現世侵攻……ダルイ……   作:食べかけのピザ

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どうも食べかけのピザです。他の作品で二次小説を書こうとしてたらこっちが遅くなったんだ、だらしない作者で済まない……

取り敢えず今回は原作主人公か活躍(笑)するので、はい。お楽しみいただけたらいいな!


十三刃.黒崎一護の災難

今日は一学期の終業式、明日からは夏休みだ、それ故にクラスの皆は心なしか浮き上がっているように見える。かく言う一護もその例には漏れない、いくら死神代行として常人とはかけ離れた経験をしていようとも、元々は霊感が強いだけのただの高校生なのだ。そのような反応も仕方ないだろう。故に夏休みはどう過ごそうかと既に計画を立て始めていた。なかなか無い長期休暇だ、普段なら出来ないことだって出来るかもしれない。何はともあれ楽しい夏休みになるだろう。まあ死神代行としての役割は都度都度入ってくるかもしれないが、あちらも少しは考慮してくれるはずだ。

 

其処まではただの夏休み前の学生の一風景だった。しかしそうは問屋が卸さない。やはり自分は何かに取り憑かれているのでは無いかと一護は再確認させられることとなるのだ。

 

「黒崎君!」

「ん、井上か、どうしたんだ?」

 

楽しい夏休みに想いを馳せる一護の元に同級生である井上織姫が駆け寄る。

 

「ちょっと付き合ってもらいたいところがあるんだけど……」

「え!?いや…俺で良ければどこでも付き合うぜ!」

 

なにを隠そう、この男今目の前に立つ井上織姫に好意を抱いている。藍染を敵として一緒に戦い抜いた結果、なんかまあ、そんな感じになったのだ。勿論この事には周りの者は皆気付いている。気付いていないのは当の織姫くらいだ。この女、一護に好意を寄せているわりに逆のことにはやたら鈍感なのだ、勿体ない。

 

そんな訳で一護にとってこの申し出は織姫との距離を縮める絶好の機会であり、断ると言う選択肢は初めから無い。

 

「本当に!良かったぁ〜」

「ところでどこに行くんだ?」

「うん!前からもう一度行ってみたいところがあるんだけど……」

 

もう一度と言うことは前に行ったことがあるのだろう。織姫のことだ、遊園地や動物園辺りだろうか、もしそうだったらまるでデートではないか。そう期待に胸を膨らませる一護だったが、現実はそう甘くなかった。

 

「藍染様のところ!」

「…………は?」

「前に藍染様から攫われたことあったじゃない?あの時みんなからとても良くしてもらって楽しかったんだ!しかもまた遊びに来いって行ってたから黒崎君と一緒に行きたいと思って……」

 

楽しそうに思い出を語る織姫だったが一護にその言葉は届いていない。今一護の頭の中を占めるのは疑問符だけだ。

 

「いや、藍染のところ?」

「え、ダメだった?」

「ダメっつーかあいつ敵だろ?」

「もう、ダメだよそんなこと言っちゃ」

「えぇ〜」

 

何故そんなに藍染との思い出を楽しそうに話すことが出来るのだろうか、一護の頭は理解が追いつかない。いずれにせよいくら織姫と出かけられるとはいってもこれは断るしかないだろう。まだ奴に対しての警戒は解いていないのだから。

 

「やっぱり…ダメ…かな…?」

「行きます」

 

即答である。別に藍染に対しての警戒を解いているわけではないのだが、これはダメだ。涙目での上目遣い。この頼み方をされて断れる奴がいたら見てみたい。しかも頼んでいるのは織姫だ。それも加味されて断ると言う選択肢は地平線の彼方へと消えていった。

 

「本当に!やったぁ!黒崎くんありがとう!」

「あ、ああ、気にするな」

 

断れなかった自分の脆弱な胆力を恨みつつ、それでも織姫とのお出かけに幾らかの期待に胸を膨らませる一護は内心頭を抱える。そんな一護に出来ることといえば、目の前で喜びを全身で表し、ぴょこぴょこ跳ねる度に揺れる、具体的にどことは言わないが織姫のアレを脳裏に焼き付けることだけだった。

