キャラ紹介は原作風となっております。
アンサング・ドール | 異形種
[アインズ・ウール・ゴウン]
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Unsung・Doll
[ainz ooal gown]
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心優しき堕天使
(TRPGシナリオ『讃えられざる人形』より)
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役職――――至高の41人。
住居――――不定。
属性――――善良―[カルマ値:200]
種族レベル―天使――10lv
大天使―10lv
天使長―10lv
堕天使―5lv
職業レベル―パラディン―10lv
ワルキューレ/ツインソード―5lv
クレリック―10lv
サモナー―15lv
ほか20lv
[種族レベル]+[職業レベル]―計100レベル
種族レベル―35
職業レベル―65
能力表(最大値を100とした場合の割合)
HP(ヒットポイント):80
MP(マジックポイント):85
物理攻撃:90
物理防御:65
素早さ:90
魔法攻撃:80
魔法防御:55
総合耐性:85
特殊:98
解説
容姿は本人曰くめちゃくちゃ気合を込めたとのことであり、首に少しかかる程度で切りそろえられた白銀の髪と何も知らない人が見ればやや心配になるレベルの細身の体が特徴。キャラ作成の際に本人がイメージしたのは人形の素体とのこと。一見すれば人間にしか見えないが、彼女の外見はいうなれば見せかけの外皮のようなものであり、彼女の体に裂傷の類の傷をつけることが出来れば、彼女の本体である結晶によって作られた歪な人形が覗くだろう。とはいえ、外皮にも一応感覚は通っており、モモンガなどのアンデッドとは異なり五感は正常に機能しているため飲食も可能。顔面も魔力で動かすことが出来ないわけではないが幻術をかけっぱなしにした方が割と思い通りに動かせるため、異世界に転移してからは基本的に幻術を展開している。天使としての力を行使する際には結晶で構成された3対6枚の翼が展開される。
あまのまひとつとタブラ・スマラグディナによって作成された設定てんこ盛り堕天使装備を常に装備している。見た目としては女騎士がでてくるアニメなどにありがちな鎧のくせしてお前それきちんと守れてるのかという感じのところどころ素肌が見えている軽装の鎧。天使長の装備する鎧がそのまま闇落ちしたらどうなるのかというコンセプトのため、全体的には白銀の装甲を主体としているものの、所々に暗い紫色がアクセントとして用いられている。
防具のレパートリーとしてはこれ以外に攻略用の神器級装備一式とペロロンチーノからプレゼントされた何故運営にBANされないのか不思議でならないほど露出が高い痴女装備を持っているだけであり、その分メイン武器である双剣に関してはかなりの種類を持ち合わせている。
当初のコンセプトはたっち・みーによって鍛え上げられたアンサングのゲームスキルを最大限活用できるよう「当たらなければどうということはない」を体現した回避主体の超近接特化型キャラビルドだったが、稼ぎがメインになっていくに連れて範囲攻撃魔法や召喚魔法を取得した結果、稼ぎには最適なもののやや器用貧乏感が否めないビルドとなった。
堕天使のクラスは既に習得してある天使系の種族レベルに応じてステータスが上昇するという特殊なクラスではあるが、わざわざその為に5レベルを割くほどではないということでそれほど人気の種族ではない。
現実世界では超がつくほどの勝ち組であり、幼少期からお嬢様として勝ち組街道を爆走してきたような経歴を持ち現在では若くして大企業の女社長という身分についている。その上本人は認めないが要領も非常に良く、大体のことはそつなくこなせてしまう。が、父の会社を書類上で継いでからも基本的な業務は父が行い、自身は体のいい広告塔として利用される日々であったため、現実での彼女はさながら父の操り人形だった。自分の意志はほとんど自由にできないにも関わらず他の企業と顔を合わせて話すことが多い身分のため、他人の顔色を伺う能力とストレスだけが加速度的に溜まっていった。そんな彼女の様子を見かねた古い付き合いであるたっち・みーに誘われてユグドラシルを始め、3日でのめり込んだ。彼女のキャラには親の操り人形でしかない自身への皮肉と、せめてゲーム内だけでもその操り主に抗いたいという願いが込められている。
ギルド「アインズ・ウール・ゴウン」の中では比較的後期に加入したプレイヤーであるということと、こういったゲームが初めてであり、他の人よりもかなりしっかりとした敬語を使っていたためかギルド内では出来る後輩キャラを確立し、いい感じに愛されるポジションを獲得した。モモンガ以外で仲が良かったプレイヤーは数少ない女性プレイヤーである餡ころもっちもち、ぶくぶく茶釜、やまいこ。自身のキャラのコンセプトを話した際に何かが琴線に触れたのか会話が多くなり、アンサング・ドールを題材としたTRPGシナリオを作るまで至ったタブラ・スマラグディナ。たっち・みーをどうにかして倒すために究極の一振り作成に付き合っていた武人建御雷。ギルド同士の衝突などに備えて話すことが多かったぷにっと萌え。女性プレイヤーの中では唯一エロに異様に寛容だった(本人曰くここまで開けっぴろげだとむしろ好感が持てる)ためか何故か馬があったペロロンチーノ。もともと自然に興味があった彼女にユグドラシル内の絶景やアウトドアを教えてくれたブルー・プラネット。
ゲームをストレス発散のためのツールと見ている部分があるせいか出来る後輩キャラに反してプレイスタイルは脳筋そのものであり、戦術面に関しては知的な部分は欠片もない。だが、ギルドの運営やギルド同士の衝突。または人間関係などに関してはぷにっと萌えですらドン引きするほどの頭の回転を見せ、敵対ギルドを戦闘無しで内部崩壊させたこともあるほど。そんな彼女ではあるがアインズ・ウール・ゴウンの運営にはそれほど関わらず、各個人の考えを尊重する立場が主だった。
ギルドメンバーが減ってからは自分を責める言動が増え始めたモモンガを気遣ってか敬語を外して彼女の対人能力を総動員してモモンガとの距離を縮めた。霊廟作成にも付き合っており、モモンガと比べて芸術的な面では秀でていたため霊廟の各プレイヤーの像、アヴァターラの作成は彼女が行った。それに加え、霊廟の最奥にとある施設を作り、彼女が唯一作成したNPCもそこにいるが、その詳細はモモンガしか知らず、守護者を始めとした者の場合統括であるアルベド以外は存在すら知らない。
元々昇進によってユグドラシルすらプレイできないほどに多忙の身となっていたたっち・みーと彼の妻以外にはそれほど親しい間柄の人物もおらず、富裕層の人間であるにもかかわらずウルベルト・アレイン・オードルと同程度なのではないかと言うほどに世界に失望しきっているためリアルへの未練はほぼない。
一度はこういう設定書いてみたかったんですよねぇ。気になる所がありましたら感想欄などで言及していただけると幸いです。