緑谷出久、鼠と共にヒーローを目指します!   作:血糊

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出してほしいバイオキャラやアンテキャラ、カービィキャラがいたら遠慮なく感想に書いてください!

あと投票してくれた人がいました・・・本当に感謝感激です!



初見の雄英教員&クラスメイト達の緑谷の印象

相澤先生side

 

(登校初日から遅刻とは・・・全く)

静かな教室のなかの端の誰も居ない席を見る。

その席は学年でトップを取った生徒が座るはずの席。

「俺は相澤消太……このクラスの担任だ。よろしくな」

簡単な自己紹介を終えて―――

(無断欠席でもしたら除籍するべきか・・・)

そう考えた時だった。

いきなり教室のスライドドアが大きな音を立てて開いた。と同時に赤い何かがものすごい速さで滑り込んできた。

 

 

「すみません遅れました!!」

 

 

その正体は―――血塗れになった緑谷出久だった。

なんとスライディングという見たことの無い教室の入り方を見て俺は少し驚いてしまった。生徒達は全員絶句していたが。

いや、それよりも聞くことがある。

「・・・なんでそんなに血塗れなんだ?」

「ああ、20人位のヴィランが空から奇襲してきたので、色々手こずってしまいました。結構傷負ってしまってこんなことに・・・」

「一人でそんなに相手をしたのか?」

「ええ、まあ。幾人か遠距離から攻撃してきたので倒すのに時間がかかって」

嘘だと思いたい。だがその服が事実を証明してしまっている。

「・・・まず保健室に行って、傷をばあさんから見てもらえ。それから体操服に着替えてグラウンドに来い」

「あ、分かりました」

そういうと緑谷は袖の中からおぞましい色をした細長い触手を出して、学校のバッグに巻きつけ、自分の席の所に置く。そして早足で出て行った。

「あー・・・お前ら、早速だが体操服を着てすぐにグラウンドに集合だ。急げよ?時間はすぐに減っていくんだからな」

そういって教室を出る。

「・・・初っ端から面倒なことになりそうだ」

俺はため息をついた。

 

 

 

 

麗日side

 

さっきは本当にびっくりしたな・・・

まさか受験の時に助けた子が同じクラスだったとは思わなかった。

血塗れだったが。

着替え終わったウチは運動靴には着替えて、グラウンドに出る。

 

「あとちょっとだ!行くぞ!」

『応ッ!!』

「っ・・・学校にまで来やがって・・・!」

 

何人かの知らない人たちに囲まれた出久ちゃんがいた。

「どうしたの出久ちゃん!?」

「なっ!?なんでこのタイミングで・・・!」

「お?良い人質見つけたぞ!」

「ひっ!?」

凄い速さで知らない人達の中の一人がこちらに走ってきた。

逃げるべきだ。そう分かっていても、なぜか足が竦んで動かない。

(早く、早く逃げなきゃ―――)

「それ以上近づくな。一歩でも近づいたらその首掻っ切るよ?」

いつの間にか出久ちゃんがウチの前に居た。両手の鋭い爪を構えている。

「はっ、馬鹿だな。そこにいたら攻撃の良い的になるだろうが」

「そんなの分かってるさ」

「じゃあなんでそこにいる?そいつを守る為か?」

「そうだよ。僕個人のことに巻き込んで死んじゃったら取り返しがつかないからね・・・そろそろ不味そうだ。耳をしっかり塞いで。大丈夫、すぐに終わるから」

「あ、うん」

なにをする気だろうか・・・そう思った時だ。

 

「グオオオオオオオオオオオオオオオッッッッッ!!!!!」

 

まるで、怪物が上げるような咆哮が空気を震わせながら轟いた。

「あっ、に、逃げるぞ、逃げなきゃ、まだ俺は死にたくないんだ!」

「わああああ!!怖いよぉ!ママぁ~!」

「逃げるが勝ちだ、撤収ーーーッ!!」

さっきの態度はどこへやら、スタコラサッサと逃げていった。

塞ぐのをやめたウチは恐る恐る聞いてみた。

「今の大声、出久ちゃんの?」

「うん。あんまり怖くなかったかな?」

初めて死の恐怖を感じるほど怖かったよ。

狂気の叫び(マッドネスシャウト)っていうのだけど・・・あんまりインパクト無いよね、ふふ」

インパクトありすぎだよ!!