 

 

 

 

 

 

終業式の次の日の午前9時頃、遊びに行く準備をしたら学校の裏山に集合と言われた一護は約束通りに裏山へとやってきた。そして先に来ていた織姫と落ち合った。

 

「おっす井上」

「おはよう黒崎君!いい天気だね!」

「そ、そうだな」

 

何故か出会って早々天気の話を切り出す相変わらずの天然具合にちょっと呆れつつも"可愛い"なんて思っていた一護はある疑問をぶつけた。

 

「ところでなんで裏山なんだ?」

「うん、藍染様が迎えに来てくれるらしいんだけどあまり人目につかないようなところにしろって」

「えぇ…あいつが迎えにくんの?」

「もう、あいつなんて言っちゃダメだよ!」

「わ、悪りぃ」

 

何故自分が謝っているのだろう。そう考えたが取り敢えず謝った。なんだか釈然としないが、織姫の満足顔を見れたのでよしとする事にしよう。

 

「で、どうやって迎えに来るんだ?」

「うーん、私もよく分からないんだけど、取り敢えず準備が出来たら呼べって」

「分かんないのかよ……」

「取り敢えず呼んでみよっか、"藍染様ー!"」

 

空に向けて織姫が大声で名前を呼ぶが何かが起きる様子はない。

 

「あ、あるぇー?これでいいと思うんだけどなー」

 

当の本人も首を傾げているし、またなんか遊んでいるのだろうか。そう考えて辟易するが突如として空から光のようなものが降ってきて2人を包み込み、体が上昇を始めた。

 

「あ!藍染様が迎えに来てくれたんだよ!」

「そうらしいな……」

 

なんかこれどこかで見たことあるな……と一護は自らの記憶を探る。すると、これが前藍染が退却する時に使っていたものだと思い出した。

 

「確か反膜(ネガシオン)ってじいさんが言ってたっけな」

 

なんだか分からないが何故かムカつく、キザなことしやがって、みたいな感じに。

 

「黒崎くーん、楽しいねー!」

 

上昇を続けながらこちらに向かって楽しそうに手を振る織姫を見て嫉妬したわけではない。断じて無い。

 

しかし願わくばもう少し自分の高度を下げてくれればいいのにと考える。さすればスカートを履いている織姫のパ●ツが見れるかもしれないのに。そんなことを考えた一護は自分は案外ムッツリなのかもしれないと驚愕する。しかし考え直す。もうムッツリでもいいじゃない、と。

 

するとそんなことを考えていた一護の上昇する速度がいきなり上がった。

 

「お、おいはえーぞ!」

「黒崎君楽しそう」

「んな訳ねーだろー!」

 

やばい、なんかどんどん上昇速度が上がっていっている。いくら戦闘では高速移動をしているとは言っても自分で動くのと動かされるのは全く違うと再認識する。そしてこれを観ながら高笑いを上げているであろう藍染を恨みながら一護は諦めた。

 

 

 

 

 

 

「うっぷ、まだ気持ち悪い」

「だ、大丈夫?」

「ああ、少しは楽になった」

 

反膜によって虚圏(ウェコムンド)へと入った一護達はそのまま藍染の居城である虚夜宮(ラス・ノーチェス)へと入城した。そして藍染の部屋まで通されている途中なのだが未だに酔いが醒めない。

 

しかしそんな状態でも驚いたのがこの城における織姫の扱いだ。廊下を歩いている途中でもすれ違った破面(アランカル)達は織姫に対してにこやかに挨拶をしてくる。それに織姫も挨拶を返すのだからなんかよくわかんねーな状態だ。まあ、その後一護を見て怪訝な顔をするのだが。

 

そんなこんなあって藍染の部屋へと通された2人は現在藍染、ギン、東仙と向かい合っている。

 

