一応、当時のままで読みにくいかと思いますが、ご了承を。
なお、これにて終了となっています。
「ぐああああああ!」
俺は今、ギアフリード・グアラスパーだった機体に捕まり、電撃を喰らっていた。
多分、時空獣の新種か遺産兵器かのどちらかだ。
一つ分かることが、寄生タイプだということ。
しかし、このまま喰らい続けていると、神経や脳が駄目になる可能性が高くなっていく。
「ぐあああ、ぐっ、あ、が!」
抵抗するが、両腕らしきものでガッチリとホールドされてしまい、脱出もままならない。グラビトンライフルも、吹き飛ばされて衝撃で放してしまい、どこかへ行ってしまった。
今の所、打つ手無し。
このままだと、神経がイカレる前に気絶するのが早いかもしれない。
そう頭の中で過ぎった。
バシュ!
がん――ドガーン!
寄生タイプの背中に、高圧水素弾が直撃した。
その衝撃で、腕の力が弱まった。
(今だ!)
即座にブースターを吹かせ、残り少ない推進剤を全力で使いながら、離れることに成功した。
すぐ閃光弾を放ち、目くらましにした。メインカメラを一時的に、使用不可能にする効果がある。
俺も何度か使い、自滅したことも度々あった。(汗
その度に、エイナにどやされていた。
だが、エイナは今、寄生タイプの中にいる。助けたい。だが、今の持ち手の武器は――
ヘッドの追加装備の小型ビームバルカン
ツイン・ビームサーベル×1
ビームソード×1
圧縮型フォノンナイフ×2
閃光弾×1
グラビトンライフル×1・・・行方不明
あとの武器は、ギアフリード・グラスパーの中だ。
しかも、奇襲をかけたくても敵は、分厚い装甲、優れたレーダー、機動性などいくつもあるが、最大の問題が俺の中にあるエネルギー残量だった。
すでにエネルギーは、イエローからレットゾーンに変わろうとしているのだ。不意を付く以外方法は無い。
「ダーク、大丈夫か!」
俺の同期のムラカタ・アバライ……後に「斬撃の緑神」(ざんげきのりょくしん)となる人物。
機体カラーは緑がベースとなっていた、武装は大型フォノン・プレートブレード2本がメインとなっている。
ちなみに高圧水素弾を撃ったのは、上官のリュウナ・エスペランス……後に「白銀の狙撃手」(はくぎんのそげきしゅ)となる人物。
「なんとか……だが、エイナは…」
「ああ、わかっている……俺がトドメを指し損ねたばかりに」
ムラカタがそう言うのだから、敵は相当なやり手だとわかった。
このままだとエイナを救出どころか、全滅なる恐れがある為、仕方なく一時退却を余儀なくされ、戦闘区域外で待機していた戦艦「大艦隊丸」(だいかんたいまる)に、着艦することになった。
「……状況は分かった」
大艦隊丸の艦長、ヤマト・スメラギ……後に「不落艦の将軍」(ふらくかんのしょうぐん)と呼ばれる人物。
艦長はおもむろに、ブリッチに通信回線を開いた。
「ダークの補給はどうなった?」
若い女性が出てきた。
「はい、体の修復も終わり、弾薬の補給も完了しています。いつでも出撃可能です」
「そうか……ダークには少し我慢しろ。と、伝えてくれ」
「了解しました」
女性は投げキスをして、通信を切った。
まあ、彼女の癖だが。
「さて・・・・・・どうするか」
艦長は、エイナを助ける案を考え始めた。
……to be continued
公開日:2006/1/30