あ、そうだ見てこれ!」
エイチ「ああおい!こら待てよ!」
机の上の箱を開けた。
パーシヴァル「宇宙空母ギャラクティカ。」
エイチ「大事なベイビー達だ。」
パーシヴァル「後、エイリアンのスラコ号。」
エイチ「おい見せるなよ、俺のだぞ?」
タツヤ「他にもあるぞ。」
エイチ「おいタツヤ。」
タツヤ「スターフォックスのアーウィンやウルフェン、星のカービィの戦艦ハルバードにロボボアーマーもあるぞ。」
エイチ「閉めるぞ。」
箱を閉めた。
エイチ「悪いね。此奴可愛い子を見て舞い上がっているんだ。」
タツヤ「俺は女誑しか?」
アイリス「カリオストロの城でもないから。」
壊れた金田のバイクをエイチに見せる。エイチが破損箇所を分析する。
エイチ「10分で直してやるよ。」
修理しに行った。
アイリス「10分とか凄いね〜。」
アルテミス「あの厳ついした奴とチーム組んでるの?」
パーシヴァル「ああ、エイチ?いいや。まぁ確かに、彼奴腕は立つけど、僕は誰とも組まない。」
アルテミス「あぁ、パーシヴァルだもんね。自力で聖杯を見付けた円卓の騎士。」
パーシヴァル「君だって狩りの女神アルテミスだろ?皆君と組みたがってる。」
アルテミス「あなた達バウンティハンターの双子は組んでるの?」
タツヤ「まぁそうだな。俺達はパーシヴァルとリアルで会ってるから一応組んでるけどね。」
アイリス「そうそう。」
アルテミス「タツヤとアイリスだったわね。勿論噂は聞いてるわ。」
タツヤ「それは光栄だな。」
アルテミス「好きなFPSは?」
パーシヴァル「え、何?」
アルテミス「ハリデーの好きなFPSは何?」
パーシヴァル「ゴールデンアイ。」
アルテミス「プレイキャラは?」
タツヤ「オッドジョブ。」
アルテミス「好きな制限プレイは?」
アイリス「チョップ縛りで武器無し。」
アルテミス「チョップ縛りぐらいなら分かる。レースは?」
タツヤ「ターボだ。」
パーシヴァル「好きな食べ物はホット・ポケット。レストランならチャッキー・チーズ。」
タツヤ「そして好きな曲はラジオスターの悲劇だ。」
パーシヴァル「PVはアーハのテイク・オン・ミー。後、スーパーマンに出て来るセリフがお気に入り。」
タツヤ「そして戦争と平和を読んで冒険物語だと思う人が居れば・・・」
アルテミス「チューインガムの包みの成分表を見て宇宙の謎を解き明かす人も居る。」
パーシヴァル「レックス・ルーサーだ。サイコー。」
アイリス「はえ〜凄いねぇ・・・」
アルテミス「もし勝ったら、どうする気?このコンテストに勝ったら。」
パーシヴァル「ああそれね。リアルの世界で野望があるんだ。まずでっかい家に引っ越して、欲しい物買いまくって、貧乏から脱出。」
タツヤ「誰もが羨む野望だな。」
アルテミス「だから途中で止まった訳?」
パーシヴァル「コングが居たからだよ。」
アイリス「そうよ!あのキングコング!」
パーシヴァル「誰もコングを越えられない。何かそう決まってるんだよ。」
アルテミス「決まってる訳ないじゃない。だってハリデーはルール嫌いだもの。」
パーシヴァル「ここでリセットする訳にはいかない!」
アルテミス「無くすのが怖いの?」
パーシヴァル「怖くない!」
アルテミス「コインと引き換えに鍵を売らないかってIOIに言われたら、ソレントが世界を牛耳るのよ?」
タツヤ「ノーラン・ソレント・・・あのお子ちゃま社長か。」
アルテミス「オアシスを守る為なら全てを投げ打つのが本物のガンターでしょ?」
パーシヴァル「誰の言葉?」
アルテミス「私。」
アイリス「あ、エイチ来た。」
エイチ「出来たぞ。完璧。」
修理完了。
アルテミス「直してくれてありがとう。」
金田のバイクを回収。アルテミスはパーシヴァルの髪を触る。
アルテミス「良い感じ。ゴールをして手を振ってあげる。マクフライ。」
そう言い残して、現実世界へ戻って行った。
タツヤ「バック・トゥー・ザ・フューチャーのマーティンか。」
エイチ「脈ありだな。」
パーシヴァル「余計な事を言うなよな!全く。」
アイリス「落ち着いてパーシヴァル。」
アリス叔母『ウェイド!ウェイド!私のグローブは何処?』
パーシヴァル「くそ・・・じゃあ行くね。」
タツヤ「ああ。」
アイリス「またね。」
パーシヴァルも現実世界へ戻って行った。
タツヤ「姉さん、帰ろうか。俺腹減った。」
アイリス「そうね。じゃあねエイチ。」
エイチ「ああ。またな。」
2人も現実世界へ帰って行った。
「END」