「藍染様お久しぶりです!」

「ああ、よく来たね、私も嬉しいよ」

「ほんまやなー、ボクも織姫ちゃんがいつ来るかってやきもきしとったわ」

「えへへーギン君も久し振りー」

 

なにこれ、何故自分はかつての敵の主力3人と向き合っているのだろうか、何故織姫はあんなにフレンドリーなのだろうか。全く理解できない。すると藍染の視線がこちらへとむいた。

 

「やあ黒崎一護、こんな形でまた会うとは流石の私でも予想していなかったよ」

「それはこっちのセリフだぜ藍染」

 

2人の視線が交錯し、藍染はこちらを品定めするかのような視線を送ってくるが、一護には何か違和感があった。その違和感が何かと考えていると藍染が笑みを浮かべた。

 

「成る程、君からはグリムジョーと似た匂いがするな」

「あちゃー、一護君やらかしたなー」

「やらかしたってなんだよ!俺なんかやったか!?」

「ああ、ちゃうちゃう、藍染隊長にロックオンされて可愛いそーやなー思うただけや」

「全く酷いな、ギンは私をなんだと思っているんだい」

 

ニヤニヤしながらそんなやりとりをする2人に対してキレそうになるが織姫の前だ、そう思いなおし気持ちを鎮める。

 

それにしてもグリムジョーに似ているとは甚だ遺憾である。自分の何処があの粗暴なグリムジョーと似ていると言うのだろうか、自分は奴のように戦闘狂なわけではない。そういう非難を込めた視線を藍染に向けるが、当の藍染は知らん顔だ。それがさらに一護を不機嫌にさせるのだが、まあ藍染のことだそれを分かっていてやっているのだろう。だから気にしたらダメだ。いやホントに気にしたら……負けだ。

 

「さて、挨拶も済んだことだし、織姫君は遊びに来たということでいいのかな?」

「はい!藍染様がいつでも来ていいって言っていたので、それとも迷惑でした?」

「いやいやそんな事あらへんよ、ゆっくり遊んで行ってええよ」

「ギンのいう通りだ、存分に楽しんで行ってくれたまえ」

「ありがとうございます!」

 

一護がイライラしている間にも話は進んでいく、なんかいつのまにか大歓迎されているようだ、歓迎されているのは元からだったような気もするが。

 

「ハリベル達は恐らく部屋にいるだろう、彼女達も織姫君に会いたがっていたよ、きっと歓迎してくれるはずさ」

「そうなんですか!じゃあさっそく行ってきますね」

 

黙って話を聞いていた一護もこの発言にびっくりする。もしやこの娘は自分の存在を忘れているのではないかと。

 

「ハリベルさんと何話そうかなー、あっ、ルピちゃんもいるかもしれないなー」

「え!?いや井上?」

 

そのまま織姫はふんふんと鼻唄を歌いながら部屋から出て行く。そしてそこには一護だけが取り残された。

 

「おーい……井上さーん……」

 

恐らく、というか絶対に自分の存在を忘れている織姫のド天然さに一護は項垂れる。しかしそこであることに気がついた。"あれ?目の前に藍染達が居たよな?"と。

 

そして顔を上げるとちょっと前までは想像さえ出来なかったニヤニヤといい笑顔を見せる藍染。

 

「少し、話をしようか」

 

これが、殴りたいこの笑顔、という奴だろうか、そう考えながら返事を返す。

 

「やだ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「まあ、そう言うな、私は君と話したいことが沢山あるんだ」

「俺にはねーんだよ!」

「まあまあ一護君もそない言わんで藍染隊長の話を聞いてみるんがええで」

「聞かんでも分かる!これ面倒くさい奴やん!」

 

まだ短い時間しか藍染と話していないが一護には分かる。こいつは面白いかどうかで生きている奴だと、そんな奴が自ら話題を振ってくるのだ、それが自分にとって面倒くさいものでないと言うことがあろうか、いやない!(反語)

 

「それで私が気になっていることなんだが……」

「いや、勝手に話進めんなよ!」

「一護君諦め、こうなったら止められんから」

「いや、やめよう」

「あら?」

 

