魅惑の星。ダンスクラブは賑わっている。
タツヤ「いやぁ〜、相変わらずの賑やかさだな。」
アイリス「ねぇタツヤ、私似合ってるのかな?」
タツヤ「何が?」
アイリス「いや、タツヤが選んでくれたこのライブ衣装。」
タツヤ「似合ってるに決まってるじゃねえか。ラブライブのMusic S.T.A.R.T!!の衣装。」
アイリス「そう?ありがとう。」
アバターA「おい、あれパーシヴァルじゃねえか!?」
アバターB「タツヤにアイリスも居るぞ!」
アバターC「凄い!本物だ!」
またアバター達に囲まれ、今度は一緒に記念写真。
パーシヴァル「どうも。」
タツヤ「じゃあな。」
アイリス「またね〜!」
アバターD「良い?パーシヴァル。」
別のアバターと記念撮影。
アバターD「2人も良いかしら?」
2人も記念撮影。
アバターD「ありがとう。」
しかしこのアバターは、アイロックに3人の写真を転送した。
タツヤ「アルテミスの奴、何処だ?」
すると、アルテミスがパーシヴァルの後ろから出て来た。
タツヤ「お、アルテミス来たか。」
アルテミス「ハロー。ん?ちょっと何それ?バカルー・バンザイ?最高!イケてるよバカルー・バンザイ!」
パーシヴァル「そう?ありがとう!」
アルテミス「凄く良い!」
パーシヴァル「だろ?君も、凄くキマってる!」
アイリス「一瞬で通じ合ったね。」
タツヤ「恐るべしだな。あの2人。」
このダンスクラブに、アイロックが居た。彼はソファーに座って4人を監視している。
アルテミス「ここに来た事ある?中々良いよ?」
タツヤ「俺は何回も来てる。」
するとアイロックに電話が。
ソレント『んで、どうする気だ?奴らのアバターを殺してリセットさせるか?』
アイロック「今ディストラクテッド・グローブに居る。もう切るぞ。」
電話を切って、監視を続ける。
アルテミス「ディストラクテッド・グローブは、ハリデーがオアシスに作った最初のクラブ。これ基礎知識ね。でも建て始めたのは、あんたが見せてくれたあのシーンのすぐ後だったんだよ。」
パーシヴァル「デートの日?」
アルテミス「そう。キーラは踊るのが好きだった。ここに誘いたかったんじゃない?謂わばバーチャル・デート。リアルじゃないのにね。」
タツヤ「踊りたいならリアルで踊れば良いのにな。」
アルテミス「本当よね。」
パーシヴァル「彼女の為に建てたの?」
アルテミス「でもデートはあれっきり。だから作者のハリデーは。」
パーシヴァル「作品を嫌った。」
アルテミス「このクラブの事よ。」
タツヤ(ん?待てよ?・・・これじゃない気がする・・・)
パーシヴァル「じゃあ、飛ばなかったジャンプは?」
クラブの真ん中にあるジャンプホール。
パーシヴァル「皆ジャンプしまくってるよ?」
アルテミス「皆銅の鍵を持っていない。持ってる私達が跳べば、違う結果が出るかもよ?」
パーシヴァル「・・・だね。」
アルテミス「一緒に跳ぶ?」
パーシヴァル「良いよ。」
アルテミス「別に組もうとか言ってないから。」
パーシヴァル「分かってるよ。僕も組まない主義。」
2人はジャンプホールへ跳んだ。そして上昇して浮遊した。
アイリス「凄い!跳んだ!」
タツヤ「・・・・・」
アイリス「タツヤも一緒に行こうよ!」
タツヤ「え?俺も?」
アイリス「行こう!!」
タツヤ「ちょちょちょ!ぎょえええええええ!!!」
2人もジャンプして、上昇して浮遊した。
パーシヴァル「何も起きないぞ!?スコアボードも障害物も無いし!」
アルテミス「ダンスチャレンジかもよ?」
アイリス「無重力って最高!」
タツヤ「姉さん!いきなり跳ぶんじゃねえよ!」
アイリス「でも弟と踊りたくて!」
するとパーシヴァルがモニターを操作し、Stayin' Aliveを流した。すると足場が出現した。
アルテミス「良いね!」
タツヤ「Stayin' Alive?」
アイリス「ノリノリだね!あの2人!踊ろう?」
タツヤ「あ、ああ!」
2人も踊る。
アルテミス「ねぇ感じる?」
パーシヴァル「え?何?」
アルテミス「ギアは何使ってるの?グローブとバイザー?ボディスーツ?ここはどう?」
パーシヴァル「あ、ああ。X1ブートスーツ。股間はマイクロファイバー入り。」
するとアルテミスが、パーシヴァルの体を縦横無尽に回る。
アルテミス「本当だ。パーシヴァルってば感じてる。」
パーシヴァル「あのさ、思ってたんだけど。リアルの世界でも会えないかな?」
アルテミス「会ったらがっかりするよ。」
パーシヴァル「しないよ。君が好きだ。」
アルテミス「知らない癖に。私の本当の姿は、こんなんじゃないし、顔も違う。」
パーシヴァル「構わないよ。本名を知りたい。」
タツヤ「あの2人、結構良い感じじゃん。」
アイリス「良いな〜。私もあんな感じになりたいな〜。」
タツヤ「何だ姉さん?彼氏作りたいの?」
アイリス「リアルの世界でね。」
するとパーシヴァルから、驚きの言葉が・・・・
パーシヴァル「僕はウェイド。」
アルテミス「え!?」
タツヤ・アイリス「っ!?」
アイロック「っ!!」
パーシヴァル「だから僕の名前は・・・」
アルテミス「止めて!」
タツヤ(彼奴、本名漏らしやがった!!)
