飛鳥ちゃんが厨二系オリ主とぐだぐだ話すお話   作:hotice

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皆そんなに後輩ちゃんと飛鳥君のバトルが見たいの?俺は書きたいです。なんで書きます。ほんへには後輩ちゃんは出ないと思うから許してね。(小声)


6話

 前日、立夏とプールに遊びに行ってきた。

 その事のついて、オフィスの敷地内にある346カフェで新田先生と文香さんに連絡と相談をしに来たのだ。

 

 「それで飛鳥ちゃんどうだった?楽しかったかしら?」

 

 「ああ、とても楽しかったよ」

 

 新田先生からの質問に、頷いて返す。

 え?なんで新田先生なのかって?

 いや、この人から立ち上る恋愛力が分からないのかい?自称恋愛強者なんかとは比較にならない程の真の恋愛強者感オーラ。

 男心を知り尽くしたうえで、女子を敵に回すことなく、男からの評価を上げる術を知っているタイプだ。しかも男心を理解しながら、計算せずに素で最善を実行できるタイプでもある。

 間違いない、恋愛における最強格だ。

 先生呼びもせざるを得ない。

 

 「そう、それは良かった。

 で、水着はどうだったの?」

 

 わざわざお二人にも選ぶのを協力していただいた水着だ。いや、まあ文香さんは顔真っ赤にしてあわあわしてるだけで、基本新田さんのアドバイスを聞くだけだったような気がするけども。

 それで新田さんおすすめの水着の中から、僕の好みの物を選んだわけなんだが。

 

 「うーん、どうなんだろうね・・・。色々と確かに褒めてくれはしたけども、新田さんの言ってた程の反応は無かったかな」

 

 「へえ、そうなの?飛鳥ちゃん程かわいい女の子の水着姿なんて、男子中学生なら絶対に気になると思うんだけど」

 

 「でもいつもと同じ様な態度だったんだが・・・。

 やっぱり胸か、胸なのか?」

 

 「ふふっ、きっと恥ずかしいからいつもと同じように振舞ってるだけね。

 それに胸に関しても、年齢を考えれば十分に平均以上はあるから大丈夫よ。まあここにいる子はやっぱりそこそこ大きい子が多いからちょっと不安になるのも分かるけどもね」

 

 大きい胸か・・・。

 346プロですぐさま仲良くなった子の事を思い出す。

 神崎蘭子、同じ中二仲間の子なんだが、こいつ中学生の癖にでかい。服の上からでも分かるくらいでかい。

 あれで同じ年っていうんだから世界は理不尽だ。

 確かにクラスの同級生と比べてそこまで小さい訳じゃないが、やっぱり気になる。

 

 

 それと立夏のあの反応は照れ隠し、なんだろうか?

 新田さんは心配ないって言ってたけども、どうにも立夏の反応が気になる。

 なんだろうな、この感覚。妙に慣れてるって感じか?

 僕の水着がどうこうって感じじゃないのが、すごく引っ掛かる。

 いやまあ、多分僕の勘違いだとは思うんだが。

 後、そこまで露出の多い水着じゃあないとはいえ、新しい水着を着るのはそれなりに恥ずかしいんだから、もうちょっといい反応してくれてもいいじゃないかと思う。 

 

 

 その後も色々と根掘り葉掘り新田さんに昨日のことを聞かれた。

 え?文香さん?うん、なんか首を振るだけの機械になってたかな。

 

 「ふうん、ねえ飛鳥ちゃん、立夏君の写真とかってある?」

 

 「一応はあるけれども・・・」 

 

 ある程度話を聞き終わった新田さんが、何かを考える様に顎に手を当てる。

 とりあえずこの前行ったカラオケの写真を見せる。

 

 「ええと、この僕の左にいる奴が立夏かな」

 

 「うんうん・・・・・」

 

 「へえ、結構かっこいいですね」

 

 新田先生は写真を見て、さらに頷き始める。

 まあ、芸能人なんかを見慣れている二人にしてみればあれだろうが、普通にかっこいい範疇ではあるんじゃないかな。クラスの女子でもなんかそういう認識はあるし。

 後だから文香さん、その反応はちょっと不安なんですけども。 

 

