レディ・プレイヤー1+2   作:naogran

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Chapter4「カレン・アンダーウッド」

次のイースターエッグを探す為、パーシヴァル、タツヤ、アイリスが再びハリデー年鑑へ向かった。

 

アバターA「うわっ!パーシヴァルだ!」

 

アバターB「タツヤとアイリスだ!」

 

アバターC「凄え!!」

 

3人は最初のイースターエッグをゲットした為、他のアバター達からの人気は絶大だった。

 

タツヤ「これはちょっとマズイかな・・・?」

 

アイリス「私達人気者になっちゃった・・・」

 

すると、巨漢のアバターが3人を見付けた。

 

アバター「お前有名人なんだろ?ちったぁ自覚を持て!」

 

パーシヴァル「え、何!?」

 

タツヤ「おいおい、俺達をどうすんだ!?」

 

アイリス「いや!離して!」

 

階段の下に入れられた。

 

タツヤ「あんた、俺達をやろうってのか?」

 

リボルケインを出す。

 

アイリス「ん?」

 

すると巨漢のアバターの腹が動いた。

 

アイリス「何か動いてる?」

 

腹からエイリアンが飛び出した。

 

パーシヴァル「うわっ!!」

 

タツヤ「エイリアン!?」

 

エイリアンはアバターを食い切った。中から出て来たのは・・・

 

 

 

 

 

 

アルテミスだった。

 

 

 

 

 

 

タツヤ「アルテミス・・・」

 

アルテミス「あはははははは!」

 

パーシヴァル「何だよ、笑えないよ!」

 

アルテミス「だってぇ〜!」

 

アイリス「もうびっくりした〜・・・」

 

アルテミス「ごめんごめん。でも分かってないの?噂のパーシヴァルとタツヤとアイリスなんだよ?」

 

タツヤ「あ、変装しろって事?」

 

アルテミス「そうよ。」

 

タツヤ「すっかり忘れてた。」

 

アルテミス「ほらこれ。」

 

モニターからメガネを出した。

 

アルテミス「クラーク・ケントのメガネ。顔は変えずにイメージチェンジ。」

 

メガネをパーシヴァルに。すると髪型がクラーク・ケントに変わった。そしてクラーク・ケントのスーツを出した。

 

パーシヴァル「そんなのやだよ。」

 

タツヤ「んじゃ俺達も変装するか。えっと・・・此奴にするか。」

 

彼が変装したのは、ルイージ。

 

タツヤ「それと姉さんのは・・・これが良いかな?」

 

自分の姉にも変装させた。

 

アイリス「何これ?ピンクの猿?」

 

タツヤ「アニメ・ソッキーズ フロンティアクエストのリリーだ。これなら誰にも気付かないぞ。」

 

アイリス「ん〜・・・まあ良いわ。」

 

 

 

 

それぞれの変装が完了し、案内人の元へ。

 

 

 

 

 

 

オアシス開発中のアーカイブ。パーシヴァル、タツヤ、アイリスが変装を解く。

 

モロー『おお、これは凄い。死んだら持ち物が吹っ飛ぶんだな?』

 

ハリデー『血が飛ぶより良いだろ?』

 

 

 

 

アルテミス「オアシスがリリースされる直前ね。」

 

案内人「6日前です。2025年12月2日。」

 

パーシヴァル「ねぇ、見てよあれ。誰だか分かる?」

 

映像に映ってる人物をズームする。

 

アルテミス「え、何?ソレント!?」

 

アイリス「ノーラン・ソレント!?IOI社長の!?」

 

タツヤ「彼奴はインターンとして、ハリデーの元で直に学んだってのが売り。」

 

パーシヴァル「そしてIOIを説得して、シクサーズを作らせて陣頭指揮を執った。」

 

タツヤ「だがモローに言わせれば、ソレントがハリデーに詳しいなんて大嘘。せいぜい知っているのは、コーヒーの好みだけ。」

 

 

 

 

ソレント『提案なんだけど、アカウントのランクなんか付けたらどうかな?ゴールド、シルバー、プラチナとか。ブロンズとか。払った金額で変わるの。でもって最高ランクはウォーター。ここはオアシスだから。』

 

ハリデー『美味いラテだな。』

 

 

 

 

パーシヴァル「早送りしてデートの下りを出して。」

 

アルテミス「え?ハリデーがデートしたの?」

 

映像を早送りした。

 

 

 

 

モロー『んで、どうだった?』

 

ハリデー『別に?彼女を誘っただけ。』

 

モロー『んで、名前は聞けたのか?』

 

ハリデー『ああ、キーラだ。ダーク・クリスタルに出て来るよねって話。』

 

モロー『それはゲームのアバターだろ?』

 

ハリデー『・・・カレンだ。』

 

モロー『カレン?』

 

ハリデー『本名はカレン・アンダーウッド。』

 

 

 

 

アルテミス「嘘!カレン・アンダーウッドって・・・」

 

タツヤ「そう。オグデン・モローの妻だ。」

 

アイリス「私初めて知った!」

 

パーシヴァル「黙って見てて。」

 

 

 

 

モロー『んでそのカレン・アンダーウッドと、何をした?』

 

ハリデー『踊りに行きたいって言うから、2人で映画を見たよ。』

 

モロー『それで?・・・・・肝心な所は?』

 

ハリデー『ははははは!』

 

モロー『肝心な所を言えよ!?』

 

ハリデー『無いよ。肝心な所なんか。』

 