アイロック「馬鹿野郎め、ペラペラと。ヘマしたな。」
アルテミス「あんた正気!?」
タツヤ「パーシヴァル!本名を漏らして個人情報を明かす気かお前!?」
アルテミス「そうよ!」
パーシヴァル「アルテミスは特別だ。」
アルテミス「知らない癖に!会った事も無いのに何言ってんのよ!」
アイリス「パーシヴァルの馬鹿!!」
パーシヴァル「君の事なら知っている。・・・君に恋している。」
アルテミス「・・・・」
”ドガーーーーーーン!!”
天井からIOIの船が追突して穴を開けた。
パーシヴァル「これ、第2の試練?」
アルテミス「違う!」
タツヤ「シクサーズ!!」
武器を持ってシクサーズと戦う。
アイロック「またIOIのお邪魔虫か。」
パーシヴァル「ねぇ聞いてた?君に恋してる。」
アルテミス「それは勘違いよ!」
『トリガー!マキシマムドライブ!』
タツヤ「トリガーフルバースト!」
アイリス「マンタンガン!」
トリガーマグナムとマンタンガンでシクサーズ達を蹴散らしながら、金を奪う。
アルテミス「あんたが見てるのはね、私が見せたいと思っている私!夢に恋してるの!」
隠れてるガラスが破壊され、2人が落ちる。
タツヤ「パーシヴァル!アルテミス!」
アイリス「多過ぎるよ!」
タツヤ「おらおらおら!」
トリガーマグナムを連射した。全てシクサーズに命中。
アルテミス「危ない!!」
1人のシクサーズがショットガン。パーシヴァルの右の脇腹に当たった。
アイロック「よし。」
スナイパーライフルを構えて、パーシヴァルとアルテミスに向ける。
タツヤ「アイロック!?」
ナイフを投げて、アイロックのスナイパーライフルを突き刺した。
アイロック「何!?」
アイリス「ねぇ、この状況どうするの!?」
パーシヴァル「これ買ったんだ!」
ゼメキスのキューブをそれぞれ色を合わせて投げた。すると自分達以外の周りが巻き戻されていく。
パーシヴァル「ゼメキスのキューブ!全てを60秒前に戻せる!」
アルテミス「何今まで出し惜しみしてるのよ!」
タツヤ「集めた金が戻りやがったか。」
すぐに逃げ出した。
アイリス「はぁ・・・はぁ・・・」
タツヤ「いやぁ参った参った。」
パーシヴァル「君、強かったね。」
するとアルテミスがパーシヴァルを蹴った。
アイリス「アルテミス!?」
タツヤ「姉さん止めるな。」
アルテミス「遊びじゃないんだよ?私はIOIを止めたいの!現実の世界がどんなに酷いか知ってる?皆苦しんでる!リアルで死人も出てるのよ!」
パーシヴァル「分かってるよ。」
アルテミス「いいえ、分かってない!私のパパは徴収センターで死んだ・・・ギアを借りて、借金作って、センターで働いて返してくれって言ったの。でも借金も膨らむばかり!パパはセンターから出られないまま死んだ!」
パーシヴァル「ごめん、知らなくて・・・」
アルテミス「あんたはリアルの世界で生きてないものね・・・話を聞いてるとそんな感じ・・・あんたが生きてるのは、幻の中。そんな奴に付き合ってられない。」
彼女は走り去って行った。
アイリス「アルテミス!」
タツヤ「・・・パーシヴァル。」
パーシヴァル「・・・ごめん、僕が本名を言ったせいで・・・」
タツヤ「やってしまった事は仕方無い。今度アルテミスと会ったら、きちんと謝罪しろ。にしても、アルテミスにそんな過去があったなんてな・・・虚しいな。」
アイリス「ねぇ2人共、私達でアルテミスを支えてあげようよ。」
タツヤ「姉さん。」
パーシヴァル「そうだね。」
「NEXT」