しかし、聖龍はある存在に協力を得るのだった……
主人公は、オリジナルです。
なを、まだ未登場キャラも多数参戦です。
絶望幻想曲(聖龍)
「はあ、はあ、はあ、はあ………ふぅ、巻いたか?」
肩で息を整え、壁に寄りかかりながら呟いた。
「くそ~~、ダークめ……あとで覚えてよ」
青々とした、ある晴れた日の出来事。
しかし、聖龍は裏道(通称・犯罪者の巣)にいた。
今から、一時間前のジョートショップで起きた出来事――
手っ取り早く言えば、昨日の夜に、俺(管理者)に出会った聖龍に、
「聖龍、ちと後ろ向いてくれない?」
「別にいいけど……?」
そうして、後ろを向いた時に、偶然開発した「猫にナレ~ル」を思いっきり振りかぶり、ビンごと後頭部に叩きつけてやった。
そのせいで、めちゃめちゃ可愛い猫になっていた。
しかも、気づいた時にはさくら亭にいて、ダークが――
「この猫を捕獲した者に、自分の欲しいものをプレゼント♡」
などと言うもんだから、皆の目が「狩る者」の目となり、皆から追いかけられていた。
回想終りょ――
「いた――!」
ピートに見つかった。
「やべ!」
すぐさま駆け出した聖龍。
それを追いかける、ピート、マリア、リンゴ戦士、ゴーリキー、ほか数め――
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド………。
訂正、数十名でした。
「ちょっとマテ――――――!!!!てか、リンゴ戦士はともかく、ゴーリキーは、ポケ○ンだろ!」
この時、裏道から、爆音や断末魔などが聞こえたという……。
<とある部屋の中>
ここは、カーテンが締め切ってあり、部屋の真ん中にテーブルと椅子だけが置いてあり、テーブルには、今さっきの状況が映し出されている水晶と、何故か小説用原稿用紙、インクとペンが置いてあった。
そして、水晶を観察している黒いフードを被った者が言った。
「ふふふふふふふ……、さあ、逃げるがいい聖龍よ。……そして、わg――」
「何やってるんだ、ダーク」
「うおおおっ!って、ライか……、脅かさんでくれよ」
後ろから不意打ちの如く、声を掛けた。
「またやったか…」
「まあ~ね♪」
と言いつつ、原稿用紙に文字を書いていく。
「何書いてるんだ?」
「聖龍の、今後の出来事」
「つまり、ある程度のことは、その通りになると」
呆れつつ、ライは言った。
「ああ、これほど面白いことは無い」
「今まで知っている、SSの中では、初の試みじゃないか?」
「ああ、多分ね」
そう言うと、ライは肩をすくめて部屋を出て行った。
(しかたない……、同じ釜の飯を食った中だしな、助けてやるか)
イレギュラーとは、何時起きるか判らない。
「いたか!?」
「いや、こっちには…、第08小隊は!」
「いませんでした!」
「く、仕方が無い……、カルボナーラ小隊を出せ!」
「了解!」
<場所はさくら亭>
聖龍捕獲団団長:紅蓮
聖龍捕獲団副団長:ケルベロス・R・ガオークス
現在紅蓮は、マリエーナ王国第五騎士団長・第三王女護衛総隊長である。
なを、この日は休日で遊びに来ていた。
ちなみに記載するが、普通の人間は日帰り出来る距離ではありません。
「くそ、まだ見つからんのか!」
テーブルを叩きながら、紅蓮は吼えた。
「こら!乱暴に扱うなら出て行って!」
続いてパティが、唸る。
「あ、すんません」
そして、誤る。
(団長として、大丈夫か?)
ケルベロスはそう思いつつ、通信旗(つうしんき)で、状況を把握していた。
ここで『通信旗』について解説――
『通信旗』とはマジックアイテムの一つで、名の通り旗で通信できる優れ物だが、魔力の調整や距離感などの問題で、正式なアイテムとならなかった。
それを、前に魔法ギルドに遊びに?行った聖龍が、貰って改造したものだ。
そして、旗に『001/P-002~010』と書き込めば、周波数のかわりとなり、選んで通信できる改造をしたのである――
そして、伝言が届いた。
『こちらさくら亭第01部隊関東連合族小隊、本部、応答願います!』
「こちら本部、何が起きた」
『はい、聖龍が野良猫たちと手を組んで、奇襲をかけられました!』
「なんだと!?」
本部に動揺が走った。
「それで被害状況は!」
『はい、全員ケガはありませんが……、第五天使・アルスタードに、拘束魔法で動きを封じられてしまいまして、動くことが出来ないんです。』
「あいつ、十二天魔を使いやがったな……」
少し考え――
「救援部隊を送る。その後、さくら亭に戻れ」
『了解です』
そして、通信は終了した。
<さくら亭・外 。
「天使まで使い始めたのかよ……、しゃあない早めに助けにいくか………」
さくら亭本部の通信を傍受したライは、すぐさま作戦を早めることになった。
こうして、エンフィールド最大の珍事件の幕開けとなった。
100%続く!
突発的に筆を走らせました。
ちなみに、まだ続きます。
なを、十二天魔とは、天使12人、悪魔12人、計24人で構成されている。
あと聖龍は、四竜王、秦緑十結集がいます。
協力した猫は、秦緑十結集の一体・ネコマタである。
紅蓮のマリエーナ王国第五騎士団・第三王女護衛総隊長で、第五騎士団とは、主に特別任務や魔法研究など、様々な事柄をこなしている、云わばエリート部隊の隊長ということになる。
まあ、王々の力を持つ者だから、当たり前ですが。(苦笑
END
制作開始:2005/9/9くらい~2005/9/18
打ち込み日:2005/9/22
公開日:2005/9/22
改正日:2005/11/20
変更日:2008/10/23
訂正日:2006/2/13