 

 

 

アルテミス「ちょっと、待ってよ!ハリデーって、オグデン・モローの奥さんとデートしてたって訳!?」

 

アイリス「それってある意味浮気じゃないの!?」

 

パーシヴァル「1度だけね。モローと結婚するずっと前にね。でも変じゃない?彼女が亡くなっても、キーラって名前はハリデー年鑑には全然出て来てないんだ。」

 

タツヤ「マジで?」

 

案内人「そんなはずは無い。」

 

パーシヴァル「本当だよ。検索して。今僕らが見てた会話が最初で最後だよ。」

 

案内人「そんな事は無いでしょう。彼女は2人にとって重要な人でした。」

 

パーシヴァル「賭けても良いよ!僕のコイン全部!」

 

案内人「カレン・アンダーウッド・モローを検索!」

 

パーシヴァル「わざとここに居るキーラの会話を削除したんだ。」

 

アルテミス「何それ?」

 

アイリス「どう言う事?」

 

パーシヴァル「もしかして、彼女の顔を見るのも名前を聞くのも辛かったとか・・・」

 

アルテミス「愛してたんだね。」

 

パーシヴァル「モローにも言えずに・・・」

 

アルテミス「彼女の告れば良かったのに。」

 

パーシヴァル「でもチャンスを逃した。見て。レースのヒントは別のシーンで見付けたけど、コンテストの1番大きなヒントはここに隠されてる気がする。」

 

案内人「確かに。」

 

タツヤ「どうだった?」

 

案内人「私の負けです。」

 

パーシヴァル「いいよ、案内人さん。ほらね。キーラは物語のバラの蕾なんだ。解くべき謎なんだよ!」

 

案内人「いいえ、賭けは賭けですから。」

 

1枚のコインをパーシヴァルに渡した。

 

タツヤ「25セントのコイン?」

 

パーシヴァル「要らないよ。」

 

コインを返却。

 

案内人「いえ、そう仰らず。」

 

コインを渡す。アルテミスがキャッチする。

 

アルテミス「木曜日空いてる?」

 

パーシヴァル「え?僕?」

 

アルテミス「彼よ。」

 

後ろを見るが、案内人しか居ない。

 

アルテミス「馬鹿ね!あんただってば!」

 

タツヤ「パーシヴァル?」

 

アルテミス「ディストラクテッド・グローブ。」

 

パーシヴァル「ダンスクラブ?」

 

アルテミス「そこに来て。夜10時。見せたい物があるの。」

 

パーシヴァル「ああ、じゃあね!・・・今のデートの誘い?」

 

タツヤ「見る目の無い奴だな。」

 

パーシヴァル「やったね!」

 

タツヤ「ああ。」

 

ハイタッチした。

 

タツヤ「姉さんも行く?ダンスクラブ。」

 

アイリス「え?私も?」

 

タツヤ「折角だから行こうぜ?姉弟揃ってダンスしようぜ?」

 

アイリス「う〜ん・・・そうだね!」

 

 

 

 

 

 

作業場。

 

エイチ「何で彼女にキーラの事を言っちまうんだよ?」

 

パーシヴァル「良いだろ?お前にも言ったし。ねぇ、これどうかな?」

 

コスチュームチェンジ。

 

エイチ「無いね。お前アルテミスに利用されてんじゃね?」

 

アイリス「私もそう思う。」

 

パーシヴァル「何言ってんの?寧ろ逆。こっちがヒント貰ったんだ。これの方が良いかな?」

 

コスチュームチェンジ。スリラー。

 

パーシヴァル「スリラー。」

 

アイリス「ゾンビ呼ぶ?」

 

タツヤ「呼ばんでええ。」

 

エイチ「無いね。」

 

パーシヴァル「パンク?」

 

エイチ「無いね。」

 

パーシヴァル「デュラン・デュラン。」

 

エイチ「無いね。」

 

パーシヴァル「僕、気合入り過ぎ?」

 

エイチ「入り過ぎ!ちったぁ頭冷やせよ!サイバー世界の女に入れ込んでどうすんだ!タツヤとアイリスは兎も角!ハートをハッキングされて、頭を覗かれるぞ?」

 

パーシヴァル「・・・決めた。」

 

コスチュームチェンジ。

 

エイチ「バカルー・バンザイ!?」

 

タツヤ「8次元ギャラクシー。」

 

パーシヴァル「ああ!」

 

エイチ「マジ!?自分の好きな映画のコスプレかよ!?痛いから止めとけ!」

 

パーシヴァル「これが良いんだ。」

 

エイチ「オアシスの中で会う奴はもっと警戒しろよ。」

 

アイリス「エイチの言葉に一理あるね。」

 

パーシヴァル「エイチ、アイリス、彼女なら大丈夫。この服も分かってくれる。気が合うんだ。全部通じ合わなくても、意識が・・・」

 

エイチ「以心伝心か?」

 

パーシヴァル「そう!」

 

エイチ「俺達もだろ?俺とお前も、タツヤとアイリスも。」

 

パーシヴァル「まぁそうだけど・・・それは野郎同士だからだろ?」

 

エイチ「あっちも野郎かもだよ?馬鹿野郎。」

 

パーシヴァル「また・・・」

 

エイチ「マジだって!アルテミスは本当は体重が140キロで、デトロイトでアパートに住んでるかもだよ?本名はチャック。あり得るだろ?」

 

パーシヴァル「・・・・・」

 

「NEXT」

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