「お、やっと先生達来たみたいだ。放課後、また話そうか」

「う、うん・・・」

なんかいろいろ凄い人だったな。

というか、受験の時となんか性格が違うような?

 

そのあと体力テストが実施され出久ちゃんは案の定一位を獲った。

 

 

 

 

 

「やっぱりウチの個性戦闘には向いてないなぁ・・・テストも真ん中くらいだったし」

「何言ってるの?それ上手く使いこなせば人一人簡単に殺せるほど強いシロモノじゃないか」

「しれっと怖い事言わないでよデクちゃん」

放課後の帰り道、デクちゃんと話したら、普通に打ち解けた。さらっとえげつない事言うことあるけど。

あ、デクちゃんってのは爆豪君がデクって呼んでるのを教えてもらって、なんか頑張れって感じがしたからそう呼ぶようになった。呼ばれてる理由は出久がでくとも読めるかららしいけど・・・本当かなぁ?

「ねえ、デクちゃん。あの触手みたいなのって個性だよね?」

「違うよ。昔倒産した外国の大手製薬会社【アンブレラ】が開発したウィルスが投与されて、僕の体がそれに適応してしまった結果さ」

「・・・ウィルス?」

「話せばちょっと長くなるし、あんまり気持ちのいいものじゃないけど・・・聞く?」

「うん、教えて!」

「分かった。まずウィルスのことから話すね―――」

好奇心で聞いてしまったのだが、それはあんまりと言う言葉では収まらない、まさに吐き気を催すような話。

ただ、それは絶対に知っておかないと後で後悔する、とウチの勘が告げていたので、もう少し深くそのことを掘り下げた。

「聞きたいならいいけど、出来れば他言無用でお願い」

そう言われてから語られたのは、ウィルスによって変異する【クリーチャー】のことだった。

「・・・デクちゃんは本物見たの?」

「写真だけどね。見た時は正直ウィルスの恐ろしさを思い知ったよ」

ここまで聞いて分かったことは―――デクちゃんはその危険なウィルスを持っていて、適応しているということだ。

「ウィルスを投与したその人、なんでデクちゃんにやったんだろうね?」

「そこが全くわかんないんだよね・・・あの人の考えてることが分からないせいで意図が全く掴めないんだ」

「ふーん」

腕を組み、下の一点を見つめながらデクちゃんは考えている。

「害があるわけじゃないんだから、そんなに気にしなくてもいいんじゃないかな?」

「害はあるよ。朝のこと、覚えてるよね?下手をしたらウィルスがヴィランにわたるかも知れないんだよ。そんなことになったら・・・」

そんなことになったらどうなるか。デクちゃんの話を聞いたからこそ、その答えを想像するのは容易かった。

「麗日さんなら大丈夫だと思ったから話したけど、くれぐれも容易に人に話さないでくれるかな」

「もちろんだよ。笑い話じゃないしね」

本当に、笑い話にならない。それほど危険な秘密を知ったんだから。

「うん、お願いね。じゃ、また明日!」

「またねデクちゃん!」

遠のく背中を見送りながら、呟く。

 

 

「アルバート・ウェスカーって、あのヒーロー協会の【自由人幹部】って呼ばれてる人のことだよね・・・?」




麗日さんなら秘密を守ってくれる。そう踏んではなした緑谷。
B.O.W.のことや、タイラント(人類の切り札)のことも話したのは、知っていることで、麗日さんの個性を使った対応が出来るから。(投げ飛ばしたり、他のクリーチャーにぶつけたり)ほかにも理由諸々あるけど割愛。
今回はドロッチェの出番なかった・・・次は絶対出す。

おまけ・緑谷の保有するウィルス
始祖ウィルス・Tウィルス・Gウィルス・T-Veronicaウィルス・ウロボロスウィルス・強化型C-ウィルス
こんなとこでしょうか。ウェスカーが()()に色々投与したせいなのか、変異を自分で操れて、なんか自我も残ったという・・・体内でなんか融合とかなんとかしたんじゃないでしょうか。特性は変わってないけど。(テキトーですみません)
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