Steins;Gate~SG世界線編~   作:グゼット

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Steins;Gateが終わってしまったので2次創作書いた次第です。
初心者なんで色々お察しですが気にしないでください。
少しネタバレも有るんで気になる方はブラウザバックを推奨します。
続きは...解らないです。
多分書きます。
あと、タイトルは適当です。


混沌世界のシンギュラリティ

これはとある男の物語。

 

「ああ、俺だ。奴等は既に天気まで操る力を手に入れたようだ。何?!知っていただと?!なぜその事をもっと早く知らせんのだ。ああ、報連相を怠ってもらうと困るんだ。ともあれ、無事であれば良いのだ、これからは頼むぞ。エル、プサイ、コングルゥ。」

 

そう言い終わると、男は真っ黒な画面の携帯電話を無造作に白衣のポケットに入れると、カラッとした青空を仰ぎ見た。付近にある電気店からは天気予報士の「今日から1週間は晴れ、所により曇りとなります。また、気温は35度を超えるため外出する際は水分を持つことが好ましいでしょう。」という声が聞こえ、男は項垂れる。こう暑い日が続くと痩せていても汗が出続けると敵わないのか、男は水分補給のためか鞄から取り出したDr 〇epperを空け1/3ほど飲み干す。

「やはり、知的飲料は素晴らしい。それにしてもこの熱さは何なのだ。」そう呟きながら、ペットボトルのキャップを閉めていると、辺りからは暑さを物ともしないような女子高生であろう服を着た女性達の多数の勧誘の声が聞こえ出してきた。その中を誘われないよう歩を進めていたが、その内の1人からとうとうお呼びがかかった。

「御兄さん、御兄さん。ウチの店のクレーンで遊んでいかない?あとその白衣目立つから着ない方がいいよ。」そんなことを言い、近付いてくる女性に対し「白衣の素晴らしさが解らぬとは人類も堕ちぶれたものだな。待っていろ、俺が貴様達を始末してやr、イタタタタ、誰だ我が耳を引っ張るのは、って何だクリスティーナではないか。どうした、構ってほしかったのか?それならそうと」

 

「誰が構って欲しいなんて言った。あとティーナて言うな。お前がわざわざ電話で呼び出しといて来ずに、こんなところで講釈垂れてるなんてどういうことだ。」

 

そう言い終わると、男にクリスティーナと呼ばれた20歳前後の少女は反対を向いて歩き出した。

「待て、話せば分かる。」そんなことを言いながら、少女の後を走るように着いていく男の姿がそこにあった。少女はこれに対し「鳳凰院さんはラボメンのことなんてどうでも良かったんですね。分かります。」と呟きながら足早にラボに歩を進めていた。

 

鳳凰院と呼ばれる男・岡部倫太郎が「あれは、機関による仕業なのだ。仕方無かろう」などとぼやくのに対し紅莉栖は「はいはい、妄想乙」と悪態を付きながらも返しているところを見るとそこまで仲も悪くないようである。

 

暫くその様なやり取りをしている内に少しばかり古ぼけた雑居ビルが現れる。どうやらラボと言われるものはこの雑居ビルに在るものと思われる。2人が階段を昇り始めた頃に下から「岡部!!、さっさと家賃払えー!!出来なけりゃ家賃上げるぞ」と怒声が聞こえだし、岡部はヒッと小さな声で出しながらも「その様なことには屈しないぞ、ミスターブラウンよ、 フゥーハハハ!」と叫び、階段を駆け昇っていった。紅莉栖はそんな岡部の後ろ姿を見ながら溜息を付き階段を昇っていった。

 

2階に上がると其処に在るのは「未来ガジェット研究所」。そう、此処はかつて彼が始めたサークル。当初こそ岡部と幼なじみの椎名まゆりしか居なかったものの何時の間にか8人と手狭な部屋にしては大所帯となっていた。岡部が勢い良く扉を開けると中から何やら野太い声と年端もいかぬ少女の声が聴こえてきた。

「トゥトゥルー」「オカリン、またブラウン氏に怒鳴られてただろ。只でさえ、騒音とかで迷惑駆けてるのに家賃滞納までするのは良くないと思われ」

「クッ!!!機関がミスターブラウンどころか我が右腕まで手駒にしていたのか、何?!我々の半分が機関のエージェントだったと?!!奴等め、侮れんな。貴様はどうなのだ。ああ、そうか。エル、プサイ、コングルゥ」

 

デスクトップに向かいながら言っている男を気にせず、岡部は携帯電話をポケットに入れながら記憶を辿っていた。

そう、このSG世界線で良かったのだ。まゆりも紅莉栖も皆生きていて、第三次大戦なんて起こらないこの世界で。

「オカリン、オカリン。最近ボーとしすぎじゃね?」

そんなことを言われて我に帰ることとなり、思い返してみるとそんなことが多くなってしまっているのかと思っている。

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