皆さま読んでいただきありがとうございます。
本当に勢いで書いてるだけなので終わりが見えませんが、見続けてくれたら嬉しいです。
森下九段はなんとかだしたい!っと思いこの形になりましたが、出すのは難しい気がする…、とも思っている私です…。
今日はヒカルの院生手合い初日
「またここからプロへの階段が始まるんだなぁ」
『そうですねぇ』
「なんか懐かしいよな」
『懐かしいですねぇ、えいっえいっ』
佐為が偽物の魚に今だに引っかかってるのを見て笑うヒカル。
「おう、進藤、おはよう」
「あ、和谷!おはよう」
和谷がやってきた。
「和谷さんだろ!俺は一個上だぞ!」
「えぇ〜、いいじゃん、和谷は和谷だろ!!」
そんなやりとりをしていると、
「お、進藤に和谷おはよう」
伊角がやってきた。
「「伊角さんおはよう」」
二人がなぜかハモったところを伊角が笑う。
「進藤、お手並み拝見だな」
そう伊角がいうと、和谷も同意して、
「ちゃんと俺たちのところまでこれるかみてやるよ」
「おう!見てもらおうじゃねぇの!」
自信満々のヒカル
(といっても本因坊にまでなったやつがここでこけちゃ笑えねぇよなぁ)
少しそんなことを考えて笑いそうになる。
「よし!今日は誰だろ?」
気合いをいれて対戦相手表を見に行くヒカル
「内田さんかぁ」
(院生生活どうするか考えたけど、ゆったりやろうと思ってるんだけどなぁ)
そんなことを考えて対局の場に座り、時間が来ると篠田師範の声が
「始める前に皆さんに聞いて欲しいことがあります、進藤ヒカル君の棋力はすでにプロ高段者クラスですので負けても気にしないように」
「「まじかよ…」」「「嘘だろ」」
「なんで院生になる必要があるんだよ」
との声が、
「静かに! 家庭の事情で院生になるという手段を取らざるを得なかったので、院生になってもらいました。 皆さんも今のうちに進藤君に教えを請ういい機会だと思います」
(ゆったりやろうと思ったのにこれじゃ勝てって言われてるようなものじゃないかぁ)
顔が多少赤くなるヒカルなのであった。
(あいつそれほど強いのかよ…)
和谷は対局が終わったらすぐ見に行くことを心に決めたのであった。
「それでは対局を始めてください」
みんなの対局が始まった。
みんなの予想がどうかはわからないが、一番早く対局が終わる人は決まっていた。
「ありません」
内田が礼をした。
「ありがとうございました」
ヒカルも続けて礼。
もちろん指導碁ではあるが、それでも一番早く対局が終わってしまった。
その後のフォローも忘れずに、しっかり検討をして内田のフォローをしてあげるヒカル。
「ここはこうすれば、これだけ得したんだよね」
「あぁ、確かに」
内田も腐らず指導を受けたため、非常に有意義な時間になったのである。
そんな中人だかりが、ヒカルのところに段々と出来ている頃、和谷も混ざった。
それを見た一同は、これは確かに教えを請うたほうがいいレベルだと悟った。
ひと段落したところをすかさず和谷が、
「進藤、お前うちの先生の研究会とか興味ない!?」といいだしたため、多少そういう類を狙っていた輩たちからブーイングがでたが、和谷がその中でも一番強かったため、黙らざるをえなかった。
(きた!) そうヒカルは思いつつも冷静に、
「和谷の先生って誰?」ときくと、
なぜかちょっとばつが悪そうに、「森下九段だよ」との声が、
ヒカルはそこで目を輝かせ、「森下先生なら行く」と快諾してくれたヒカルに対して、
和谷は(進藤って変なやつ…)と認識し始めたのであった。
他にも何人か研究会に誘ったが、さりげなく断られたため、和谷はその何人かからなぜか嫉妬の恨みを買うことになり、さらに和谷は(なんでうちの先生なら行くって言ったんだろ?、進藤ってやっぱ変なやつ)となったのはまた別のお話。