何故か藍染が話題をやめた。それに驚くような仕草をするギン、当の一護も驚いたのは言うまでもない。正直素直にやめるとは思っていなかったのだから。

 

だがここで気がつく、藍染の顔に笑みが宿っている事を。

 

「うんそうだな、いっちーがやめて欲しいのなら仕方がない」

「マジで?てかいっちーって俺のことか!?」

「ウンウン仕方ない。さすれば」

「いやスルーすんなよ!」

 

何故か某十一番隊副隊長のロリッ子と同じあだ名で呼ぶ藍染にビックリする。しかし話は続いている。

 

「この話を広めるしかないかな」

「は?」

「いや……ね、君がそんなに聞きたくないと言うなら仕方ない。私の予想を広めて真偽の程を確かめるとしよう」

「いやいやいやいや、何予想って!」

 

予想?こいつは自分の何を予想し広げようとしているのだろうか、自分は何か予想されるようなことがあっただろうか。藍染の顔色から何かを読み取ろうとするが出来るはずもなく、不安ばかりが募って行く。

 

「そうか、そんなに気になるなら言ってあげよう。耳を貸したまえ」

「チッ」

 

藍染に従うのは癪だが渋々と耳を差し出す。

 

「ふぅ〜」

「ぐぇっ!?何したんだてめー!」

 

そして息を吹きかけられた。

 

「ふふふ、ちょっとしたお茶目じゃないか」

「今度やったら(ホロウ)化しちゃうよ!?完全虚化してこの城吹っ飛ばしちゃうからな!?」

「それは済まなかった、それでも私に勝てるとは思えないが(ボソッ)

「ああ?なんか言ったか?」

「いや、さあもう一度耳を出したまえ」

「チッ」

「全く、舌打ちばっかりしてると印象が悪いよ?」

「てめーのせいだよ!!」

 

ツッコミを入れながらも改めて耳を差し出すと。

 

「君、織姫君の事が気になっているんだろう?」

「………………はぁ!?」

 

すぐさま藍染から距離を取り先ほどの言葉を反芻(はんすう)する。何故、こいつがそれを知っているんだ。

 

「ん?違うのかな?」

「ちちちちちちげーし!別に井上の事なんて気にしてねーし!」

「え?違うん?」

「なんでテメーも入ってくるんだよ、細目はひっこんでろ!」

「細目なんて、ショックやわー(棒)」

「嘘つけ!」

 

しかし何故それに気づかれたのか、正直言って一護本人も自らの心境に気付いたのはほんの少し前なのだ。まして他人が知る機会などあるはずも無い。まさかお得意の心を読んだとでも言うつもりだろうか、しかし藍染と対面したのは久し振りである。この短い時間でそこまで心を読めるとは思えない。ならばどうして?

 

そうやって考えれば考えるほど泥沼にはまって行く。やはり自分程度ではこいつの頭脳に勝つことはできないのだろうか、そう考えるとさらにいら立つだけなのだが。

 

「フフフ、まあ私レベルになればそれくらい推察することはわけもないということかな」

「くそっ」

 

やはりこちらの様子からそれを推察したのかと一護は奥歯をかみしめる。しかしこの短い時間でそこまで推察するとは、この男の頭脳は今では敵ではなくなったとはいえ油断できない。

 

「と言うのは冗談で、本当は暇つぶしに日頃の君の行動を観察していただけなんだが」

「いや冗談かよ!てか何してんだ暇人か!?」

「暇人だ」ドヤァ

「本当に暇人かよ!?」

 

さっきからどうにも調子が狂う。何故自分はこんな奴と対峙しなければならないのだろうか、元のラスボス感を醸し出していた藍染の方がまだましだと思えるくらいだ。

 

「人間観察は私の趣味でね、前々から君の事は気にかけていたんだ。事実私は君が生まれたとべぶっ!?」

「はーい藍染隊長は口閉じよか?」

「す、済まないギン」

「は?なんか言ったか?」

 

