緑谷出久、鼠と共にヒーローを目指します!   作:血糊

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気ままに書いたこれを読んでいる方々に問う。
次にクロスする物語の伏線、どこにあるか 知 っ て る か ?


合否通知、そして襲撃の理由

「・・・・・・」

合否通知が届いた。

投影マシンがあったけど、その機械が何故か()()()()()()()()()()()()()()されてたので―――

 

「俺様は大体の修理は得意だ!特に機械はな!だから任せろ、これ位(中の部品も全て破損してる位)ならあっという間だ!」

 

サンズの弟さんが来てくれて、半日で修理してくれました。

「中のデータ絶対破損してる筈だよね・・・?」

「オイラの弟はな、データすら完全に復元できるほど腕が立つんだ。凄いだろ?」

「この腕前は銀河でも通用するくらい凄いぞ・・・」

ドロッチェすらも感心するほどの腕前だった。

そんで、3人と一匹で投影マシンでのビデオを閲覧。

『私が投影された!!』

「「「近い」」」「おお!凄いな!」

ドアップで投影されたのはオールマイトの顔。

そこからの話で、春から雄英に教師として働くことになったことを教えてくれた。

「・・・暑苦しくなりそう」「「確かに」」「でも№1からの教えはありがたいと思うぞ!」

『さて、少し早いが君の結果を話そうじゃないか』

「お!来るぞ」

全員静かに静聴する。

 

『筆記試験は数学以外が九十点以上で、英語が満点だった。そして実技試験のことだが・・・ヴィランポイントが五十ポイントで、それに加えてレスキューポイントという隠された項目があるのだが、キミ、周りの仮想ヴィランの攻撃から受験生たちを守ったと同時に女子を救うために0ポイント仮想ヴィランを倒しただろう?あとで下敷きになってしまったが・・・あれで八十ポイント。合計百三十ポイント・・・よって緑谷少女・・・キミは雄英試験トップ通過だ!』

 

「良かったな。合格して」

「・・・嘘じゃないよね?」

信じられるか?仮想ヴィランが繰り出す攻撃を受験生が喰らって、グロテスクな想像をしちゃったから防いだだけなのにそれで高得点って。

「んなわけあるか。これが事実なんだ」

・・・うん。確かに事実だね。現実離れした事実だけど。

「凄いなイズク!俺様も嬉しいぞ!!」

まるで自分のことの様に喜んでくれる弟さん、まさに『リアルスター』

母さんに報告した所、「ファミレスに行くわよ、出久!!」と二人+骨兄弟+一匹でガストに行きました。ハンバーグ美味しかった。

 

 

 

 

 

「さっきの様子からして、試験は合格したようだな。おめでとう」

「貴方に言われてもちっとも嬉しくありませんよ。というかなんで知ってるんですか」

砂浜で個性の練習中、なぜかバッタリあのパイプ男に会いました。

「こちらにはいろいろ人脈があるからね。それくらいの情報ならすぐに手に入るさ」

「・・・最悪」

それってつまり僕の個人情報がこの人に伝わるってことじゃないか。

「あ、そうだ。この際だから聞きたいんですが」

「なんだい?」

「あの大群、貴方の差し金ですか?」

もちろん、質問は以前の戦いのこと。今の所犯人の心当たりないし。

「あの大群?何のことだい?」

・・・嘘は言ってなさそうだ。

「外れ、ですか」

「・・・大群・・・もしかしたら()()()の勢力からの奴かもしれないね」

「あちら?」

「ああ。そのことを説明する前に、ヴィランにとっての君の存在を教えておこうか」

「ヴィランにとっての僕の存在・・・?」

「そう。君はね、ヴィランにとって、かなりの脅威なんだ。同時に、こちらに迎え入れたいほどに有力な存在でもある。君の力は過去に行われた、武道会で分かっているんだよ。大の大人をパンチだけで大きく吹っ飛ばす攻撃力、怒涛の連撃を耐え凌ぐ身体の丈夫さ、相手との距離をあっという間に縮められる速度。まるで生物兵器のような性能だ。それに、育った環境からも、こちらに引き入れられる可能性がある。ほかにも色々あるけど、まあ、君の存在で、ヴィランには派閥が出来ているんだ」

