既に自警団は、三日目に全滅した。
そして……
――あれから三日目、聖龍は何とか猫の姿から元に戻ることができたが、未だに追われてます。
そのせいか、自警団も動いているそうだったけど…全滅したそうな、しなかったとか。
三日目からは、姿を見ませんでした。
しかし、相変わらず全力で逃げる猫を、何度か目撃しました。
その時は、あの猫が聖龍君だったなんて…、ちょっと驚きです。
明日は、聖龍君を助けないと――
<シーラ・シェフィールドの日記の一部を抜粋より>
絶望幻想曲(シーラとアリサ)
「うう、……朝か」
木の上で休憩していたつもりだったが、何時の間にか寝ていたようだ。
「ふあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん、ふぁん。……さて、行きますか」
こうして、四日目の戦いが始まった。
<ジョートショップ>
「おはようございます、アリサさん」
階段から降りてきて、台所に居るアリサさんに挨拶をした。
「おはよう、ライ君」
「おはよーッス!」
「テディもおはよう」
「何で僕だけは、いつもあと付けのような挨拶なんッス?」
半べそになりながら、ライに抗議の声を上げた。
「気のせいだ」
即答する。
ただし、目線を逸らしながら言ったので、説得力が無い。
「うわあぁぁぁぁぁぁぁぁん、ご主人様~!」
泣きながら、アリサさんに飛びついた。
「あらあら、ライ君もそんな意地悪しちゃ駄目よ」
子供を注意するような言い方で、言い聞かせた。
「すいません、アリサさん」
何時ものような朝の出来事だが、アリサさんは内心心配しているようだ。
(やはり聖龍が居ないせいだな……最近になって、アリサさんを『母さん』と呼ぶようになったからな……)
そう思いつつ、朝ごはんが置いてあるテーブルに付いて――
「大丈夫ですよ、アリサさん。聖龍には、十二天魔やシーラがついてますから」
アリサさんを安心させるために、淡々と語った。
「そうッス!聖龍さんには、王々の力があるッス!」
テディも、合わせてくれた。
「そうよね。……そういえば、こうなった原因は?」
「うッス!ダークバスターさんのせいッス」
テディが、アリサさんの質問に速攻で答えた。
(テディのバカヤロー!!!!)
その言葉を聞いたライアングス・ドラグァードは、質問に答えた魔法生物に心の中で暴言を吐き、身を強張らせた。
そして――
――ゾク!
店の半径(アリサさんを中心に)30mは、高密度な殺気に見舞われた。
一般人なら、そく気絶ものである。
「……そう、ダークバスターくんのせいで……」
邪竜ですら、裸足で全力疾走して逃亡するくらいの、めちゃくちゃ低い声を発した。
ちなみにテディは、既に気絶していた。
「ライくん」
「は、はい!何でしょうかアリサ様!」
不意に声を掛けられたので、慌てて返事をしながら席から立ち上がった。
「場所、わかる?」
「申し訳御座いません!」
そして、土下座しながら謝った。
「……そうですか、仕方がありませんね」
そして、ライは恐る恐る顔を上げると、いつの間にかアリサさんの右手には、死神の鎌・ディア・ネクロ・デスが装備されていた。
「"¦≒∑∮√∠⊿⊥⊿∵∩ЭШЦЙИ!!!!!!」
ライアングスは、恐怖の余り錯乱した。
ライアングス・グラグァードのステーサス
LV:25
HP:356
MP:249
状態:混乱
アリサ・アスティアのステーサス
LV:456
HP:983567
MP:10023578
状態:正常inバーサーカー
「ライ君」
「あ、ああああ、あはい……」
声を振り絞り、震えながら返事をした。
「留守番、お願いできるかしら?」
ライは、首を縦にもの凄い勢いで、振った。
「ありがとう、じゃあお願いね」
そういうと、外へ出て行った。
『あ、アルベルト君、そんなところで何を?』
『い、いえ、ライアングスに用事が…あ、ありまして』
(あいつも、アリサさんの殺気に驚いてるな)
『ライ君なら家にいるから、それじゃ』
『は、はい』
数分後、アルベルトが入ってきた。
「お、おい、アリサさん……どうかしたのか?」
「ダーク(管理者)が、聖龍にバカやった」
「……………今日は、あいつの命日か?」
「それは無い。奴のことだ、既に手は打ってあるはずだ」
ライも少し落ち着いたのか、そう言いながらアルベルトにお茶を出した。
「そうだな、ここまでやっておいて、最後にドジ踏んだなんて……あり得るかも」
「はははは、まさか――」
どおおおおおおおおおおおおおおん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もの凄い爆音があったが、地面などは揺れなかった。
『………………はあ』
二人同時にため息を吐いたのだった。
200%続かないかも
ただいまダークバスター(管理者)は、アリサさんとエンカウント中のため、コメントはありません。
制作開始:2005/9/23一日で制作
打ち込み日:2005/9/23
公開日:2005/9/23
改正日:2005/11/20
変更日:2008/10/23
訂正日:2006/2/13