なんか聞き捨てならない言葉が聞こえたような気がするが、まあ気のせいだろう。それくらい聞き流さないとこいつとは会話さえままならない。

 

「いや、うんなんでも無いよ、つまり私は暇な時に君がトイレに入っていようが、風呂に入っていようが観察していたと言うことさ」

「何やってんだ!?」

「徹底的にやるタイプなんでね」

「うるせーよ!」

「以上により君の織姫君に対する心情、もとい思慕を感じ取ったと言うことさ」

「ぐぬぬぬぬ……」

 

やはりこいつは危険だ、ここで消滅()すべきなのでは無いだろうか、しかし藍染はもとより後の2人も相当な手練れだ、勝ち目があるとは到底思えない。

 

そんな危険な思考を始めた一護だったが直ぐに我に帰る。取り敢えずその誤解(誤解では無い)を解くのが先決だと。

 

「け、けど本当に違うからな!」

「えぇ〜本当にござるか〜?」

「うっせーよ!本当だよ!」

「む?違ったのか?」

「何いきなり入ってきてんだよ!色黒ドレッド変なゴーグル野郎は黙ってろ!」

 

今まで沈黙を保っていた東仙がいきなり話に入ってきたことに虚を突かれた一護はつい怒鳴ってしまう。だが怒鳴られた本人である東仙の様子がなんかおかしい。

 

「へ、変なゴーグルじゃないし……」

「え?」

「はい泣かせたー!要を泣かせたー!うわー最低だわー」

「あかんあかん、これは駄目やわ東仙隊長は打たれ弱いんよ、それ知ってて泣かせるとかほんま最悪やわー、もうこれ主人公やないで」

「いや知らねーよそんな事!てか何でその程度で泣いてんだよ!」

「うわーほんと最低だなーいっちーは、泣かせたのを本人のせいにするとか」

「あかんあかん、ほんまあかん」

 

何故自分は責められているのだろうかと一護は考える。今までの流れ的には責められるべきなのはストーカー紛いの事をしている藍染だろう。

 

「わーったよ、俺が悪かった、だから泣きやめよ、な?」

「……うん」

 

仕方なく一護は東仙を慰める。しかしそれでも東仙は泣き止まない。

 

「はい自分いい人感出してるー!泣かせたのは自分なのにー!」

「かかか、主人公感出してるやないの」

 

取り敢えずこの2人は殴っていいよな?そう思うがもう面倒ごとは起こしたく無いし、というかもうここに居たくない。東仙はまだメソメソしているがそんなこと知ったことでは無い。

 

「うるせー!こんなところもう出て行ってやる!」

 

織姫には悪いがとっととこの城から出て行こう。そう考えてダッシュで部屋から出て行こうとするが。

 

「そんなことさせる訳ないだろう、ギン」

「ほいさ、卍解『神殺槍(かみしにのやり)』」

 

ギンが卍解し、その伸びた刀身が一護の頬を掠めそのままその先の壁に穴を開ける。それに一護はドバッと汗を流す。

 

「ボクから逃げられるわけ無いやろ、これどれくらい伸びるか分かる?」

「わ、分かんねーな……」

「13.57kmや」

「微妙!?」

 

そんな茶番をしている時に部屋のドアが開いた。

 

「黒崎君も一緒にあそ……」

 

入ってきたのは織姫だ。にこやかにしていた織姫だったが部屋の様子を見て怪訝な顔をする。

 

「あれ?何で東仙さん泣いてるの?」

「それはね、黒崎一護が要のゴーグルをバカにしたんだ」

「いや、違うんだ井上!それは……」

 

言い訳をしようとした一護だったが口ごもる。その間に織姫が口を開いた。

 

「あのね黒崎君?」

「な、なんだ」

「要さんをいじめちゃダメだよ?」

「納得いかねーーーーー!!」

 

 




いや本当に主人公が活躍しましたね(白目)それに東仙も活躍したよ!

本当にストーカーは怖いねー、

私はいつでも君達を見ているby藍染

多分次は一月もかからないと思うんで楽しみにしてくれる人はお楽しみに!

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