「へー」

「・・・予想通り、他人事みたいにしか反応しなかったね。それでその派閥は、大まかに分けると『保護派』『排除派』に分かれていて、『保護派』は君をヴィラン側に引き入れようとする側のことで僕達のことを指しているんだ。そして、首魁が居るれっきとした組織だよ。『排除派』は君を危険分子として、殺害しようとしている側のことだ。こちらには首魁はいないけど、僕たちよりも力は強くないけど人数がかなり多いから、おそらくそっちが襲撃したんじゃないかな」

「とても丁寧なご説明、どうも。というか僕ってそんなに脅威に見なされてたんですか。僕オールマイトやウェスカーよりは強くないですよ?」

「伸びしろのことだよ。まだ未熟だから、いつか成熟したらこちらでは歯がたたないほど強くなるだろうって考えられているから、まだ未熟なうちにどうしようかっていうこと」

「あ、そういうことですか」

なんとか理解はできた。

「それでなんでこんなに詳しく説明してくれた・・・・・・あ、そっか」

こんな愚問、分からないわけが無い。

「あ、あとなんでここにいるんですか」

「ちょっとしたリハビリさ。僕は目が見えなくてね。『赤外線』っていう個性と音や振動でなんとか行動出来るんだ。いつか、また平和の象徴と戦うときのためにね」

「リハビリ・・・」

そのとき、あることを思いついた。僕はズボンのポケットからあるものを取り出し、『瞬間移動』でパイプ男の目真上に移動した。

「なっ!?」

「あの情報を教えてくれたお礼としてですよ。動かないでくださいね」

もちろんパイプ男は僕の下敷きになった。動けないうちに爪で目を隠しているところをを切り裂く。

「何を!」

『あるもの』のキャップを外し、両目の部分に一滴ずつ垂らした。

「離れてくれ―――!?」

すぐに離れたと同時にパイプ男は絶句した。

「サンズ特製の目薬ですよ。本来は目を損傷した時の為のものですが、盲目の人でも三十分は見えるようになります。オールマイトと戦って、もしかしたら周りの風景が永遠に見ることが出来なくなるかも知れないんですし、せめて最後の風景は目に焼き付けたらどうですか?」

魔法の目薬を使って視力を一時的に回復させた。

僕ができるせめてものお礼だ。他の人が見たら、馬鹿だと嘲笑われるかも知れない。

でも、僕はこの人がそんなことするわけがないと、確信していた。たとえ『敵の首魁』だとしても。

「ぁ・・・・・・」

彼は夕焼けの海を見ていた。大粒の涙を零しながら。

僕も、その海を見ていた。

「完全に悪になれる人なんて、この世にいません。いるとしたら『生まれた時から悪だった』存在だけだと、僕は思います」

「・・・本当にそうかもしれないな。ありがとう、緑谷君。最後にこんなものを見せてくれて」

僕は、振り返る。そして微笑を浮かべた。

 

 

 

 

 

「この人にもう少しだけ、時間を与えてもらえないでしょうか?」

 

 

 

 

 

黒い霧の姿をした男はふっと笑みを見せて、そこから消え去った。




人間、心のどこかに必ず良心はあると思います。たとえ狂っていても。
ないとしたら、元から無い人や暗黒物質位なものじゃないでしょうか。


・・・本当は綺麗な彼を見たかっただけです。すいません。
ついに・・・・・・緑谷の雄英入学だ・・・・・・!

あ、ちなみに緑谷は原作とは性格がちょっと違います。相手の性格をちゃんと理解したうえでさらっと変わった行動を取るようになっています。

変な所あったら感想に書いてもらえたら嬉しいです。参考になるので。
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