 「・・・・立夏君って勉強も運動もできるのよね?」

 

 「まあどっちも学年トップクラスですね」

 

 「話聞いてる限り結構気遣いも出来るのかな?」

 

 「ええ、割とさりげない気遣いはしてくれますよ」

 

 「多分だけどもあまりがっつかないわよね?」

 

 「そうですね、ガツガツはしてないです」

 

 どんどんと断言してくる新田先生に答えて行くたびに、先生は困ったという顔をする。

 そうなんだよ。それにすごく困ってるんだよ。

 

 「立夏君、これで中学生だったら絶対にモテるわよね?」

 

 「うん、そうなんだよ。まだ周りからは話題になってる程度だからいいんだけど」

 

 「確かに、普通の男子中学生に比べたらすごく好印象ですよね」

 

 新田先生の推理に全力で同意する。文香さんも同意の様だ。

 半ば猿みたいな男子の中で、立夏だけすごい落ち着いてるんだよな。なんていうか男子特有の厭らしさがない。

 それで優しくて人付き合いだって良い。うん、どう考えても人気株だ。

 

 「んー、でも飛鳥ちゃん的にはまだ告白するつもりはないのよね?」

 

 「・・・・・まあ、そうだね」

 

 正直なところ、恋愛感情って意味で好きと言えるかは自信が無い。気になってるくらいの関係だ。

 ただ立夏とは趣味も合うし、気だって合う。別に気になるような点も無いし、むしろ好印象の塊だ。

 ・・・・うん、これでそういう気がないなら彼氏の存在に興味が無いってレベルだろ。

 周りの女子程、きゃいきゃいとした恋愛をする気はないけども、僕にだってちょっとくらいの興味はあるんだ。

 

 と言っても、まだ告白する程の気はないんだけどね。

 それに一応向こうの方から告白してもらいたいっていう気持ち位はあるんだ。多少乙女チックだけども、別にいいじゃないか。

 

 「けど、プールに二人で遊びに行くような関係なら大丈夫だと思うんですけどもね」

 

 文香さんがぼそりと呟くように言う。うん、まあいい関係であるとは思うんだけど。

 たまに立夏からも遊びに誘ってくれるし。

 

 「そうね、あまり心配はしないでいいと思うわ。

 一応文化祭とかで狙う子が出ないか位は注意しておいた方がいいかもしれないけれど」

 

 な、成程さすがは新田先生だ。文化祭の事は考えていなかったが、確かに狙う子が出てくるかもしれない。

 ちょっと注意しておかないといけないか。

 

 「でも、焦らないでね、飛鳥ちゃん。

 多分仲良く立夏君といれば自然とそういう関係になると思うわ。

 

 応援してるから頑張ってね、飛鳥ちゃん」

 

 「私も応援してますから」

 

 新田さん達はそう言ってファイトのポーズをする。

 勿論だとも、任せておくれ。

 

 「争いごとに負けるつもりはないさ。アイドルも恋もね。

 生憎苦い敗北の味は苦手なのさ」

 

 

 

 ・・・・・・・・・・。

 ・・・・・・・。

 

 いぎりすにいったりつかから、めっせーじがきたんだが。

 いろいろとろんどんをたのしんでるようでいいとおもいます。

 

 ところで、なんだが。りつかさん、ずいぶんうれしそうにましゅさんとのことをかいてるけども・・・。

 ましゅってだれだ?

 このしゃしんにうつってる、かためおっぱいちゃんか?

 

 え?

 ・・・・・・・・・・・え?

 




ちなみにふみふみは、趣味の合う後輩を見つけて、割と気に入りました。なんで、アイドルとしての面倒を見たりと世話を焼いてるんですね。
そして恋愛経験値がないのに恋愛相談を受けて、置物になってます。
新田さんは、恋愛相談が楽しいようです。(王者の貫禄)



あとネタバレはしたくないんですが、これだけは一応。
1、この話は飛鳥ちゃんカワイイヤッターのお話なので、飛鳥ちゃん大勝利で終わります。
2、ハーレムは作者が嫌いなのでないです。
つまりはそういうことです。後輩派の方はすみません。(超小声)

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